お父さんが変
【主な登場人物】
ピョン・ハンス:「アッパ食堂」経営/キム・ヨンチョル
ナ・ヨンシル:ハンスの妻、ピョン家一男三女の母/キム・ヘス
チャ・ジョンファン:テレビ局PD/リュ・スヨン
ピョン・ヘヨン:ピョン家長女、弁護士/イ・ユリ
アン・ジュンヒ:アイドル出身の俳優/イ・ジュン
ピョン・ミヨン:ピョン家次女/チョン・ソミン
ピョン・ジュニョン:ピョン家長男/ミン・ジヌン
ピョン・ラヨン:ピョン家三女/リュ・ファヨン
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「お父さんが変」見始めました。
あらすじを丁寧に追うのはやめて、ざっくりのあらすじを紹介して行こうかなと思ってます。
備忘録的に(笑)
よろしければ、ご参考になさってくださいませ。
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第29話~第30話
帰ってこないヘヨンを心配している母。
そんな妻を見かねてユンソクが「ヘヨンはおまえに似て強情だから、おまえが折れてやれ」と諭す。
おまえだって親の反対を押し切って俺と結婚しただろう、と。
帰宅したヘヨンは母を無視してキッチンへ。
それが面白くない母はすぐに追いかけて来て文句。
同居しないなら結婚を許すと言う母に、ヘヨンは「母さんみたいに年を取るかと思うと怖い」と言い出した。
35年前、母さんだって親の反対を押し切って結婚した。
今は愛という言葉がどういう意味かすら忘れたんでしょ。
だから、簡単に結婚するななんて言えるのだ。
ヘヨンがそうまくし立てると、母は返す言葉を失った。
カクテキを漬けるため、店にやってきたユンソク。
店の前で帰宅したジュンヒとミヨンに会う。
元気がない様子のジュンヒを心配する父に、ミヨンは今日の撮影で思うように演技できなかったことをそっと伝える。
部屋に戻ってきたジュンヒは、監督に言われたことを思い返す。
そう。
ミヨンを見ているときの目を「愛する人を見つめてる目だ」と言われたことを。
「ありえない」と笑うジュンヒ。
カクテキを漬ける仕事を終えて戻ってきたユンソクは、ジュンヒが屋上に出る音を聞き、行ってみる。
2人でたわいのない話をしていると、ジュンヒに外国にいる養父から誕生日を祝う電話が入る。
電話が終わったジュンヒに養父のことを聞くユンソク。
ジュンヒは12歳のときに母が再婚したこと、養父はジュンヒと仲良くなろうと努力してくれたこと、それでも母の夫であり、自分の父親だという感覚がなかったこと、いつも母の彼氏と一緒に暮らしているようで気まずかったことなどを話した。
「すまない」と心から申し訳なさそうな顔で謝る父。
慌ててそういう意味ではないと取り繕ったが、父はジュンヒの生い立ちを思い、胸を痛めた。
朝食。
明日が公務員試験の合格発表日ということで、母はジュニョンのために験担ぎのメニューをあれこれ並べた。
ヘヨンが、家族が増え、負担も増えた母のために、週末は食事の支度を交代でやろうと提案する。
ミヨンも食器洗い機の購入を考えていたと提案したが、母は冷戦中のヘヨンが急に自分を気遣うような発言をしたことが面白くない。
やがてヘヨンと母の口論が激しさを増し、ただならぬ2人の様子に兄や妹たちは口をつぐんで見守るばかり。
何かあったのかと聞くと、ヘヨンは顔合わせ会で母がしたことを暴露しようとし、母が「黙りなさい」と怒鳴った。
一方、新居選びのため、不動産屋と電話で話をするジョンファン。
母が文句を言うが、ジョンファンは母と折り合いをつけるのは無理だと悟っていた。
もう時間を無駄にしたくないから、家を出て暮らすと母に宣言。
「おまえの欲が招いた惨事だ」とジョンファン父が妻を非難する。
同居どころか、結婚式にも出られなくなった。
そう言われ、さすがのジョンファン母もどうしたらいいのかと悩み始めた。
ピョン家の家族たちが住む建物が水漏れ。
ユンソクが処置を試みるが手に負えず、業者を呼ぶことになった。
当然家主にも連絡をしなくては。
ジョンファン母はユンソクからの電話に快く応じ、建物へと向かう。
監督に「恋してる目」を指摘されて以来、ジュンヒはミヨンを意識して、まともに目を見ることもできずにいた。
そんなジュンヒを見て、何か怒っているのかと気になるミヨン。
ダジャレ満載のクイズを出して笑わせようとする健気なミヨンです。
「私を見てくれないから、怒ってるのかと思ってました」と言うミヨンに、「いつも見てないだろ」と答えるジュンヒがかわいい(笑)
ヨンシク夫妻はミナの進学のことで悩んでいる。
2年生までは科学高校の進学を希望していたのに、なぜ3年になったら進路を変更したのか。
ミナの気持ちを聞いてみたいが、もし科学高校に行きたいと言われたらと思うと、それも怖いミナ母。
それでも聞こうと言うヨンシク。
無能な親だってことは分かってるけど、息子の気持ちを無視する卑怯な親にはなりたくない。
ミナ母もそれに同意した。
業者が水漏れの修理に入る。
ジョンファン母も到着した。
顔合わせ会以来会う両者は互いに気まずい。
が、「一緒にお茶でも飲みますか?」とジョンファン母の方からヘヨン母に声をかけた。
一歩も譲らないという姿勢は見せつつ、愛し合う子どもたちのためどうにかしなければならないと心の中では思っている母たち。
探り探りの会話の中で、ようやくジョンファン母がスモールウェディングでも構わないと言い出した。
婚礼家具も必要ないし、贈り物も最小限でいい、と。
それなら、1年ぐらいは同居してもいいとヘヨン母も譲歩。
2人の母は子どもたちの結婚を認め、和解の握手をした。
と言いつつ、ヘヨン母は大きな指輪をしたジョンファン母の手をぎゅうぎゅう握りしめ、痛がらせてましたけどね(笑)
ま、とにかくめでたしめでたし。
帰宅したヘヨン母は「結婚しなさい」とヘヨンに告げた。
さっきまでの仏頂面がウソのように満面の笑顔に変わるヘヨン。
家族に祝福される中、ヘヨンは喜びを爆発させた。
一方のジョンファン母も帰宅後、息子と夫に結婚を許可すると宣言。
ヘヨン母に会って、スモールウェディングでもいいと話し合ってきたことを告げた。
思いがけない母のサプライズにジョンファンも大喜び。
母に抱きついてお礼を言った。
今日は公務員試験の合格発表日。
家族が祈る中、もう結果は出たはずなのに部屋からジュニョンが出てこない。
しびれを切らして、ジュニョンの部屋に入る母と父。
そこにはベッドの上でうつむくジュニョンの姿があった。
不安がよぎる家族。
すると、ジュニョンがつぶやいた。
受かった、と。
長年の苦労が実り、ついにジュニョンは公務員試験に合格したのだ。
両親も妹たちも泣きながら、ジュニョンを祝福した。
職場のユジュに報告すると、彼女も大喜びでした。
駐車禁止の場所に1台の車が停まったので、声をかけるラヨン。
車に乗った男性がサッカーのコーチにはどこへ行けば会えるかと聞いてきた。
孫にサッカーを習わせたいのだと早合点したラヨンは、チョルスがいかに素晴らしいコーチかを熱弁。
そんな中、チョルスがやってきた。
男は車を降り、チョルスに「このやろう」と言いながら、近づいていく。
家に連れて帰ろうとする男と抵抗するチョルス。
男はチョルスに暴力を振るい、ラヨンは止めようとして必死で2人の間を割って入る。
が、男はラヨンのことも容赦なく突き飛ばす。
しまいに男の手に噛みついたラヨンだったが、チョルスからこの男が父だと聞かされ、ビックリする。
ユジュは妊婦を理由に仕事が減らされることを恐れ、重たい荷物も平気なふりで運んでみせる。
偶然居合わせたミヨンが見かねて手伝おうとするが、部下たちに弱みを見せたくないユジュはそれさえも断った。
ミヨンが本部長に呼び出される。
ジュンヒと母親違いの兄妹であることを確認されたのだ。
本部長は、ある映画俳優が実の母を見つけたことから、家族のあることないことを書き立てられ、ゴシップ俳優として消えていった例を語る。
ジュンヒが二の舞を演じないよう、この事実を誰にも知られないようにとミヨンに命じた。
電話に出ないミヨンを探すジュンヒ。
ミヨンはデスクにうつぶせになって居眠りをしていた。
そっと隣に座り、自分もデスクにもたれてミヨンの寝顔を見つめるジュンヒ。
無防備な寝顔を見ていると、自然に笑みがこぼれてくる。
目も鼻も口も手もみんな愛しい……。
そのくせはっと我に返り、イスを揺らしてミヨンを起こし、いびきと歯ぎしりをしていたと意地悪を言うジュンヒです(笑)
ジョンファンとヘヨンがレストランでの食事を終えた様子。
席を立ったジョンファンを待っていたヘヨンは食べ過ぎたのか、急にお腹が痛くなってきた。
先にホテルの部屋へ行っているとメールをし、トイレに駆け込もうと扉を開けると、なんとそこには部屋にいないはずのジョンファンが立っていた。
よく見ると、部屋にはバラの花びらがハートの形に並べられ、たくさんの風船が浮かんでいる。
そう、ジョンファンがサプライズプロポーズを企画していたのだ。
とはいえ、ヘヨンのお尻はもう待ったなし状態。
ジョンファンに「そこで待ってて」と言い残し、トイレに駆け込んだ。
サプライズが失敗し、凹むジョンファンだったが、ヘヨンは何も見ていないと主張し、もう1度部屋に入るところからやり直してました(笑)
指輪ではなくネックレスをプレゼントし、幸せのキスを交わす2人です。
公証役場で結婚インターン制に関する契約書を認証してもらったジョンファンとヘヨン。
2人はその足でジョンファンの家を訪れた。
ヘヨンの希望を文書化した同居契約書なるものを、ジョンファン両親に読んでもらう。
問題ないと答える両親。
両親からの要望は特にないということだったので、この契約書がそのまま使われることになる。
全員で拇印を押し、同居契約書が無事締結されたことを拍手で祝った。
__________
ジュニョンの合格祝いの食事会が開かれる。
家族みんなで食卓を囲み、ジュニョンを祝福する中、ヘヨンの結婚式が来週日曜日に決まったことも報告された。
兄と妹たちは祝儀の代わりに余興をやってほしいとヘヨンに頼まれた。
ジュンヒにも来てねと声をかけたヘヨンだったが、ミヨンはジュンヒが家族だということは口外しないようにと家族に頼む。
本部長に命じられているから、と。
とりあえずジョンファンとは知り合いだし、式に出ていても問題ないだろうということになる。
ミヨンはジュンヒに良からぬ噂が立たないよう、変装用の帽子とマスクを手渡した。
ジョンファンがテレビ局の後輩たちに結婚の報告をする。
ジョンファンに片思い中のヨンジが、長い間待ったのにと怒り出す。
ジュンヒが本部長に文句を言いに来た。
本部長が本当に心配しているのは、実の家族のことではなく、ミヨンとのスキャンダル。
妹だと知らないと、誰が見ても怪しいと思うはずだと本部長は危惧しているのだ。
「俺はトップスターじゃないから、誰も俺の家族史になんか興味を持たない」とジュンヒは言うが、本部長は「ドラマも始まることだし、気をつけた方がいい」と改めて釘を刺した。
レッスン室で踊っているミヨンを発見したジュンヒ。
ヘヨンの結婚式で披露する余興の練習をしていたのだ。
ダンスが苦手なミヨンは、アイドル出身のジュンヒに教えてほしいと懇願。
あまりにもヘタクソなミヨンに呆れながらも、ジュンヒが付きっきりでダンス指導をしてくれた。
疲れてフロアに寝っ転がるジュンヒとミヨン。
ミヨンにダンスを教えるのは、演技より難しいとジュンヒが言い、ミヨンもまたダイエットより辛いと笑う。
並んで横になり、笑い合う2人。
はっと我に返り、「アイスでも食いに行こう」と起き上がるジュンヒ。
最近はミヨンに心を奪われっぱなしです(笑)
ユジュの携帯に母から電話。
無視していると、メールが来たが、ユジュはそれも無視した。
すると、今度は会社経由で来電。
部下がつないだ電話の相手が母だと気付いたユジュは、無言で電話を切った。
ユジュは相手が誰か確認もせずつないだ部下を怒鳴りつける。
すると、お母さんからだと言われたからつないだのだと答えた部下。
このやりとりをアートチームのメンバーが気まずそうに聞いていた。
イライラが残るユジュは、出張予定はどうなっているのかと言い出した。
部下が提出した予定表を見ると、ユジュが行くはずだった海外出張が別の人間に変わっている。
とたんに怒り出すユジュ。
妊娠中だから配慮したと答える部下に、余計なお世話だと言わんばかりにキレまくった。
食堂で1人食事をしていたユジュ。
同じく1人でやってきたミヨンがユジュの前に座った。
ピリピリムードのユジュはミヨンの配慮さえ煩わしい。
不満そうな顔で食べていると、急につわりが襲ってきた。
ミヨンが心配して声をかけると、妊婦であることの負い目をこれ以上人に知られたくないユジュが迷惑そうに「静かにして」と怒る。
食事もそこそこにユジュはトイレに駆け込んだ。
ミヨンも追いかけたが、ユジュは別のトイレに入ったらしい。
トイレで会ったユジュの部下が、ミヨンにユジュの休職について聞いてきた。
アートチームの仕事は重い荷物を持つことも残業も多く、妊婦には無理なこと、それでもユジュが今まで通りやると言い張るから、周りの人間が不安になること、海外出張にも行こうとしていることなどを聞かされ、家族から話してみてもらえないかと頼まれた。
チョルスがセンターに戻ってきた。
父に殴られたのであろう、口元からは血がにじんでいた。
ずっと心配して待っていたラヨンが薬を塗りながら、チョルスと父に何があったのかを聞く。
父にサッカーを反対されて家を出たこと、経済的支援も断たれたため、宿直室に寝泊まりし、バイトまでしていたと言う。
そんなチョルスを、ラヨンは情熱的でカッコイイと褒め称えた。
嬉しそうなチョルス。
ヨンシク母が、ピザ屋で働く息子夫婦が暗い顔をしていることに気付く。
2人はミナの進路について悩んでいることを明かすと、ヨンシク母は、お金がなくても勉強はできると言い、ヘヨンの名を挙げた。
が、トンビが鷹を生む時代は終わったのだとミナ母が答える。
ヨンシク母は「息子の出来が悪すぎても問題だけど(これ、自分の息子のこと言ってるわけねpp)、良すぎでも問題なのね」と嘆いた。
当のミナもまた進路のことで悩んでいた。
屋上でジュンヒに会ったミナが「芸能人になったらいっぱい稼げますか?」と質問する。
芸能人になりたいわけじゃなく、とにかくお金を稼ぎたいのだ。
お金を稼ぎたい理由は勉強したいから。
でも、勉強をするためにはお金が必要で、お金を稼ぐためには勉強しなくてはいけない。
どっちが先なのかとミナは深いため息をついた。
結婚を許可したくせに、ヘヨン母はいまだ機嫌が悪かった。
ヘヨンがご機嫌を取っても、まるで笑顔を見せない。
ヘヨン、ミヨン、ラヨンが3人で寝っ転がってパックをする。
こんなふうに過ごせる時間もあと少し。
嬉しさ半分、寂しさ半分の姉妹たちだった。
そこへバイトから帰ったジュニョンがやってきた。
妹たちの様子を微笑ましく見つめながら、ヘヨンを呼び出す。
ヘヨンに結婚祝いを渡す兄。
照れくさそうに受け取るヘヨン。
兄は今まで長女として苦労したヘヨンを労い、手を握りながら、「結婚おめでとう。幸せに暮らせよ」と言った。
堪えきれずに泣き出したヘヨン。
兄と妹の優しい時間に涙涙です(TωT)
ヘヨンが妹たちに贈り物。
ラヨンにはバッグ、ミヨンにはレーシックの手術です。
ミヨンはメガネなしで何もかもがよく見えることに感激してました(笑)
アッパ食堂で父にラーメンとキンパをリクエストしたヘヨン。
おいしそうに食べながら、今まで育ててくれたお礼を言った。
感慨深げに娘を見つめながら「幸せになれよ」と父。
一方、相変わらず仏頂面を続けている母。
さすがのヘヨンも我慢しきれず、「いつまで根に持ってるのよ」と母に怒鳴る。
かわいさ余って憎さ百倍状態ですね、これは。
好きな子に意地悪する少年のように(笑)、愛しい娘の結婚が寂しくて、ふてくされてるんでしょうね。
ジョンファンの家では、最後になるかもしれない家族3人での食卓を囲んでいた。
ワインで乾杯。
すると、ジョンファン母が1人息子の結婚を寂しく思うあまりについつい飲み過ぎ、くだを巻き始めた。
今まであちこちの結婚式に出ては多額の祝儀を払ってきたのに、身内だけのスモールウェディングでは回収できないと文句を言い、ヘヨンの悪口まで言い出す始末。
妻に呆れ果てたジョンファン父が、結婚後の息子夫婦を本気で心配する。
ついに迎えたジョンファンとヘヨンの結婚式。
新郎新婦も登場したのに、ジョンファン母だけがまだ来ない。
すると、新郎新婦が乗るはずのリムジンが到着し、なんとジョンファン母が車を降りてきた。
まるでレッドカーペットを歩く女優のように、誰よりもゴージャスで派手なドレスを着てきた母。
あまりに場違いな格好の母に会場はざわついた。
親しい仲間と身内だけが集う気軽な結婚式。
ジョンファンが司会を務め、ヘヨン父やジョンファン父、ジョンファン母が祝辞を送った。
続いてヘヨンの兄妹たちによる余興。
ヘヨンも加わり、4人で歌とダンスを披露した。
ミヨンも上手に踊ってました(笑)
ヘヨン母は幼いころの4兄妹を思い出し、そっと涙ぐむ。
ヘヨン母が手を挙げて、マイクの前に立つ。
今、言っておかないと一生後悔しそうだと切り出し、「すねてごめんね」と謝った。
いざ嫁に出すかと思ったら、あまりにも寂しくて、心に穴が空いたような気持ちになってしまったのだ、と。
そして、いい子に育ってくれてありがとう、愛してると言い、号泣した。
「何よ」と文句を言いながらも、ヘヨンも涙が止まらない。
2人は顔をくしゃくしゃにして泣きながら、抱き合った。
会場中が涙に包まれました。
これを書いてる私も号泣中(笑)
最後の記念撮影にはジュンヒも一緒に収まった。
ジョンファン父が帰宅するなり、妻を怒鳴る。
あんな格好で息子の結婚式に出るなんて、気でも触れたのか?と。
まるで悪びれた様子のない妻に呆れ果て、「もう我慢できない。これを読め」と1冊の本を投げつけた。
「卒婚のススメ」だった。
助監督からの電話で、撮影場所の変更を知ったジュンヒとミヨン。
変更を知らせるメールを見逃したことを怒られ、大急ぎで撮影場所へと向かった。
平謝りで現場に入り、すぐに支度を開始する。
仕上がったジュンヒの顔を見て、監督が不満そう。
ジュンヒの顔には口紅でキスマークが幾つもついているのだが、本物の唇でつけていないからお絵かきのように見えると言うのだ。
ミヨンの唇が気に入った監督は、この唇でキスマークをつけてくれとミヨンに頼む。
ただでさえ自分のミスで撮影に遅刻し、迷惑をかけてしまっている。
ミヨンは心の準備をする時間もないままに、口紅を塗られ、早くキスをするようにと煽られた。
「気楽にやれ」と声をかけるジュンヒ自身が実は一番緊張している。
ミヨンの顔が近づき、ゆっくりとその唇がジュンヒのほおに触れた。
激しく高鳴るジュンヒの鼓動が聞こえてきそうです(笑)
3か所にキスマークをつけたものの、監督は満足しない。
あと1か所、唇の上にもキスマークをつけるようにと要求してきた。
さすがにたじろぐミヨン。
でも、これ以上、現場を待たせるわけにはいかない。
ジュンヒが「じっとしてろ、俺がやる」と言い、ミヨンにキスをした。
第29話~第30話の感想
о(ж>▽<)y ☆きゃ~!
このキスでミヨンへの気持ちが恋であるとジュンヒも自覚したでしょうね。
確実に( ̄▽ ̄) ニヤ
逆にミヨンがどう思ったか、めっちゃ知りたい(笑)
純情なミヨンのことだから、当然ドキドキはしたよね。
今までジュンヒのことは「担当している芸能人」として気持ちよく仕事をしてほしい、輝いていてほしい、仕事がうまくいってほしいと願ってはいただろうけれど、そこに「兄だから」という気持ちは入ってない感じですよね。
「父の息子」とは思っているけれど、「自分の兄」とは感じていない、多分。
一緒に暮らしている分、心の距離が近い「仕事上のパートナー」。
とにかく兄妹という感覚ではなく、ただただ全力でサポートしたい人であり、そこに「異性」という意識はなかったように思います。
でも、このキスが意識をするきっかけにはなるよね。
いやいや、2人は兄妹だから異性として意識しちゃダメなんだけど。
って、ホントは血なんてつながってないから、恋しても全然いいんだけど。
ふふふ。
間違いなくややこしいことになるのでしょう。
ジュンヒが気持ちを抑えようとして、ミヨンを突き放しそうで怖いな。
ジョンファンとヘヨンがついに結婚しました。
いや、これからがむしろ本当の闘いなんだろうけどね(笑)
同居生活は契約書通りに進むのか?
ヘヨンとジョンファン母の攻防が楽しみです。
ではでは。
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