第23話 それぞれの気持ち
帰宅したウンソンをじっと見つめるユンチャン。
まさか女のわけない。
でも、あの処方箋とファンソの女性が持つという鯉のカギはどういうことだ?
混乱するユンチャン。
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ウンソンが診てもらった病院の医師は、ラヒが高校生のころの家庭教師だった。
ラヒの電話番号を聞き出し、早速電話してみるが、知らない番号なので出ないラヒ。
医師は「おじが報道本部長なんだ」とメールを入れたところ、今度はすぐに返事が来る。
初恋のラヒと会う約束を取り付け、嬉しそうな医師。
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ユンチャンはウンソンのシェーバーをチェックする。
使った形跡はない。
やだ。
ちょっと気持ち悪いんですけど。
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ユンチャンはウンソンにひげのことをさりげなく聞いてみる。
「いつもきれいに手入れしてる。俺は無精ひげが……」と言うユンチャンに、
ひげが嫌いなので1日2回剃るのだと言うウンソン。
さらに、シェーバーはおまえのか?と確認し、再びチェックする。
真実はどっちなんだと気になって仕方がないユンチャン。
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試験結果を入れ替えるにはどうしたらいいかチョンラン母子が悩んでいる。
ラゴンが100点だとは思うが、万が一のことを考えると、不安でたまらない。
キム秘書に試験結果がどこにあるか聞くと、金庫の中に保管されていて、まだ誰も見ていないとのこと。
金庫の番号が分からないから、金庫ごとすり替えることを提案するチョンラン母。
金庫は家に持ってきてから、専門家を呼んで解錠すると言う。
会長室に入る計画をラゴンに話すチョンラン。
すると、ラゴンは従業員は信じられないから自分が行くと言う。
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会長が研究所から直帰するという連絡が入り、ラゴンとチョンランが会長室へ向かう。
チョン秘書を帰し、会長室に金庫を運び込むラゴンたち。
ふと見ると、カギがかかっているはずの金庫が開いている。
試験結果が入った箱を開け、点数を確認しようとするが、用紙には点数が書き込まれていなかった。
そのとき扉を開き、なんと会長が入ってくる。
慌てるチョンランとラゴン。
会長の指示で重役たちも入ってきて絶体絶命。
会長は「採点はまだしていない。おまえたちを見ながら採点をする。見たままを評価しなさい」と言う。
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一方のウンソンは、ハミョンと醤油の研究をしている。
差し入れを持ってきたヒョソンが合流したところへ、会長から話があるとキム秘書が呼びに来る。
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「人格も実力と同様に大切だ」と会長は言う。
2人の人柄を見極めるために1度目の試験期間を長くしたのだと。
実力については、提出した素材で評価。
人格については、保安チームが2人を観察し会長に報告したとのこと。
「腹の底まで見てやろう。覚悟しろ」と言う会長。
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会長の言葉を聞き、「知ってたでしょ」とヒョソンに言いがかりをつけるチョンラン。
同様にラゴンもウンソンに「これが罠だと知っていたな」と言いがかり。
ほんと似た者親子ですよね。
やれやれ。
「点数の噂を聞いてなぜ何もしなかった?」と聞くラゴンに、
「兄さんは頭を使うが、僕は使わない。噂を聞いたが、僕は頭を使わなかった。事実は変わらないから次の試験に集中した。これが僕らの違いだ」と答えるウンソン。
殴りかかるラゴンに、ウンソンもやり返す。
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ずっと帰ってこないドヒョンに毎日メールをするウンソン。
この恋も頭で考えるのをやめようと決め、ドヒョンがくれたTシャツを着て写真を撮り、メールする。
「命の恩人、この服を着て勉強するよ。ありがとう」という言葉を添えて。
小賢しい駆け引きなどせず、心のまま、素直な気持ちをストレートに伝えようとしているウンソンです。
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ユンチャンがウンソンに声をかける。
が、返事がない。
心配になり、扉を開けると、ウンソンは机に向かったまま眠っていた。
見れば見るほど女なのだという確信を深めていくユンチャン。
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会長が仕掛けた罠に引っかかってしまったチョンランは、ラゴンの将来を心配して泣く。
解決策も思い浮かばず、頭を抱えるチョンラン母子。
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毎日浮かない顔のドヒョンを父が心配している。
ドウンがラヒの名前を出すが、単なる知り合いで恋人じゃないと答えるドヒョン。
父は「とにかく付き合ってみろ。それですべて解決だ」とラヒとの交際を積極的に勧める。
ラヒがファンソの娘だと知ったら大反対するはずなのにね。
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落ち込むチョンランを励ますチョンラン母。
24年前に横領罪で刑務所行きになったときに比べたら、今の状況は大したことじゃない。
そう。
チョンランは前科者なんです!
そして、SSグループのソル会長とラゴンを会わせるようにアドバイスする。
早速アポを取り、3人で会う。
韓国では長男が継ぐのが常識なのに、ラゴンは突然次男と競うことになり戸惑っている。
そんなラゴンの後ろ盾になってほしいと頼むチョンラン。
チャン会長が株の動きに気づき、後継者の決定を早めたことを受け、ソル会長はチャンスを逃すわけにはいかないと焦っていたんですよね。
そんなときにタイミングよく接近してきたチョンランとラゴン。
ソル会長はユンチャンに株を買い入れるペースを緩めるなと指示していたので、何かいい企みを思いついたのだと思います。
あー。
どうなるファンソ?
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