第25話 最終試験の始まり
家族全員に履行誓約書を書かせるチャン会長。
ウンソン家族もラゴン家族も同意しサインする。
>>>
ソル会長の企みによりファンソの後継者試験のことが「王子の乱」としてマスコミで取り上げられる。
会社も自宅も電話が鳴り止まないほどの大騒ぎ。
誰が流したのかとチャン会長は激怒。
そこへソル会長が心配しているフリでチャン会長の元を訪れる。
まさか株の買い入れも、マスコミへの流出もソル会長の仕業だとは全く気づいていないチャン会長。
>>>
最終試験は48時間2泊3日で行うと発表される。
試験場にウンソンとラゴンの2人だけが拘束され、そこで試験を受けることになる。
その間は他者の出入りが禁止となり、差し入れ等もできない。
試験に使う持ち物は2つまで持参可能。
何を選ぶかも実力によるので予想して判断するように言われた。
>>>
過酷な試験になると聞いたドヒョンがウンソンに栄養ドリンクなどを持ってくる。
ドヒョンと接するウンソンを見ながら、ハミョンは「恋する弟の気持ちが痛ましい」と言う。
気づかれていたことに驚くウンソン。
ウンソンはドヒョンが落としていった財布を届けに行く。
ドヒョンは父であるソル会長と会話中。
恋人ができたことを喜ぶ父だったが、あまり幸せそうに見えない息子を心配している。
まだ気になる男性に心を奪われたままなのだと知る父。
父は息子がいつも楽しそうに話題にする「棒きれ」というルームメイトが相手なのかと聞く。
「うん」と答えるドヒョン。
ドヒョンも自分を好きでいてくれたのだと知り、思わず涙を流すウンソン。
ウンソンは男のフリをしている自分の内面を好きになってくれたことが嬉しかった。
>>>
ドヒョンに財布を渡すウンソンは、握手をしようと言う。
試験前の応援握手だと。
握手をしながら、「いつか本当の自分を見せるから待っててくれ」と心の中でつぶやくウンソン。
ウンソンに触れ、ときめてしまうドヒョン。
>>>
ウンソンはドヒョンに会い、ありのままの心を受け入れようと考える。
試験会場に持ち込む「2品」も難しく考えず、シンプルに選ぶことにする。
そして、選んだものは「カメ」と「みそ玉」。
ラゴンは「カメ」と「塩」を持参することに決めていた。
最終試験は会長室から盗んだのでカメの問題だともう知っている。
予習も完璧の状態だ。
>>>
浮かない顔のユンチャンを見て、ソル会長は「次男のことか?」と聞く。
会長は、ラゴンが勝つだろうが、勝ったとたんにファンソは倒産する。
だから、次男は負けた方がいいと言う。
>>>
ハミョンがウンソンの泊まり支度を準備している。
運悪く生理にもなりそうなウンソン。
ケガも治りきっていないのにと心配は尽きない。
母もやってきて、家族のために頑張るウンソンを泣きながら抱きしめる。
>>>
ユンチャンはウンソンのことを考えていた。
勝てば、待令熟手として一生男のまま生きることになるし、ソル会長からも狙われる。
負ければ、ファンソを追い出される。
どちらにしても苦労することが目に見えているウンソンが心配で仕方ない。
>>>
試験会場に入る前のウンソンを呼び止めるユンチャン。
「試験を辞退しろ」と言う。
「女に戻る最後のチャンスだ」という言葉は飲み込んで。
でも、ウンソンは明るく拒否。
「諦めるのは僕らしくない。自分1人だったら勝てないかもしれないけれど、家族がいる。必ず勝って、母さんを元の女主人に戻してみせる」と力強く宣言した。
>>>
いよいよ最終試験が始まった。
用意した2つを提示したあとで、問題を見るウンソンとラゴン。
すると、ラゴンの表情がみるみる険しくなっていく。
自分が知っている問題と違う!!!
最終問題は、「48時間で最高の醤油を造れ」というものだった。
醤油を造るには、水、塩、みそ玉が必要。
が、ラゴンには塩、ウンソンにはみそ玉しかない。
熟成させるには時間も必要。
限られた食材と限られた時間の中でどれだけおいしい醤油が造れるか?
さあ、勝つのはどっち?
>>>
ついに戦いの火ぶたが切られました。
とにかくウンソンが勝つよう祈るばかりです。
ウンソンファイティン!
>>>
『大切に育てた娘ハナ』 あらすじ&感想 一覧はコチラからどうぞ。
>>>
めちゃめちゃはまっている『秘密』のあらすじ&感想も良かったらどうぞ。
ランキングに参加しました。
ポチっと応援よろしくお願いいたします<(_ _)>