第26話 第14代待令熟手
最終試験の問題が変わっていたため、ソル会長に助けを求めるチョンラン。
ソル会長はユンチャンにチョン先生をお連れしろと指示するが、
ユンチャンはソル会長に頭を下げて断る。
ラゴンを助ければウンソンは負けてしまうと。
ユンチャンが会長の命令に背いたのは初めてのこと。
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ソル会長がチョン先生とチョンランを引き合わせる。
チョン先生というのは、32年間各色掌を務めた人。
チョンランは短時間で醤油を造る方法を調べてもらう。
すると、魚醤なら発酵時間が短くても造れると教えてくれる。
早速ラゴンに伝えたいチョンラン。
でも、手段がない。
そこでヒョソンを巻き込み、1度だけ面会させてもらえるよう会長に頼もうと申し出るが、何か企んでいるはずだと乗ってこないヒョソン。
仕方なく、アレルギーの薬を持たせ忘れたと会長に言ってみたが、自分が渡しておくと言われてしまう。
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試験会場では12時間が過ぎたものの、まだ何も考えつかない2人。
2人の様子は監視カメラで撮られ、別部屋からキム秘書たちが見ていた。
やがて、ウンソンはラゴンに2人の材料を合わせて造ろうと提案する。
しかし、「物乞いと協力するのはまっぴらだ」とラゴンは拒否。
物乞いと言われたウンソンが怒り、ここで諦めたらバカだと言う。
が、ラゴンは2人とも造れなければ、長男である自分が待令熟手になる。
だから、協力しないと言うラゴン。
そんな卑怯なラゴンにウンソンも怒りが爆発。
ウンソンがため口で強気に出たため、ラゴンはウンソンのカメを投げつけて割り、ウンソンに殴りかかる。
やり返すウンソン。
キム秘書が2人のことを会長に報告するが、好きなようにやらせておけとのこと。
2人はくたくたになるまで殴り合う。
ウンソンはじっくり考えれば何か方法が見つかるはずだと一晩中思案する。
ラゴンは疲れたのか寝てしまった。
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朝になり、会長が試験会場にやってくる。
今から1時間面会時間をもらえることになり、1つだけ必要なものを届けてもらうことが許された。
ただし、500g以下とのこと。
喜び勇んでラゴンにチョン先生の魚醤のレシピを渡すチョンラン。
お手伝いさんにサバも届けさせる。
一方のウンソンは、強制的に発酵させるため塩を母にリクエスト。
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ユンチャンはラゴンが魚醤のレシピを手に入れたことを聞き、ウンソンに教える。
が、ウンソンは僕は僕なりの方法で完成させなきゃと言い、手伝いたいと言うユンチャンの申し出を断る。
ユンチャンは、各色掌に勝てるのは待令熟手だけだと言う。
ラゴンが持つレシピを超えるのは待令熟手の秘技だけ。
その言葉に何かを思いついたウンソン。
母に塩ではなく、ファンソの醤油を持ってきてと電話する。
5年以上の濃口醤油を500gと。
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母から醤油を受け取り、試験場に入ろうとしていたウンソンにドヒョンが駆け寄る。
ラヒから面会のことを聞き、ラヒそっちのけでウンソンの元へやってきたのだ。
手には自分がプレゼントした合格Tシャツ。
着せてやり、そして「男同士でちょっと変だけど、激励の意味でハグしよう」と言う。
思いの限りを込めてウンソンを抱きしめるドヒョン。
ドヒョンは「この胸の高鳴りをどうすれば無視できる?」と心の中でつぶやき、
ウンソンは「ありがとう。そして、愛してる。この試験に勝てば話せるから、そのときは僕を選んで」と心の中でつぶやく。
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ラゴンが割ったカメの代わりに植木鉢を使うウンソン。
2人とも熟成を速めるため、室内の温度を上げることにする。
高温の室内で汗だくになりながら、醤油が美味しくなるのを待つ。
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そこへ会長と審査員が入ってくる。
いよいよ審査が始まった。
ラゴンはさも自分で考えついたかのように魚醤について説明し、会長に褒められる。
ウンソンは醸造秘伝書にある待令熟手の秘技を応用して造った醤油を提出する。
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審査が終わり、後継者が決まったとの報告を受けるヒョソンたち。
家に家族が集まり会長の帰宅を待つ。
そして、いよいよ発表のとき。
緊張感は最高潮。
私もね(笑)
ついに呼ばれた後継者の名前。
それは……
チャン・ウンソン!
о(ж>▽<)y ☆きゃ~!
「チャン・ウンソンを14代目の待令熟手に任命する」と言う会長の言葉に、呆然とするラゴン家族。
喜びのあまり言葉が出ないウンソン家族。
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やった~~~!
ウンソンが勝った~~~!!!
喜びがじわじわこみ上げてきたようなウンソンの顔で終わりました。
感情が爆発するのはこの次の瞬間でしょうね。
正義は勝つんだな、やっぱり。
さあ、この結果を受けてチョンラン母子はすんなり出ていくんでしょうか?
ヒョソンが本当に女主人に戻れるのか?
まずはそこが気になります。
とりあえず、これから待ち受けるファンソのピンチとか、ウンソンの恋の行方より、チョンランたちがどういう行動に出るのかの方が楽しみなワタクシです(笑)
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