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ミスティ~愛の真実~|第1話あらすじ&最終回まで観た感想

ある男女の再会がきっかけで、
これまでの人生が狂い始める登場人物たち。

キム・ナムジュさんやチ・ジニさんをはじめ、
実力派の俳優陣がズラリで、

極上のストーリー展開は「流石!」と唸らずにはいられないほど。

……と、まあ、
あれこれ語る前に、
まずはいつものように第1話のあらすじを書いていきたいと思います。

ネタバレは第1話の分のみなので、
どうぞご安心くださいませ。

では、どうぞ↓↓↓

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ある雪の夜、
交通事故が起きる。

刑事が現場にやってきた。

「下り坂なので雪で滑ったのでしょう」と警察官が刑事に言う。

車の中の様子をじっと伺っていた刑事が、
何かを見つけ、

「被害者のものかな」とつぶやいた。

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美しい女性が警察署へやってきた。

彼女の名前はコ・ヘラン。

ニュースキャスターの彼女は、
美しくスタイルも抜群。

凛とした知性と厳格さを漂わせ、
若い刑事たちは、

その圧倒的なオーラに色めきだった。

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さっきの刑事がヘランを取り調べる。

彼の名前はカン・ギジュンだ。

カン刑事はヘランに1枚の写真を見せ、
「ご存じですか」と聞いた。

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右手にやけどの跡が残る男性と愛し合う女性。

女性はヘラン?
男性は写真の男?

それはメイク中にまどろんだヘランの夢だった。

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事故の1か月前。

「今年のジャーナリスト大賞」授賞式に、
プレゼンターとして現れたヘラン。

華やかなドレスに身を包んだヘランは、
誰もがはっと息を呑むほどの美しさだった。

「ニュース9」のキャスターとして、
もう4年も連続でこの賞を受賞しているヘラン。

そのヘランの座を虎視眈々と狙う若手キャスターのハン・ジウォンが、
今年の受賞は自分だと確信していた。

ステージ上のヘランが、
大賞者が書かれたカードを開く。

会場はしんと静まり、
ヘランが名前を読み上げる瞬間を待った。

が、なぜかヘランは沈黙したまま。

すると、隣に立っていた男性MCが、
「コ・ヘランです。おめでとう」と、
ヘランの名前を呼んだ。

たちまち大きな拍手が沸き起こる。

自分の名前が呼ばれぬままだったジウォンは悔しさを隠し、
笑顔でヘランに花束を渡した。

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式のあと、
ヘランの控室を訪れたジウォンは、

チャンスが回ってこないから、
早くその座を譲ってほしいと訴えた。

もっと頑張って、
長く続けなきゃと威嚇するように鋭い目で答えるヘラン。

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不法入国者のカムという青年が、
ファニル鉄鋼のチェ代表に暴行を加えた事件の裁判が行われている。

カムを弁護するのは、
カン・テウク。

ヘランの夫だ。

被害を受けたチェ代表が、
カムを2年間も無給で働かせていたことに憤慨するテウクは、
人権派の弁護士のようだ。

やり手の検事だったが、
今は国選弁護人をしていた。

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ヘランが療養所にいる母に呼び出される。

2人の会話から、
母はヘランに成功を強いてきたことが分かります

子どもは仕事の邪魔になるから、
しっかり避妊をしろとまで言ってました。

「あんたの秘密は私が墓場まで持っていく。
花のように美しく優雅に生きるのよ」

そんな母の言葉に怪訝な表情を浮かべながら、
「何の話?」と聞くヘラン。

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「ニュース9」の本番直前。

トップニュースが差し替えになったことを知らせに、
オ・デウンチーム長↓↓↓がヘランのデスクへやってきた。

が、ヘランの姿はない。

ヘランを慕うカメラ記者のクァク・ギソクの前で、
チーム長はここぞとばかりに、
ヘランの悪口を並べる。

今年の受賞は、
有終の美を飾らせようという局長の計らいだとまくし立てているのを、
戻ってきたヘランが聞いていた。

チーム長は、
生意気で可愛げのないヘランを嫌い、

若く素直なジウォンを全面的にバックアップしていた。

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「ニュース9」が始まった。

通り魔事件についてリポートするジウォンに、
ヘランが突然予定していない質問をぶつけ始めた。

ヘランの鋭い指摘に、
どんどん追い詰められていくジウォン。

生放送の現場に言い知れぬ緊張感が走る。

そこへ速報が入り、
ヘランはやむなく通り魔事件のニュースを切り上げた。

スタッフたちがほっと息をなでおろす。

ヘランが速報として読み上げたニュースは、

プロゴルファーのケビン・リー選手が、
PGAツアーで優勝したというものだった。

初出場した全米オープンで優勝した彼は、
韓国系だということ以外謎の人物で、
世界中が彼を知りたがっていた。

__________

放送終了後、
ヘランは局長のチャン・ギュソクから、
「後輩に恥をかかせて楽しいか?」とたしなめられる。

局長は、
ヘランの冠番組を作ることを提示してきた。

冠番組と言えば聞こえはいいが、
それはイコール、
「ニュース9」の降板を示唆している。

局長もジウォンをキャスターにして、
番組の若返りを図りたいと考えていたのだ。

ジウォンに行くはずの大賞をヘランにやったというチーム長の言葉は、
どうやら事実のようだ。

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タクシーの中でうとうとまどろむヘランは、
また例の男性と愛し合う官能的なシーンを夢に見ていた。

そんな自分に呆れながら、
家に入ると、
着替えもせず、
ソファに疲れ切った体を投げ出した。

物音にはっとして飛び起きると、
そこには義母の姿が。

義母は子どもができないヘラン夫婦に、
薬を持ってきたのだ。

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帰宅した夫に、
ヘランは義母が持ってきた薬を勧める。

が、テウクはそれを断った。

ヘランとテウクの夫婦関係は、
完全に冷え切っていた。

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会議の席で局長がドキュメンタリー番組について説明し、
ヘランが司会だと発表した。

「ニュース9」の後任をジウォンに打診すると、
彼女は「全力を尽くします」と嬉しそうに答えた。

ジウォン推しのチーム長も、
大喜びだ。

そんな中、
ヘランは「『ニュース9』でケビンの単独インタビューはどうですか?」と局長に提案した。

やるのなら、
私がキャスターを務めないと、と。

世界中が取材したがっているケビンのインタビューが撮れるとなれば、
ヘランを降板させるわけにはいかない。

局長は当てがあるというヘランの言葉を信じ、
「何が何でも撮ってこい」と命じた。

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当てがあると豪語したヘランだったが、
実のところ、
それははったりだった。

ありったけの映像をかき集め、
必死で手掛かりを探すヘラン。

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トイレでヘランはジウォンと鉢合わせる。

ジウォンは洗った手をわざと大きく振り、
ヘランに水滴を飛ばすという挑発行為をしてみせた。

「謝りなさい」と激怒するヘラン。

水をかけたことと、
私の座を狙ったことを。

当然謝りもせず、
さらにヘランを挑発するような言葉を並べるジウォン。

ヘランが「若さと実力は違う。自信があるならやってみなさい」と言うと、

ジウォンは「そうします」と言い返し、
トイレを後にした。

そこへ先輩キャスターのイ・ヨンジョンがトイレから出てきた。

彼女の夫はピョン・ウヒョンという検事で、
テウクとは研修院時代の同期だった。

ヨンジョンは、
老けまいと必死になるのは、
見てて気の毒だとか、
自分が太ったのは幸せだからだとか、
さらりと嫌味を言ったあとで、

「今夜は夫婦で来る?」と聞いてきた。

どうやら検事仲間が夫人同伴で集まることになっているらしい。

当然知っていたような顔で話を合わせるヘラン。

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集まりの場にヘランが現れたことに驚くテウクだったが、
ヘランはみんなの前で、
仲睦まじい夫婦を装い続けた。

そんなヘランを拒むテウク。

トイレでは女性陣がヘラン夫婦の不仲を噂し、
ヘランの悪口を言いまくっていた。

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帰宅後、
ヘランはみんなの前で自分を拒んだ夫に不満をぶつけた。

黙って聞いていたテウクだったが、
ヘランが排卵日ごとに訪問する姑への不満を口にすると、

「なら、やめろ」と切り出した。

「君には簡単だろ。だから妊娠しても、
お腹の子を何のためらいもなく…」と言いかけて、
それ以上の言葉を呑んだ。

「君が別れたいと言うまで待つつもりだ。
夫としての責任は果たすが、
それ以上は断る」と冷たい態度のテウク。

ヘランは部屋で1人お酒を飲みながら、
「生きるってつらい」と苦しそうにつぶやいていた。

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そのまま眠ってしまったヘランは、
ギソクからの電話で目を覚ます。

ケビン・リーが韓国に来るという情報を聞きつけたと言うのだ。

他局に察知される前に、
急いで空港へ向かわなければ。

ヘランが慌てて家を出ようとしたその時、
テウクがヘランの腕をつかんだ。

夫は、
ヘランの母が危篤だと告げた。

母の最期を看取ることと、
ケビン・リーのインタビューを撮ること。

究極の選択を迫られながらも、
ヘランには悩んでいる時間がない。

「私は行けない。仕事がある」と夫に告げた。

「君はどこまでやれば気が済むんだ」と、
テウクが声を荒らげたが、

ヘランは夫の手を振り払い、
家を出て行った。

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車を走らせながらも、
葛藤を続けるヘラン。

悩んでも悩んでも正解が分からず、
苦しむヘランだったが、
やがて覚悟を決め、
空港に向かいアクセルを強く踏んだ。

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空港でケビン・リーを探し回るヘラン。

疲れ切り、
ふらふらしかけたところで、
1人の男性とぶつかったヘランは、
その場に倒れ込んでしまった。

「大丈夫ですか?」と手を取って助けてくれたその男性を見て、
ヘランは言葉を失う。

このところ何度も夢に見た右手にやけどの跡がある男性。

それはかつて深く愛し合った相手だった。

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カン刑事の取り調べ。

1枚の写真を見せ、
ヘランに「彼は誰ですか?」と聞く。

「プロゴルファーのケビン・リーです」と答えるヘラン。

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あの日空港でヘランは、
かつて愛した男が、
必死で探しているケビン・リーだと知ったのだ。

しかも、
ケビンの妻が高校時代の友人ソ・ウンジュであることも、
その時に知った。

親友との再会をウンジュは無邪気に喜んでいる。

その一方で、
ヘランはこの衝撃の事実に驚きを隠せずにいた。

__________

まあ、こんな感じで物語は始まります。

ここから先は、
最終回まで見終わった感想をネタバレなしで。

ネタバレなしと言いつつ、
核心に触れない程度で少しだけ説明すると、

冒頭の交通事故で被害に遭ったのは、
ケビン・リーなんですね。

ケビンが死亡し、
ヘランがその容疑者になってしまう。

そこからドラマが展開していくわけです。

高慢とも言えるほど、
企業や政治の不正にバッサバッサと切り込んでいく忖度知らずのヘランは、
信念を貫き通すまっすぐな人。

とにかく上へ上へと昇り詰めることだけを目標に生きてきたので、
恨まれたり、嫌われたり、
周りは敵だらけと言っても過言ではないぐらい。

そんな彼女の弁護を買って出たのは、
夫婦関係がすでに破綻していた夫カン・テウクでした。

このことをきっかけに変化していく夫婦の関係。

ヘランとウンジュの関係も。

ヘランの座を狙うジウォンとの関係も…。

様々な人間模様が見事に描かれていて、
どんどんどんどん引き込まれていきました。

そもそもケビンの死は事故なのか事件なのか。

殺人事件なのだとすれば、
犯人は誰なのか。

そしてそして。

1話には出てこなかったのですが、
ヘランの人生を語る上で、
外すことのできない重要な人物がこの人↓

ハ・ミョンウ。

愛、欲望、嫉妬、野心……。
登場人物たちの人間関係が複雑に絡み合うがゆえに、
見えづらくなるケビンの死の真相。

でも、最終的に答えはちゃんと出ます。

曖昧にぼかすことなく、
しっかりと、ね。

しかし、
ヘラン役のキム・ナムジュさんは、
つくづくすごい女優さんだなと痛感させられました。

「僕の妻はスーパーウーマン(2009)」「逆転の女王(2010~2011)」「棚ぼたのあなた(2012)」などなど、
くすっと笑わせてくれるナムジュさんをたくさん見てきたのですが、

シリアスも全然ありなんだーと、
感心しちゃった(笑)

神々しいほど綺麗だったしね。

テウク役のチ・ジニさんも、
大人の恋愛を切なく、
そして生々しい人間臭さで見事に演じていました。

ジウォン役のチン・ギジュさんも、
生意気な後輩役がすごく似合ってたし、

ケビンの妻ウンジュ役のチョン・ヘジンさんも、
変化していくウンジュの感情を怖いぐらいリアルに見せてくれていました。

ミョンウ役は、
大人になってからのイム・テギョンさんより、
高校生時代のソ・ジフンくんの方がステキだったかな。

とにかく。

ケビンの死の真相を知ったとき、
私が感じたこの気持ちを、
あなたにもぜひ味わってほしい(笑)

そう心から願います。

オススメ!

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キャストについてはコチラからチェック!

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動画サイトよりキャプチャー画像をお借りしました。
ありがとうございます。

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