第50話 夢と絶望
会社にいるドヒョンを訪ね、抱きつくラヒ。
ラヒの手を力尽くで振り払い、無意味だと分からないのかと嫌悪感をあらわにするドヒョン。
騙してまで結婚したのは、それだけドヒョンを愛していたからだと必死に訴えるラヒ。
私をかわいそうだと思わない?と。
かわいそう?
ドヒョンは僕の本音を聞かせてやると言う。
憎悪だ。
君が憎らしい。
僕の人生を台無しにするつもりか?
そう怒鳴り散らすドヒョンに、あなたを愛してたからどんなことでもできたとすがりつくラヒ。
またもやラヒの手を振り払い、僕が暴言を吐く前に帰れと冷たく言い放つドヒョン。
離婚したらハナと結婚するつもりなの?とラヒ。
早くこの茶番を終わらせたいだけだ。
先のことは考えていないとドヒョン。
ラヒは、それでも私は別れないと言う。
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離婚届をラヒに渡すドヒョン。
努力すると泣いてすがるラヒ。
が、ドヒョンは僕の決心は変わらないときっぱり宣言する。
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母と姉の夢のリストをユンチャンが拾う。
ユンチャンはシンソン食堂の店主に大金を払い、店を買い取る。
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薬膳醤油が完成。
ハナも大満足の味に仕上がった。
商品名は「ファンソ薬膳醤油」にすると言うハナ。
拍手喝采の課長たち。
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金融監督院が簡単に引き下がらず、苦戦を強いられているソル会長。
そんなときだからこそ早くケリをつけたいと、離婚訴訟を起こすと宣言するドヒョン。
早速SSの法務チームから弁護士がラヒとチョンランの元へ送り込まれる。
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会社のイメージダウンだから許さないと激怒するソル会長。
ラヒとチョンランは泣くばかり。
が、ついにラヒは離婚届に判を押した。
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ラヒ、チョンランと鉢合わせするハナ。
チョンランがまた攻撃しようとするが、ラヒがそれを止める。
ハナにだけは惨めな姿をさらしたくない。
毅然とした態度でハナとすれ違うラヒ。
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薬膳醤油が大ヒット。
ハナは中小企業庁が賞を与える若い企業家に選ばれる。
昔からハナを応援してくれている課長たちは自分のことのように喜ぶ。
それがおもしろくないラゴン。
ハナの狙いをファンソの社長の座だと決めつけ、それはできないのが現実であり、醤油の売り上げは社長である自分の業績になるのだと得意顔。
いつも人のものを横取りするのね。
あなたが男じゃなくても業績を上げられたかしら?とハナ。
意味のない仮定だと言うラゴン。
おまえは息子にはなれない。
どれだけ醤油を売っても社長にはなれないんだ。
女だからな。
この世に不可能などないわと答えるハナ。
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ハナには400年の歴史を変える奥の手があるらしい。
うまくいくかは五分五分なので、ユンチャンに助けてほしいと依頼する。
ユンチャンはチャン会長にファンソをつぶした犯人がSSだという証拠を渡すと言う。
いいの?と心配そうなハナ。
1年前にハナに渡そうと思っていたが、タイミングを逃し、渡せなかった資料だと言うユンチャン。
ユンチャンはこの資料を渡すことで、ハナとチャン会長が仲直りできることを願っていた。
この資料があればファンソの社長になれるかもと言うハナ。
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ハナはこの資料を自分からだとは伏せてチャン会長に送る。
せっかくのチャンスなのにと残念そうなユンチャンだが、会長に無理強いはしたくないと言うハナ。
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ソル会長が犯人だと知るチャン会長。
自分でつぶしておきながら救ったように見せかけるとはと怒りに震えるキム秘書。
会長は送り主は誰かと聞く。
ファンソを守る一市民だと答えるキム秘書。
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デザイン展の受賞者リストにあるチャン・ハミョンの作品を高く評価するSSタオルのドウンたち。
名前に聞き覚えがあるが思い出せないドウン。
とにかく採用を決める。
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店主がヒョソンにこの店を渡すと言う。
愛着のある店だから信頼のできる人がいい。
夢のような話に大喜びの母とハミョン。
ハミョンもSSタオルへの就職が決まり、幸せそう。
ハナも笑顔。
そんなハナを見つめながら、元の姿を取り戻してきてるなと嬉しそうなユンチャン。
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チャン会長がソル会長を訪ね、例の資料を見せる。
血も涙もない天下の悪人め。
絶対にタダでは済ませんぞ。
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チャン会長は定例の記者会見で、この事実を暴露する。
SSは恩人だと思っていたのにワナだったのだと。
この会見を受け、公正取引委員会から告発するとソル会長に連絡が入る。
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取り調べを受けて、細かく探られることを恐れたソル会長は、ファンソを売却すると発表。
こうなることを予想していたユンチャンとハナは、ファンソの主がいなくなった今こそ俺たちの出番だとばかりに行動を起こす。
市民団体を巻き込み、ファンソ醤油再生ファンドを組成。
それによりファンソは空中分解の危機を回避できた。
社長を解任させられたラゴンが、ハナにおまえの仕業なのかと怒鳴り込んでくる。
不可能はないと言ったはずと答えるハナ。
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チャン会長に食ってかかるラゴン。
会長は、市民団体が社長の一般公募を行うので応募しろと言う。
息子が娘に負けたという汚名を返上しろ。
正々堂々と実力で会社を手に入れろ。
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ラゴンが申し込みにやってくる。
そして、ハナも。
意気揚々と自信に満ち足りた顔のハナ。
そんなハナを憎らしそうににらみつけるラゴンだった。
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おおお。
ハナが社長になる日が近そうですね。
でも、その前に、恒例のラゴンやチョンランのあくどい邪魔やワナが待っているのでしょうか。
捨て身のラヒも暴走しそうで怖いです。
崖っぷちのソル会長もとんでもない悪事を働きそうな気が。
いやいや。
今度はユンチャンという強いパートナーがいるから大丈夫かな。
そう信じたいです。
ハナ、ファイティン!
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