第51話 許されたユンチャン
ファンソの定款には、待令熟手と社長になれるのは男だけという項目があることを指摘するラゴン。
が、売却主幹事の管理下にある間は「例外」が認められることもあるのだと言うハナ。
つまり、女にも資格がある。
正々堂々と競い合おうと言うハナをにらみつけるラゴン。
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1000人以上の応募者が21人に絞られた。
チャン会長はラゴンに、実力で他の候補者たちに勝てと言う。
ファンソの長男が一番だと言われたい。
ラゴンが社長になってファンソを取り戻してほしいと願うチャン会長。
が、ラゴンはSSの傘下にいれば安泰だったのにと、今の状況が悔しくてたまらない。
そして、ハナが応募してきたことをチャン会長に報告する。
もし女が選ばれたら?
それでもSSの傘下よりマシと言えるのかと会長に食ってかかる。
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SSタオルでドウンと話をするハミョン。
ドウンは履歴書を見て、ハミョンがハナの姉だと知る。
ハミョンもまたドウンがソル会長の娘であり、ドヒョンの妹だと知る。
ハミョンは悪人のソル会長の娘とは一緒に働けませんと怒り出す。
結局あとからその言葉を撤回したようです。
理由はスパイとなってSSの情報をハナに渡すため(笑)
就職先はともかく、ハミョンが仕事を持てたことを心から喜ぶ母とハナ。
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ハミョンも初出勤の日が待ち遠しくてたまらない。
が、気になることがあると言う。
それはSSへ行くことでドヒョンに会うかもしれないこと。
ハナにドヒョンのことをどう思っているのか聞いてみる。
ハナは1年前から心も感情も凍り付いたままになっていると答えた。
過去のことは考えない。
すれ違った原因も知らなくていい。
先のことだけ見ていたい。
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ユンチャンのデスクの引き出しに夢のリストが入っているのを見つけたハナ。
ヒョソンは、シンソン食堂を買い取ったのがユンチャンだと知る。
秘密にしてくれと頼んだとのこと。
そこまでしてくれるなんて、まさか本当に三角関係なのでは?とハミョンが言う。
ハナは腕時計のことも含め、ユンチャンの自分への過度な親切の意味をはかりかねていた。
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ドヒョンは別荘にこもって、気持ちの整理を続けていたが、ようやく結論が出た模様。
二度とハナを失いたくない。
すべてを捨てても手に入れたいのはハナだけだ。
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ユンチャンを呼び出し、親切にしてくれる理由を聞くハナ。
これだけの親切に意味がないなら、正直負担だと言うハナに、ユンチャンは罪滅ぼしだと答える。
1年前、俺が時期を逃したせいで、おまえが罪を被ることになった。
その謝罪の気持ちだ。
それに対し、もう水に流すと言うハナ。
本物のパートナーだなと確認すると、ハナも頷く。
2人は笑顔で握手を交わす。
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ヒョソンの店がオープンする。
1日を終え、箱に入ったたくさんのプレゼントを家まで運んでくれたユンチャン。
家を出ると、そこにドヒョンの姿が。
何の用だと聞くユンチャンに、答える理由がないと言うドヒョン。
ユンチャンは好きで結婚したくせに、離婚したとたん欲張りやがってとドヒョンを罵る。
おまえは父親と同じくらい欲深い男だと。
それは違うとドヒョン。
検察に捕まったハナを助けるために結婚したのだとしたら?
ハナのために結婚したのに、欲張りだと罵られるのは許せない。
ドヒョンは、ユンチャンこそファンソをつぶした張本人なのに、保護者面してハナのそばにいるのは何様のつもりなのだと声を荒らげる。
愛しているとでも?
すると、ユンチャンははっきりと答える。
おまえより俺の方が先だったと。
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ドヒョンにユンチャンを養子に迎えたことを伝えるソル会長。
家族に関わる一大事なのに勝手に1人で決めたと父に腹を立てるドヒョン。
あくまでもビジネスとして決めたことだと主張する父だったが、ドヒョンは養子に迎えた相手がユンチャンであることが気に入らない。
父にもはっきりハン・ユンチャンが不愉快なのだと不満をぶつける。
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ドヒョンが混乱していることをユンチャンに伝えるソル会長。
時間をかけて努力すると言うユンチャン。
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ユンチャンがソル家に招かれる。
ユンチャンは身寄りがないので相続人を決めてあると言い、その人を紹介したいとそこに招き入れた。
入ってきたのは、なんとハナ。
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ユンチャンとハナは事前にこんな話をしていた。
ユンチャンは香港やマカオにペーパーカンパニーを設立し、SSの株を秘密裏に買い集めていたと言う。
ソル会長の株式保有率を上回ったら、ファンソがSSにやられた時と同じようにSSに襲いかかるつもりだとのこと。
ただ、SSは大株主には、買い入れに上限を設けていることが問題。
制限がないのは法的な直系子孫。
なので、ハナをユンチャンの相続人にすることで、ハナにも制限をなくそうとユンチャンは考えたのだった。
プラス、ハナが社長になれば、ハナはSSの筆頭株主になれる。
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ハナが現れたことに憤慨するソル会長。
ドヒョンも1年前と同様、父がハナを攻撃するに違いないと懸念する。
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ハナが社長候補になっていることを知るソル会長。
もし社長になれば、SSの筆頭株主になってしまうと気づき、ハナが資金力を備えたら大変だと恐れる。
ハナを守るため、ハナがそんなことを考えるはずないと父を諭すドヒョン。
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ハナが社長になれないよう選考会をつぶそうとするソル会長。
何が何でもSS醤油を売却しようと強硬姿勢。
が、世論がチャン会長に同情している今、そんなことはできないと言う秘書。
ソル会長は公募の中止を訴え、売却を宣言するため、テレビ番組の生放送に出演することになる。
インタビューは明日。
ハナはユンチャンとウン室長に、自分が何とかすると言う。
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今回も盛りだくさんな内容でした。
が、チョンランとチョンラン母、ラヒが出てこなかったので静かで良かったわ~(笑)
あの人たちの無茶苦茶な理論とキーキー声は、本当にストレスなのでね。
ただ、ソル会長がハナを阻止するために、手荒なマネをしてきそうな予感です。
もしそうなっても、今度はドヒョンが堂々とハナを守るんでしょうけどね。
あー。
やっぱりハナはドヒョンとくっつくのかなぁ。
ユンチャンの言うとおり、最初にハナを好きになったのはユンチャンの方なのに。
ユンチャン、ファイティン!
って、これ少数派意見ですかね?( ̄▽ ̄) ニヤ
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