
登場人物

ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ボンニム大君:キム・ジュヨン
ナム・ヒョク:チョン・テス
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
第7話 過去との決別
ヤムジョンは足が遠のいた王様へ会いに行こうとする。
女官や内官に止められるが聞こうとしない。
領議政キム・リュは仁祖に新しい王妃を迎えるよう薦めていた。
どうしても王妃を迎えろと言うなら、側室から選ぶと言う仁祖。
反対するキム・リュ。
それを聞き、ほくそ笑むヤムジョン。
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許可も得ず王様の元を訪れるヤムジョン。
だだっ子のようにすねて、会いたかったと甘える。
仁祖は嬉しそうにご機嫌を取る。
今日から毎晩欠かさずおまえの部屋を訪れようとデレデレ顔。
が、ヤムジョンは続ける。
名家出身で才色兼備の若い王妃を迎えたら、その娘に溺れ、自分たち母子のことなど忘れるくせに。
すねるヤムジョンに王様は言う。
側室の中から王妃を選ぶつもりだと。
そして、ヤムジョンに息子を産めと言う。
息子さえ産めば……分かるなと。
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ドルゴンと話をする世子。
ドルゴンは故郷が恋しいかと尋ねる。
夢に見るほど恋しいと答える世子。
帰れますか?と世子が聞くと、ドルゴンは、そなたが父親を退け、王位に就くならと答える。
朝鮮では決して許されぬこと。
つまり、どんなに民のために畑仕事や商いを頑張ったところで、朝鮮に帰ることはできないのだ。
世子は現実を突きつけられ、絶望のあまり部屋で暴れる。
ポンニム大君が止めようとするが、カン氏がそれを止める。
お気の済むまでと。
カン氏は涙を浮かべ切なそうに見つめていた。
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翌朝はまた元気に畑仕事に出てきた世子。
収穫物が売れたら、奴隷を市場ごと買い取ろうと言う。
父上も喜ぶだろうと。
が、カン氏ははっきりと言う。
お義父様がご存命中は帰国は叶いません。
世子様を恐れておいでです。
清の意向に関係なく、世子様自ら生きる道を探るべきです。
カン氏は、新しい世を開く。
それだけが世子に残された道だと分かっていた。
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ヤムジョン母が屋敷を訪れる。
息子ばかりの家の包丁で作った斧や、雄鶏の羽根など、息子を産むために効くと言われている品を持ってくる。
ほかにもありとあらゆるおまじないを実践している母。
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ヒョンイクにヤムジョンには深い関係の男がいなかったかと探るジャジョム。
脅され、ヒョクのことを話すが、2人が深い関係だったかどうかなど私が知るよしもないと半べそで答える。
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ヒョンイクはヒョクを呼び出し、ヤムジョンが懐妊したことを伝える。
ヒョクは私の子だと言う。
慌てて、口を押さえるヒョンイク。
そのことをヤムジョンに伝える。
もう私を忘れたと思ってたのにと涙を流す。
でも、これがばれたらみんなが死ぬ。
会って諦めさせると言うヤムジョン。
子どもを救いたい。
そのためなら何でもする。
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ヒョクに会うヤムジョン。
息子を産んだら王妃にすると王様が約束してくれたと言う。
この子がいつか王様になる。
あなたの子が王様になるのよ。
ヤムジョンを抱きしめるヒョク。
ヒョクはヤムジョンを忘れられないと言う。
たとえ年老いた王が迎えに来てもおまえを渡さない。
2人は再び結ばれる。
抱かれながらヤムジョンは過去の屈辱的な出来事を思い返していた。
側室の娘として蔑まれた数々の出来事を。
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ヤムジョンが部屋を出ていくと、ジャジョムの手下たちが入ってきてヒョクを襲う。
どうやらヤムジョンはヒョクに恐ろしいお願いをしていたようです。
私が死んだらお腹の子も死ぬ。
だから、私の代わりに死んで。
私とあなたの子のために、と。
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崖っぷちまで追い込まれたヒョク。
そこでヒョクはヤムジョンの姿を見つける。
愛するヤムジョンのために死を選んだのか、ヤムジョンを見て、一瞬油断したのか、そこでとどめを刺されるヒョク。
口から血を流し、崖を落ちていく。
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ヤムジョンが出産する。
が、生まれた子どもは女の子。
顔も見たくない。
さっさと捨ててと叫ぶ。
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息子を産むという悲願は達成できず、ヤムジョンが王妃になることは叶いませんでした。
これもまた彼女の運命でしょうね。
でも、ヒョクとの子どもなわけだし、万が一、息子だったとしても、それは王様を欺く大逆罪。
むしろ良かったのでは?と私は思っちゃいます。
それにしてもヒョクはかわいそうでした(TωT)
ここまでされてもまだヤムジョンへの愛は消えないのかな?
ヤムジョンが妖婦へとすごい勢いで進化中です。
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