登場人物
ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
キム・ジャジョム:チョン・ソンモ
ナム・ヒョク:チョン・テス
第3話 キム・ジャジョムの計略
キム・サンホンが瀋陽へ行くことになる。
サンホンは拷問を受けている3人の臣下への釈放を願う親書をくれるよう仁祖に願い出る。
必ずやあの3名を連れて無事に戻って参れと言う仁祖。
そう言いつつ、腹の中では、親書を送ったところで清が釈放をするはずがないと思っている。
サンホンとて戻っては来れぬだろう。
仁祖はキム・インに最後まで余を守れるのはキム・ジャジョムしかいないと言い、彼を呼び戻すことにする。
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ついにジャジョムが戻ってきた。
表向きは王様への感謝の言葉を口にし、額を地面に打ち付けて血を流して見せたが、王様への復讐を固く誓っていた。
王様もそんなジャジョムの腹の内をすべてお見通しだった。
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ジャジョムはキム尚宮を呼び、もう1度力になってくれと頼む。
会話から、彼が仁祖を王様に祭り上げた際にもキム尚宮の貢献が大きかったことが分かります。
ジャジョムは紙に「色仕掛けの計」と書き、若い女を捜すように頼む。
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ヒョクの家にたくさんの贈り物を持って行くヒョンイク。
結婚の申し込みに行くらしい。
ついていくヤムジョン。
ヒョクを助けたら恩返しをすると約束した母だったが、側室の娘を嫁にもらうつもりはないと冷たく言い放ち、贈り物も受け取らない。
寂しそうな顔のヤムジョン。
側室でも使用人でもいいからあの人のそばにいたいと、ヒョクの母に談判する。
夜になっても地面に正座を続けるヤムジョンだったが、母に許す気など毛頭なく、冷たく罵るだけだった。
帰宅したヒョクがその様子を見て、ヤムジョンを連れ出す。
身分の差がない新しい世が来たら、命がけでおまえを守り抜く。
それまで絶対におまえを諦めない。
そう言って、ヤムジョンを抱きしめた。
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ヒョクは若者を集め、武芸を磨く。
王様に忠誠を誓っても意味のない世の中を変えたいと心から願っている様子です。
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キム・サンホンが瀋陽に着く。
嬪宮カン氏が自らお茶を出したことに恐縮し驚くサンホン。
女官や内官は野菜作りのため畑にいると言う。
満州では高官夫人も馬を乗りこなし、力仕事もいといません。
ここは朝鮮ではない。
蛮族と見下すのではなく、見習うべきは見習わなければ。
そうしなければ清には勝てません。
前向きに微笑むカン氏の剛健さに頭が下がる思いのサンホン。
町では捕らわれた数十万の朝鮮の民が奴隷となって売られていた。
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サンホンを歓迎する宴が開かれる。
ドルゴン(清国皇帝の異母弟)が謝恩使の訪問を歓迎すると言うと、私は謝恩使ではないと答えるサンホン。
後金から清に国号が変わったことを祝いに来たのだと。
が、通訳のチョン・ミョンスは事を荒立てぬよう、それを伝えず、感謝の言葉を言ったように伝える。
投獄されている3人をなぜ釈放しないのかと続けるサンホン。
怒り出し席を立つドルゴン。
彼はサンホンが謝恩使ではないと言った言葉も実は理解していたのだ。
ドルゴンの怒りを買ったサンホンは宿舎に軟禁されてしまう。
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ジャジョムの元を訪れる仁祖。
ジャジョムは王様に泣きながら感謝する。
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キム尚宮は、妓生のソルチュクに天下で一番の娘を探してちょうだいと頼む。
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ヤムジョンの母に謝りに来たヒョク。
ヤムジョンがヒョクの母にされた仕打ちを嘆き、ヒョクに暴言を吐く母。
止めるヤムジョン。
ヒョクは母にヤムジョンとの結婚を認めてもらえるに頭を下げるが、母は頑として認めなかった。
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ソルチュクがヒョンイクにいい娘はいないかと声をかける。
ヒョンイクはヤムジョンを推し、大金をもらう。
ジャジョムはヤムジョンがチョ・ギの庶子であることを知るが、自分の養女にするので問題ないと言い、キム尚宮に連れてくるように言う。
側室の娘は王様の側室になれないようです。
キム尚宮はヤムジョンに会い、全裸になるよう要求する。
恥ずかしくて拒むヤムジョンに、運が良ければ王様にお仕えすることになると諭す。
きれいな肌。
男性経験もない。
キム尚宮は満足そうに彼女を見つめる。
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ヒョクを助けてくれたら恩返しをすると約束したくせに、何事もなかったのようにヤムジョンを冷遇するヒョクの母。
それでも、愛する人のそばにいたい一心で暴言に耐え、頭を下げるヤムジョン。
かわいそうなぐらい健気です。
でも、ヒョクの正妻になることは叶わぬ夢のようですね。
ヒョクは新しい世にするため、何らかの行動を起こすつもりのようです。
早くしないとヤムジョンは行っちゃうよ~。
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