
登場人物

ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
キム・ジャジョム:チョン・ソンモ
ナム・ヒョク:チョン・テス
第6話 王の寵愛
若いと言われすっかり気を良くする王様。
ヤムジョンのことがますます気に入り、今夜はここで寝ることにするとキム尚宮に言う。
いったん王様には大殿に戻ってもらい、ヤムジョンは床入りの準備をする。
隠しているものはないか、身ぐるみはがされてチェックされるヤムジョン。
さらに体を洗ってもらい、オウムの血を手首に垂らされる。
オウムの血が手首に留まれば生娘の証拠。
ヤムジョンは生娘でないことがばれるのではないかと、絶体絶命のピンチだったが、オウムの血は流れることなく手首の上に留まっていた。
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王様はヤムジョンの準備が整うまで、酒を飲みながら考えごとをしていた。
誰かが王位を狙っている。
清は世子を王位に就けようと企んでいるかもしれない。
キム・リュは?
サンホンは?
ミョンギルは?
誰が敵で誰が味方なのか。
疑心は疑心を呼び、仁祖はがんじがらめになっていた。
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不安と苛立ちで酔いも回り、すっかり千鳥足の王様。
そんな王様をヤムジョンは自ら上に乗り、求める。
癒やされ満たされ、王様はヤムジョンの虜になっていく。
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ヤムジョンは屋敷を与えられた。
女官が、寵愛をもらえれば、もっと大きな屋敷を与えられると言う。
早速階級について調べるヤムジョン。
そして、「淑媛」が一番下だと知る。
1年に1つずつ階級が上がっていったとしても、「貴人」になるまでには6年もかかる。
が、女官は息子を産めば、正一品の「嬪」になれると言う。
「嬪」の上には王妃しかいない。
ヤムジョンは、なぜイ尚宮が尚宮のままなのかと女官に尋ねる。
それは両班の娘じゃないから。
両班の娘でなければ、側室にはなれないのだ。
ヤムジョンは女官に、生き残る方法は王様を独り占めするしかないと宣言。
そこへチャン貴人、パク淑儀、イ尚宮がやってくる。
貴人をお姉様と呼び、手厚くもてなす。
お姉様という呼び方が気に入らず、パク淑儀が文句を言う。
が、パク淑儀も貴人をうっかりお姉様と言ってしまい、嘲笑される。
さらに、イ尚宮には立場をわきまえなさいと言い、控えさせる。
悔し涙をこらえるイ尚宮。
貴人もさすがにイ尚宮を心配し、険しい顔になる。
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イ尚宮は女官にクサノオウとタヌキの心臓を求めるように指示。
これらは身に着けていると、危機を切り抜けて、敵に勝つという俗説があるらしい。
王の寵愛を得るために、側室たちはお守りを身に着けたり、呪術によって相手に呪いをかけたりしていたそうです。
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サンホンが清から生きて戻ってきたことを喜ぶ王様。
チョ・ギが戻ってきた世子の侍従パク・ファンを呼び止め、ジャジョムに会わせる。
ジャジョムは苦労を労う。
パク・ファンは世子が自ら畑仕事までして、それを売ったカネで民を買い戻したことを語る。
が、それを王様に言ってはならぬと言うジャジョム。
世子が人質に取られたことで王様は自分を責めているのに、畑仕事までしていると知ったら、とても苦しむだろう。
だから、世子のことを聞かれたらこう答えるようにと耳打ちする。
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王様が宴を開く。
サンホンは奴隷市場のことを話す。
奴隷にされた者たちを救うためには1人銀30両が必要。
全員救おうとすれば、国を売っても足りない。
だからこそ明と手を組み、清と戦おうといつもの持論を語るのだった。
王様はパク・ファンに世子の様子を聞く。
彼はジャジョムに言われた通りに答える。
心配には及びません。
ドルゴンが実の弟のようにかわいがっています。
その言葉に気分を害し、早々に席を立ってしまう王様。
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パク・ファンはジャジョムに王様のお怒りを買ってしまったと報告する。
が、ジャジョムは黄金150両を渡し、これは世子に届けるようにと王様から渡されたものだと言う。
何が何だか意味が分からないパク・ファン。
ジャジョムは言う。
王様は世子が畑仕事までして民を助けていることに感嘆し、援助したいと考えたが、それが清に知れたら世子の身が危ない。
だから、王様は怒ったように見せかけ、こっそりこのお金を渡してきたのだ。
もちろんジャジョムの策略でしょうけどね。
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カン氏は清が求める品をすんなりと渡さず、わざと値をつり上げている。
10倍の値段で買わせようとするカン氏。
あの者たちは朝鮮を盗んだ盗賊。
100倍の値をつけても足りませんと世子に言う。
そんなカン氏を見ながら、ポンニム大君は、女傑ですねと感心する。
世子も自分が小さく感じると笑う。
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カン氏はソクチョル(朝鮮に残してきた息子)がそろそろ歩き始めるころだと世子に言う。
カン氏はなぜ王様から何の知らせもないのか気になっていた。
世子はパク・ファンが畑や商いのことを王様に伝えたからこそ、150両を授けてくれたのだろうと言い、認めてもらった証拠だと理解しているようだが、カン氏はそれならなぜ書状の一つもないのだろうかといぶかしく感じていた。
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王様はすっかりヤムジョンに夢中。
ジャジョムが訪れると、この日はなんと王様自らヤムジョンの髪を洗ってやっていた。
王様はヤムジョンに、一生おまえを余のそばから離さぬと何度も約束する。
必ず息子を産め。
そうすれば、王妃にしてやる。
すると、突然ヤムジョンが吐き気を催し倒れる。
悪い病気かと王様は心配していたが、なんと原因は懐妊。
かわいい淑媛が懐妊したと王様は大喜び。
王様のお子を身ごもるなんて夢のようですとヤムジョン。
王様は、何でも望みを聞いてやろうと浮かれていた。
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ヤムジョンが宿した命。
それは本当に王様との間の子どもなのでしょうか。
もしやヒョクの子なのでは?という疑いが拭いきれませんが。
ま、そうだとしても、ヤムジョンは何が何でも認めないでしょうね。
どうなるどうなる?
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