登場人物
ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
キム・ジャジョム:チョン・ソンモ
ナム・ヒョク:チョン・テス
第10話 懐妊争い
王様の寝込みを襲ったヤムジョンは、目的を達成し、屋敷に戻っていく。
大殿から出てきたヤムジョンを見かけたイ尚宮の女官。
本来は王様が側室たちの部屋を訪れるもの。
王妃もまだ入ったことのない王様の寝所に自ら入るなどもってのほかだと、王妃にヤムジョンを罰するよう申し出る他の側室たち。
が、王妃は、今回は大目に見ましょうと言う。
この件を公にすれば、誰より恥をかくのは王様だと。
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王様はよほどヤムジョンのお世話が気に入ったのか、朝から浮かれていた。
そこへ王妃。
王妃は王様にお願いがあると言う。
イ尚宮が王様の寵愛を受けながら側室になれないのが哀れだと。
身分が低いからだと言うキム尚宮。
承恩を受けた尚宮に身分を問うのですか?と王妃。
このままでは私が嫉妬していると周囲が誤解するので、イ尚宮を淑媛に、王女を産んだキム淑媛を昭媛になさいませ。
王様は王妃の申し出を受け入れることにする。
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王妃にお礼を言いながら、お茶の時間を楽しむ側室たち。
突然イ淑媛が吐き気を催し、懐妊だとみんなが喜ぶ。
すると、ヤムジョンも対抗するかのように吐き気を訴える。
絶妙なタイミングで吐き気を催したヤムジョンには誰もが懐妊だとは祝福してくれず、食あたりだろうと笑うのみ。
チャン貴人とパク淑儀がイ淑媛に、息子を産んであの女の鼻柱を折るのよと言う。
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母でさえヤムジョンが嘘をついていると思っていたが、吐き気は止まらず。
ヤムジョンは本当に懐妊していた。
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着々と息子を差し出してくれる若夫婦を集めるヒョンイク。
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ヤムジョンはジャジョムにまた娘だったらどうしようかと言う。
ジャジョムが心配ない、今度こそ天が裂けても息子が生まれると答える。
例の企みを父も実行するつもりでいることが分かり安心するヤムジョン。
ヤムジョンはイ尚宮を殺してくださいと申し出る。
もしくは、お腹の子を始末するか。
自分で何とかしろと答えるジャジョム。
恐ろしい女だと満足そうに笑う。
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ジャジョムが王様に、清が明との決戦に援助を求めてきたとしても、清は明に勝てないだろうと訴える。
ならば、明と手を組むべき。
世子やポンニム大君は死んだと考えるようにと。
そして、私に兵権をお与えくださいと申し出る。
私が死力を尽くして王様が受けた屈辱を晴らしてみせます。
おまえは忠臣だと言う王様。
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キム・インに、王様の憎しみは世子に向かうとほくそ笑むジャジョム。
世子が清の策略にのりますか?とキム・イン。
乗ったと信じさせると答えるジャジョム。
私が兵権を握ったら、重臣どもを一掃する。
一人残らず。
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イ淑媛に、どちらかの子は生まれてこられないと言うヤムジョン。
私の子かあなたの子がね、と。
意味ありげに笑うヤムジョン。
どういう意味?と怪訝な顔になるイ淑媛。
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一度に2人の側室が懐妊したと喜ぶ王様。
先に息子を産んだ者には褒美を取らせようと言う。
王様と王妃が仲むつまじく話をしている様子を見て不機嫌になるヤムジョン。
ヤムジョンににらまれて、怒られた少年のような顔になる王様。
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王女があんよの練習をしているところを物陰から見つめるヤムジョン。
産んですぐ捨てろと言った娘だが、本当は愛していないわけではないようです。
決して抱こうとしないのは、死んだヒョクへの罪悪感なのかな。
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ヒョンイクが砒霜(ヒ素)をヤムジョンに渡す。
自決用の毒薬。
少しずつ毎日の食事に混ぜれば、胎児が死に、いずれ流産すると言う。
すぐには効かないが、焦れば母親が先に死に、証拠が残る。
ヤムジョンは美しくおいしそうな和菓子をイ淑媛に勧める。
誘惑に負け、口に入れるイ淑媛。
ヤムジョンも食べていたから大丈夫だろうと。
が、そこには砒霜が仕込まれていた。
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あー。
食べちゃった。
イ淑媛の赤ちゃんは死んでしまうのでしょう。
自らも「死なない程度に食べればいい」と毒入り菓子を口にするヤムジョン。
恐るべし、です。
彼女の子は果たして男なのか女なのか。
どちらにしろ息子が生まれたことにはなるんでしょうけどね。
怖い怖い。
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