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花たちの戦い~宮廷残酷史~|14話 あらすじ&感想

kyuutei登場人物

ヤムジョン:キム・ヒョンジュ

仁祖(インジョ):イ・ドクファ

嬪宮カン氏:ソン・ソンミ

ソヒョン世子:チョン・ソンウン

チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ

キム・ジャジョム:チョン・ソンモ

ナム・ヒョク:チョン・テス

 

第14話 王妃毒殺計画

ヒョンイクは慶徳宮の水剌間に入り、王妃の食事にヤムジョンから依頼された失神する薬を入れるチャンスをうかがっていた。

が、女官たちの目が厳しく、なかなかチャンスは巡ってこない。

王妃が宮殿に戻ってきたら、すべてが終わるのだとヒョンイクに怒鳴り散らすヤムジョン。

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ヤムジョンが産んだ王子を猫かわいがりの仁祖。

キム・リュが王妃の幽閉を解くように進言するが、聞く耳を持たない。

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しびれを切らしたヤムジョンは自ら慶徳宮の水剌間に入り、女官たちを仕切る。

さも王妃の体を心配しているような振る舞いを見せ、毒味までしたが、王妃はヤムジョンが出した食事には手をつけないままだった。

ヤムジョンは、私でさえ二度も毒を盛られたのだから、王妃様が毒を疑うのも無理はないと泣いてみせる。

そして、これからは私が毎日食事を作ると宣言する。

たおやかな表情を崩さない王妃。

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王様に王妃は健康なのに突然泡を吹いて倒れる病で、それは生来のものではないかと言うヤムジョン。

ヤムジョンは遠回しに言ったが、キム・インがそれは癇疾(カンジル)だとはっきり言う。

驚く王様。

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ヤムジョンが慶徳宮へ行くと、女官たちが食事を運んでいた。

勝手なことをと怒ると、王妃の母が現れ、今後は私がお出しするから気遣いは無用よとやんわりヤムジョンを牽制する。

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清の太宗が突然亡くなり、わずか7歳の順治帝が後を継ぐ。
そして、ドルゴンは摂政に任ぜられ、清の実質的な支配者となる。

仁祖は自分を屈辱的な目に遭わせた太宗が死んだと知り、小躍りをして喜ぶ。

重臣たちとも祝おうと酒の席を用意するが、重臣たちの中に杯を取る者は1人もいなかった。

怒り出す仁祖。

太宗の墓を暴き、死体を余に捧げる者はいないのか?と叫ぶが、重臣たちは目をそらし、押し黙るだけだった。

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新王誕生の恩赦で牢獄から出されることになったジャジョム。

早速瀋陽館を訪れる。

お茶を飲み、この茶もご自分で栽培されたものですかと嬪宮に聞くが、その噂は事実無根だと答えるポンニム大君。

ジャジョムは、世子や嬪宮が畑仕事をすることに賛成だと言う。

国が危機に瀕していても、立ち上がらぬ両班は役に立たないと。

戻ってきた世子がジャジョムに駆け寄り、無事を喜ぶ。

ジャジョムは王様が知らぬふりをしたから、世子様に危険が及んだのだと言う。

王様の口からイムに投降を指示したとはとても言えませんと。

不穏な空気になるが、ジャジョムは皆様もてっきりご存じかとと笑ってごまかす。

あえて、の発言ですね。

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シム・ギウォンが、これ以上王様の乱行を見逃せぬと腹を立てている。

王妃の父とキム・リュに王妃の幽閉を解くため、先頭に立ってくださいと頼む。

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王様がサンホンの姿が見えないことに触れ、やつは王位交替を目論んでいるそうだなとほかの重臣たちに言う。

キム・インが私も風の噂に聞いたと、サンホンが世子を王位に就けようとしていることをあおる。

領議政がキム・インの発言に誰がそんなことをと声を荒らげ、王様をしっかり支えぬかと怒鳴る。

すると、王様がその言葉はそなたに言いたいと言う。

太宗の死を喜ぶ者はいないのか。

キム・リュが笑い出し、それほど祝いたいなら、今夜私が共に踊って差し上げましょうと言う。

そして、憂さ晴らしは今日で終わりです。

国政を正すことに専念してください。

まずは王妃を宮殿に戻し、内命婦の規律を正すのです。

さすれば、怪しげな女(もちろんヤムジョンのことです)も傲慢慢な行いを慎むでしょう。

口ごもる仁祖。

なぜためらうのですか?とシム・ギウォン。

仁祖は、重要な問題とは思えぬと言い、重臣たちに下がるよう命じる。

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シム・ギウォンが若い内官を呼び出し、酒でもてなす。

酔っ払わせて、ヤムジョンのことをあれこれ聞き出す。

毒入りのお菓子を自ら食べたこと、赤子を取り替えたことなど、宮殿の噂話をぺらぺらとしゃべる内官。

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戻ってきた内官はキム・インに何をしてきたのか聞かれ、その後、キム・インによって殴り殺されてしまう。

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王妃がついに宮殿に戻ってきた。

焦りと悔しさを爆発させるヤムジョン。

仁祖は王妃に誤解をしていたようだと謝る。

余を恨んだであろうと言う仁祖に、王妃は何も答えず静かに微笑むだけだった。

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キム・インに、王妃を女らしくなったと思わぬかといやらしい顔で言う仁祖。

早速、その晩、王妃の元を訪れる。

王妃は、家門が没落し、母が病に倒れたときの話をする。

薬を買えず、父は悔しさを慰めるように一晩中踊り続けたのだと。

私も父の心を慰めたくて一緒に踊ったと言い、王様の前で踊り始める。

妓生のような振る舞いをキム尚宮が止めようとするが、キム・インは止めなくていいと言う。

妖艶で、官能的で、そして深い悲しみを感じさせる王妃の踊り。

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王妃が踊っているという噂がヤムジョンの耳にも入る。

中宮殿へ向かうヤムジョン。

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仁祖は王妃に謝り、王妃を抱きしめる。

もう二度と王妃が涙を流すようなことはしない。

誰も王妃を脅かさないよう一生守ってやる。

そう言い、王妃の服を脱がした。

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灯りが消えた中宮殿の前で逆上するヤムジョン。

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嬪宮の父が血を吐いて亡くなった。

その知らせが清の嬪宮の元にも届き、嬪宮は号泣。

天を見上げ、父の葬儀にも出られないのですか?と王様への怒りと悲しみをより一層強くする。

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王妃が戻ってきちゃいました。

15歳の子どもだった王妃も大人になり、女として王様を魅了。

ヤムジョンにとっては大ピンチです。

またあの手この手で王妃を排除しようと企むんでしょうね。

操るはずのジャジョムも戻ってくるでしょうし、焦ったヤムジョンがどんな行動に出るのか恐ろしくもあり、楽しみでもあり( ̄▽ ̄) ニヤ

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