登場人物
ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ボンニム大君:キム・ジュヨン
ナム・ヒョク:チョン・テス
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
第20話 輿地球の波紋
宴の席で世子に譲位すると言い出した仁祖。
通訳のチョン・ミョンスはとても喜び、王様に酒を注ぐと言う。
通訳ごときが出しゃばるとは何事だと文句を言うサンホン。
サンホンはさらに蛮族という言葉を使い、ミョンスを怒らせる。
世子はミョンスの言葉を止め、王様に譲位の意向を取り下げるように頼む。
祝いの席にはふさわしくないと。
一気に空気が悪くなるが、音楽が流れ、再び仁祖も楽しそうに浮かれ出す。
そこへジャジョム経由の伝言が王様の耳に届く。
シム・ギウォンの謀反の件だった。
ジャジョムはク・イヌを呼び、シム・ギウォンが世子を担いで謀反を起こそうとしていると王様に言わせる。
本当は世子ではなく、フェウン君なのにね。
ク・イヌはシムがすでに世子と話はついていると言ったと嘘をつく。
まんまと騙される仁祖。
謀反に加担したとされる者たちを拷問にかける仁祖。
そこへ駆けつけるシム・ギウォン。
シムも拷問にかけられる。
ジャジョムは瀕死のシムの耳元で、担ごうとしたのはフェウン君ではなく、世子だと言えば、楽に死なせてやると言う。
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席藁待罪(ソッコデジェ)をする世子。
見たくもないから直ちに帰るように言えと大層不機嫌な仁祖。
ヤムジョンがまた仁祖の気持ちを煽る。
蛮族が怖くて譲位したと噂されているとか、嬪宮が戻ってきたら、宮殿の中に王様の味方は誰もいなくなるとか、言葉巧みに仁祖の心を操り、ヤムジョンだけが頼りだと思わせる。
ヤムジョンに甘え、ヤムジョンの胸の中で泣く仁祖。
やれやれ。
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ほかの重臣たちがシムの謀反に気づかなかったなんておかしいと責める仁祖。
シムは世子とキム・リュの名前を挙げたようです。
キム・リュは無実だと訴える。
仁祖は、ジャジョムを左議政と刑判に任じたことを領議政とキム・リュに伝え、3人で解決するように命令する。
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宮殿に行くと言う嬪宮を止める兄弟たち。
が、嬪宮は制止を振り切り、馬に乗って宮殿へと向かった。
嬪宮とソクチョルが席藁待罪(ソッコデジェ)をしている世子を見つける。
世子に駆け寄るソクチョル。
涙を流す嬪宮。
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仁祖、ヤムジョン、子どもたちで楽しく過ごしているところへ嬪宮がやってくる。
王様に許しを請いたいと言い、頭を下げ、世子様を助けてほしいと頼む。
嬪宮の言葉をいちいち悪く受け取る仁祖。
その様子を王妃に得意気に報告するヤムジョン。
王妃はヤムジョンに毅然とした態度で、いつかは正しい世の中が訪れると言う。
顔色が変わるヤムジョン。
ヤムジョンはあろう事か、きっと王妃をにらみつけ言い返す。
王妃の座は私のものです。
その座を奪うまで私はゆがんだ世の中で生きるつもりですと。
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嬪宮が宮殿から追い出される。
王様は輿地球を席藁待罪(ソッコデジェ)をしている世子の目の前に投げつけて壊す。
そして、世子にも殴りかかろうとし、内官たちに止められる。
その場に倒れてしまう世子。
ジャジョムはヒョンイクを呼び、世子が何の病なのか調べるよう指示する。
そして、鍼で世子を殺すように示唆する。
怯えるヒョンイク。
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父のことを誰よりも思っていた世子なのに、誤解され、ひどい仕打ちをうけていることが全く解せないワタクシです。
息子の言葉を信じなさいよ。
どこの馬の骨か分からない女の言葉や、保身と野心のために王様を利用しようとする奴らの言葉を信じるなんて!
本当に自分のことを思ってくれている人が誰なのか分からなかったのが、仁祖の最も愚かなところでしょうね。
史実に基づくならば、世子はもうすぐ死んじゃうはず。
なんてかわいそうなのぉぉぉ(TωT)
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