第71話 逆襲の始まり
ハナの姿を見て、今にも倒れそうなほどショックを受けるソル議員。
ラヒの動揺も相当なものだった。
ハナは、ソル議員の議員職への問題提起から始めるとユンチャンに言う。
あんな人が国会議員だなんて許せない。
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資料室にソル前会長の資料をもらいにきたハナ。
ドウンが駆けつけ、ハナに抱きつく。
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ドヒョンが父親を上回るほど冷たい企業家になったことを知るハナ。
ハミョンはラヒがSSを牛耳り、会長夫人気取りだということも教える。
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グァンチョルがまたチャン家にやってきた。
そこへハナが現れたという電話がチョンランに入る。
驚くグァンチョル。
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ハナがソル議員に会いに来るが、ソル議員は会うつもりがないと追い返す。
ラヒが追いかけ、話をする。
ハナは「議員選挙当選者の資格検証申請受理書」をラヒに渡す。
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グァンチョルを呼び出し、怒鳴りつけるソル議員。
グァンチョルは部下から即死した遺体を確認したと聞いていたと訴えるが、そんなことはソル議員にとってどうでもいいこと。
問題は今、ハナが生きていて、しかもソル議員の議員資格検証申請を出したということ。
1年前、ハナに顔を見られたのかと聞くソル議員に、グァンチョルは力なく頷く。
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ハナが訪ねてきたユンチャンにお礼を言う。
ここで安全に暮らせるように、ソル議員と和解したふりをしてくれたことへの感謝の気持ち。
今度は私が兄貴に恩返しをすると言うハナ。
事件に関わった人を調べ上げて、私の手ですべてを終わらせる。
今後安全に暮らせるよう私が手を打つわ。
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ソル議員、ラヒ、チョンランは3人ともハナを始末するようグァンチョルに依頼していた。
これがばれたら大変なことになると不安でたまらない3人。
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ハナはあの事件に関わった人たちを全員1か所にに追い込むつもりでいた。
追い込んで、全員一気に捕まえる。
それはソル議員が好きな「狩り」のやり方を真似たのだと言う。
パク・ドゥシクが主犯なのは間違いないが、謎なのはラヒ。
あの日ラヒはハナを狩猟場に行かせようと仕向けていた。
関与があるのは間違いない。
でも、パク・ドゥシクとの関係が分からない。
ハナはラヒに電話をかけ、パク・ドゥシクに会う予定だと話す。
会ったら、ラヒとの関係を聞くと言うハナ。
ハナの罠にかかり、ラヒはすぐにドゥシクと会う。
2人の尾行を依頼していたハナがその現場に現れる。
ラヒとドゥシクには何の接点もないはずなのに、なぜ会っているのかと尋ねられ、うまくごまかせないラヒ。
ドゥシクは無関係であるかのようにとぼけて、席を立つ。
ハナはラヒになぜあの日全員が狩猟場にいたのかすべて明らかにすると宣言。
女らしくて美人で頭が良く、家族にも大事にされていたラヒがうらやましかったと言うハナ。
不自由なく育てられたのに何が不満なの?
私の何が分かるのよと食ってかかるラヒ。
今に分かるはずだとハナ。
私たちのうちどちらかがこれでおしまいよ。
覚悟して。
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銃でハナを追い詰め、ユンチャンを撃ったのも間違いなくドゥシク。
だからといって、今、ドゥシクを摘発したところで、ソル議員は無傷で終わる。
ハナは関与した人全員を逃がさないつもりだった。
ラヒとドゥシクの関係など、パズルのピースを埋めるように考えましょうと言うハナに、ずいぶん成長したなと笑うユンチャン。
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チャン会長の病状が悪化しているとグァンチョルがチョンランたちに報告する。
自分はハナに山で顔を見られているので、ハナとチャン会長とを絶対に会わせないようにと念を押す。
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ヒョソンが発酵場が売りに出されているらしいとハナに連絡してくる。
恐らくラゴンの仕業だと言う社員たち。
彼は今もソル前会長に会っているらしいと知るハナ。
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ソル議員がドヒョンに、社内でソル議員の政治活動を支援する有権者を集結させるよう指示する。
そうすれば党も俺を必要としてくれる。
持ち株会社への転換が進み、経営権が僕に集まるのでご安心をと答えるドヒョン。
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ラゴンがSSに来ることをドウンとハミョンがハナに知らせてくる。
ラゴンはホテル事業の計画案をドヒョンに見せる。
ドヒョンは父さんの許可が下りたら、僕が後ろ盾になると約束する。
その後、会社でハナに声をかけられたラゴンは、驚いて計画案を落としてしまう。
それを取り上げるハナ。
ハナはラゴンがファンソをホテルにしようとしていると知り、激怒する。
ラヒとラゴンに怒鳴り込むが、ラヒは平然とこの担当がドヒョンであることを告げる。
ドヒョンの元を訪れたハナ。
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ドヒョンとハナが対決する立場になってしまったことが本当に切ないです。
運命を受け入れたと言うドヒョンだけど、笑顔が消え、感情が消え、まるで生気が感じられない人になってしまって、これが正しい選択だったとはとても思えません。
ソル議員は、以前の明るく優しくよく笑うあったかいドヒョンに戻ってほしいとは思わないのかしら。
黙って言うことを聞く息子ならそれでいいってことなんでしょうが、父がそんな人間だということもドヒョンは受け入れたということなのでしょう。
最近ドヒョンがかわいそうでたまらないワタクシです(TωT)
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