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2度目の二十歳|第15話 あらすじ&感想

nmhc12度目の二十歳

全16話

脚本:ソ・ヒョンギョン

演出:キム・ヒョンシク

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主な登場人物:ハ・ノラ(主婦・ウチョン大学1年生)・・・チェ・ジウ

チャ・ヒョンソク(演出家・ウチョン大学演劇学科教授)・・・イ・サンユン

キム・ウチョル(ノラの夫・ウチョン大学心理学科教授)・・・チェ・ウォニョン

キム・ミンス(ノラ夫妻の息子・ウチョン大学1年生)・・・キム・ミンジェ

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第15話

「鈍いな。俺たちは両思いなんだよ」と笑うヒョンソク。
ノラは驚いてしゃっくりが止まらない。
その様子を見ていたドンチョルがユニョンに電話で報告。

ノラは「離婚したことを知ってたの?」と聞く。
「心を整理するまで待ってた」とヒョンソク。
が、ノラはヒョンソクを好きではないと断言する。
「離婚歴に息子あり。そんな理由で諦めるな」と言うヒョンソクに、あくまでも否定し続けるノラ。
「うぬぼれすぎよ」と言い、小走りで帰って行く。

すっ飛んできたユニョンと話をするノラ。
ユニョンはノラが人を好きになるという感情を知ったことを喜んでくれた。

ノラも人を好きになるってこんな感じなのねと笑う。
ユニョンは、楽しめばいいと言ったが、ノラはそれどころじゃないと答える。
進路、引っ越し、バイト……。

いや、確かに目の前には問題が山積しているかもしれないけれど、それとこれとは別だよね。
好きって気持ちが芽生えていることは事実なのに、ずっと認めないつもりなのでしょうか?

眠れない夜を過ごしたノラとヒョンソク。
翌朝、ヒョンソクはノラの家の前まで迎えに行く。
ヒョンソクはノラが嘘をついていると感じていた。
20年も思い続けたのだから、証拠を見せてくれないと未練を捨てられないとヒョンソク。
おまえとしたかったことに付き合えと言い、まずはホットサンドを一緒に食べる。

大口を開けて食べられなかったり、ヒョンソクがシートベルトを外してくれるのを緊張しながら待ったり(笑)
公園では寝っ転がって漫画本を読みますが、ヒョンソクが顔を近づけて本をのぞき込んだりするだけでドキドキ。
友達だったときのように振る舞えないノラを見て、ほらやっぱりというような顔でにやにやしているヒョンソクです。

家の前まで送ったところで、ミンスに会う。
あのとき(ヒョンソクが、ケンカをしていたミンスとヘミの仲裁に入ったときです)の彼氏が息子だったのかと驚くヒョンソク。

ミンスはビールを買ってきて、ノラと家飲み。
ミンスは何をしたいのか、どう生きるべきか考えたことがないと言い、自分の将来について悩んでいた。
今までは父の指示に従っていただけ。
ノラは「今から考えればいい。そう慌てないで」と助言する。

次の日の朝もヒョンソクがノラを迎えに来た。
ノラが緊張していることを指摘するヒョンソク。
それでもノラは自分の気持ちを認めず、「あなたはタイプと違う」と言い張った。

ミンスがヘミを誘って日帰り旅行へ出かける。
ミンスが自分のことだけを見てくれるデート。
ヘミは今までで一番楽しいデートだと大喜び。
でも、これが最後のデートだとヘミには分かっていた。
ミンスは自分がどう生きたいのか考えるのが先だと思うと言い、期待はずれでごめんと謝った。

イジンとウチョルがすれ違うときに一礼しただけだったのを見かけたヒョンソクは、2人が別れたことに気づく。

ノラが事務所に行くと、サンエがガーリーなワンピースを着ていた。
サンエは「先輩に告白します。援護射撃をお願いします」とノラに言う。

これ、本当は嘘です(笑)
サンエはヒョンソクへの気持ちを隠し通せなかったことを謝った日(ノラの家に泊まった日ですね)に誰かいい人を紹介してくださいよとヒョンソクにお願いしてました。
この日は紹介してもらう日だったようです。
サンエがノラに嘘をついたのは、ノラを妬かせるため。
自分の気持ちに整理をつけて、ヒョンソクの幸せのために一肌脱いだんですね。
ううう。
サンエって本当にいい子。
泣いちゃう(TωT)

サンエの思惑通り、ノラの頭の中はサンエの告白のことでいっぱいだった。

ユニョンに誘われ、ノラは延南洞の店(ウチョルが親から引き継いだものかな。離婚したらノラの名義にすると言っていました)へ行くと、すでに売却されていた。

ユニョンはウチョルを信用していないので、ちゃんと財産分与がなされるか前から心配してました。
なので、店が売られていて、ますます不信感を募らせます。

ウチョルに電話をかけると、家を借りるためにお金が必要で売ったが、今の家が整理できたらそのお金を受け取れと言う。

本当は例の賄賂の件で脅迫されて大金が必要だったんですけどね

サンエに昨日のことを聞くノラ。
サンエは「予想以上に楽しめました」とにっこり。
「良かった」と笑うノラを見て、「我慢しすぎだわ」とつぶやくサンエ。

ウチョルの元に謎の封筒が届けられ、中を見ると、口封じのお金を渡している写真だった。
さらに、ウチョルがウチョン大学をクビになるらしいという噂がジャチョン大学にまで流れていることを知る。
罠を仕掛けられたことに気づくウチョル。
一体誰が?
イジンさん?

確認すると、やはりイジンの仕業だった。
実はウチョルの前任が賄賂で退職した事件もイジンが仕組んだことだった。

ウチョルは知らなかったみたいです。

が、ウチョルがお金を払ったことで、ウチョルの仕業になってしまったのだ。
しかも、念書を書かせたことでこれも証拠になってしまう。
なぜこんな写真を撮ったのかとウチョルが聞くと、イジンは「明日の朝になれば分かるわ」と答えた。

イジンの部屋から封筒を手にふらふら出てきたウチョルを見かけたヒョンソク。
声をかけたが、ウチョルは抜け殻のようだった。

サンエがネットの掲示板で、「K教授がコネ採用」という記事を見つける。
ヒョンソクが事件のからくりに気づき、賄賂事件の女子学生の写真と動画を探させる。

ヒョンソクがイジンにネットでの騒ぎについて、仕組んだのはイジンだろうと指摘する。
とぼけるイジン。
ヒョンソクは「政治家でもある理事長の娘とキム・ウチョル教授は不倫関係にある」と掲示板に投稿すると脅した。
証拠は劇場の防犯カメラの映像。
ヒョンソクは、ウチョルを陥れる理由が妻に未練を持つ彼への報復なら、ノラと息子を巻き込むなと諭す。
純粋な思いを裏切られたからと彼を陥れたところで何が得られる?
ヒョンソクはノラと息子が見る前に記事を削除するよう強く求めた。

イジンから隠れ家に呼び出されたウチョル。
イジンは「心変わりして悪かったとなぜ言ってくれなかったの?」と言いながら、持っていた封筒でウチョルを叩く。
封筒を見ると、中には店舗売買契約書が入っていた。

ウチョルが売りに出した店を買ったのはイジンだったんですね。
イジンはネットの記事も削除してくれました。
明日の朝、起きるはずだったことも止めてくれたってことなのかな。

ウチョルがヒョンソクの事務所へ行き、「なぜ僕を助けてくれたんだ?」と聞く。
親に問題があれば息子が苦しみ、ミンスが苦しめばさらにノラが苦しむ。
「そちらが不幸だとノラが安心して暮らせない」とヒョンソクは言った。

ウチョルが引っ越しの準備をしているノラの元を訪れ、「ヒョンソクに負けた」と報告。

何があったのか説明したようです。

翌朝、ノラがヒョンソクの事務所を訪ねる。
ウチョルを助けてくれたことへのお礼を言う。
いつもノラが傷つかないよう守ってくれるヒョンソクに「亡くなった父や、私を置いて出ていった母の代わりとおばあちゃんが用意してくれた人みたい」と言う。
でも、もうやめて。
私が苦しいの。
そばにいることも守られるのも辛い。
私の横からもう離れてほしい。

涙目で聞いていたヒョンソク。
思いがけないノラの言葉に衝撃を受けたはずです。
呆然としながら考え込んでいました。

改めてヒョンソクがノラを呼び出す。
「おまえに必要なのは時間か?」
「いいえ」
「俺はいなくていい?」
「うん」

ヒョンソクは初恋に執着しているわけじゃなく、今のおまえを愛しているのだと自分の気持ちをぶつける。
が、ノラは誰にも頼らず1人で生きてみたいという意志を覆すことはなかった。

「俺たちは20年を超えて初恋の続きをした。初恋は実らないと言うしな」
ヒョンソクが寂しそうに笑う。
そして、2人は別れた。

ノラは大学に退学届を提出する。

第15話の感想

えー!
なになになに?
どうなっちゃったのノラさん???
サンエに遠慮して自分の気持ちを封印してたんじゃないの?

でも、ヒョンソクが何でも先回りしてノラを守ってくれるから、それじゃあ「保護者」だったウチョルと同じってことなのかしら。
とにかくノラはいったん宇宙をぶち破る必要があるんでしょうね。
誰かに守られなければ何もできない自分のままでいたくない。

うんうん。
自分の力で生きて、強くなって、堂々と自分の気持ちにも正直になれる日が来たら、そのころにまたヒョンソクと再会してほしいですね。
ヒョンソクはまた怒ってるかもしれないし、嫌みばかり言ってくるかもしれない。
それでもきっとまたノラのことを好きになるのだと信じたいです。
成長したノラのことを、ね。

絶対絶対ハッピーエンド希望!(笑)

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