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上流社会|第3話 あらすじ&感想

jrsk14上流社会

SBS 全16話 2015年

演出:チェ・ヨンフン

脚本:ハ・ミョンヒ

出演:ユイ(AFTERSCHOOL) ソンジュン キム・ヒョンシク(ZE:A) イム・ジヨンほか

最高視聴率:10.1%

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【主な登場人物】

チャン・ユナ(テジングループ 末娘)/ユイ(AFTERSCHOOL)
チェ・ジュンギ(ユミンデパート 代理)/ソンジュン
ユ・チャンス(ユミンデパート 本部長)/パク・ヒョンシク(ZE:A)
イ・ジイ(ユナの親友)/イム・ジヨン
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第3話

ジイをベッドに寝かせ、外に出ると、チャンスがまだいた。
チャンスはジイに送ってと言われて送ってきただけだと言うが、ユナは信じない。
ジイは玉の輿に興味ない子だから、もてあそんだら許さないとユナ。
俺は被害者だと裸の上半身を見せるチャンス。

チャンスはユナが庶民のフリをしている理由を聞く。
「彼女が知ったらきっと傷つく」
その言葉に驚き「人の痛みが分かるの?」とユナ。
「馬鹿にするな」とチャンス。

チャンスはユナの家族の実態を最近知ったと言う。
結婚してさっさと家を出ればいいと言うチャンスに、ユナは「恋愛結婚がしたいの」と本音を告白した。
会長の娘じゃなく、私自身を愛してくれる人と出会いたいのだと。

帰り際、ユナはクビになったことを伝え、ジュンギの悪口を言う。
「俺の友達だぞ」とチャンスは怒るが、ユナは「関係ないわ。最低なヤツ」とつぶやいた。
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ユナ父が検察に出頭した。
それがギョンジュンの考えだと知るイェウォン。
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ユナ母はこの状況を打破するため、ユナに政略結婚を命じる。
ため息をつくユナ。

ジュンギからの電話が鳴り、部屋に戻る。
例の客が謝罪したいと必死に頼んできたのだと言う。
「謝罪を断ってチェ代理を困らせたい」と言うユナに、「思った通りの人だ。責任感が全くない。他人に迷惑をかけても平気なんですね」とジュンギ。
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結局、客からの謝罪を受けるユナ。

ギョンジュンが手を回したようです。
ユナは会社をクビになったからと兄への依頼を取り消したんですが、兄はそのまま決行したようです。

客はユナに復帰させるよう頼んでおいたと言うが、ジュンギから撤回したとは言われていない。
自分から聞くのは悔しいと兄にこぼすと、兄は「おまえの覚悟はその程度だったのか?」と言う。

覚悟を決めてジュンギを呼び出したユナ。
ジュンギは客が復帰を望んだとしても復帰させる気はないと答える。
理由は、ユナに仕事への切実さが感じられないから。
客が態度を一転させたこともおかしい。
裏で脅したのでは?
そんなジュンギにユナは「挫折を知らない金持ちの息子に何が分かると?」と食ってかかった。
「親しくない人に話したことはないんですが、君に個人的な話をしても?」とジュンギが切り出した。

それはジュンギが幼いころの話。
父は警備員の仕事をしていた。
ある日、理不尽なことで侮辱されている父を見て、ジュンギは父をかばう。
我慢して謝るばかりの父にジュンギは「なぜ我慢するの?こんな仕事辞めろよ」と泣きながら叫んだ。

「つらい話をさせてすみません」と謝るユナ。
「恥ずかしい話だと思いました?
だから、進歩がないんだ。
貧乏は恥ずべきことですか?
父は僕の自慢です。
家政婦の母と3人幸せな家庭です。
屈辱に耐えて職務を全うした父の話をすることで、仕事の大切さを教えたかった」
ジュンギの言葉にユナは自分から「復帰しても?」と声をかけた。
「今夜飲み会があります」とジュンギは答えた。

ユナのジュンギに対する感情がちょっと変わりましたね。
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ユナがジイに「自分の秘密を話すとき、”君が初めてで”と言われたらどう解釈するか」と聞く。
男ならちょっかいだとジイ。
でも、チェ代理は例外だと笑う。
そのチェ代理から聞いたのだとユナ。
そして、彼がお金持ちではなく苦労人だったことを伝える。
「雲の上の人じゃないのね?」と嬉しそうなジイ。

いや、喜んでる場合じゃなくない?>ジイ!
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ジイはチェ代理の顔を見に行こうとした先でチャンスにバッタリ会ってしまう。
高級ブランドのシャツなので弁償するのは懐が痛い。
結局弁償はしなくてもいいことになるが、チャンスは「人に恩を受けたら、返すのがスジだろ」とジイにコーヒーをおごらせる。
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「ダサくて貧乏でバカなのに、なぜか一緒にいたい」とつぶやくチャンス。
ジイに「おまえのことだ」と告白。
が、ジイはチャンスの悪口を並べたて、御曹司はテレビで見てるのが一番だと答えた。
「振られたのか?」とチャンス。
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ギョンジュンがイェウォンに、掃除が必要だから、代表を辞任するようにと指示する。

イェウォンは部下に弟を消したいから私の代わりに手を汚してくれる人が欲しいと命じてました。
ま、マジ?

早速、ギョンジュンのことを父に告げ口するイェウォン。

イェウォンは父に会うために、ソラに協力を求めます。
そのことをソラから聞かされた母は、はらわたが煮えくりかえりそうな思いに駆られることに。

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姉もコントロールできないのかとギョンジュンに怒鳴り、副会長の座を退くようにと命じる会長。
嫌だと断ると、会長は「いつから私より偉くなったんだ」と物を投げつけて激怒する。
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ジュンギ母がユミンデパートに買い物。
ユナのところで試食をして、店内を見て回ったあとで買いに来ると言ったが、約束通りちゃんと戻ってきてくれた。
戻らない人がほとんどなのにと感動するユナ。
彼女がチェ代理の母だと知ったユナは、喜ぶはずだとチェ代理を呼ぶ。
邪魔になるからと遠慮した母に気を利かせてくれたユナ。
母はユナがすっかり気に入った。
ジュンギが母をお茶に誘い、母がユナも誘ったが、ジュンギが「迷惑だよ」とユナに気を遣う。
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ユナ母がイェウォンを呼び出すと、イェウォンはもう限界なのだと泣きついてきた。
愛のない夫婦仲、会社ではお荷物。
必死で訴えたが、母は「ギョンジュンに従いなさい」と言うだけだった。
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ユナは結局ジュンギと母のお茶タイムについていった。
ジュンギは急用で仕事に戻ることになり、ユナが母に付き合うことに。
ジュンギ父からのメールを見せたり、体が不自由なことを話したりする母。
2人はすっかり仲良しになった。

いやいやいや。
それってやっちゃダメなヤツだよね。
親友が好きな人のお母さんと仲良くなるなんて反則!
正直、ユナのこと無神経って思っちゃいます。
ジイにチェ代理が秘密を話してくれた話をしたときも「?」でしたが……。

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ギョンジュンにイェウォンを追い出さないでとやんわり頼む母。
ギョンジュンは今回のことは父に任せて旅行に行くと言う。
ユナを連れて行くと言うのが引っかかる母。
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売り場の全従業員との飲み会。
上司が酒の苦手なユナに無理矢理飲ませる。
その様子を見ていたジュンギがさりげなくユナのグラスに水を注ぐ。
ジュンギのユナへの優しさをジイも見ていた。

おかずも取ってくれてました。
ジイは見逃さずに全部見てました。

そこへチャンスが登場。
「2次会は私がおごります」と言い、従業員たちの歓声を浴びる。
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ユナがジュンギにお礼を言う。
「解雇の撤回と飲み会でのお気遣いです」と。
「深い意味はない」と答えたジュンギ。

ジイがそんな2人のやりとりをこっそり見ていた。
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ジイがトイレでユナに言う。
「チェ代理は終わり」と。

チェ代理がユナにしてくれたことを並べ、気がなければできないことだと指摘した。
そして「ユナも好きでしょ?」と言った。
慌てて「いや、私は違うわ」と否定し、「母親はいい人だった」と弁解すると、「気があるから親の印象もいいのよ」とジイが鋭い突っ込み。
ジイはユナに幸せになってほしいと言う。
「私の勘だとチェ代理はあなたに気があるわ。
いい男は女を前向きにさせてくれる」

そう言ってユナの背中を押してくれた。
涙を流すユナ。

ジイってなんていい子なの!
あまりにも健気なジイに私まで号泣でした。
ジイにはチャンスがいるからまだ救われるけど、ユナのやってることって正直かなりひどいよね。

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飲み会が解散し、ユナとジイが2人で歩き出す。
後ろからジュンギが「1人で帰れますか?」と声をかける。
ユナを見ていることに気づいたジイは、明るく「ユナを送ってください」と頼む。
ジイは涙を飲み、1人で歩き出した。
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ジュンギが拾ってくれたタクシーに乗り込むユナ。
ユナは飲み会でジュンギがしてくれたこと、ジイに言われた言葉を思い出し、温かい気持ちになっていた。
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チャンスはジイに会いたくて家に押しかける。
チャンスの素性を知ってからは引け目を感じると言うジイに、「劣等感を抱くな。ジュンギの実家もおまえの家と変わらないが、ヤツは親友だし偏見もない」とチャンス。
ジイはチャンスが自分に気があることには気づいているが、結婚につながらない恋愛はしないから告白はしないでくださいと頼む。
告白されたら心が揺れるから。

「また振られたのか?」とチャンス。
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職を解かれたイェウォンがギョンジュンに怒りを爆発させる。
激しく相手を罵り合う姉と弟。
イェウォンはギョンジュンの部屋をめちゃくちゃにする。
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帰宅したユナは嬉しい気持ちを真っ先に兄に聞いてほしくてギョンジュンの部屋へ行く。
荒れた部屋を見て、姉の仕業だと気づくユナ。
兄はユナに鍵を渡し、「僕に何かあったら開けろ」と言う。
「絶対に何も起こったりしないわ」と言い、鍵を受け取らないユナ。
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気分が沈んでいる兄がユナの幸せな気分を分けてくれと言う。
好きな人ができたこと、偶然彼の母に会ったこと、小さな偶然が重なって運命を感じたことを嬉しそうに語るユナ。
兄は「告白しろ」と言う。
「我慢は無益」
ユナは兄の言葉を胸に刻んだ。
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ジュンギの部屋にユナの情報が書かれた書類。
パソコンには「創業者チャン・テジン20周忌」の写真。
ジュンギはユナの素性を知っていた。

ユナの髪飾りを手に取り、遠くを見つめるジュンギ。

「3度の偶然は運命と言うが、僕は運命を信じない。僕は選択するだけだ」というジュンギのナレーションが再び流れました。

第3話の感想

まずは、ジュンギのラストシーンから。
ジュンギはいつから知っていたのだろう。
そこが最大のポイントですよね。
最初から知っていた?
考えてみれば、ユナの顔写真をネットで調べてチャンスに送ったのはジュンギなんですもんね。
じゃあ、なんで何度もチャンスにユナとの関係を聞いたんだろ?

ユナはジュンギのカモにされてしまったのかな。
せめてユナという人間そのものを愛してあげてほしいですよね。
ジイのためにも。

てか、ジイ、本当にかわいそうでした。
正直、自分がジイだったらと思うと切なすぎじゃないですか。
自分と同じ境遇だと思っている親友が、実は財閥令嬢で、家庭の事情はともかく、強力なバックボーンがあることは事実なわけで。
客にブスだの何だのってクレームをつけられてもジイは謝るしかないけれど、そりゃあ、ユナは強気に出れるよね。
学歴のことだってジイは同情してるけど、実は留学経験もあるような高学歴なわけだし。
で、親友が長いこと片思いしてた男性を自分も好きになり、相手からも好かれるなんて、ジイにしたら「そりゃないぜ」な話です。
それでもユナを応援するために身を引いてくれたジイ。
あああ。
ジイがかわいそうすぎます。
ジュンギはジイの気持ちを知ってたわけですよね。
それでもユナを選んだのはなぜ?
やっぱりユナがテジングループの令嬢だと知ってたから?
そうじゃなければ、この段階でユナを好きになる要素なんてないですよね?
気になる存在なのは分かるけど。

うーん。
納得しがたいことが多々あるけれど、ま、とにかく先を進みましょう(笑)

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