第2話「容疑者」
事故現場
車を降りて、何にぶつかったのか見に行ったドフン。
1話では何を見たのかというシーンはなかったのですが、
やはり血まみれのジヒを確認していました。
呆然と立ちすくむドフン。
背後でユジョンの自分を呼ぶ声が聞こえ、
慌てて車に連れ戻すドフン。
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病院
横たわるジヒの手を握るミニョク。
医師からの説明で、ジヒが妊娠していたことを知る。
「助けてくれ」と医師に懇願するミニョク。
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手を洗うドフン。
血まみれのジヒが頭から離れない。
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ドフンの家
家族3人で朝ごはんを食べていると、
母がまた別の縁談を持ちかけてくる。
父はユジョンを気に入っているが、
母はもっと条件のいい嫁をもらいたいと思っているみたい。
2人の会話から、ドフンの学費をユジョンが援助してくれたことが分かります。
「今までありがとう。検事になったからほかの人と結婚すると言うよ」とドフン。
その言葉に決まり悪そうな母。
「母さん、僕を悪者にしないで」と言うドフン。
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車を修理に出すため取りにきたユジョン。
ドフンの父からキーを借りる。
「ドフンにやらせろ」と言う父に、
「初出勤のドフンさんを煩わせたくなくて」とユジョン。
そんな彼女に「義理の父になれて嬉しい」と言う父。
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知人に車の修理を頼むユジョン。
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病院
ひき逃げ車を絞り込んだリストを見るミニョク。
その中に「カン・ユジョン」の名前を見つけ驚く。
あの車の持ち主はユジョンだったんですね。
そのときジヒの容態が悪化し、集中治療室に駆けつけるミニョク。
「私たちの赤ちゃん……」と言うジヒ。
手を握り、「ジヒ、心配するな」とミニョク。
そして、ジヒは「愛してる」という言葉を最期に息を引き取る。
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ひき逃げ事件について調べるドフン。
なんとドフンがこの事件の担当になったんですね。
神様のいたずらか。
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セヨンが友達と飲んでいる。
ミニョンと結婚するのかと聞いてきたくせに、
みんなでミニョンの陰口をたたいている。
気分が悪くなり、部屋を出て、非常階段(?)に行き、
そこにあった荷物を蹴り飛ばすセヨン。
同じ非常階段にいたドフン。
歓送迎会が同じビル?店?だったのでしょうか。
「見てた?そっちもワケありみたいね」と言い去って行くセヨン。
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ユジョンが帰宅すると、
車の写真を撮っている男性が。
事故があった時間帯に運転をしていたか、別の人が運転していたかと聞かれ、
「ワインを2杯も飲んだ」というドフンの言葉を思い出し、
自分が運転していたと答えたユジョン。
何かあったのかと聞くと、ひき逃げ事件だと答えるその男性。
驚くユジョン。
ユジョンにしてみたら、
まさかドフンがあのときに血まみれの人を放置したとは思っていないし、
自分たちがひき逃げ事件に巻き込まれるなんて青天の霹靂なわけですよね。
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ミニョクの家
朝食をとる家族たちに「ジヒが死にました」と報告するミニョク。
そんなミニョクに父は縁起が悪いから塩をまいておけと部下に命令。
ここでまた一悶着。
「出て行け。自分の力で生活しながら、好きなように生きてみろ。
自力で稼いだこともないくせに。
おまえが享受している自由は私が与えたものだと気づくはずだ」と言い放つ父。
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被疑者リストにユジョンの名前を見つけ、驚くドフン。
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高速道路料金所
「ひき逃げ事件です。事故の起きた時間帯に現場を通過した車両を捜査しています。
協力してください」という先ほどの男性の言葉を呆然としながら思い出している。
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ユジョンに会いに来たドフン。
自分がこの事件の担当検事で、ユジョンが被疑者となっていることを伝える。
「なぜ黙ってた」と聞くドフン。
「検事になりたてだから迷惑をかけたくなかったの」と答えるユジョン。
ドフンからユジョンは有力な被疑者で、
警察が拘束を要求していると聞かされる。
「なぜ君が運転したことになってる」と聞かれ、
「私が持ち主だからよ」と答えるユジョン。
「なぜ修理した?廃車にしようと言ったのに勝手なマネして……」と感情的になるドフン。
高ぶる気持ちを自分自身で少し落ち着けて、
「相談すればいいのに」と一言。
ユジョンはただドフンを煩わせたくなかっただけだと説明。
個人の店に修理に出したのも安く済ませたかったから。
ユジョンは、ひき逃げなんてしていないという確信があるから、
たとえ疑われたとしても、きちんと説明すれば分かってもらえると信じている。
でも、ドフンはそうじゃない。
「不本意だからって無罪にはならない。行こう。行って事実を話そう」と、
ユジョンの手を引く。
「どうせ辞めることになる」と言っているので、
このときはユジョンに罪を着せようと思っていないことが分かります。
「あの言葉を覚えてる?」とユジョン。
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回想シーン
ガソリンスタンドで働くユジョンが、
社長の軽油車にガソリンを入れたと怒鳴られている。
「責任をとれ。給料から差し引くぞ」と言われていたユジョンに、
それは法的に間違っていると助け船を出してくれたドフン。
社長に誰だと聞かれ、「この子の彼氏です」と答える。
バス停でお礼を言うユジョン。
「検事になったら絶対勝つわね。
私が困ってたら助けてくれる?」と聞くと、
ドフンは「貧乏で弱い人なら」と答える。
「金持ちで強い人は?」と聞くと、
「放っておいても平気です」と答えるドフン。
「私のこと覚えててくれる?」の言葉に、
「これを持っていれば思い出します」と四つ葉のクローバーを渡し、
バスに乗り込むドフン。
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現在に戻る
「困っていたら、これを持ってこいって」と言い、
四つ葉のクローバーを見せるユジョン。
「助けて。彼氏がひき逃げ犯にされそうなの」とドフンに言う。
自分がひき逃げ犯になるという意味。
検事であるあなたがそうなるようにうまくやってくれということ。
もちろん彼女はドフンが本当にひき逃げしたとは思っていないから、
たとえ裁判になったとしても、ドフンが助けてくれると信じている。
「(検事になるために)どれだけ大変だったか、私が一番知ってる。
その時間を無駄にしたくない」
そう言いながら、四つ葉のクローバーをドフンの手に握らせるユジョン。
ドフン「君はどうなる」
ユジョン「ドフンさんがいないと私の夢は叶わない」
ドフン「だけど……」
ユジョン「愛してる。自分よりずっと。信じてる。私を信じて。
何かの誤解よ。私たちは事実を知ってる。だから、私を守って」
涙を流しながら彼女の気持ちを聞くドフンはどんな思いだったのかしら。
そこまで自分を信じて、守ろうとしてくれているユジョンに、
申し訳ない気持ちでいっぱいだったはず。
だって、守りきれる自信はないでしょう。
血まみれのジヒを放置したことは、
紛れもない事実なのだから。
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ジヒの家を訪ねるミニョクだが、扉には「部屋貸します」の貼り紙が。
破り捨てて、部屋に入り、落ちていた鏡を踏みつけ粉々に割り、大声で叫ぶ。
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回想シーン
洗濯をしながら夢の話をするミニョクとジヒ。
ジヒの夢はミニョクより1日早く死にたいということだと言う。
もちろんそれはずっと2人で仲良く年を重ねていった先でのこと。
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そんな楽しく夢で溢れていたころを思い出しながら、
飛び降り自殺でもするかのように屋上の縁に立つミニョク。
本当に落ちそうになり、「死ぬとこだった」と1人泣き笑い。
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セヨンが帰宅すると、家の前にミニョクが待っている。
「俺が家を追い出されて一文無しになっても、俺と結婚するか」と聞くと、
「お金のないあなたは魅力がない」と答えるセヨン。
そのままセヨンの家で寝てしまうミニョク。
そんな彼を優しい目で見つめながらデッサンするセヨン。
描いていたのは、男性に寄り添う女性の絵?
ミニョクに寄り添う自分?
何かに気づいたようにはっとし、急いでミニョクに駆け寄るセヨン。
ただ眠っているだけではないミニョクに気づいた様子。
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「死ぬ勇気もないくせに薬を飲むとはなんて奴だ」と苦々しそうな顏でつぶやくチョ会長(ミニョクの父)。
「よりによって母親と同じマネを」と。
お母さんは自殺だったのかしら。
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病院のベッドで横たわるミニョク。
夢を見ていたのか「母さん」と叫び、目が覚める。
継母が嬉しそうに「母さんよ、気がついた?」と近づくが、
「頼むから出てってくれ」と言われ、悲しそうな顔をする。
すぐに笑顔を取り繕い、「家に電話してくるわ」と言って部屋を出る。
病室に入ってくるセヨン。
ミニョクの携帯電話が鳴り、「確か?」と聞き、点滴を外し始める。
止めるセヨン。
「また私の前で倒れる気?」とビンタする。
笑って「目が覚めた。ありがとう、助けてくれて」と言うミニョク。
でも、「やることがある」と言って、病室を出て行ってしまう。
立ち尽くすセヨン。
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警察署に入るユジョン。
ドフンからの電話が鳴るが取らない。
一方、ミニョクも警察へ。
取り調べを受けるユジョン。
本当に何も知らない、誰も見なかったと必死に訴えるが、
とぼけないでと一蹴される。
翌日にすぐ修理に出したこと、
安く済ませようと、知人に出したことがより疑われる結果になってしまっている。
しかも、その車から血痕が出たとのこと。
トラックが飛び出してきたことや、
工事現場のドラム缶にぶつかったことを伝えるが、
そんなものは現場になかったと言われる。
必死に何も知らない、人はひいていないと訴えるユジョン。
そのやりとりを陰で聞いていたミニョクが、
ロッカー?壁?を叩いて部屋を出て行く。
ミニョクがそこにいたことをいぶかしそうに見つめるユジョン。
刑事は被害者が3時間も放置されていたこと、
彼女は妊娠中だったことを伝える。
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電話に出ないユジョンを心配して警察にやってくるドフン。
警察署の階段でぶつかるミニョクとユジョン。
「代行、ぶつかったら謝らないと」とミニョク。
「すみません」と言って立ち去ろうとするユジョンの腕をつかみ、
階段の手すりに押しやり、
「よくも俺のモノに手を出したな」と言いながら、首を絞める。
顔を真っ赤にし、もがき苦しむユジョン。
何とか逃げ出すも、今度は壁に押しつけられ、
殴られるのかと思い悲鳴を上げたが、
拳はユジョンではなく壁にたたきつけられた。
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ユジョンを探すも見つけられないドフン。
そこへ事故現場付近の映像が手に入ったとの連絡が入る。
「私が確認します」という言葉に慌てて、自分で確認すると答えるドフン。
ユジョンに会えないままその場を去る。
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ユジョンとミニョク。
「謝って済む問題じゃない。苦しんだんだぞ」とミニョク。
拳からは血が流れている。
ユジョンが身動きできないようにしっかりと押さえつけているところに、
警察が「ここは警察だぞ」と2人を引き離しに来る。
警察に押さえられながら、「これくらいで怯えるな」と叫ぶミニョク。
放心状態でしゃがみ込むユジョン。
秘書が現れたことで、この男性が被害者の恋人ミニョクであると理解する刑事。
ミニョクは「またな」と言ってその場を去る。
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現場付近の映像を見ているドフンと電話をくれた男性。
画質が悪いので顔は不鮮明だが、ナンバーは確認済みだとのこと。
1台の車を指差し、「この車の搭載カメラを見ればドラム缶を捜せるかも」と言うドフンに、
問題はドラム缶じゃない、運転手の顔が写っているかどうかだと答える男性。
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業者にお金を渡し、
亡くなった子どもの亡骸を受け取るミニョク。
ジヒと同じ骨壺に入れて弔う。
入れ違いでユジョンがジヒと子どものの弔いにやってくる。
「どうしよう。どうすれば……ごめんなさい」と涙を流すユジョン。
自分たちが彼女を殺してしまったのかもしれないと思い始めているのでしょうか。
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検事と話をするミニョク。
雨で証拠は消えてしまったが、被疑者の近くで足跡が見つかったと言う検事。
識別は難しいが、事故を起こして逃げた証拠になるとのこと。
「確認して逃げたということか」とミニョク。
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「後輩に会ってくれ。おまえに会いたいそうだ」と先ほどの検事。
この検事、ミニョクとは先輩後輩の間柄だったんですね。
ひき逃げ事件のことで会いたがっている人間が、
Kグループの御曹司だと知るドフン。
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連れて行かれた家の庭から女性の悲鳴が。
犬に襲われていると勘違いし、急いで庭に出たドフンだが、
実は犬とじゃれ合って遊んでいるだけだった。
その女性はセヨン。
2人は以前会ったことを思い出す。
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バーカウンターに立つミニョク。
ドフンにお酒をふるまいながらセヨンを自分の婚約者だと紹介する。
カン・ユジョンに最高刑をとミニョク。
セヨンがジヒはこの人が愛した女だと言う。
1人でワインを何杯も飲むセヨン。
「死んだ女の話を続ければ?」と捨てゼリフを吐いて部屋を出る。
ドフンも「個人的な頼みは聞けません」と言って席を立つ。
「頼みじゃない。法が正しく執行されるかどうか見届けたいだけだ」と言うミニョク。
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酔っ払って足元がおぼつかないセヨン。
それでも車を運転しようとしている。
心配だと言って、セヨンの車の運転席に座るドフンと、
助手席に乗り込むセヨン。
その様子を窓から見ているミニョクは、グァンスに「あいつを調べろ」と命じる。
グァンス。
調べてみたら、チョ会長の弁護士の弟だそうです。
秘書ではないみたい(笑)
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……こんな感じの2話でした。
うーん。
嫌な展開になってきました。
皆さん、うすうす感じていると思いますが、
ひいたのはきっとドフンではないんですよね。
チョ会長の仕業なのかなぁ。
でも、放置してしまった。
これが彼の最大のミス。
ドフンはきっとどんどん悪魔の誘惑に負けていくんでしょうね。
なんてかわいそうなユジョン。
見るのが辛くなりそうです。
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