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第8話
レンガを屋上まで運べば、希望金額の年俸保障と個人面接が待っている。
何も入れなかったイヌ、片手でも持てるほどの金額を入れた様子のジェインは問題ないとして、
借金返済分のレンガを詰め込んだヨングァンは大ピンチ。
イヌにも「結局またリタイアだな」と馬鹿にしたような口調で言われる。
「野球も就職活動もそれがおまえの限界だ。必死にあがいても越えられない壁が存在する。おまえの壁はこの俺だ」と。
悔しそうなヨングァン。
「待ってますね。絶対にあきらめないでしょ?運転手の息子の実力を見せてください」と微笑むジェイン。
「当たり前だ。何があっても上ってやる」と言うヨングァン。
気合いでレンガを担ぎ上げ、会場を出て行くヨングァンが気に入らないイヌ。
階段を上るヨングァンのレンガに後ろから手をかけ、
階段から突き落とす。
その様子をモニターで見ている会長たち。
ジェインとイヌは合格。
だが、階段から転がり落ちたヨングァンはタイムリミットが近づいても姿を現さない。
約束を守る人が来ないのはおかしい、何かあったに違いないから様子を見てきていいかと申し出るジェイン。
屋上から1歩でも下りたら不合格になると言うヨンド。
それでも、我慢しきれずジェインが階段を下りようしたその瞬間、
ヨングァンがレンガを担いで屋上に上がってきた。
レンガを置き、イヌを殴りつけるヨングァン。
モニターを見ながら驚く会長。
「おまえなんかに俺は止められない」とヨングァン。
録画したモニターの映像をすべて削除した会長。
これではイヌの反則を証明できない。
イヌが個人面接を受ける。
袋にレンガを1つも入れなかった理由を聞かれ、
「俺の年俸はこれじゃ入り切らない」と答えるイヌ。
それでも屋上まで来た理由を聞かれると、
「蹴落としたいヤツができた」と答える。
面接に関しての決定権を持つ自分を尊重しろと言うヨンド。
相変わらず生意気な態度をとるイヌを傘で殴り、
「今度私をなめたら腕もしくはその脚をへし折るぞ」と言う。
面接を受けるヨングァン。
先に反則をしたのはイヌだと訴えるが、我慢しろと言うヨンド。
なぜなら、イヌはこの会社の会長の息子で、後継者候補だから。
俺には無理だと答えるヨングァン。
そんなヨングァンにヨンドは言う。
「あの扉を出た瞬間、再び負け犬になる。すべてをイヌのせいにしながら、敗北感にもがき苦しむ。だから、野球でもイヌに勝てなかったんだ」と。
家柄はもちろん学歴や容姿も完敗。
野球の実力も負けている。
それを潔く認めろと。
「認めたら何が変わるんだ」と聞くヨングァン。
「それでこそ勝てる。貴様に夢があるなら」とヨンド。
ヨングァンが運転手の息子だと知る会長。
そして、ヨングァン姉ギョンジュのところへ行く。
ギョンジュは会長の秘書だったんですね。
みんなの前で「運転手の娘や息子の分際で身の程知らずめ」と罵られ、
この件は君が解決するようにと言われる。
ヨングァンに面接をこれ以上続けさせるなという意味。
ずるいよね、ソ・ジョンミョン。
姉はヨングァンの元へ。
本気なのかと聞く。
俺が会社に入ると恥ずかしいのかと問う弟に、
「一番恥ずかしいのは、落ちて、運転手の息子と馬鹿にされること。やるからには必ず合格するのよ。堂々と実力で合格して会長にも文句を言わせないで」と言う姉。
ジェインがヨングァンに2か月だけだから怒らないでと言う。
ヨングァンはジェインがイヌの世話係をやるのだと予想していた。
イヌとは深く関わらないでほしい言うヨングァン。
あくまでも俺の希望だと。
にっこり頷くジェイン。
ジェインをオープンカーに乗せて暴走するイヌ。
おもしろがっているが、ジェインは本当に苦しそう。
車を降りたジェインは、
交通事故に遭った記憶があって、車が速すぎるとパニックになるのだと言う。
それでも謝らないイヌをカバンで殴るジェイン。
「トラウマの怖さを知ってるくせに」と叫ぶ。
会長からの電話のときに起こる発作の原因は何ですかと聞くジェイン。
幼少期から父に受けてきた虐待の場面が次々にイヌの脳裏をかすめる。
心を閉ざしていたら何も解決しない。
1人ぐらいには心を開かなくてはと言うジェイン。
自分がイヌを治療してあげたいと。
交通事故の記憶を聞き、
イヌはジェインの履歴書を見たいとインチョルに頼む。
希望の家で育ったこと、17年前に施設に入ったことを知り驚愕するイヌ。
「どうした?知ってる子か?」とインチョル。
知らないと答えながら、
父には彼女の名前を報告しないように言う。
顔色一つ変えないインチョルだが、
腹の中では、思惑通りに事が進んでいることにほくそ笑んでるはず。
帰宅すると、ヨングァン母が激怒していて、ジェインの荷物を放り投げる。
箱に入った父からの手紙を読んだらしい。
通帳をジェインに投げつけ怒鳴るヨングァン母。
ジェインが立て替えてくれた3500万の中には、
17年間夫が送っていたお金が入っている。
一生懸命働いて稼いだお金がジェインに流れているとも知らずに、
17年間バカを見たと。
ジェインは、ただおばさんや家族と暮らしたかっただけだと言うが、
ヨングァン母の気持ちは鎮まらない。
ジェインが出ていったことを知るヨングァン。
息子に叱られると立つ瀬がない母。
逆の立場で考えてみろ。あの子は17年間放置されていたのだと。
父が送ったお金は捨てたことへの償いであり、
本人を責める問題か?と言うヨングァン。
聞きたいことがあるから家に来るようにとジェインに電話するイヌ。
病室ではジェイン母がオ検事にジェインを探してと頼んでいる。
亡くなったとは言わず、行方不明だと伝えたんですね。
そうだ、それが正しい報告の仕方でした。
両足で歩けるようになったら、真っ先にあの男から殺してやるとつぶやくジェイン母。
あの男とは、そう、ソ・ジェミョン。
面接のことで話をする会長とヨンド。
ヨンドは1人だけ生き残りそうなヤツがいたと報告する。
1個しか袋にレンガを入れなかったジェイン。
ジェインはそのレンガに「知足者富」と書いていた。
足るを知るものは富む。
人の欲を詰め込める袋はこの世に存在しない。
足るを知らぬ者は幾ら詰めても貧しいはず。
それが私の望む答えです、そう話すヨンド。
会長は正解を当てた者の名前を聞く。
でも、教えないヨンド。
削除されては困るからと。
ジェインが来たと思ってドアを開けると、
そこにいたのは父だった。
面接を全部見たと言う父。
ヨングァンを階段から突き落としたのも見たと。
しまったというような顔をするイヌだが、
父の口からは意外な言葉が発せられる。
「よくやった」。
目障りなヤツは容赦なく排除しろと言う父。
おまえがやったことで初めて気に入ったと、
イヌの頭までなでる父。
そこへ入ってきたジェイン。
鉢合わせした会長に挨拶をし、名前を名乗ろうとしたところで……。
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うーん。
ユン・ジェインという名前を会長に知られてしまうのでしょうか?
それとも……。
続きが楽しみです。
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