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町の弁護士チョ・ドゥルホ|第17話 あらすじ&感想

町の弁護士チョ・ドゥルホ

【主な登場人物】

チョ・ドゥルホ:弁護士、元検事/パク・シニャン

イ・ウンジョ:クムサン法律事務所の弁護士/カン・ソラ

シン・ジウク:検事、ヨンイルの息子/リュ・スヨン

チャン・ヘギョン:ドゥルホの元妻、クムサン法律事務所の弁護士/パク・ソルミ

シン・ヨンイル:ドゥルホの元上司、ジウクの父、ソウル中央地検検事長/キム・ガプス

チャン・シヌ:クムサン法律事務所代表/カン・シニル

チョン・グンモ:テファグループ会長/チョン・ウォンジュン

ファン・エラ:ドゥルホの事務所の事務長/ファン・ソクチョン

ペ・デス:DS金融社長/パク・ウォンサン

マイケル・チョン:チョン会長の息子/イ・ジェウ

キム・テジョン:クムサン法律事務所の弁護士、シヌの忠実な部下/チョ・ハンチョル
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第17話

ヘギョンの逮捕を受け、ドゥルホがヨンイルを訪ねる。
本当の狙いは何ですか?総長になるのにお金が必要ですか?と聞いても、ヨンイルはとぼけるばかり。
チョン会長を捕らえても終わらないなら、とことん戦いましょうと宣言するドゥルホ。

ジウクがヘギョンを取り調べる。
ヘギョンはDHKグローバルという香港の幽霊会社がチョン会長の横領と脱税の手助けをしていて、その会社の社長がヘギョンであることを説明する。
どこまで関与してるのかとジウクは詰め寄るが、ヘギョンは黙秘権を行使すると言い、何も答えない。

ドゥルホがヘギョンの弁護士だと主張し、取り調べに立ち会うことになる。
ヘギョンはスビンのことを頼み、ドゥルホはここから早く出してやるとヘギョンの手を力強く握る。

その様子を隣のモニター室から見ているジウク。
ドゥルホがその部屋に入ってきて、彼女は無実だと言う。
3年前に調べたときにはヘギョンの名前がなかったこと、関わっていたならそのときに自分が起訴していたことを伝える。
そして、この情報をくれたのは検事長だろうと指摘し、少しは理由を考えて行動しろとたしなめる。

シヌからの電話に待ってましたとばかりににやつくヨンイル。
ジウクにはチョン会長の取り調べを保留にしろと命令する。
突然のことに戸惑うジウク。

ヨンイルに会いに行こうとしたシヌの前にドゥルホが現れた。
検事長の借名口座がヘギョンを解放する条件なのかと質問し、クムサンを守りたいなら戦うべきだと言う。
けじめをつけるように促すが、私の問題だとシヌは部屋を出て行ってしまった。

シヌがヨンイルに会う。
借名口座を整理したら娘を解放してくれますか?と聞くと、無実ならと答えたヨンイル。
借名口座を整理すると、合計300億ウォンほどになる。
処理にはチョン会長のサインが必要。
ヨンイルはシヌにすべて任せると言う。
そして、チョン会長のことを勾留するつもりだとも言った。

ウンジョがヘギョンのもとを訪れた。
ウンジョを見て驚くヘギョン。
クムサンに資料請求できないので、選任申告書を書いてほしいとウンジョ。
ヘギョンはクムサンに弁護を頼むとウンジョの申出を拒否したが、ウンジョはチョ弁護士を頼るべき、そして1日でも早くここを出て記者会見を開いてほしいと訴えた。
ヘギョンはドゥルホとウンジョを弁護人としてサインしました。

チョン会長にここを出るためには検事長の要求を飲むべきだとシヌが言いに来た。
パワーキングのことだけで終わらせようと、脱税や裏金のことが公になったら終わりだと会長を説得。
お金をあげたら検事長が約束を守るという保証はないが、今はほかに方法がないのだと。

シヌがヘギョンに会いに来た。
ヘギョンは父に説明を求める。
3年前に撤収したはずの会社でチョン会長の脱税や裏金作りの手助けをしていたのかと。
ヘギョンは3年前にドゥルホがこのことでチョン会長を起訴したのだと初めて知ったわけですね。
それも知らずに彼から裏切られたと思っていたんですって。
父はクムサンを救うために仕方なかったと言い訳してたけど、ヘギョンはショックを受け、父に怒りをぶつけてました。

シヌがヨンイルの部屋を訪れる。
チョン会長を勾留しない条件として追徴金100億ウォンと執行猶予で手を打ちましょうとシヌ。
海外にあるお金は捜査終結後、スイスの口座にまとめて入金すると伝えた。
ヨンイルは入金したら捜査を打ち切り、ヘギョンも解放すると約束した。

ドゥルホがヨンイルの部屋へ。
ヘギョンの解放と引き換えにどんな要求を?と聞いたが、もちろんヨンイルはすっとぼける。
ドゥルホは借名口座の主であると思われる3人の名前を挙げ、ヘギョンを解放しないとここへ連れてくると脅した。

ヘギョンと話をするドゥルホ。
ヘギョンは心配してくれてありがとうとお礼を言う。
そして、当時の私たちにはごめんね、ありがとうといった言葉が足りなかった、それが寂しかったと打ち明けた。
素直に反省し、ごめんとドゥルホ。
口で言わなくても悪いと思ってたし、心の中では感謝してたと言うドゥルホに、ヘギョンが優しく頷いた。

チョン会長から賄賂をもらった人物が次々に事情聴取を受け、心当たりのある人たちがヨンイルにヘルプの電話をしてくる。
総長になるためには良からぬ噂を払拭し、潔白であることを証明しなくてはいけないヨンイルなので、まるで無関係な顔でバッサリ。

そんな中、ジウクがチョン会長を取り調べしていると、会長は「最も多く金をもらったのが誰かはおまえの父親に聞け。息子が父親に手錠をかけたら話題になるだろうな」と意味ありげな顔で言ってきた。

チョン会長がヨンイルを呼び、降参すると言う。
私がサインすれば借名口座はあなたの手に渡ると。
が、ヨンイルは今日勾留質問が行われると言い、これまでの力添えに感謝した。
私と縁を切るということですか?と会長。
2人の会話をジウクがモニター室から見て、録画していた。

勾留質問が行われ、会長の勾留が認められた。
移動中、すれ違ったヨンイルが会長をガン無視したことから、会長が激怒。
「あの野郎」とわめき散らしたが、そのまま脳出血で倒れてしまう。
これはいつもの仮病ではなく、ホントのヤツでした(^^ゞ

ヨンイルとシヌが会い、予想外の出来事で借名口座の整理も困難になったと話すシヌ。
ヨンイルは矛先をシヌに向けてきた。
4年前、この幽霊会社の社長にヘギョンを選んだのはヨンイルだった。
すべて計算づくのことだったと気づき、悔しがるシヌ。

クムサンに税務調査が入る。
どうやらヨンイルが命じたことらしい。
テジョンが「こうなったら借名口座を渡すしかないですね」と言い、「それは私が判断する」と一喝される。
実はヨンイル、テジョンに接触していました。
野心家のテジョンはヨンイルに一生お仕えしますとあっさり鞍替え。
いや-、こいつはいつか裏切るだろうと予想してましたけどね。

ドゥルホとシヌが会う。
シヌは借名口座をヨンイルに渡すつもりだということ、金額は全部で300億ウォンほどあること、処理するにはチョン会長のサインが必要なこと、ヘギョンを社長にすることはヨンイルが提案したことなどを洗いざらい話した。
ドゥルホは、お金を渡してもヘギョンは解放されず、この先もずっと利用されるはずだと指摘し、解決策を考えてみると言った。

ドゥルホがヘギョンに会いにいき、お礼を言う。
「ありがとう、スビンを女手一つで立派に育ててくれて」と。
そして、明日にはここから出られることを告げる。
どうやって?とヘギョンが聞くが、録画されてるから言えないとドゥルホ。

ジウクは会長の「最も多くの金をもらったのは誰か父親に聞け」という言葉が気になって仕方がない。
苦悩した結果、父と会長の借名口座を巡る会話映像を削除した。
おめえはバカか(TωT)

テジョンがシヌの部屋に書類を持ってくる。
シヌがサインすれば、300億ウォンという金がヨンイルに入る。
ヘギョンを救う方法はこれだけだとシヌも覚悟を決める。
が、ギリギリのところでサインする手が止まった。
テジョンがあの手この手でシヌの背中を押す……。

クムサンで特別記者会見が開かれる。
シヌが指示したことだがテジョンは知らされていなかった。
慌ててヨンイルに電話し、ヨンイルからシヌに確認の電話が入る。
イメージ刷新のための記者会見だが、終わったあとで話があるから起こしくださいとシヌ。

会見にはヨンイルがジウクと共に出席。
たくさんの記者たちの前でシヌはDHKグローバルの疑惑について明確にすると話し始める。
紹介されて出てきたのはなんとドゥルホ。
予想外の人物の登場に驚き、思わず前のめりになるヨンイル。
ドゥルホはDHKグローバルは、テファのチョン会長とクムサンのチャン代表が設立した「社会事業を専門とする会社」だと言い、メンバーを紹介した

ウンジョやエラ、デス、デスの子分もいます。
彼女たちが児童養護施設や老人ホームなどで働く様子が紹介され、その貢献活動はアフリカにまで進出していると言うドゥルホ。
テファやクムサンと自分は裁判では敵同士だが、社会貢献の面では一致団結。
さらに、ドゥルホは驚くべき言葉を口にする。
彼らがこの社会事業にお金を投資していると言うのだ。
投資した資金額はなんと300億ウォン!
莫大なお金の投資が実現するまで検察を代表して協力を続けたシン検事長に拍手をお願いしますと言うと、会場からは惜しみない拍手がヨンイルに贈られた。

実は前日ドゥルホの「汚いお金はさっさと手放しましょう」という提案に、シヌも同意したのだった。

拍手喝采の中、渋い顔のヨンイル。

第17話の感想

おおお。
なんと機転の利いた解決策でしょう!
長い期間をかけて、裏工作に裏工作を重ね、コツコツコツコツ貯めてきたこの大事なお金が泡となって消えたわけですからね。
ヨンイルのショックたるや想像を絶するほどだと思います。
まだ悪あがきするかな。
でもさ。
お金が欲しいだけなら、検事なんか辞めて商売を始めてるって以前チョン会長に言ってたヨンイルなので、彼の最大の目標は検事総長になることなのよね。
清廉潔白であることが何より求められる地位にたどり着くためには、むしろヤバイお金なんか持っていない方が安心なんじゃないの?
多額の社会貢献をした立派な人として尊敬される人物になっちゃった方が、総長への近道のような気がするけれど。
シヌにとってもヨンイルにとっても傷が最小限に抑えられる見事な着地点を見つけたもんです。
さすがドゥルホ。

そうそう。
結構前から書こう書こうと思って忘れてたんだけど、デスの子分ユシンがいつの間にか出なくなってます(TωT)
もう1人の子分おデブちゃんばかりが出てるんだよな。
ユシンがいなくなるようなエピソードなんてなかったと思うんだけど。
見逃した?
単純にアイドルとしての仕事の関係ですかね?
めちゃめちゃ気になります。

ま、とにかく300億ウォンが目の前で消えたヨンイルがどんな行動を起こすのか早く見て来ます。
ではでは。
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