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花たちの戦い~宮廷残酷史~|17話 あらすじ&感想

kyuutei登場人物

ヤムジョン:キム・ヒョンジュ

仁祖(インジョ):イ・ドクファ

ソヒョン世子:チョン・ソンウン

嬪宮カン氏:ソン・ソンミ

ボンニム大君:キム・ジュヨン

ナム・ヒョク:チョン・テス

チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ

 

第17話 王妃の反抗

嬪宮が来るまでは祭壇を片づけるなんてできないと嬪宮の母が泣き叫ぶ。

なぜ父の供養でさえさせてくれないのかと王様を恨む母を、兄弟たちが泣きながらなだめる。

嬪宮が祭壇を片づけさせたことが王様の耳に入る。

尚膳が、王様に屈した証拠だと言うが、仁祖はふりをしているだけだと言う。

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王妃が嬪宮を叱ったことがかなり嬉しい様子の仁祖。

王妃は世子たちが清へ戻る前に重臣たちを招いて宴を開くことを提案。

跡継ぎは世子だとはっきりお示しになれば・・・。

その言葉を遮り、その必要はないと言う仁祖。

王妃は続ける。

キム昭容が息子を産んだから嬪宮は不安なのだと。

仁祖が、世子も世孫もいるのになぜ側室の子を?と一蹴するが、あらぬ誤解を避けるためだと言う王妃。

仁祖はいつから政治に興味を持ったのだと怒り出す。

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仁祖が世子を励ますための酒の席を設ける。

仁祖は世子に、重臣たち1人1人に酒を注がせる。

王妃も嬪宮、側室たちと酒の席。

これは酒ではなく、三田渡で余が流した血だと言う仁祖。

余が蛮族への恨みを晴らせずに死んだら、世子と共にこの恥辱を洗い流すと約束しろと。

万一、世子の代で果たせなければ、世孫が王位を継ぎ、祖父の恨みを晴らすであろう。

結局は王妃の言うことを聞いた仁祖です。

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ヤムジョンの子スンソン君が女たちの飲み会の席にやってくる。

ヤムジョンが嬉しそうに手を広げるが、スンソン君はヤムジョンには目もくれず、王妃のひざに乗る。

王妃に育てられているスンソン君。

嬪宮が卑しさは感じませんと言う。

むっとするヤムジョン。

嬪宮は、世孫が瀋陽から戻ったら厳しく育ててくださいと言い、王妃が私の孫ですから心配は無用ですと答える。

イ淑媛がヤムジョンに、側室の息子など結局は王室の邪魔者なのと耳打ちする。

怒りに震えるヤムジョン。

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嬪宮は王様が側室に振り回されていることを心配している。

王妃が、嬪宮の不在の間は私が王様を守りますと言う。

そのお言葉を信じて旅立ちますと嬪宮。

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父の弔問に行けないまま清に帰る嬪宮を兄弟たちが嘆き悲しむ。

嬪宮は涙をこらえ、旅立つ。

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ジャジョムがヒョンイクを王様のところへ連れて行き、鍼を打たせる。

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ヤムジョンがキム尚宮に1晩だけでいいから、王様を私の部屋にお連れしてと頼む。

ジャジョム様に意見を伺いますと答えるキム尚宮。

お父様は私を見捨てたの?

そうお考えください。

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キム尚宮がジャジョムに王様の鍼治療をやめるように言う。

何かあってからでは遅いと。

ヒョンイクを後々利用するつもりなのだと言うジャジョム。

彼は鍼1本で人を殺せる。

驚き、息を呑むキム尚宮。

シム・ギウォンが王を替えるべきだと騒いでいるが、無事でいるところを見ると、ほかの重臣も同調しているに違いないとジャジョムは考えていた。

誰が最初に剣を抜くかだと言い、不吉な笑いを浮かべるジャジョム。

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王妃からヤムジョンに薬が届けられる。

持ち帰るように言うと、尚宮が毒をお疑いですか?と言う。

その言葉に挑発され、一気に薬を飲み干すヤムジョン。

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仁祖と王妃の前にスンソン君とヒョミョン王女(ヤムジョンの娘)。

スンソン君はとても賢い。

が、ヒョミョン王女は無口で滅多に話すことがない様子。

母親に似れば良かったのだがと笑う仁祖。

そこへヤムジョンがやってくる。

部屋の外では仁祖の言葉にむっとしていたが、とびきりの笑顔を取り繕っている。

ヒョミョン王女は母であるヤムジョンを見るなり、乳母にしがみつく。

スンソン君もヤムジョンではなく王妃に甘えている。

字も知らない女に母親の資格はありません。

無学な自分が恥ずかしいと言うヤムジョン。

すると、王妃が本当に恥ずべきは学ぼうとしないことよと言う。

顔が引きつるヤムジョン。

王妃はキム昭容を責めたのではなく、王様のお世話に専念してほしいという意味だとやんわり。

心を込めて王様のお世話をしますと笑顔で答えるヤムジョン。

本当ははらわたが煮えくり返っているでしょうね。

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子どもたちの様子を見て王様が胸を痛める。

すると、キム尚宮が、王妃がヤムジョンを嫉妬して子どもを奪ったのだと臭わせる発言をし、単純な王様はそれを信じる。

ヤムジョンにそれを報告するキム尚宮。

大喜びのヤムジョン。

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嬪宮から王妃への手紙。

そこには王妃の言葉で王様を許す気になったことが書かれていた。

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ヤムジョンが2人の子を自分の元に返してほしいと席藁待罪(ソッコデジェ)を始める。

無視してと王妃。

あれは嫌がらせだと言う尚宮の言葉に、王妃もそのようねと答える。

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3人の側室が王妃に放っておきましょうと言う。

席藁待罪(ソッコデジェ)を解かないのはほかに理由があると王妃。

噂話を王妃におもしろおかしく話すが、王妃はそれを制し、厳しかった亡き王妃を見習うと宣言。

嫉妬や他人を妬む言動には容赦しない。

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王妃はヤムジョンに悔い改める機会を与えようとしていた。

もし心からそれができないのなら、死ぬまで放っておくつもりだと言う王妃。

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ヤムジョンの席藁待罪(ソッコデジェ)を聞き、王様が中宮殿へ向かう。

隠し持ったお菓子を食べていたヤムジョンだが、王様の到着に合わせ、気を失ったふりをしてみせる。

王妃に激怒する王様。

王様の声に耳を貸さない王妃。

そんな頑なな王妃の態度を見て、嬪宮に似てきたと言う王様。

そして、偶然、書物の間に隠していた嬪宮からの手紙が王様に見つかってしまう。

忌々しい嬪宮と王妃が通じていると知り、王様の怒りはピークに達する。

席藁待罪(ソッコデジェ)をしながら、ヤムジョンはその状況にほくそ笑んでいた。

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仁祖という人は本当に愚かな王ですね。

本来王になるはずではなかったのにと事あるごとに王になったことを悔い、蛮族への恨みを晴らすことを目的としながらも、他力本願。

重臣も家族も信じられず、噂や入れ知恵に惑わされ、右往左往するばかり。

疑心が疑心を呼び、とにかく常に悪いように悪いように考えては、判断を誤っているような印象です。

さあ、低迷期間中だったヤムジョンの巻き返しが始まりそうです。

賢い王妃が私、大好きなんですけどね。

チャンニョル王妃ファイティン!

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