第50話
すべての真実を知り王宮に戻ってきたソルラン。
姉がマックムから何を聞いたのか気になって仕方がないスベクヒャンは、王妃の部屋でソルランを待っている。
戻ってきたソルランにスベクヒャンは用事を頼むという体(てい)で、王妃の部屋から連れ出す。
王宮から出て2人で会う姉妹。
ソルランは産着を見せながら、真実を知ったことをスベクヒャンに告げる。
ソルヒが王女であるということは、つまり母が不貞を犯したということになる。
クチョンという夫がいながら王様とそういう仲になったということだから。
自分の欲のために両親を辱めるのはやめてとソルランは泣きながら訴える。
そんなソルランに、そういう善人ぶったところが嫌いだと言うスベクヒャン。
そして、私の夢を馬鹿にしないでよと食ってかかる。
彼女の夢、それは絹、指輪、大きな家……。
今のままで十分幸せだと言って暮らしてきたソルランと違い、ソルヒはそういうものに憧れながら生きてきたんですね。
夢を叶えるためにソルヒは両親を裏切り、姉を陥れ、王様まで欺いた。
ソルランは、これ以上妹が罪を重ねるのを見ていられないから、王様に真実を話すと言って去ろうとする。
すると、ソルヒはミョンノンの話を持ち出す。
加林でソルランが偽王女として捕まったとき、太子様が王様に土下座して助けを求めたこと、涙を流して「あの子は私のものなのです」と言ったことを教える。
もし兄妹だと知ったら太子様がどれほど傷つくか。
そう言われて思い悩むソルラン。
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王様の元へ朝の挨拶に集まる王妃、ミョンノン、スベクヒャン。
楽しいお茶のひとときを終え、仕事にかかる王様を手伝うと申し出るミョンノン。
でも、「墨をする者がいればいい」と、ミョンノンには自分の仕事をするように言う。
そこでソルランが墨をすると申し出る。
すかさずスベクヒャンも自分がやると言い出すが、王妃とミョンノンに次の機会にと促され、今回はソルランが墨をすることになる。
王様に真実を告げる機会をうかがうソルラン。
でも、ミョンノンを傷つけるというソルヒの言葉を思い出し、言い出せないままだった。
だろうと思ったわ。
戻ってきたソルランを捕まえて、王様に話したのか確認するスベクヒャン。
王様とのお話だから他言はできないとだけ言って去って行く。
不安に駆られるスベクヒャン。
その様子を見ていたチンム公は、マックムに先に会ったのがソルランだったことや偽王女事件のことなど思い出し、ソルランとスベクヒャンには何か関係があるのではと感じる。
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トリムからキムンへ行くよう依頼されるソルラン。
例のスニムンの心をつかむ者を送り込むという作戦に、適役はソルランしかいないとトリムも思ったのだ。
でも、今、百済を離れるわけにはいかないソルランは、その申し出を断る。
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太子様の部屋へお茶を運ぶソルラン。
太子様は自分が描いた2人の絵を見せながら、男は99歳で女は96歳だと言う。
24歳の男と21歳の女が契りを交わして夫婦となり、長い月日を共に過ごし仲良く共白髪になったのだと。
プロポーズとも取れるその言葉にソルランはミョンノンに抱きつき、歌を歌って差し上げてもいいかと言う。
切ない涙を流しながら歌うソルラン。
♪オギヤ オガンドリ アフ ダロンディリ……
ミョンノンの部屋を訪ねてきた王様がその歌を聴き、神妙な顏をしている。
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こんな感じの第50話でした。
王様があんな顏をするなんて、恐らくお母さんが歌ってくれた歌なのでしょうね。
私が見てない最初の方にそういうシーンがあったのかな。
今回の様子を見ていて、ソルランが自分の口から真実を明らかにすることはないんだろうなと思いました。
まだ当分ばれないんでしょうね(笑)(^^ゞ
気長に待ちましょう。
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