結婚の女神|1話 あらすじ&感想

kekkonno登場人物

ソン・ジヘ(ナム・サンミ)/ラジオ放送作家

カン・テウク(キム・ジフン)/シニョングループ三男。検事

キム・ヒョヌ(イ・サンウ)/建築事務所副代表

カン・テジン(キム・ジフン)/シニョングループ次男

ホン・ヘジョン(イ・テラン)/テジンの妻。元アナウンサー

ソン・ジソン(チョ・ミンス)/ジヘの姉

ノ・ジャンス(クォン・ヘヒョ)/ジソンの夫

ノ・スンス(チャン・ヒョンソン)/ジャンスの弟。アナウンサー

ウォン・ウニ(チャン・ヨンナム)/スンスの妻

第1話 運命の出会い

済州島行きの飛行機でたまたま隣同士になったジヘとヒョヌ。

ジヘはすぐに眠ってしまい、持っていた本を落としても気づかない。

それを拾い、何気なく中身を開くヒョヌ。

イ・ジュンソプの本。

本にはたくさんのラインが引かれ、感想がそこかしこにメモしてあった。

時にはイラストも一緒に描き込まれたその感情豊かな言葉たちにヒョヌは思わず引き込まれいく。

その言葉を紡いだジヘにも興味を持つが、彼女は搭乗の間ずっと眠り込んでいた。

済州島に着き、目を覚ましたジヘはまたしても本を落とし、それに気づかず飛行機を降りて行ってしまう。

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観光中に偶然ジヘを見つけて声をかけたヒョヌ。

が、見知らぬ男から急に話しかけられたジヘは、彼を不審者だと思い、悲鳴を上げて逃げてしまう。

再び観光先で出会う2人。

ここで彼が落とした本を渡そうとしていただけだったと分かり、一件落着。

その後2人は意気投合し、一緒に済州島を巡ることにする。

3日間を楽しく過ごした2人。

初めて会った人なのに、なぜか一緒にいることに違和感がなく、自然に心を開ける。

その不思議な居心地の良さにジヘもヒョヌも何かを感じているようです。

イ・ジュンソプ美術館を訪れる2人。

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ここでイ・ジュンソプとはどういう人なのか書いておきますね。

彼は、アジアの芸術家として初めてニューヨーク近代美術館(MoMA)に作品が収蔵された画家。

今やその遺作は億という値がつくほど評価されている韓国の国民的画家だそうです。

日本の帝国美術学校(現・武蔵野美術大学)へ入学し、その後、与謝野晶子らが創設した文化学院美術部へ移り、そこで山本方子(まさこ)という女性に出会います。

彼女の父は三井財閥の役員であり、彼女は裕福な家庭に育った令嬢。

朝鮮からの苦学生だったジュンソプと恋に落ち、第二次世界大戦最中に命がけで朝鮮へ渡るんですね。

2人は結婚。

が、幸せな結婚生活は長く続かず、今度は朝鮮戦争の戦火に追われ、彼女は子どもを連れて泣く泣く日本へ戻ります。

日本と朝鮮という離れた地にいながらも、愛を失わず、200通以上にも及ぶ手紙のやりとりを交わした2人。

再び家族で暮らすことを夢見ていた2人でしたが、ジュンソプは39歳の若さで亡くなり、その夢が叶うことはなかったのだそうです。

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2人が暮らした小さく粗末な家を見るジヘとヒョヌ。

ここでヒョヌが、彼らの純愛と違い、現代の女性は相手の条件を見て結婚を決めるということを言い、ジヘはその言葉に強く反論する。

私は条件だけ見て結婚したりしない。

男女が出会って感情や魂が通じ合って、一緒になることが結婚だと思う。

そして、愛し合いながら死ぬまで一緒にいる。

その純粋な気持ちを持ち続けてほしいと笑うヒョヌに、バカにしないでと怒り出すジヘ。

ヒョヌは、翌日ジヘがソウルに帰ることを知る。

ジヘが急に怒り出した理由がよく分からず戸惑うヒョヌ。

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無言で歩き続ける2人。

やがて、雨が降り出し、2人は改装中の宿に飛び込む。

何とか1つだけ部屋を用意してもらったものの、ジヘは眠れない。

眠れない理由が自分にあると思い、部屋を出ようとしたヒョヌを引き止めるジヘ。

すると、ヒョヌが意を決したようにジヘにキスをする。

最初は抵抗していたジヘだったが、優しく抱きしめられ、そのまま2人は愛し合う。

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朝になり、ジヘは出会ってまだ3日しか経っていない男性と関係を持った自分を責める。

そんなジヘに、今日の夕方、初めて一緒に海を見たあの場所で会おうと言うヒョヌ。

これで最後にしたくないと僕は思っている。

冷静に考えてみて、君も僕と同じ気持ちならそこで会い、一緒に帰ろう。

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自分の感情に混乱しながらも、やがて晴れやかな顔で海に来たジヘ。

でも、ヒョヌはいないようです。

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一方、こちらはシニョングループ会長宅。

家族が集まっている。

会話から、テウクとジヘの結婚のことで集まることになっていたみたいです。

ジヘは出張中だと言うテウク。

まさか別れたのか?と聞く兄テジンをにらみつける。

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帰宅したジヘに話があると言うテウク。

私にはないと言い、素通りしようとしたジヘの手を荒々しくつかみ、結婚をなめるな!と怒鳴る。

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ジヘは御曹司との結婚を控えているようですが、2人は何だかしっくり行っていない様子です。

結婚のことで何かトラブルが勃発しているのかも。

イ・ジュンソプ美術館で彼女がヒョヌの言葉に怒り出した背景もここにありそうです。

それはそうと、結局ヒョヌは来ないままだったんでしょうか。

予告映像では暗くなった海でジヘを探しているようなヒョヌが写っていましたが。

すれ違っちゃったんですかね。

どうなるんだろ、この2人。

そうそう。

上には書きませんでしたが、別の2組の夫婦についても描かれていました。

1つは、テウクの兄テジン夫妻について。

テジンの妻ヘジョンは元アナウンサー。

テジンは女にだらしなく、浮気現場を妻に見られても何とも思っていない様子の最低男です。

もう1つは、アナウンサーのノ・スンス夫妻について。

スンスの妻ウニは夫を一途に愛しているようですが、そんな妻に冷たい態度のスンスでした。

番組を一緒にやっているSexyで若い女性と何やらあるような。

とにかくヒョヌがどうして来なかったのかが早く知りたい私です。

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『結婚の女神』 あらすじ&感想 一覧はコチラからどうぞ。

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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