優雅な一族|イム・スヒャン イ・ジャンウ ペ・ジョンオク

優雅な一族

MBN 全16話 2019年

原題:優雅な家

演出:ハン・チョルス ユク・ジョンヨン

脚本:クォン・ミンス

出演:イム・スヒャン イ・ジャンウ ペ・ジョンオク イ・ギュハン キム・ジヌほか

最高視聴率:8.478%(AGB)←MBN開局以来の最高視聴率だそうです!

あらすじをチェック!

大財閥MCグループの孫娘ソッキは家政婦に母を殺される。グループのトラブルを解決するTOPチームのジェグク(ぺ・ジョンオク)から言い含められ、ソッキは一人海外で生活することに。時は経ち15年後、成長したソッキ(イム・スヒャン)の元に祖父のワンピョ(チョン・グクファン)が危篤に陥ったという謎のメールが送られてくる。実はワンピョは後継者にソッキを指名した直後、交通事故に遭ったのだった。急ぎ韓国に帰国したソッキは、ひょんなことから弁護士のユンド(イ・ジャンウ)と出会う。母親殺しの真犯人は別にいると考えていたソッキは、メールを送ってきた人物を探すためユンドに遂行弁護士になるよう持ち掛ける。高慢なソッキに初めは反感を抱くユンドだったが、危なっかしい彼女が心配になり傍で見守ることに。そしてもう一つ、ユンドが弁護を引き受ける理由があった。実はユンドの実の母はソッキの母親殺しの濡れ衣を着せられ15年間服役中だった。真犯人がMCグループ内にいるのではと疑うユンドは、母の冤罪を晴らすため、忠誠を誓うふりをしてTOPチームに入ることに。こうしてMCグループに戻ったソッキとTOPチームの一員となったユンドだが、ソッキの父や義理の兄弟、そしてジェグクらが2人の前に立ちはだかる。果たしてソッキの母を殺した真犯人とは!?

私のおすすめポイント!

かいつまんで言うと、
MCグループ名誉会長の孫娘モ・ソッキが、
母を殺した真犯人を捜すお話なんですけどね。

ソッキは、
大財閥MCグループ会長モ・チョルヒの先妻の娘なんですが、
父の愛人だったハ・ヨンソが先に2人の息子をもうけ、
家に乗り込んできたため、
モ家を出た母と2人で生きてきたんですね。

ところが、ある日母が何者かに殺され、
そのどさくさでアメリカへ追いやられ、
以来15年間、アメリカでの幽閉暮らしを強いられていました。

一方、
孫娘のソッキを溺愛していたMCグループ名誉会長ワンピョは、
息子のチョルヒではなく、
ソッキを後継者にしようとしていた矢先、
交通事故に遭い危篤に。

祖父の危篤を何者かがソッキに知らせ、
ソッキが帰国したところから物語は動き出します。

モ家には、
父と、
母からその座を奪った元愛人のヨンソ、

彼女の2人の息子ワンスとワンジュン、
ワンジュンの妻、

さらには、
父が女優のチェ・ナリとの間にもうけた息子ソジンが暮らしていました。

家族に反抗し、
挑発的な態度をとるソッキ。

どんなに家族から煙たがられても、
ソッキはこの家に居座り、
母を殺した真犯人を探し出そうと心に決めていました。

そんな中、
ひょんなことからホ・ユンドに出会い、
彼を自分の弁護士にするんですが、
彼は殺人罪で服役する母の無実を証明するため弁護士になった男でした。

そう、彼の母こそ、
ソッキの母殺しの濡れ衣を着せられた元家政婦!

これぞ運命の出会いですね~(笑)

で。

そもそもMCグループには「TOP」という危機管理チームがあるのですが、
これがもうMCグループのためなら何でもする恐ろしい組織でして。

カネと権力にものを言わせ、
証拠を隠滅するわ、冤罪を捏造するわ、
もう汚い手を使いまくって、
モ家とMCグループを守り続けるんです。

そのTOPを率いるのが、
ハン・ジェグク。

15年前の事件で、
無実の家政婦を犯人に仕立てたのも彼女、

そしてソッキをアメリカへ追いやったのも彼女でした。

帰国したソッキを排除したくて、
あの手この手で罠を仕掛けるジェグク。

が、15年の月日を経て、
強くたくましく成長したソッキは、
その攻撃に怯むことなく、
目的に向かってユンドとともに突き進んでいきます。

生意気で高慢なお嬢様ソッキ役は、
イム・スヒャンさん。

なんてったってビジュアルがいいのでね。

個性強めなゴージャスファッションも見事に着こなし、
挑戦的な目もソッキそのものだったと思います。

スヒャンさんが時々さっしーに見えるのは私だけ?

権力に負けない正義の人ホ・ユンド役は、
イ・ジャンウさん。

あれ、ジャンウさんってこんなに大きかったっけ?(笑)

ジャンウさんのドラマを久しぶりに見たせいか、
彼の巨大化に最初は思いっきり驚いたんですが、

でも、この体型は、
誠実で温かいユンドの人柄を象徴するようで、
むしろ「こうあるべき!」とさえ思いましたわ。

ちなみに、最近、
ジャンウさんはダイエットに成功し、

なんと98kgの体重を73kgまで落としたそうです。
(2021年9月のお話)

体脂肪なんて31~32%が、
16%になったんですってよ、奥さん!

シュッとしたジャンウさんは、
やっぱりかっこいいけれど、
ぽっちゃりジャンウさんも私は好きでした❤

さてさて。

そんなソッキとユンドたちの行く手を、
これでもかと妨害し、
徹底的に攻撃してくるTOPのトップ ハン・ジェグク役は、
ペ・ジョンオクさん。

「その冬、風が吹く(2013)」のワン秘書を思い出すキャラでした。

にこっと笑うと、
少女のように人懐っこくて可愛らしいジョンオクさんですが、
今回はそんな笑顔は封印。

合理的で冷たい、
人の心などとっくの昔に捨ててきたような人でした。

そんな怖い強敵TOPの魔の手をかいくぐって、
ソッキは真犯人を見つけることができるのか?

ユンドは母の濡れ衣を晴らすことができるのか?

MCグループの後継者は誰になる?

ソッキとユンドに愛は生まれる?

などなど……。

その答えはぜひとも本編でご確認ください。

登場人物&キャストをチェック!

モ・ソッキ

・MCグループ令嬢
・アメリカで暮らしていたが、祖父危篤の知らせを聞き帰国
・母を殺した真犯人を捜す

イム・スヒャン

1990年4月19日生まれ/169cm。2009年、映画「40minutes」でデビュー。「芙蓉閣の女たち~新妓生伝(2011)」でスターダムにのし上がった女優さんです。一般的には目力の強い妖艶な女性というイメージかもしれませんが、私にとっては「パラダイス牧場(2011)」のイ・ヨニちゃんの妹役のイメージが強いです。自由奔放な高校生(笑)あっという間に大人の女性に成長したのね~。「吹けよ、ミプン(2016~2017)」ではケガのために途中降板したオ・ジウンさんに代わりヒロインに抜擢され好評を得まして、その後「恋の花が咲きました~2人はパトロール中~(2017)」でもヒロイン役を。最近だと「私のIDはカンナム美人(2018)」がめちゃめちゃ面白かったです。大学生の役に違和感なかったのはすごい(笑)

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ホ・ユンド

・弁護士
・殺人罪で服役する母の無実を明かすため弁護士になった
・ソッキの遂行弁護士になる
・本名はパク・テホ

イ・ジャンウ

1986年6月1日生まれ/184cm/O型。2003年、ドラマ「ノンストップ4」でデビュー。私にとってのお初は、恐らく「ミュージックバンク」のMCだったかと。俳優としてのジャンウくんを見たのは「栄光のジェイン(2011)」が最初だったと思います。あのドラマも面白かったけれど、私は断然「バラ色の恋人たち(2014~2015)」のジャンウくんが好き。2018年に、チェ・スジョンさん、ユイちゃんと共に主演したドラマ「たった一人の私の味方」は、なんと最高視聴率49.4%という大ヒット。なんだかんだでジャンウくんの視聴率神話はいまだ健在です。

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ハン・ジェグク

・MCグループ 危機管理チームTOPを率いる
・一族の起こしたあらゆる不祥事を揉み消す
・元判事

ペ・ジョンオク

1964年5月13日生まれ/166cm。1985年、KBS特別採用タレントとしてデビュー。50代になってもかわいらしい印象は変わらず。毎回素晴らしいな、羨ましいなと思いながら、お顔をしげしげと眺めてしまう私です(笑)1000の顔を持つ女優と呼ばれているそうですが、確かに役柄によっていろんな表情を見せてくれる人。裏の顔を持つ怖い女を演じることも多いけれど、明るくて優しいお母さん役だった「愛情万々歳(2011~2012)」が私的には一番好きです。

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モ・チョルヒ

・MCグループ 会長
・ソッキの父
・誰も逆らえない

チョン・ウォンジュン

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ハ・ヨンソ

・チョルヒの妻
・元看護師
・先妻より先に身ごもり、会長夫人の座に着いた

ムン・ヒギョン

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モ・ワンス

・MCグループ 長男
・弟ワンジュンと比較されて育ち、劣等感を抱える
・一家の問題児

イ・ギュハン

1980年8月4日生まれ/178cm/A型。1998年、ドラマ「愛と成功」でデビュー。彼を初めて見たのは「私の名前はキム・サムスン」。サムスンを振ったイヤ~な元カレ役でした。てか、「私の心が聞こえる?(2011)」「太陽のあなた(2012~2013)」「結婚の裏ワザ(2012)」などを見たあとで、あのときのサムスンの元カレがギュハンさんだったと知ったんですけどね(笑)いつも思うんですが、彼ってとてもチャーミングですよね。イケメンなのにちょっぴり頼りなくて、クールというよりは人なつっこい甘えん坊キャラが似合う人。まさに母性本能をくすぐる男です。

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モ・ワンジュン

・MCグループ 次男
・後継者としてエリート教育を受けてきた

キム・ジヌ

1983年7月17日生まれ/183cm。2006年、演劇「アダムとイブ、私の犯罪学」でデビュー。私にとってのお初は「運命の誘惑(2010~2011)」でした。ユン・ジョンヒさんを優しく守り続ける誠実な男性ヨヌがジヌさんのイメージになりましたね~。その後、見た「イニョン王妃の男(2012)」ではまるで真逆なプレイボーイ役でしたが。2019年に放送された「左利きの妻」ではイ・スギョンさんと主演したジヌさん。愛憎復讐劇史上最も衝撃的だと言われたこの作品のスペシャルダイジェスト映像を見てみたんですが、これが本当に面白くて。いや、ドロドロ具合がエグすぎでした。見たらハマると断言できるけど、100話も耐えられる気がしないので、本編は見ないと思うけど(笑)

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ペク・スジン

・ワンジュンの妻
・夫婦仲は冷え切っている

コン・ヒョンジュ

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モ・ワンピョ

・MCグループ 名誉会長
・チョルヒの父
・溺愛するソッキを次期後継者に指名した直後、交通事故に遭う

チョン・グクファン

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チェ・ナリ

・女優
・MCグループ 専属モデル
・チョルヒの愛人

オ・スンウン

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モ・ソジン

・ナリの息子
・14歳

チョン・ジンソ

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ホ・ジャンス

・ユンドの養父
・息子を亡くし、失意の中で少年テホと出会う
・焼肉屋経営

パク・サンミョン

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ファンボ・ジュヨン

・MCグループ 危機管理チームTOP 情報保安チーム長
・優れたハッキング能力を持つ

パク・ヨンリン

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イ・ギョンア

・MCグループ 危機管理チームTOP 広報チーム長

チョン・ヘイン

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イム・スン

・ユンドの母
・MCグループの家政婦だった
・15年前に殺人の濡れ衣を着せられる

チョ・ギョンスク

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以上「優雅な一族」のご紹介でした。
MBN公式サイトより画像をお借りしました。

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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