第22話 ドヒョンの戸惑い
チョン秘書(女性の秘書)に、会長が帰ったらすぐに知らせるように指示するチョンラン母子。
会長が会長室を出て、保安チームがカギを閉めに来るまでの間に会長室に忍び込み、次の試験問題を盗みだそうと企んでいる。
翌日、早速それを実行に移す。
短い時間の中で試験問題を見つけ出しコピーすることに成功するチョンラン。
保安チームが来る前に何とか部屋を飛び出してきたチョンランと、ウンソン3人組が鉢合わせする。
冷や汗をかいているチョンランを怪しむヒョソンたち。
試験問題を手にしたチョンランは強気でヒョソンに悪態をつく。
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ドヒョンはウンソンのことばかり考えてしまう自分に戸惑っている。
「おまえ、どう見ても女だ」と言い、一緒に寝たくないからと家に帰ってしまう。
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試験問題をラゴンに見せるチョンラン。
醤油の問題が出るとばかり思っていたが、問題はカメについてだった。
勝利を確信するラゴンとチョンラン母子。
しかし、その夜、チョンラン母子は2人揃って、後継者がウンソンに決まる夢を見る。
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ドヒョンはウンソンへの自分の気持ちに戸惑うがあまり、ウンソンとはろくに口も聞かなくなる。
ラヒはドヒョンと仲が良すぎるウンソンに嫉妬のような気持ちを抱いていたが、「ドヒョンさんが好き」と告白し、ウンソンに協力してほしいと頼む。
「僕で良ければ手伝うよ」と答えたウンソンに、「まず、彼と一緒にいるのをやめてちょうだい」と言い、さらには「今度連絡する日に私と彼を引き合わせて」と言い出す。
協力すると言ったものの、内心は複雑なウンソン。
悩みながらとぼとぼと歩いていると、向こうからドヒョンが歩いてくる。
下を向いて歩いていたので、ドヒョンに気づかず正面衝突。
「ラヒ姉さんが好きな人だ。でも、僕もこいつにときめている」
「まさか僕はこいつが好きなのか?これは恋?」
相手に対して感じている自分の気持ちを首を振って否定する2人。
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父にうちの家系に男性が好きな男性がいたかと聞くドヒョン。
父は困惑した表情を浮かべながら、「男が好きなのか?」と尋ねる。
「僕はどうかしてる。自分の身に何が起こっているやら」と自分の気持ちに戸惑っているドヒョンだった。
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ウンソンもウンソンで母から愛について話を聞いていた。
母は、「だから好き」と理由をつける愛は本当の愛ではないと言う。
本当の愛は「それでも好き」と思う気持ち。
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従業員がウンソンのところへ来て、審査員を務めた重役の1人から聞いたという話をする。
試験の結果、1人は100点でもう1人は0点だったとのこと。
きっとウンソン坊ちゃんが100点だと言う。
その場を見ているラゴン。
ラゴンはある審査員に結果を聞き出そうとする。
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ヒョソンは、点数が噂になっていることに対し、噂を信じないでとウンソンに言う。
自分が0点だと思って最善を尽くしなさいと。
笑いながら楽しく勉強すれば結果はついてくると言う母。
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審査員2人に会って確認したと言うラゴン。
どうやら1人が100点で、もう1人が0点というのは本当らしい。
つまり、事実上後継者は決まったということ。
なぜなら、0点の者が次の試験で100点を取ったとしても、100点だった方が1点でも取れば、もう負けが決まるから。
不安になったチョンランは「あなたが100点よね?」と確認する。
「僕もそう思ってた。だけど、従業員の様子がおかしい。ウンソンに注目し、群がっている」と答えるラゴン。
ウンソンが100点ならば、ラゴンが次の試験問題の内容を知っていても勝ち目はない。
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70歳までに後継者が決まらず、株式の半分を譲渡しなければ、その議決権は消滅してしまう。
そのタイムリミットは来週。
会社を乗っ取ろうとした者は過去にはいなかったが、不吉な兆候が重なったことがどうも気になると言う会長。
「うちの株式に不審な点はないか動向を把握しろ」とキム秘書に言う。
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ダミー会社を使い、ファンソの株を買い進めているユンチャン。
来週までに可能な限り買い入れるよう指示するソル会長。
ウンソンを心配するユンチャンに、「次男には手を出さない」と約束してくれる。
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株式の取引が増えていることにキム秘書が気づく。
新しい投資会社が集中的に購入しているが、財務チームはさほど警戒していないと報告する。
「敵対的買収でしょうか?」と心配するキム秘書。
チャン会長は、後継者最終試験を急いで行うことを決め、来週行うと発表する。
万が一ラゴンが0点だったらと心配でたまらないチョンラン母子は、会長室に忍び込み、試験結果を確認することにする。
ラゴンが0点だったら、ウンソンの結果と入れ替えてしまおうと企んでいた。
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ユンチャンが浴室でウンソンが落とした薬を見つけ、麻酔薬だと気づく。
ユンチャンがハミョンの処方箋を見ているシーンが出ていたのですが、それはカットされていたかも。
私が見逃したのかしら???
いつもと変わらず元気そうなハミョンがそんな処方箋を持っていることに首をかしげたからこそ、ウンソンがハミョンの名前で受診した?という疑問につながるんでしょうし、そこはカットされちゃダメなシーンですよね。
ハミョンがウンソンに資料などを届けに寮へ来て、その際に鯉のカギを落とす。
ウンソンが落とした鯉のカギを持っているユンチャンは、ハミョンも同じものを持っていることを知る。
「ファンソの家族が持つものだ」と言うウンソンに、「全員が?」と聞くユンチャン。
すると、ハミョンが「ファンソの女性だけが持つものです」と答える。
ファンソの女性だけが持つ???
女性だけが???
ユンチャンは、ウンソンの「誰にでも秘密がある」という言葉を思い出し、「もしかして女なのか?」と確信に近い思いを抱く。
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おおお。
ついにユンチャンにばれる日が近そうですね。
ばれても彼がその秘密を他言するとは思えないから、ほかの人にばれるよりずっといいですけれど。
それにしてもチョンラン母子の姑息さにはあきれます。
正義は勝つ。
真面目に誠実に生きてきたヒョソンのためにも、ウンソンが「その宿命を背負って生まれてきた者」であることが早く証明されるといいなと思いますね。
まだまだ先は長いので、一筋縄ではいかないんでしょうけれど(^^ゞ
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