第60話 愛してる
手をつないで家に戻ってきた2人。
ハナの家の前で待っていたソル会長が車から降りてきて、ドヒョンを叱る。
ハナは大株主の権限で戦略企画室を作った。
室長はユンチャン。
2人はことごとく反発してくる。
ハナとの関係を終わらせて帰ってこい。
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戦略企画室の組織図を見せるウン室長。
SSの中にもこちらに加わった人たちがいると言う。
早速会長室に送ろうとユンチャン。
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あいつらが作った戦略企画室に苦しめられるとはと激怒するソル会長。
父さんがユンチャンを養子になんかしたからだと言うドヒョン。
会長はすべてハナのせいだと言い、おまえがハナを排除しろと言う。
ドヒョンは言う。
望まぬ結婚をしたのはハナを釈放するためだ。
人生を棒に振ってもハナさえ無事ならいい。
ふざけるなと怒鳴るソル会長。
この会話を聞いてしまったドウンは衝撃を受ける。
兄が結婚したのは、ハナを守るためだった。
ラヒに確認しに行くドウン。
兄との結婚は父さんとの取引だったのねと。
しかも、あなたは本当はコ・ラヒ。
ハナさんとは血のつながりもない。
ドウンはハナと兄をくっつけるためにその事実を話すと宣言する。
ドウンに、バカは引っ込んでなさいと言い、ばらされるのを止めようとするラヒ。
ちょうどやってきたラゴンを押しのけ部屋を出て行くドウン。
ドウンは追いかけてきたラゴンの頭をバッグで殴りつける。
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祭祀が無事に終わり、家に戻ってきた母と姉。
そこへドウンがやってくる。
そして、ドヒョンがラヒと結婚した理由を説明する。
検察に捕まったハナを釈放してもらうため、父と取引をしたのだと。
自分の身を挺してハナを守ったドヒョン。
だから、結婚している間、ラヒさんには触れなかったのだとドウンは言う。
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真実を知り、頑なに閉ざしていたハナの心の扉が開いた。
ドヒョンに電話をかけるハナ。
ドヒョンはあの公園にいると言う。
ハナは急いで公園に向かった。
ドヒョンに言う。
時間は戻せないけれど、あのときの気持ちを伝えます。
僕は命の恩人を愛してる。
1年前も。
そして、今も。
愛してる。
涙ながらに正直な気持ちを告げたハナ。
ドヒョンはハナの手を取り、良かった、ほっとしたよと言う。
愛は消えてなかった。
それだけでいい。
ドヒョンにとって人生最高のお誕生日だったんじゃ?♡
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チャン一族の法事で反乱を起こすと言うラゴン。
門長(チャン会長の弟のようです)がチャン会長と話をする。
彼はハナではなくラゴンを社長にすべきだと言う。
チャン会長も、ハナが1か月後に無事会社を取り戻せたら、ラゴンを社長に就かせるつもりだと話す。
えー!
マジですか???
チャン会長ってほんと頭かっちかちやな!
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ハナを呼び出し一緒にランチを食べるドヒョン。
ドヒョンがハナに言う。
人生は思い通りにはならない。
お互いこれからのことを約束するのは簡単なことじゃない。
だけど、おまえを失うのが怖い。
時間は戻せなくてもおまえの言葉は最高のプレゼントだった。
あのとき僕はこの世で一番幸せだった。
ありがとう。
この言葉を伝えたかったんだ。
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法事の日。
ラゴンは門長である大叔父を呼び、都有司に任命してくださいと頼む。
ハナにあと1か月は任せるそうだと答える門長。
ラゴンは一族の代表として会社を設立すると申し出る。
社名は新ファンソ醤油。
醸造秘伝書の相続権を持つ僕こそがファンソ醤油の後継者です。
兄さんには話してないだろう?と門長。
準備を整えてから話すつもりだとラゴン。
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ラゴンにSSの理事会で発表するように言うラヒ。
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ソル会長はドヒョンのファンソ醤油の決裁権を剥奪すると言い、決済はソル会長が行うことになる。
SSでは副会長が会長に捨てられると噂になっているらしい。
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ソル会長に決済をもらいに来たハナ。
ソル会長は、息子の足を引っ張るな、いずれ息子は人生を台無しにしたおまえを恨むだろうと言う。
そして、秘書に、ドヒョンの新商品開発やイタリアのソース事業もすべて中止にしろと指示する。
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ドヒョンを苦しめていることに胸を痛めるハナ。
僕は父さんの息子だ。
追い出したりはしないよと笑うドヒョン。
僕を盾にして会社を取り戻せ。
急ぐんだ。
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都有司に任命されたラゴン。
チャン一族の財政を担当し、会社を作れると言う。
ラヒは、私も理事会で攻撃を仕掛けるつもりよと言う。
何としてもドヒョンとハナを別れさせるつもりのラヒだった。
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決済が会長だと立て直しは厳しくなるとユンチャンは、SSの理事を懐柔すると言う。
裏切り者を探すのだと。
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ユンチャンの机の引き出しに、鯉のカギが入っているのを見つけたハナ。
それは日食の日にファンソジョンでなくしたもの。
なぜユンチャンさんが?と戸惑うハナ。
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ファンソ買収の内部報告書をユンチャンに渡すと言うラヒ。
ユンチャンはこれでお義父様を追い詰めるはず。
ドヒョンへの圧迫が加速すれば、耐えられなくなったハナは別れるしかなくなるだろうとラヒは考えていた。
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ユンチャンが鯉のカギを持っていたことを母と姉に伝えるハナ。
もしかして、あのときユンチャンさんがファンソジョンにいたのでは?とハミョン。
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理事会。
持ち株会社の転換を防ぐための資料を紹介するユンチャン。
今回の案件はソル会長の私情から発案されたものだと強調。
そして、1年前のファンソ買収についても言及する。
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会議後、ソル会長はユンチャンに対し激怒。
ドヒョンを呼びつけるが、雲隠れしたのか見つからない。
ドウンがハナに、兄の居場所に心当たりがないかと聞きにくる。
1年前兄さんはパパにハナさんを助けてと頼み、殴られた。
だから、きっと兄さんはパパを助けないわよねと言うドウン。
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ハミョンがドヒョンの心配ばかりしているハナの様子に気づく。
ハナは自分の本当の気持ちを知るのが怖かったのだと言う。
でも、ウソの婚約が本当になってしまったと。
彼を愛しているのですか?と聞くハミョン。
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ハミョンは母にハナのことを伝える。
まさにロミオとジュリエット。
恐れていたことが起きてしまったとハミョンはハナのことが心配でたまらない。
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ドヒョンのことを考えながら歩いていたハナは、ハナの家の前に立っていたドヒョンにぶつかる。
ドヒョンは理事会のあとからずっとここにいたのだと言う。
そして、初恋は実らないという言葉について考えていたとのこと。
恋を成就させるのはとても難しい。
僕たちは引き裂かれる運命なのかもしれない。
だけど、厳しい運命でも今回ばかりは負けない。
僕はおまえを離さない。
運命に勝ってやる。
それくらい愛してる。
そう言い、ドヒョンはハナを抱きしめた。
ハナの目から涙がこぼれる。
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ハナがついに自分の心の中に向き合い、ドヒョンへの愛を認めました。
うんうん。
これでいいんです。
私も2人を祝福します。
ただ、本当の命の恩人はユンチャンなんだってことは知っておいてもらいたいの。
ハナと最初に会ったのも、ハナが女性だと最初に気づいたのも、ハナが女性だとばれないようにあらゆる防御をしたのも、みんなみんなユンチャンなのだとハナに知ってほしいのですよ。
ま、知ったところで結果は変わらないでしょうけどね。
それにしても、ハナとドヒョンはビジュアル的にすっごいお似合いです。
一緒にいる姿に妙な説得力があって、見ていてドキドキしちゃう感じ。
ハナ役のパク・ハンビョルとドヒョン役のチョン・ウヌは、去年交際宣言をしていたけれど、今も続いているのかしら?
今ちょいとチェックしてみましたが、先月も済州島でラブラブデート姿をキャッチされていたそうですわ。
ちなみに、パク・ハンビョルの方がお姉さんなんですよ。
ドラマをきっかけに付き合っても、それはドラマを引きずった妄想恋愛なんじゃないかと私はついつい心配になっちゃうんですが、この2人は何となくずっとうまくいきそうな気がします。
てか、ずっと続いてほしい。
とはいえ、ドラマではまだまだ報われないユンチャンを応援し続けますけどね(笑)
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『大切に育てた娘ハナ』 あらすじ&感想 一覧はコチラからどうぞ。
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