ヒーラー|チ・チャンウク パク・ミニョン ユ・ジテ 第18話 あらすじ&感想

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キャスト

ソ・ジョンフ (28歳/ヒーラー&便利屋):チ・チャンウク

チェ・ヨンシン (27歳/ インターネットメディアの記者):パク・ミニョン

キム・ムンホ (37歳/ 地上波放送局の記者):ユ・ジテ

第18話

納骨堂。

実はデヨンが先回りして、ジュンソクの陳述テープを手に入れていたのだ。

本物を確保した上で、偽物を分かりやすい場所に隠すデヨン。

本物はすぐにムンホの元へ届けられた。

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テープを聞いたムンホがヨンシンと一緒にいるジョンフに連絡。

ジュンソクさんは容疑者なんかじゃなかった。

友達が奴らに殺されたと証拠写真まで持って通報しに行ったのだと。

奴らがどのようにギルハンさんを殺したのかも話していると。

ヨンシンが笑う。

ジョンフも嬉しそう。

ムンホは「もう十分だ。帰ってこい」と言うが、

ジョンフとヨンシンは「計画通り、最後まで行きましょう」と答える。

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御大が部屋に入ってくる。

サムデーだと名乗り「あなたが御大ですか?」と言うと、御大は部屋から出て行ってしまう。

男たちがジョンフを取り押さえる。

ジョンフが録画するものをすべて奪われたあとで、御大が再び入ってくる。

「あなたが殺人者の親分、御大ですか?」とジョンフ。

「知りたいなら聞けばいいのに、なぜ顔を撮る?」と御大。

「なぜならあなたは少しでも邪魔だと思う人を殺すんでしょう?俺たちにはできない。だから、顔を公開してテロップを入れるんです。猛犬注意と」

「そうすれば、人々が感謝するのか?」

「分かりませんね。初めてなので」

「君は何者だ?」

「あなたが殺した人の中にソ・ジュンソクという人が。その息子ソ・ジョンフです。じいさん、これから人を殺すときは被害者の子どものことも頭に入れておけ」

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家の前にはパトカーとヨンシン。

家の中に入っていけない警官をヨンシンがテレビカメラで撮る。

それを放送するムンホ。

警察がいることを知り、ジョンフを取り押さえていた男たちが手を離す。

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1対1で御大と話をするジョンフ。

御大は「我々は殺人などしない。世界を豊かにする仕事をしている」と言う。

世の中には人を使う者と使われる者がいる。

君はどっちになりたい?

「ものすごいオーラが漂う人かと思ったら、ただのおしゃべりなじいさんか」

「私は今、君が気に入ったと言ってるんだ。よく考えてみろ」

ジョンフの意識が遠のいてくる。

どうやら御大が焚いたお香が原因らしい。

ジョンフはついに倒れてしまう。

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ジュンソクの陳述。

彼らは自らを「農夫」と呼んでいる。

自分とギルハン夫妻は1年も彼らを追っている。

その日彼らがトラックで移動すると聞き、裏金が動くと思った。

彼らは政治家に裏金を渡し、根回しして、有利な法律を作らせて利益を得るという仕事をしていた。

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ヨンシンが警察と一緒に家の中に入り、意識が朦朧としているジョンフを見つける。

驚いたヨンシンが「どうしたの?」と駆け寄ると、「眠気が覚めない」と言うジョンフ。

「あなたはいつも寝てるのね」

「君が起こしてくれる」

ジョンフはヨンシンの肩にもたれて眠りながら、「今日の放送の内容を話して」と頼む。

__________

ジュンソクとギルハンは、ただ裏金を渡すところを撮るつもりで、軽い気持ちで出発した。

ペンキと取引されたのはなんと20億!

ギルハンが「もっと調べたい。まさか殺されはしないだろう」と飛び出して行く。

ジュンソクはペンキを1缶奪い、いったん車まで戻ってきた。

ムンシクに「ギルハンが危ない。俺が連れてくるから、エンジンをかけておけ」と言い、ギルハンの元へ戻ったジュンソク。

が、そのときにはすでにギルハンが殺されていた。

怒ったジュンソクが飛び出していこうとするが、ムンシクがそれを止める。

ジュンソクは写真を撮り、ムンシクはそんなジュンソクを強引に車に乗せた。

数日間ペンキについて調べたジュンソク。

それは偽物の鉛丹で、鉄骨に塗ると腐食が早まるものだった。

本来はさび止めの塗料なのに、このペンキはその逆。

そこまで話したところで、何者かが入ってきた。

テープもそこで終わっていた。

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「終わった」とジョンフが言う。

「宿題が。師匠と父さんと君からの」

「よくできました」とヨンシンが笑う。

ジョンフは、普通に暮らしたいと言う。

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ミョンヒとにこやかにワインで乾杯するムンシク。

「ムンホの番組を見た。あなたはどこまで知ってたの?」とミョンヒ。

「車で待ってたら、ジュンソクが逃げようと。それで、逃げた。正直、俺も今までジュンソクを疑ってたよ。誤解が解けて良かった」と答えるムンシク。

ミョンヒは泣いていた。

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若き日のムンシクは、嘘の証言をした。

現場で僕たちを見たトラックの運転手は逃げた。

大金の入ったダンボールが残り、そのカネに目がくらんで、ジュンソクはギルハンを殺したと。

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母が焼いたクッキーを父と一緒に食べるヨンシン。

そのおいしさに感動していると、父が「あいつはいつ来るんだ?」とボンスの話を切り出した。

「よりによってあんな弱いヤツを。おまえは暴力とかに弱いから、がっしりしたヤツを選んで、守ってもらいたかったのに。よりによって、怖がりの、殴られたら泣きそうなヤツを……」と残念そうな父の言葉を聞き、ヨンシンは笑いが止まらない。

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部屋に戻るとジョンフがいた。

窓から入ってきたジョンフに「普通に暮らすんでしょ」と怒るヨンシン。

そして、恋人の家には玄関から入る、交際したいなら父親に会って許しを得る、恋人の誕生日にはプレゼントを、と教える。

「今日よ」と言うヨンシンに、ジョンフは首につけていたネックレスを外し、ヨンシンにプレゼントする。

「新品じゃないと」とヨンシン。

「これには位置追跡装置がついてるんだ」とジョンフ。

ジョンフはヨンシンの首につけてあげる。

「順序を守っていくから待ってて」と言い、姿を消したジョンフ。

きちんとカフェの入口から入り、父に挨拶をしに行く。

が、父に怖い顔でギロリとにらまれ、早速怖じ気づく。

ヨンシンが様子を見にいくと、ジョンフは父の事務所で、半べそで逃げ回っていた(笑)

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放送終了後、「御大に会った」などの情報が掲示板に寄せられたことを受け、ムンホはHPに情報提供窓口を設置した。

信頼性の高い情報にはインタビューを。

でも、対談の準備もあり、人手が足りない。

そこへ補充員がサムデーにやってくる。

ボンスだった。

侵入取材をしたボンスをみんなは大歓迎してくれる。

ヨンシンはムンホに「普通の暮らしがしたいそうです。ヒーラーも辞めたいと。本当はクビになったみたい」と教える。

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92年、ソド大橋の作業員だった男性へのインタビュー。

この橋は開通する前に崩壊した橋だった。

いきなり新しい塗料で塗り直せという指示が出たことを明かし、施工会社は倒産して売却されたことも話してくれる。

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ボンスの仕事ぶりは実に不真面目で、居眠りばかりしている。

ヨンシンは、まるでネコ科の猛獣が狩りに行かないときにずっと寝てるのと同じだと言う。

そのくせ給料の額の少なさに驚き、ミンジャに愚痴るボンス。

「イヤーセットの返却は早めにね。それは会社の備品だもの」とミンジャ。

ミンジャは新しいパートナーとしてデヨンを使っていたが、さすがにジョンフのようにはいかず苦戦していた。

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ミョンヒにジョンフのことを話して聞かせるヨンシン。

嬉しそうに、楽しそうに語るヨンシンを見て「好きな人?」とミョンヒ。

「はい」と素直に答えるヨンシン。

ミョンヒはヨンシンに化粧をしてやる。

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直前になり、対談が台本なしで行われることになったとの情報が入る。

サムデーの放送はやむなく中止と決定するムンホ。

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放送が始まる。

ムンシクは1980年に記者になり、当時、海賊放送のメンバーだったと語る。

「私は言論の自由のために戦った人間。弟が間違った報道をしても大目に見てやるべきかと。それこそが私の守ってきた言論の自由だ」

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番組の中で、ムンシクは当時の海賊放送を録音したテープを見せる。

「20年間大切に持っていた」と言うそのテープは、ムンホがトランクに入れて持っていたもの。

オ秘書がムンホの部屋から盗んだのだ。

ヒーラーという雑誌を見せ、このタイトルの意味は「言論は社会の痛みを診断し、治癒する」だと説明するムンシク。

「私はこの一念で言論を守ってきました。そんな私はソウル市のために尽くしたいと存じます。命がけで守ってきた私たちの自由、民主主義、そして秩序のために」

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怒り狂うムンホをどうにかジョンフがなだめる。

ヨンシンと一緒に放送を見ていたミョンヒは泣きながら「ごめんね」とヨンシンに謝った。

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ジョンフが「大丈夫?泣くかと思った」と言うと、

ムンホは「泣きそうだった」と答える。

「あれを盗まれたから?」

「またビールを買ってきたら話してやる」

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ダブルエスの代表室にアンチーム長が乗り込んできて、サンスをこの部屋から追い出す。

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ミンジャはデヨンに「ヒーラーの退職金を作ってる」と言い、ジョンフが送ってきた男たちの写真を眺めている。

パクの家から尾行してきた男たちです。

この中にパクを殺した真犯人がいるはず。

でも、なぜサンス組とつるんでるの?

アンチーム長の顔を見ながら、「絶対に見覚えがある」とつぶやくミンジャ。

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ムンホの元へ言論仲裁委員会などあちこちから出席要請が届く。

サムデーに国税庁の人間が入ってきて、あらゆるものを没収していく。

部長がボンスに、妻のチキン店に衛生調査が入り、ウォーターサーバーから細菌が検出されたため、営業停止を罰金を食らった話をする。

これってサムデーとは関係ないよな?と不安そうな部長。

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ムンホが何者かに拉致された。

ビールを持ってムンホのマンションにやってきたジョンフとヨンシン。

走り去った車に見覚えがあったジョンフが、落ちているムンホのカメラを見つける。

ヨンシンを下ろして、ムンホの後を追うジョンフ。

再びミンジャとタッグを組む。

1人でムンホの部屋へ向かうヨンシン。

エレベーターを待っていると、ヨンシンの隣にオ秘書が現れる。

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ムンホはおとりだったんですね。

あああ。

ヨンシンどうなっちゃうんだろうぉぉぉ(TωT)

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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