hacchi 
第１話「悲劇」
冒頭は裁判のシーン。
ファン・ジョンウム扮するカン・ユジョンが、
判決を言い渡される。
ペ・スビン扮する検事アン・ドフンが、
「被告人が注意していれば亡くならずに済みました。
被告人の無責任な行動は、
１人の若者の貴い命と誕生するはずだった貴い命まで奪いました。
これは弁解できない明白な事実です」
と、懲役５年を求刑。
涙を流しながら静かに結果を聞くユジョン。
そして、牢獄へと入れられる。
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パーティ会場
チソン扮するチョ・ミニョクはそこで女優を見かける。
激しくキスをしながら部屋に入る２人。
女優が自ら服を脱ぎシャワールームに入ると、
「つまらない」とつぶやくミニョク。
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夜の街
ユジョンは代行運転のバイトをしている。
呼ばれた場所へ行ってみると、そこにいたのはミニョク。
ぐでんぐでんに酔っている。
走っているとミニョクは横断歩道を渡る人混みの中に誰かを見つけ、
「止めろ」と叫び、ユジョンのハンドルを奪う。
強引に車を止め、車を飛び降りるミニョク。
走って駅まで行くものの姿は見つけられず。
戻ってくると、ユジョンに「どけ」と言って、
自分で車を運転しようとする。
「酔いがさめていません」とキーを奪い、
罪もない人たちをひく気なのかと言ってキーを投げるユジョン。
川に落ちるキー。
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足の傷に薬を塗るユジョンと後輩のヘリ（アン・ジヒョン）。
（足をケガするシーンはカットかな？）
「ドフンさんを呼びなよ。検事なんだから」と言うヘリに、
「ダメよ。代行をしてることは内緒なの」と言うユジョン。
会話からドフンとユジョンは７年も付き合っていることが分かる。
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「ソ・ジヒ」と名前を呼びながら、扉を叩くミニョク。
誰もいない部屋に入りベッドに横たわる。
明るくなり「ミニョクさん起きて」とミニョクをたたき起こす女性。
じゃれ合い、ふざけ合い、幸せそうな2人。
彼女がジヒ（ヤン・ジンソン）なのね。
・・・ここで目が覚めるミニョク。
「本部長、会長がお呼びです」と秘書（？）が言う。
ミニョクは彼女を探しているらしいが、
まだ見つからないと答える秘書に枕を投げつける。
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裁判所前に立つドフン
「無力で疎外された人を思いやる温かな検事。
真実だけに従う公平な検事。
そして、自らに厳しい検事になることを誓います」
という心の声。
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ミニョクの家
道楽息子の彼は父親（イ・ドクファ）に嫌われている模様。
後妻（チョ・ミリョン）のことを快く思っていないミニョク。
後妻は指輪を用意し、
帰国する縁談相手のセヨン（イ・ダヒ）を迎えに行こうとするミニョクに渡すが、
「父さんに媚びるのは我慢するが、
母親を気取るのは耐えられない」と言われる。
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高速道路料金所（ユジョンの仕事先）でのランチ
今日の飲み会はどこかと聞かれ、
今日はとても大事な日だから行けないと答えるユジョン。
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空港
セヨンを迎えにきたミニョク。
２人は家族みたいに育った仲のよう。
セヨンは指輪を差し出すミニョクを相手にせず。
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車の中
ミニョクは「指輪を受け取らないなら破談にしろ」と言う。
自分から言うと父親に怒られるから、
彼女からダメにしてほしいと思っているみたい。
「あなたがろくでなしでも、父にはKグループが必要なの」と言うセヨン。
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高速道路料金所
ミニョクとユジョンが偶然会う。
財布を忘れたので金を貸してくれと言うミニョク。
これは意地悪でやってること。
担保として継母が用意した高価な指輪（さっきセヨンが受け取らなかったもの）をユジョンに渡す。
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車の中
怒るユジョンを見て楽しそうに笑うミニョク。
ユジョンが「人に対する礼儀もないですね」と言ったことに対し、
「あんな子に私が同情されるなんて」と怒るセヨン。
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高速道路料金所ロッカールーム
「７周年記念」とデコされたケーキを冷蔵庫から出し、
後輩のヘリに見せるユジョン。
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レストランで女性と会うドフン。
ユジョンからの電話を切る。
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ドフンの家でキッチンに立つユジョン。
ドフンの母親はユジョンに早く帰ってほしそう。
ニンニクの皮むきをしていた父親がボールをひっくり返し、
怒り出す母親。
パワーバランスは断然お母さんが上って感じ（笑）
その騒動の中、母親の携帯電話が鳴り、
ユジョンが出ると、
相手は「彼女はドフンが気に入ったみたい。
ドフンの開業資金まで出してくれるって」と言う。
ユジョンはドフンが財産家の娘とお見合いをしていることを察知。
母もユジョンではなく、そちらとの縁談を望んでいる様子。
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ユジョンの家（パン屋）
父はパン屋をリニューアルしようと計画している。
娘が検事と結婚するなら、実家が少しでも立派な方がいいと思っているみたい。
財産を当てにしているのではなく、あくまでも娘を想う親心として。
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ユジョンの部屋
作ったケーキを泣きながら１人で食べるユジョン。
ふとバッグの中にある預かった指輪を見つけ、指にはめてみる。
ドフンが来たと声をかけにきた父。
父は豪華な指輪をはめている娘を見て、
ドフンからプロポーズされたのだと勘違いしてそっと喜ぶ。
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ドフンがユジョンを車に乗せる。
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ミニョクの家
セヨンがミニョクの父に「10月に父の選挙区で補欠選挙が。
その前に結婚を発表しては？」と提案。
「悪くないな。調整してみよう」と答える父、チョ会長。
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カフェ
初めてこの店に来たときに撮った２人の写真をユジョンに見せるドフン。
「いつでも味方」とのコメントが書いてある。
「見合いに行ってすまなかった。もう二度としない」と謝るドフン。
「君がいなかったら今の僕はいなかった。
この恩は死ぬまで……死んでも返すよ。
ユジョン、僕と結婚してくれ」。
そう言ってユジョンの左手薬指に指輪をはめる。
涙で顔がぐちゃぐちゃになるユジョン。
「ひどい顏してる？」と聞くと、
「うん。でも、きれいだ」と優しく微笑むドフン。
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プールバー
「俺が好きか？違うよな？」とセヨンに聞くミニョク。
「私の望みはあなたよ」と答えるセヨン。
どうせ親が許した人としか結婚できないと言うセヨン。
あなたはソ・ジヒなしで半年生きているけれど、
お金なしじゃ生きられない。
だから、受け入れろと。
「今のおまえはすごくつまらない」と言い、出て行くミニョク。
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カフェ
愛の歌をユジョンに歌うドフン。
ヘタクソだけど一生懸命歌う姿は実に誠実で温かい。
「愛してる。幸せになろう」と照れくさそうに言うドフン。
会場から拍手が沸き起こり、抱きしめ合う２人。
そんな２人をうらやましそうに見つめ、涙する女性の姿が。
それはソ・ジヒ。
彼女は飾られていたミニョクと一緒に撮った写真をはずし、
ミニョクに電話する。
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ミニョクの家
父に「結婚したら離婚していいか？」と聞くミニョク。
「イカれた奴め」と父。
そこへジヒからの電話。
父の罵声でジヒが電話を切ってしまうが、
ミニョクは急いで部屋を出て、
電話してきた場所がどこかを探る。
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車の中
どしゃ降りなのにドフンの車のワイパーが動かなくなってしまい、立ち往生。
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カフェの前
ミニョクの秘書（？）が店に入ろうとしたのを見つけ、逃げるジヒ。
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車の中
ワイパーが直り、また走り出す車。
運転するドフンの手を握り、
「ありがとう、結婚してくれて」と言うユジョン。
「君が僕と結婚してくれるんだ」と優しく笑いながら答えるドフン。
ユジョンの指にはドフンからもらった指輪が光っている。
ミニョクから預かった高価な指輪とは違って、
小さな小さなダイヤがついた指輪だけれど、
身の丈に合った、
でも、彼なりに精一杯の愛情を示したのであろう指輪が、
彼のこれまでの誠実な生き方を示しているかのよう。
じっと見つめて何度も「愛してる」と言うユジョン。
運転中なのに、ついその彼女の顔を見てしまうドフン。
そして、突然起こる悲劇。
前から来たトラックをよけようとして急ハンドルを切り、
車はスピン。
何かにいろいろぶつかったものの、それでも大事故になることなくストップし、
２人は大きなケガもなく一安心。
何にぶつかったのか車を降りて見に行くドフン。
なかなか戻ってこないドフンを心配して、
車を降りるユジョン。
そんなユジョンを慌てて車に連れ戻すドフン。
ぶつかったのはドラム缶だと説明したが、
明らかに様子がおかしい。
「保険会社を呼ばないと」と言うユジョンに、
「いいったら」と声を荒らげるドフン。
驚くユジョンに、
ワインを２杯も飲んだし、下手に問題を起こすことないだろうと。
彼が本当は何を見たのか、ここでは分からないままだけれど、
間違いなく血まみれのジヒを見たのよね。
「幸せになろう」とユジョンを抱きしめるドフン。
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カフェの前
電話が入り、「見つけたか？どこだ？」と言うミニョク。
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ユジョンの家の前
修理しようと言うユジョンに、
この際、廃車にと答えるドフン。
ユジョンは家に入り、父にプロポーズされたことを報告。
父はさっきすでに勘違いしてるので「もう知ってる」と答える（笑）
額の傷を見て氷を当てようと言うが、
ユジョンはプロポーズされた嬉しさを噛みしめたくて、
急いで部屋に入る。
指輪をかざし、幸せそうなユジョン。
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事故現場
救急車に運ばれる血まみれのジヒ。
呆然とするミニョク。
現場に戻ってきてその光景を見ているドフン。
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こんな感じの１話でした。
最初からドフンは悪いヤツで、
下積み時代を支えてくれたユジョンを捨てて、
金持ちの女に寝返っておきながら、
罪まで着せるつもりなのかと憎らしく思っていたのですが、
実は誠実で、ユジョンのことも心から愛していたみたいですね。
ユジョンを見る優しい眼差しや、
愛情溢れる笑顔はどうやら本物。
それがどうしてこんなことになってしまったんでしょう。
気になる気になる。
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