ヒーラー|チ・チャンウク パク・ミニョン ユ・ジテ 第10話 あらすじ&感想

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キャスト

ソ・ジョンフ (28歳/ヒーラー&便利屋):チ・チャンウク

チェ・ヨンシン (27歳/ インターネットメディアの記者):パク・ミニョン

キム・ムンホ (37歳/ 地上波放送局の記者):ユ・ジテ

第10話

キム・イチャン議員の出馬記者会見。

会見はABSの独占生中継で、余計な質問をされないよう、決まった順番で決まった質問をされることが決まっている。

現場を取り仕切っているのはカン・ミンジェ。

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料理を運ぶ従業員になりすましたジョンス。

どうやって入口チェックを突破しようかと思案しているところへ、正装したヨンシンとボンスが颯爽と入ってきた。

2人は堂々と振る舞い、チェックの人間にNOを言わせない。

許可が出たところでジョンスもどさくさに紛れて、中に入り込むことに成功する。

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ミンジャが何のためにそこまでするのかとヒーラーに聞く。

カメラが何十台もあるようなところにわざわざ行くなんて。

しかも、ヨンシンの周りは今、刑事だらけで、ヒーラーも写真を撮られている。

それはユン刑事の指示によるもの。

「嫌な予感がするから、今すぐそこから出て」と言うミンジャ。

「ダメだ。依頼を受けた」とヒーラー。

「誰に?私を通さずどんな依頼を?」とミンジャ。

「俺自身に、そばにいろと。だから、忙しい」と言い、スイッチを切った。

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ユン刑事は、人事記録カードに記載されている情報が正しいかチェックするよう指示している。

特に、チェックすべきは顔。

免許証と比較するようにと指示を出す。

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ムンシクが御大の自宅を訪れ、キム議員の会見を一緒に見る。

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3人は入口を突破し、記者会見場の中にもうまく潜り込んだ。

これからやろうとしていることを事前に言うべきだと判断したムンホがミンジェの携帯に電話をかける。

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会場では予定通りに質問が行われている。

その中で隙を見て、発言をするなど並大抵の度胸ではできそうにない。

怖じ気づくヨンシン。

が、覚悟を決め、ボンスに合図を送る。

「チュ・ヨニさんをご存じですね」と発言するヨンシン。

キム議員の顔色が変わり、会見場がざわつく。

慌てて、予定の記者が質問を始め、ヨンシンの質問は無視される。

ヨンシンは以前ムンホに言われた「関心を引くために靴でも投げるんだ」という言葉を思い出し、コートを脱ぎ、セクシーな赤いドレス姿になる。

キム議員の前に歩み出て、矢継ぎ早に質問を並べるヨンシン。

会場が大騒ぎになったが、今から「サムデー」のキム・ムンホ記者がキム議員とジェグク建設との関係についてインターネット放送を行うことまで伝えることに成功する。

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御大がテレビを消し、笑い出す。

ムンシクがマスコミに連絡し、報道を抑えるよう秘書に命じる。

赤い服を着た娘についても手を打つと言うが、御大は、すでに生放送で顔を知られてしまったのに手を出したら、トップニュースになると言う。

「キム・ムンホが我々に警告したんだ。彼女に手を出すな」と。

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インターネット放送ではムンホが性接待の動画を入手したことを伝え、ヨニのインタビューを流す。

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秘書が、芸能ニュースを止めることはできなかったと御大、ムンシクに報告する。

「対策を立てます」と言うムンシクに、「イチャンは捨てる」と言う御大。

「あの席に座ってみないか?」

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ネットではムンホがトップを飾り、「サムデー」はアクセスが集中しサーバーがダウンしそうなほど。

大仕事をやり遂げたヨンシンは高揚感で夢見心地。

ムンホたち報道部隊のスタッフたちも興奮が収まらない。

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ムンホからの電話に嬉しそうなヨンシンを見て、嫉妬するヒーラー。

「よくやった。思ったよりよくできた」とムンホ。

「褒められたわ」と喜ぶヨンシン。

「これからが大変だ。大きな敵と戦うことになる」

「覚悟しています。ご指導を」

さらに、ヨンシンは「先輩はいい人だったんですね。私、誤解してました。ありがとうございます」とお礼を言う。

電話を切ったムンホは「ありがとう、ジアン」とつぶやいた。

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ジョンスにヨンシンを車で送るように頼んだムンホ。

駐車場にもヨンシンを見張る刑事が多数いる。

帰り道、ボンスは追いかけてくる刑事をまき、ヨンシンを連れて車を降りる。

「2人で打ち上げをしよう」と提案し、秘密基地へとヨンシンを連れて行く。

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回想シーン。

殴られ血だらけのムンシクが男たちに御大の家へ連れてこられる。

御大は、嘘の陳述をして友達を裏切ることが君の生き残る道だと言う。

そうすれば、ミョンヒも最高の医療環境で生き残ることができると。

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ジョンスは急にいなくなったヨンシンとボンスの着替えが入った袋を社内に運ぶ。

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秘密基地に行くにはエレベーターに乗らなくてはいけない。

事故以来、エレベーターが怖くなってしまったヨンシン。

エレベーターの中でヨンシンは手を握りしめ、ぎゅっと目をつぶり、必死で恐怖に耐えていた。

そんな彼女の様子を見て、ボンスがヨンシンの手にそっと触れると、ヨンシンはボンスの手をぎゅっと握ってきた。

ボンスはおでこにキスをしようとしたが、そのときエレベーターのドアが開き、ヨンシンは慌てて握っていた手を離す。

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ドアを開けるのに鍵など使う必要のないヒーラー。

が、ヨンシンの前でそれをするわけにもいかず、困った様子を見せていると、ヨンシンが頭からヘアピンを抜き取り、それを使って難なく鍵を開けてみせた。

ヨンシンは前科者たちから金庫破りの術なども習ってます(笑)

驚くボンス。

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屋上に設置されたボンスの秘密基地。

テントの中にはソファまであり、ちょっとした応接室のようだ。

ビールで乾杯する2人。

今日はボンスの話を聞いてあげると言うヨンシン。

「あの人はまだ?先輩が待ってる人」とボンス。

ボンスは「俺じゃダメ?待っても来ない人より俺はどう?」と言う。

「先輩が望むなら、先輩好みの男になる」

「それって告白?」

「うん」

「本気?」

「うん」

「今は無理よ。席がないの」と胸に手を当てて即答したヨンシン。

「彼のせいで?」

「そう、ごめんね」

そう言われ、ボンスも「終わり」とあっさり諦める。

「人生で初めて告白したのに3秒で振られるなんて」と言うボンスに、「ごめんね」と言うヨンシン。

乾杯し、その後も話の尽きない2人だった。

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ボンスの記録カードに添付されている写真が免許証の顔写真とは別人だった。

確認しようとしたユン刑事の元に、ファンが自殺をしたとの連絡が入る。

「これまでの罪を死をもって償います」という遺書が見つかり、ソンチョルを殺した経緯も書いてあった。

ご丁寧に列車のチケットまで添えてあり、逆に怪しむユン刑事。

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ヒーラーが帰宅すると、師匠が笑って立っていた。

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回想シーン。

師匠が少年院を出たジョンフを待っている。

おばあさんはジョンフが少年院にいる間に亡くなってしまったとのこと。

家を売り、葬式を出した残りのお金をジョンフが奪おうとするがなかなか奪えない。

奪いたい一心でジョンフは師匠からどんどん攻撃の仕方、防御の仕方などを学んでいく。

彼を「師匠」と呼ぶのはそういう理由だったんですね。

ジョンフが20歳の誕生日、師匠は「もう1人でもやっていける」と言い、突然南太平洋へと旅立ってしまった。

就職先だというミンジャの電話番号が書かれたメモを置いて。

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その日以来久しぶりに再会した師匠とジョンフ。

師匠は「この写真について調べているそうだな」と例の5人組の写真を見せる。

「オヤジは自殺を?」と言うジョンフに、「知ってたのか?」と驚く師匠。

ジョンフは父がなぜ自殺をしたのか聞く。

「知ったら何かが変わるのか」と言う師匠。

ジョンフは、今の自分には生きる理由がないこと、いつか自分も父のように死を選ぶのではないかと怖いのだということを告白する。

師匠は、父が記者だったこと、ある事件を追っていたとき、カネに目がくらみ、それで人を殺したということを教える。

「その罪悪感で自殺したそうだが、俺は腑に落ちない」と言う師匠の言葉が耳に入らないほど、ショックを受け、取り乱すジョンフ。

師匠が「記録上の話だ。俺は信じていない」と言うが、「父親は殺人犯、息子の俺は泥棒」と言いながら、暴れ始める。

ジョンフを落ち着かせながら、師匠が言う。

「よく聞け。おまえの父さんは人を殺すような人間じゃない。おまえには分からなくても、俺には分かる。だから、自分の手で調べてみろ。誰が父さんを殺したのか」

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夜、誰もいないカフェにパソコンを持ち込み、ヒーラーにメールを書くヨンシン。

あなたに会いたいです。

会ってくれませんか。

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師匠が言う。

この写真には6人目の人物の存在が。

それはこの写真を撮った人。

ムンホのことだった。

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ムンホの部屋に忍び込むヒーラー。

トランクの中を開けると、そこには例の5人組の写真。

「ヒーラー 創刊号」と書かれたものを手に取るヒーラー。

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仕事を終えて、コートを着ようとしたムンホは、机に置かれた袋(ジョンスが車から運んできた着替えの入った袋です)を落としてしまう。

袋から飛び出したものを拾うムンホ。

ヨンシンがなくした母の形見の携帯電話だった。

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いやー。

ホントにこのドラマのスピード感は「ちょうどええ」です(笑)

次々に明かされていく新事実。

それらは解決していく事柄だったり、新たに生まれる謎だったり。

あー。

早速続きをチェックします( ̄▽ ̄) ニヤ

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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