馬医|チョ・スンウ イ・ヨウォン イ・サンウ ユソン ソン・チャンミン 

bi34馬医

MBC 全50話 2012~2013年

演出:イ・ビョンフン チェ・ジョンギュ

脚本:キム・イヨン

出演:チョ・スンウ イ・ヨウォン ソン・チャンミン イ・サンウ ユソンほか

最高視聴率:24.2%

あらすじをチェック!

名匠 イ・ビョンフン監督の作品です。

『ホジュン 宮廷医官への道』(1999) 63.5%
『宮廷女官チャングムの誓い』(2003)41.6%
『イ・サン』(2007-2008) 38.9%
『トンイ』(2010)33.1%
・・・と、とんでもない高視聴率をたたき出す史劇のヒットメーカーが手がけた作品。

『馬医』も23.7%という高視聴率だったようですよ。

私も見ましたが、もう文字通り「ドハマリ」しちゃいました。

とても週1の放送では待ちきれず、
レンタルして一気見しちゃったほど。

では、どういう内容なのかといいますと、
分かりやすく言えば、
現代でいうところの医療ドラマです。

『ホジュン』や『チャングム』の後半もまさにそんな医療ドラマですもんね。

彼だけが知っている特別な知識。
彼だけができる特別な技術。
そして、命の重みを誰よりも尊ぶ、そんな主人公ペク・クァンヒョン。

本当は恵まれた両班(身分階級の最上位)であり、
優れた医官の子どもとして育つはずだったのですが、
ある日、父カン・ドジュンが親友ミョンファンの裏切りによって
世子暗殺の濡れ衣を着せられ処刑されるんですね。

生まれたばかりのクァンヒョンも罪人の子として殺されそうになりますが、
父を恩人と慕う奴婢ペク・ソックがとっさに自分の生まれたばかりの娘と
クァンヒョンをすり替えるんです。

罪人の子は女児だったということで処刑を免れ、
それぞれがすり替わったまま12年の月日が流れるわけ。

クァンヒョンはソックに貧しいながらも愛情深く育てられ、
一方、ソックの本当の子どもチニョンは、役所の使用人となるものの、
辛い毎日に耐えきれずに逃げ出し、
身寄りのない子どもたちとともに男の子のフリをして暮らしていたんですね。

そんな2人が偶然出会い、事件に巻き込まれ、
そこからまた新たな運命へと流れが変化。

チニョンは再興されたカン・ドジュンの跡継ぎとして裕福に育ち、
クァンヒョンは育ててくれた最愛の父をも亡くし、
牧場で使用人として育つんです。

入れ替わってしまった2人の人生。

でもね。
やっぱり血は争えないといいますか、
上質なDNAはどんな環境で育っても、
しっかりと受け継がれているものなんだなぁ。

クァンヒョンは優秀な馬医となり、
やがて、人間を診る医官へ、
そして、最後には王様の主治医にまで上り詰めるんですよ。

持ち前の柔軟な発想力、
しつこいほどの探求心、
新しいことに挑戦する度胸。

明るく、優しく、多少のことではへこたれない。
どんな権力にも屈せず、
ぶれない信念を持ち、

馬医出身だからこその幅広い知識と、
父親譲りの天才的に卓越した医療技術とを持ち合わせたクァンヒョンは、
やっぱり最高の医者になるべくしてなった人なのだと思います。

神に選ばれた人。

そんなクァンヒョンの成功への道と、
チニョンとの数奇な運命が、
見事なまでに魅力的に描かれているんですね。

はたしてクァンヒョンとチニョンの入れ替わった人生は元に戻るのか?

見どころ満載のオススメドラマです。

登場人物&キャストをチェック!

bi1ペク・クァンヒョン

・カン・ドジュンの息子
・ペク・ソックの息子として育つ
・馬医になる
・やがて人を診る医者を目指す

PROFILE チョ・スンウ

★1980年3月28日生まれ/172cm/B型。彼はミュージカル界のトップスターだそうです。映画や舞台で活躍してきた彼が、満を持して登場したテレビドラマがこの『馬医』だったと。その後『神の贈り物』(2014)ではイ・ボヨンと共演しています。
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bi3カン・ジニョン

・ペク・ソックの娘
・イ・ミョンファンに引き取られて育つ
・医女になる

PROFILE イ・ヨウォン

★1980年4月9日生まれ/170cm/B型。以前記事にしたことがあるんですが、私、『馬医』の最初の方は吹き替えで見ていたんです。それ以前にも彼女のドラマは『私の期限は49日』(2011)や、『BAD LOVE』(2007-2008)を見たことがあったんですが、どれも吹き替えだったんですね。で、どのドラマを見ても似たような笑顔、似たような泣き顔だと感じちゃって、どうしてこんなに演技力のない人が幾つものドラマで主役を張れるんだろうかといささか疑問に感じていたんです。ところが、あるとき字幕で見てみたんですね。・・・。いやー、驚きました。本当のイ・ヨウォンの声とその演技が合わさったとたん、チニョンが別人のように見えてきたんですもの。当たり前のことですが、役者さん自身から発せられる声の方が断然演技と一体化しているわけで、そちらの方が違和感ないに決まってる。イ・ヨウォンの演技は特に、甲斐田裕子さんの吹き替えではなく、イ・ヨウォン自身の声で見てもらうのがオススメです。彼女のドラマは断然「善徳女王(2009)」が好き。
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bi2イ・ミョンファン

・内医院の院長
・友 カン・ドジュンを裏切り出世
・馬医の息子だったことを隠している

PROFILE ソン・チャンミン

★1965年4月24日生まれ/174cm/A型。1971年、映画「春夏秋そして冬」でデビュー。子役出身だそうです。長いキャリアですこと!チャンミンさんが出ているドラマは「栄光のジェイン(2011)」と「馬医(2012~2013)」がオススメ。
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bi6イ・ソンハ

・イ・ミョンファンの息子

PROFILE イ・サンウ

★1980年2月13日生まれ/185cm/O型。2005年、ドラマ「18・29」でデビュー。初めて彼を見たのはデビュー作「18・29」。口のきけない男性の役でしたが、彼の誠実で優しい人柄が体全体から溢れてくるような印象でした。私的には「神々の晩餐(2012)」が一番好き!
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bi4チャン・インジュ

・医女
・カン・ドジュンの遺志を継ぎ、クァンヒョンを支える

PROFILE ユソン

★1980年2月11日生まれ/166cm。2000年、短編映画「パンツ脱いで飛びかかれ」で正式デビュー。あまり彼女のドラマは見たことがないです。「その女が恐ろしい(2007)」の主役の人ですね。
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bi5コ・ジュマン

・恵民署提調
・礼曹参判

PROFILE イ・スンジェ

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bi7顕宗

・朝鮮第18代王

PROFILE ハン・サンジン

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bi8淑徽公主

・顕宗の妹
・クァンヒョンを慕う

PROFILE キム・ソウン

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bi18チョン・ソンジョ

・内医院都提調
・吏曹判書

PROFILE キム・チャンワン

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bi9ソ・ウンソ

・チョン・ソンジョの息子の嫁

PROFILE チョ・ボア

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bi28チュ・イノク

・クッパ屋の女主人
・テマンの母

PROFILE チェ・スリン

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bi29仁宣王后

・顕宗の母

PROFILE キム・ヘソン

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bi30チュ・ギベ

・馬医
・クァンヒョンの命の恩人

PROFILE イ・ヒド

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bi32ジャボン

・キベの部下
・馬医

PROFILEアン・サンテ

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bi31オ・ジャンパク

・島時代のクァンヒョンの先生
・元役人

PROFILE メン・サンフン

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bi16クォン・ソクチョル

・典医監教授

PROFILE イン・ギョジン

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bi17ユン・テジュ

・典医監医生

PROFILE チャン・ヒウン

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bi20パク・テマン

・恵民署医生
・イノクの息子

PROFILE ユン・ボンギル

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bi25舎岩(サアム)道人

・クァンヒョンの師
・朝鮮三大名医

PROFILE チュ・ジンモ

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bi26ソ・ガヨン

・舎岩道人の弟子

PROFILE オム・ヒョンギョン

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bi21チョ・ジョンチョル

・恵民署教授

PROFILE チェ・ボモ

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bi27カン・ドジュン

・クァンヒョンの父
・医官
・ミョンファンの裏切りにより罪を着せられ処刑

PROFILE チョン・ノミン

相関図をチェック!

bi35画像をクリックすると大きくなります。
画像は公式サイトよりお借りいたしました<(_ _)>感謝!

 

 

 

 

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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