また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~|第18話(最終話) あらすじ&感想

また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~

【主な登場人物】

パク・ドギョン:映画音響監督/エリック(SHINHWA)

「ただの」オ・ヘヨン:外食事業本部商品企画チーム代理/ソ・ヒョンジン

「かわいい」オ・ヘヨン:外食事業本部TFチーム長/チョン・ヘビン

パク・スギョン:外食事業本部理事、ドギョンの姉/イェ・ジウォン

イ・ジンサン:弁護士、ドギョンの友達/キム・ジソク

パク・フン:音響録音室職員、ドギョンの義弟/ホ・ジョンミン

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「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」を見始めました。
備忘録的にさらっとあらすじ&感想を書き留めておきます。

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第18話(最終話)

部屋を一歩も出ずに2人だけの時間を過ごすヘヨンとドギョン。
ヘヨンはドギョンの言う不思議な出来事を信じたら、心が穏やかになれたと言う。

テレビではイ・ビョンジュンがインタビューを受けていた。
「皆様のおかげでこうして生きています」と視聴者にメッセージを送っていた。

ドギョンはカウンセリングの病院にヘヨンを連れていく。
ずっと話に聞いていた彼女を目の前にして、医師が感慨深げに挨拶をする。
先輩医師に、もう未来が見えなくなったことを伝えるドギョン。
ヘヨンがこれでもうすべてが終わったのかと確認すると、先輩医師は、人間はいずれ誰もが死ぬわけで、これで終わりかどうかなど分からないと答えた。
曖昧な答えに不服そうなヘヨン。

ドギョンのスタジオの差し押さえが解除になった。
引っ越し先に荷物を運び終わったタイミングで連絡が来たので、社員たちは喜びつつも、ドギョンにブーイングでした(笑)

赤紙が剥がされていくスタジオを眺めるドギョン。
そこへテジンからメールが届く。
「おまえは悪くない。元気でな」というメッセージだった。

テジンがチャン会長に最後の挨拶。
「おまえはビジネスに向いてないな」と後ろ姿に向かって捨てゼリフを言う会長。
苦笑しながら家を出ると、入れ違いにドギョン母がやってきた。
護衛の男たちが止めるのも聞かず中に入り、チャン会長の髪の毛を引っつかむ母。
会長がドギョンをはめたことを知り、激怒しているのだ。
あまりに凶暴な様子に震え上がるチャン会長を叱りつけ、首まで絞めるドギョン母です。
会長は、結婚したら1週間ももたなかったとつぶやいてました(笑)

ドギョン姉はバスの中でヒールからスニーカーに履き替える。
バスを降りると、ジンサンがバス停で待っていた。
2人の関係はいまだぎこちなく、お互い腰に手を回してみたり、肩に腕を回してみたりしながらも、妙な距離感。
歩きづらい体勢で歩いてようやく帰宅。
ジンサンが思い立ってキスを試みるが、いざ唇が重なる瞬間になると、やっぱり躊躇してしまう。
これじゃいかんと覚悟を決めて姉の部屋に押しかけたものの、結局何もできず秒殺で部屋を出る始末。

ヘヨンが母にドギョンと結婚する、一緒に暮らしたいと泣きながら訴えた。
が、母は「どうぞ出ていって」と冷たい返事をするばかり。
ヘヨンが心配だからこそ、まだ諸手を挙げて喜ぶ気持ちにはなれないのだ。

荷造りを終えたヘヨンが、一緒に来てほしいと泣いて頼む。
彼に結婚を認めたと言ってほしい、あの人をほっておけないのだ、と。
母は相変わらず仏頂面のままだったが、立ち上がり、ドギョンの家へと娘を送ることにした。

一方、そのころジンサンはドギョンの部屋で、ドギョン姉とどうしてぎこちなくなるのかの分析をしていた。
恐らく自分にとって姉は尊敬する人。
イ・スンシンのような人だからこそ気楽に扱えないのだ。
そんなジンサンにドギョンが「まだ素直になれないのか?」と切り出した。
一緒に暮らしたいと言う女に、正式にプロポーズしてからだなんて心にもないことを言うな。
突然そんなふうに怒り出したドギョンに「俺?」と慌てるジンサン。
すると、ドギョンは「俺のことだ」と言い、部屋を飛び出して行った。

ドギョンの運転する車が進入禁止の道に入ってしまった。
向こうから来たタクシーが、間違って入ってきたドギョンに「戻れ」とパッシング。
すると、タクシーに乗っていたヘヨン父がドギョンに気付いた。
ドギョンもヘヨンたちに気づき、車を降りてきた。
降りるなり、両親に「ヘヨンさんと結婚させてください」と土下座したドギョン。
父は「先に言ってくれてありがとう。そのつもりで来たんだ」と嬉しそうに答えた。
母も「今日から暮らすといい」と言い、ドギョンを立ち上がらせてハグをした。
幸せにね。
言葉とは裏腹に母の表情には笑みがなく、無表情のままだった。

真っ直ぐ前を向き、こちらには一瞥もくれない母。
ヘヨンは母がこちらを向いてくれることを願いながら、タクシーを見つめていた。
通り過ぎる瞬間に母はヘヨンを見た。

ヘヨン母はタクシーの中で夫に「彼の様子が変ね」と言う。
「行かせて正解だったな」と答えるヘヨン父。
母は堪えきれずに泣き出した。

ドギョンの部屋へ入ると2人はすぐにいちゃいちゃ開始(笑)
抱き合い、激しいキスをし始めた。
部屋にいたジンサンは、突然始まった2人のラブシーンに逃げるタイミングも、ここにいると合図するタイミングもないまま、部屋で息を潜めていた。
そこへドギョン姉がやってきた。
ヘヨンは結婚の許しをもらったことを夜ではなく昼間に報告したいから、今日は帰るふりをすると言う。
大慌てで身なりを整え、イサドラに挨拶するヘヨン。
イサドラはジンサンを探しに来たのだった。
部屋の奥からばつの悪そうな顔でジンサンが出てきた。
すべて見ていたとさっきのラブシーンを細かく解説するジンサンにドギョンとヘヨンは赤面するばかり(笑)

アンナのバイト先(あら、いつからコンビニじゃなくなったんだっけ?カフェになったみたいねpp)に映画監督のオ・マンソクがやってくる。
連絡をもらったフンが「愛欲の栓抜き」について熱くプレゼン。
監督はフンの熱意に心を打たれ、「面白い。撮ってみよう」と返事をした。

フンのために尽くし、フンの才能をどこまでも信じるアンナをヒランがいい彼女だとまた褒めてくれた。
フンはアンナに「愛してる」と言い、アンナは大喜びする。

ドギョンとヘヨン、イサドラとジンサンの4人で家飲み。
もちろんイサドラはジュースね(笑)
ドギョンは結婚しようと思っていること、一緒に暮らすことを報告。
ヘヨンもまたイサドラとジンサンが付き合っていること、すでにイサドラは妊娠していることを報告された。
驚きのあまり、ビールを口から吹き出してました(笑)
そこへ「愛してると言われた」とアンナが上機嫌で帰宅。
フンに次はおならだと話す中で、ジンサンが姉にまだ愛してると言ってないことが判明。
アンナとフンはジンサンに呆れる。
ドギョンがヘヨンとの結婚、同棲についてフンたちにも報告。

ドギョン母とヘヨン母が顔合わせ。
ドギョン母は2人が同棲していることを認めたヘヨン母に順序が違うのではないかと嫌みを言う。
心から愛し合っている2人だから、人目を気にせず、幸せになってほしいと思ったのだと言うヘヨン母。
それでもけじめをつけないとと順序を重んじるドギョン母に、ドギョンが「姉さんは妊娠した」と一言。
結婚もしていない娘の妊娠を暴露され、ドギョン母はとたんに勢いを失って小さくなった。

イサドラがトイレを詰まらせた。
フンがジンサンを呼び出し、何とかするように命じる。
妻の不始末の責任を取るのは夫の役目とばかりに、捨て身の覚悟で詰まりを直すジンサン。
臭い汚物を見られたことが恥ずかしくて、部屋で布団を被って隠れている姉にジンサンは「これくらい恥ずかしくないさ」と優しく声をかけてくれた。

テジンがヘヨンに別れの挨拶。
ヘヨンは「私にしたように誰かを傷つけないで」と言い、テジンは「分かったよ、ごめん」と謝った。
あんなことを言ったせいで運命が変わった。
幸せにな。
テジンは心からヘヨンの幸せを祈ってると言い、小さく微笑んだ。
去って行くテジンの後ろ姿に声をかけ、「あなたはいい人よ」と言うヘヨン。
「ありがとう」と笑うテジン。
何もかも吹っ切れた様子ではあるけれど、ヘヨンへの未練はまだタラタラって感じです。
微笑みの中に見える寂しそうな表情が見ていて切ない……(TωT)

アンナがジンサンとドギョン姉のカップルは反対を進むのか、カッコイイと絶賛している。
普通は「愛してる」から「おなら」「便器」へと続き、その次が「子作り」。
それなのに、ジンサンたちはその逆。
つまり、自分たちのすべてをさらけ出したあとで言う「愛してる」は本心だということ。
なんてステキなのかと語るアンナの言葉をドギョン姉はさりげなく聞いていた。
実はこれ、アンナとフンの小芝居でした(笑)
イサドラがその気になるようにとジンサンに頼まれたみたいです。

かわいいヘヨンとただのヘヨンが一緒に飲む。
気軽に飲めるような関係にようやくなれたのだ。
2人はお互いに幸せになってほしいとエールを送り合った。
帰り際、かわいいヘヨンにお母さんから電話がかかってきてました。
母との関係が好転するといいなと祈りつつ。

結婚式の打ち合わせをするドギョン。
これからヘヨンと合流する予定だ。
あと10分ぐらいで着くと電話してきたヘヨン。
ドギョンの胸ポケットには結婚指輪が入っている。

ふと空から白いものが降ってきた。
桜の花びら?
上を見上げると、ビルの屋上で撮影が行われていた。
花びらはそこで使われたもののようだ。

街頭ニュースがイ・ビョンジュンの死亡を伝えている。
次の瞬間、1台の車が猛スピードでドギョン目がけて突っ込んできた。
ドギョンの体が宙を舞い、地面に叩きつけられた。
突っ込んできた車を運転していたのは、テジンのパートナーだったチャンス。
パトカーに追われ、デッドヒートを繰り返した挙げ句の惨事だった。
桜の花びらが舞う中で地面に横たわるドギョン。
何度も見たこのシーン。
違うのは見上げたのが夜空ではなく青空だということと、笑顔のヘヨンを思い出しているということ。
ドギョンは早くヘヨンに手を握ってほしいと祈る。

通り過ぎて行く救急車。
ヘヨンもまたイ・ビョンジュンの死を知らせる街頭ニュースを目にして、はっと息を飲んだ。
慌ててドギョンの元へと走り出すヘヨン。
横たわるドギョンを見つけ、手を握った。
「平気よ。もう大丈夫」とヘヨンが声をかけると、ドギョンもヘヨンの手を握り返した。
ヘヨンに手を握ってもらい、もうこれで思い残すことはないと思うドギョン。

ドギョンの手術が始まった。
手術室の前にはドギョンの家族、ジンサン、仕事仲間たち、ヘヨンの家族などたくさんの人たちが不安そうな顔で待っている。
ふと立ち上がったヘヨン母が「9月3日に式を挙げましょう」と提案。
暑いから10月がいいとか、10月はイサドラたちの結婚式があるからダメだとか、意見が飛び交う中で、ドギョン母が礼物はわに皮のバッグとミンクのコートにしてほしいと言い出し、ヘヨン母が怒り出す。
母同士のケンカが大騒動に発展したが、ヘヨンはそんなドタバタを見ながらもなぜか安心した気持ちになっていた。
ドギョンが死んでしまうかもしれないという不安を打ち消すように、具体的な式の話を始めたヘヨン母の気持ちをみんなが理解し、それに乗っかってくれたのだから。
早くウエディングドレスを着たいと思うヘヨン。

イ・ビョンジュンが心肺蘇生術で意識を取り戻したとテレビニュースが報じていた。

結婚式。
そう、ドギョンとヘヨンの結婚式だ。
あー、良かった(TωT)
ドギョンは死の淵に立ち、一番大切なものに気付いたと言う。
それは「幸せな気持ち」。
彼は今までにない幸せな気持ちを味わっていた。

ヘヨンもまた今日の日を迎えるまでに過ごした苦い経験を思い返していた。
きっと死に際に、こう言うでしょう。
「すべての出来事が完璧だった」と。

たくさんの人たちの祝福を受けるドギョンとヘヨンだった。

第18話(最終話)の感想

白い花びらが空から舞ってきて、イ・ビョンジュン死亡の街頭ニュースが映し出されたときには「うそっ!」って思わず叫んじゃいました。
ドギョン目がけて車が突っ込んできて、ドギョンの体が宙に浮いて……。
えー、そんなのアリ???
と、一瞬パニクりましたが、地面に横たわるドギョンが血まみれじゃなかったので、きっと助かるだろうと信じてました。
ここまで来てバッドエンドだったら最悪だもの。
幸せな結婚式を迎えられて、めでたしめでたしでした。

個人的にはジンサンとイサドラが最後までロマンティックな関係になりきらないまま終わってしまったのが残念だったな。
結局「愛してる」って言った?
言わなかったよね?
毎晩酔っ払って帰宅するイサドラをほっとけなくて、やれやれと思いながらも連れ帰ってくれていたころの方がずっとロマンティックだったような。
2人はとってもお似合いだと思っていただけに、ジンサンがイサドラに夢中になるぐらいのラブラブぶりまで見たかったな~ととても残念。

テジン役のイ・ジェユンさんは恋が成就しない役、すごく多いですよね。
一途なんだけど、不器用さが災いして、スマートな男に好きな女をかっさらわれてしまう、みたいな役をほんとよく見ます(笑)
大きな体を小さくしてしょげている姿を見ると、毎回私がハグしてあげたいって思っちゃうんですよね。
笑顔が最高にかわいいジェユンさん。
寂しさが見え隠れする笑顔には胸が締め付けられたけど、エンディングのメイキング映像の中に、ドギョン役のエリックさんとめっちゃいい笑顔で笑ってるシーンがあって、その笑顔にすごい救われた気がしました。
いや、マジでジェユンさんの笑顔にはきゅん死(もはや死語か?)しそうになるぅ。
正直エリックさんより断然セクシーだと思う私です。

で。
最終回なので、トータルとしてのこのドラマの評価についても書いておきたいと思います。
個人的にはとてもよくできたストーリーだったんじゃないかな。
かわいいヘヨンとただのヘヨンが間違えられたことで起きた1組のカップルの破談。
そこから始まる新しい恋。
ヘヨンとヘヨンの高校時代の真相。
ドギョンが未来を見えた理由。
さらには破談の本当の真相や、かわいいヘヨンとドギョンの破局の真相などなど、いろんなことが実に複雑にうまく絡まっていて、とっても面白かったと思います。
ただ、ドギョンの気持ちが本当はどこにあるのかが分かりにくくて、ちょいとイライラさせられること多し、だったかな。
あと、どうでもいいシーンが実に多かった印象。
大事なシーンへの伏線だったりするのかと思いきやそうでもなかったりして、今のシーンいる?って思うことがどの回にも結構な割合であったような(笑)
特に前半のイサドラのシーン。
フンとアンナのシーンも意味なし!なものが多かったかな。
あとは、ドギョンの音響録音シーンとか。
あってもいいけど、ちょっと長すぎじゃね?って私的には感じることが多かったです。
作り手の人が見たら悲しんじゃいそうなコメントでごめんなさいね(笑)(^^ゞ
余計なものを外したら、もっとぎゅっと濃縮された完成度の高いドラマになったのにって思います。

残念。

そんなところかな。
解釈違いなどがあったらごめんなさい。
感想についてはあくまでも個人的なものなので、ノークレームな方向でよろしく、です(笑)

ではでは。
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第17話

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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