お父さんが変
【主な登場人物】
ピョン・ハンス:「アッパ食堂」経営/キム・ヨンチョル
ナ・ヨンシル:ハンスの妻、ピョン家一男三女の母/キム・ヘス
チャ・ジョンファン:テレビ局PD/リュ・スヨン
ピョン・ヘヨン:ピョン家長女、弁護士/イ・ユリ
アン・ジュンヒ:アイドル出身の俳優/イ・ジュン
ピョン・ミヨン:ピョン家次女/チョン・ソミン
ピョン・ジュニョン:ピョン家長男/ミン・ジヌン
ピョン・ラヨン:ピョン家三女/リュ・ファヨン
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「お父さんが変」見始めました。
あらすじを丁寧に追うのはやめて、ざっくりのあらすじを紹介して行こうかなと思ってます。
備忘録的に(笑)
よろしければ、ご参考になさってくださいませ。
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第27話~第28話
ヘヨンは、ジョンファンの家を訪れ、父、母、そして父の愛犬チコへのプレゼントを渡す。
そして、8年前のことを謝ってくれた母に感謝し、かつて違法建築のことで暴言を吐いたことを謝罪した。
謝罪は受け入れた母だったが、結婚を許可するのはまた別の話だとヘヨンを突っぱねる。
帰り際、ヘヨンは自己アピールと称し、最終弁論のように結婚を許可してほしい旨を朗々と説いた。
一方のジョンファンもまたヘヨンの家を大量の手土産と共に訪れ、結婚の許可をもらいたいと頭を下げていた。
最初は怒っていた両親だったが、ヘヨンを心から愛するその誠実な姿に
心を動かされ、食事をしていくようにと勧めた。
ヨンシル母や弟家族も含め、家族みんなに囲まれて食事をするジョンファン。
緊張の中、長時間正座したままだったジョンファンは、しびれを切らしてひっくり返って大騒ぎ(笑)
その後も酒を飲みまくり、帰宅したヘヨンの顔を見たとたん、安心したのかそのまま潰れてしまった。
とても帰れそうにないので、ジュンヒの部屋に泊めることになる。
ヘヨンにミヨンとラヨンがジョンファンは合格だと笑う。
食事の際、兄とユジュの表情が暗かったことを見逃さなかったミヨン。
ジョンファンはテレビ局のPD、ジュンヒは芸能人。
兄は彼らと同世代なのにいまだにバイト。
劣等感を抱くのも無理はないと推測した。
今年の公務員試験には何が何でも合格してもらわないと。
妹たちのそんな会話を部屋の外で兄は聞いていた。
部屋を出たミヨンが兄に気付き、謝る。
朝、ジュンヒの部屋で目を覚ましたジョンファン。
ジュンヒは早速、義兄風を吹かせ、ジョンファンもジュンヒに対し下手に出る。
朝食の席で、ユンソクがヘヨンとジョンファンに結婚を正式に許可。
ピョン家は祝福ムードに包まれた。
一方、ジョンファン家では両親が外泊したジョンファンを心配していた。
まさかまた家出したのでは?とつぶやくジョンファン母に、父はそうなる前に許可してやれと苦言を呈す。
いつものようにジュニョンがユジュを職場まで送る。
妊婦だということが原因で仕事が減らされ、その不満をジュニョンにぶつけたユジュだったが、ジュニョンの方が先に謝ってきた。
悪いのは自分の方だと分かっているユジュ。
先に謝られたことを大いに反省し、素直に謝った。
これからもストレスは俺にぶつけろと言う優しいジュニョンに、ユジュは感謝の気持ちでいっぱいになる。
アクションの練習をするジュンヒ。
うまく相手を投げ飛ばしたジュンヒは大喜びで「今の見たか?」とミヨンに言うが、残念ながらミヨンは携帯を見ていて、ジュンヒの勇姿を見逃していた。
がっかりするジュンヒ。
車に戻ると、またもやミヨンは甘えた声で誰かと電話中だった。
「携帯ばかり見ていないで、仕事に集中しろ」とジュンヒが怒ると、ミヨンは電話の相手が兄だったことを告げた。
最近元気のない兄が心配だと言うミヨン。
「なら、俺は?」とジュンヒがつぶやいたが、ミヨンの耳には届かなかった。
グローブを見て、ジュンヒが父と野球をしたのだと気付いたミヨンが、
父との関係が好転しているのかとジュンヒに聞く。
ジュンヒはミヨンに言われた「憎いなら憎いと言って怒ればいい」ということを実践しているのだと答えた。
いざ憎いと言ったら、なぜか憎しみが消えていく気がするし、父のことを許せるかもと思うときもある。
そんなふうに言うジュンヒに、ミヨンは「この問題だけはアンさんの味方です」と宣言した。
嬉しそうに笑うジュンヒ。
ピザ屋のバイトに合格したヨンシクだったが、ヨンシク妻のボミもまたこの店のバイトに受かっていた。
全教科学年1位だった成績表を見せにピザ屋に寄ったミナ。
ヨンシクは大喜びだったが、ボミは成績優秀なのにそれを活かしてやれない自分たちを情けなく感じていた。
科学高校の授業料一覧が書かれた紙を夫に見せるボミ。
ラヨンとのデートを前にプランを考え、着ていく服(と言っても、ジャージだけどさ(笑))に頭を悩ませるチョルス。
そんなチョルスにヨンヒが最高のデートプランをアドバイスした。
オシャレなスーツで現れたチョルスに面食らうラヨン。
ラヨンは彼がいつものようにジャージで来ると思い、自分もそれに合わせたカジュアルな服装だったのだ。
映画館へ行き、その後は高級レストランへ。
全く落ち着かない店での食事に加え、チョルスは席を外して電話ばかり。
ラヨンはどんどん不機嫌になり、食事の途中で店を出た。
電話の相手はヨンヒ。
デート中も指南役としてチョルスがあれこれ質問していたらしい。
初心者なのをラヨンに知られるのが恥ずかしかったのだ。
そんなチョルスに文句を言い、今後はこんなふうにお金をかけたりせず、私たちなりのデートをしましょと言うラヨン。
チョルスが嬉しそうに手を差し出し、2人は手をつないで歩き出した。
やがてチョルスが「ピョン講師」と呼び止め、次の行動に躊躇していると、ラヨンの方がキスをしてきた。
「黙ってするものよ」と笑うラヨンに、チョルスが改めて、自分からキスをした。
スーツを着て、いつものメガネではなく、コンタクトで出かけようとしていたミヨンに驚くジュンヒ。
聞けば、高校時代のコーチの引退式に行くのだと言う。
ジュンヒは呼び出さないから安心して行ってこいと気持ちよく送り出してやった。
ジュニョンが、部屋で休んでいたジュンヒをたたき起こした。
「チン・ソンジュンの彼女?」と書かれたネット記事を見せるジュニョン。
そこにはソンジュンとミヨンが仲良さそうにしている写真が貼られていた。
モザイクもかけずにこんな記事が出たら、ミヨンがソンジュンのファンに攻撃されるのでは?とジュニョンは大慌て。
ジュンヒも急いで会社へ行き、記事が広まる前に撤回させろと本部長に直訴した。
必死になるジュンヒに、インターンが好きなのか?と聞く本部長。
ムキになって否定するジュンヒを怪しいと感じていた。
ソンジュンに送ってもらって会社に到着したミヨン。
ジュンヒはミヨンの立場も考えて行動しろとソンジュンにも激怒した。
ミヨンのことなのに、まるで自分のことのように怒っているジュンヒが理解できないミヨン。
そこへジュニョンから電話。
記事を見てどんなに心配したかを語る兄。
電話を切ったあと、ジュンヒも「兄だからだ」とつぶやいた。
おまえの兄だから心配したんだ、と。
ジュンヒの行動がようやく理解できたミヨン。
ま、ホントは兄だからではないですけどね(笑)
帰宅すると、家の前でジュニョンが待っていた。
ミヨンがソンジュンのファンに襲われないか心配だったと言う兄。
ネットの記事を消してくれたジュンヒに「ご苦労さん」と言い、ジュニョンとジュンヒは仲良くハイタッチした。
誰かのせいで休日に会社へ行く羽目になったと愚痴るジュンヒに、ジュニョンは「妹を持つ兄とはそういうもんだ」と笑う。
ミヨンはそんな2人の腕を取り、「頼もしい兄さんたち」と嬉しそうに歩き出した。
ジョンファン母は結婚を許可すべきか否かで1人で葛藤していた。
優しい夫や娘がいるわけではなく、友達もほとんどいない。
だからこそ、気が合う嫁が来ることに唯一の期待をかけていたのだ。
それなのに、よりによってあのヘヨンが嫁になるなんて。
ふと母が何かを思いつき、ヘヨンを呼び出した。
ジョンファン母は、ヘヨンにこの家の2階で暮らすようにと提案。
それがずっと前から夢見ていたことなのだ、と。
それを叶えてくれたら、結婚を許可すると言われ、さすがのジョンファンも無理だと真っ向から拒否。
が、ヘヨンはにっこりと「同居します」と答えた。
両家の顔合わせ会。
ヘヨン両親とヘヨンが部屋に入り、ジョンファンとジョンファン父が立ち上がる。
が、ジョンファン母は座ったまま。
そんな母とヘヨン母のにらみ合いが始まった。
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ジョンファン母は、ヘヨン母に勝ち誇りたいため、高級であることが一目で分かる毛皮を着てきた。
この暑い日に毛皮を着た母に呆れるジョンファンとジョンファン父。
ヘヨン母はラヨンにバッチリメイクをしてもらい、アートチームのチーム長であるユジュが用意した服やアクセ、靴を身に着けて乗り込んでいった。
ジョンファンとジョンファン父に促されて、ようやく立ち上がったジョンファン母だったが、最初からヘヨン母たちを見下した態度。
ヘヨン母もそんなジョンファン母の態度が許せず、2人は激しくにらみ合った。
一触即発状態の空気の中、ジョンファンが今月中に結婚したいと切り出した。
結婚式は挙げず、家族が集まって食事をする程度のスモールウエディングにするつもりだとヘヨンが言うと、ジョンファン母が猛反対。
ホテルの式場を借りて盛大な結婚式を開きなさいとか、婚礼家具や贈り物はうちのレベルに合わせたものにしてくれと言い出した。
その偉そうな態度にヘヨン母もついにキレる。
ジョンファン母とヘヨン母が口論となり、ジョンファンが母をたしなめると、今度はジョンファンにぎゃんぎゃん文句を言い出した。
自分たちで勝手に結婚するつもりなら、婚姻届も出さなければいいとジョンファン母が言うと、ヘヨン母がすぐには出さないそうだと暴露。
「こんな姑では怖くて婚姻届を出せない」と言うと、ジョンファン母も「それは良かった。しばらく暮らして別れたら、慰謝料を払わなくて済むから万々歳だ」と反撃し、母たちのバトルはますます激しさを増した。
そんな中、ジョンファン父が「同居するから婚礼家具は必要ありません」とフォローのつもりで言い、ヘヨン母が同居の事実を知ってしまう。
「同居なんてダメ。結婚もダメ」と怒鳴るヘヨン母と、「私もさせないわ」と怒鳴るジョンファン母。
帰宅後、母を怒るジョンファンとジョンファン父。
何を言っても聞かない母に、ついにジョンファンもブチ切れ。
「そうか、わかった。じゃあ、婚姻になるな。俺ももう何も望まない。家を出てヘヨンと結婚する」と宣言した。
帰宅したヘヨンたちの様子がおかしい。
待っていた兄妹たちが心配する中、ヘヨンは両親の部屋でいきなり説教を食らう。
なぜ同居のことを黙っていたのか、と。
言ったことを守れないジョンファンへの不満もぶつけ、とにかく結婚はさせないと宣言したヘヨン母。
すると、ヘヨンは「分かった、結婚しない。諦める」とあっさり母の言葉を受け入れた。
母さんがあれほど礼儀知らずで品がなくて、狭量で気が短かかったなんて初めて知った。
二度と私に結婚しろなんて言わないで。
ヘヨンは今後も男と付き合って同棲しては、結婚しようと言われたら別れてを繰り返しながら生きていくと言い、部屋を出た。
メイクを落としながら、1人泣くヘヨン。
今日はジュンヒの誕生日。
食卓ではケーキ(だと思ったら、蒸し餅だったみたいww)にろうそくの火が灯り、お祝いの食卓が用意されていた。
家族が「お誕生日おめでとう」の歌を歌い、ジュンヒは嬉しそうにろうそくの火を吹き消した。
が、わかめも雑穀ご飯も好きじゃないと言うジュンヒ。
すると、ヨンシルがうちでは偏食禁止だし、全部食べないと席を立てないことになっていると言う。
それがうちの伝統。
あなたはうちの息子。
愛情のこもったわかめスープと雑穀ご飯を食べながら、ジュンヒは思わず嬉し涙を流した。
「こんな誕生祝いは初めてで……」と泣くジュンヒに、ミヨンとラヨンが「おめでとう兄さん」と叫んだ。
ヘヨンも「兄さん」と呼び、3人の「オッパ」攻撃に照れながら、「俺が悪かった」と笑うジュンヒ。
お祝いのお礼だと言い、ジュンヒが妹たちを車で送ってくれることになる。
ユジュのことも誘ってくれた。
運転もジュンヒがしてくれることになる。
ふざけて「オッパ」を連発する妹たち。
仕事中、突然つわりに襲われたユジュ。
戻ってくると、部下たちがユジュは産休に入ったらもう戻れないだろうと噂していた。
残業も出張もすると宣言し、定期検診の予約も取り消したユジュ。
職場でもジュンヒのサプライズ誕生祝いが行われた。
テブたちからもプレゼントをもらうジュンヒ。
ミヨンからは撮影待ちの際に座るネーム入りのイスがプレゼントされた。
早速、上機嫌でイスに座るジュンヒ。
「オーマイボス」の撮影が始まるが、何度も監督のカットがかかり、撮影が進まない。
ジュンヒはNGの原因が自分にあると思っていたが、監督が不服だったのはソンジュンの演技の方だった。
ソンジュンが怒られ、ジュンヒはいい演技だったと褒めらる。
楽屋に戻ったジュンヒとミヨンは喜びを大爆発させた。
そこへKBSの人気番組「1泊2日トゥゲザー」から出演依頼の電話。
嬉しいことの連続にジュンヒがお祝いをしようと言い、ミヨンはお肉が食べたいとリクエストした。
ミヨンを高級レストランへ連れてきたジュンヒ。
こんな店のことを言ったのではないと言い、初めての高級店に緊張するミヨンだったが、ジュンヒは慣れてるフリを演じろと笑う。
そこへ本部長が店にやってきた。
女性と一緒にいるジュンヒを見つけ、声をかけると、相手はなんとインターン。
嬉しいことがあったからお祝いを兼ねて、マネージャーと来ただけだと言うジュンヒだったが、ミヨンを見つめるその目はどう見ても、恋してる目だと本部長は感じていた。
トイレで「インターンが好きだろ」と詰め寄ると、ジュンヒは「本当に妹なんだ」と答える。
実父を見つけたこと、その娘がミヨンだということを伝えるジュンヒ。
その事実に驚きつつも、ジュンヒの「あくまでも妹だ」という言葉に納得できずにいる本部長です。
運ばれてきた料理と共に自撮りするミヨン。
ジュンヒはそんなミヨンを微笑ましく見つめていた。
帰宅すると、父がジュンヒに誕生日プレゼントだと言い、お小遣いをくれた。
ほかの子どもたちも小遣いが一番喜ぶから、と。
嬉しそうにお礼を言うジュンヒ。
「誕生日おめでとう」と言い、部屋を出ようとした父にジュンヒが「父さん」と声をかけた。
大事に使うよ。
感無量のユンソクです。
ヘヨンとジョンファンがゲームセンターでカーレース。
ここまでして結婚するべきなのかとヘヨンが言い、ジョンファンもそれに同意する。
ああ、やめよう、もう頭を下げるのは嫌だ、と。
子離れできず、成人した子どもの結婚にうるさく干渉する親たちに辟易した2人は、もう結婚などせず、恋愛だけしようと誓い合った。
「オーマイボス」の撮影。
恋愛シーンだったが、ジュンヒは「恋してる目」というものがうまく演じられず、NGを山ほど連発してしまう。
ジュンヒを呼び、モニターを見ながら演技指導しようとした監督。
モニターに本番前に偶然撮影されたジュンヒが映し出された。
その表情に「これこそが恋してる目だ」と言う監督。
このときに見ていたもの、考えていたことを思い出せと言われ、ジュンヒはミヨンを見ていたことを思い出した。
俺はミヨンに恋しているのか?
ジュンヒは自分の気持ちに驚き、戸惑うのだった。
第27話~第28話の感想
本部長に指摘されても、「何が恋してる目だ」と笑っていたジュンヒでしたが、監督に恋をしている証拠を突きつけられ(笑)、初めて自分の気持ちに気付いたジュンヒです。
いつも気になって、笑っていると嬉しくて、自分のことを見ていてほしくて、ほかの男に笑顔を見せると腹が立って、喜ぶことなら何でもしてやりたくて、何かあれば必要以上に心配になる……。
そんな感情は彼女が妹だからだと思っていたのにね(笑)
いや、ミヨンは本当にかわいいもの。
好きになって当然だと思います。
優しくて思いやりがあって、元気があって、一生懸命。
1本芯が通った強さも持ちつつ、いつもジュンヒを立て、従順なサポーターに徹しているミヨン。
人に心を開くことを知らないトゲトゲしていたジュンヒがここまでよく笑い、誰かのために思いを馳せるようになったは、ミヨンのおかげだよね。
もちろん彼を息子として受け入れてくれたお父さんとお母さんのおかげでもあるけれど。
お誕生日のシーンにも泣けた~(TωT)
ジュンヒが思わず感涙する気持ちがよく分かる、温かくて愛情溢れたステキな食卓でした。
一方、ヘヨンとジョンファンの結婚はまたまた難航しちゃいました。
せっかく顔合わせまで進んだのにね。
確かにジョンファン母は無礼で無教養で高慢。
私がヘヨンの母だったとしても、相手の母があんな人だったら、黙っていられないかも(笑)(^^ゞ
このまま2人は結婚しないという選択肢を選んでしまうのかしら。
いやいや、ジョンファン母が観念せざるを得ないような状況がきっと生まれるんでしょうけどね。
ま、そんな日が訪れることを気長に待つことにします。
ということで、今回はこの辺で。
ではでは。
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