第54話 狙われた母
キム秘書からハナがファンソの名前を取り戻そうとSSグループに要求したことを聞かされるチャン会長。
キム秘書は、ハナが息子だったら、こんなに会長が悩むこともなかったのにと言う。
チャン会長のハナへの気持ちは確実に変化しているはずですよね。
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お手伝いさんをはじめ、使用人が全員解雇されたと知るチョンランと母。
食事も家事も自分たちでやらなくてはいけないと言われ、大慌て。
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ソル会長が出社し、ハナがファンソ醤油に社名を戻すよう要求していることを知る。
ソル会長はそれに対抗すべく、ハナが出した公告文を外し、臨時株主総会の案内を貼らせる。
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ハナはそれを知り、強引に議案を通させはしないと強気の態度。
ユンチャンもソル会長と同じやり方で応戦しようと言う。
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再び公告文がハナからの「株主総会中止の申し立て」に貼り替えられる。
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そんなことはできるはずがないと秘書に怒鳴るソル会長。
が、ハナとユンチャンが代表を務めるダイチョン社は、今やSS第2の大株主になったのだと言う秘書。
これはもう全面戦争だ。
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ハナはユンチャンに、ソル会長と同じように裏で動き、正体を明かすのは最後だと言っていたのに、なぜこんなに早く正体を明かしたのかと聞く。
正体を明かしたのは、ハナを守るため。
でも、その言葉をユンチャンはハナに伝えてはいないようです。__________
ユンチャンと一緒にいるハナを見つめるドヒョン。
ユンチャンはドヒョンの視線に気づき、心の中でドヒョンにつぶやく。
(ドヒョンの言うように)止めるのが愛かもしれない。
だが、俺は愛する人を望む道に進ませてやりたい。
ハナが望みをすべて叶えられるまで、俺は命すら投げ打つつもりだ。
これが俺の愛し方だ。
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ドウンはハミョンからハナが男として生きなければいけなくなった経緯など、すべて詳しく説明してもらう。
その中で、ラヒが本当はチャン・ラヒではなくコ・ラヒだということも知る。
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ユンチャン、ハナの元を訪れるドヒョン。
ハナを父から守れるのは僕だけだと言う。
不本意からも知れないが、万一のときには僕に知らせろ。
そうすれば、危険を避けられる。
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ドウンはラヒやラゴン、チョンラン、チョンラン母、さらにはラヒの実父に至るまでが意地悪な極悪人であることを知る。
そんな矢先、ラゴンとくっつけようとしていたチョンラン母がドウンを食事に誘う。
最初は冗談じゃないと断ったものの、ラゴンとチョンランたちを懲らしめるため、誘いに乗ることにする。
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ソファで寝てしまったハナ。
ヒョソンに起きたら送ると電話をかけ、そのまま寝かせてやるユンチャン。
寝顔を見ながら、ドヒョンのことを思い出す。
少なくとも、ドヒョンの方が積極的だ。
俺は一度もハナに気持ちを伝えたことがない。
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ユンチャンはハナが夢を叶えて少し落ち着いたら、勇気を出して告白するつもりだとウン室長に宣言した。
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弁護士に相談したが、やはりファンソで1年間働かなければ遺産を相続できないことが分かる。
ラゴンとチョンランに、プライドを捨て、働くようにと指示するチョンラン母。
2人はしぶしぶハナの元を訪れる。
副社長の面接を受け、受かったら雇うと言うハナの言葉に腹を立てる2人。
ハナに頭を下げる立場になったことを嘆く2人を見ながら、自業自得だと笑う課長たち。
彼らの指導の下、2人は契約社員として働くことになる。
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1か月で経営を立て直せという指示が出たことを報告するウン室長。
新しく就任した市民団体の理事が期間を短縮したと言う。
理事がハナに反発をしているらしい。
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チャン会長、ソル会長にも3か月が1か月に短縮された件が報告される。
チャン会長は何も言わず。
ソル会長は思いがけず味方が現れ、笑顔になる。
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新しい理事、それはなんとラヒだった。
ソル会長はその事実に大喜び。
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ソル会長の部屋に通された男性が、以前調べた暴行事件の犯人であることに気づいたヨンホ。
ドヒョンはまさか……と不安になる。
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駐車場で不審な車がハナを追ってくる。
ハナが危機感を感じたところでユンチャンがハナに声をかけ、事なきを得る。
そのころ、ハナの母の店に男たちが押し入っていた。
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ハナに暴力はソル会長の手口であり、自分も以前は加担していたことを白状するユンチャン。
今、ハナは狙われている。
ソル会長は残忍な人間なので、家族を攻撃することもあると聞き、母と姉がまだ家に戻っていないことが心配になるハナ。
そこへ病院から電話が来る。
急いで病院へ駆けつけるハナたち。
母は店に男たちが入ってきて、店の中を荒らしたので、慌てて外に飛び出したところ交通事故に遭ったのだと言う。
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ソル会長の秘書を呼び出し、暴力事件の犯人がなぜ会社にいたのかと問い詰めるドヒョン。
秘書はドヒョンにすべてを話す。
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ソル会長の仕業だと怒りに震えるハナ。
ユンチャンはハナに謝る。
自分がソル会長を攻撃しようと言ったせいで、ハナとハナの家族が危険な目に遭っていること。
そして、守ってやれなかったこと。
ドウン経由でハナの母の入院先を知ったドヒョン。
急いで駆けつけるが、ハナはドヒョンの顔を見るなり、ソル会長だけでなくおまえやSSの全員をつぶしてやりたいと悲鳴に近い声で怒りをぶつけた。
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改めてハナの元を訪れたドヒョンは、ある提案を持ちかける。
それはハナに自分が恋人だと公表しろというもの。
ふざけないでと怒り出すハナ。
が、ドヒョンは表向きだけでいいのだと言う。
父さんとおまえの間で僕が選べる唯一の方法だと。
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ふーん。
ドヒョンと恋人宣言することでソル会長のハナへの攻撃が止まるとは考えにくいんですけどね(笑)
偽装だとしても、ドヒョンとハナが一緒にいる光景を見るのは、ユンチャンにとってかなり辛いものになりそうです。
ユンチャンに心を開いていなかったハナが、今では過去の裏切りを許し、パートナーとして信頼しているわけですからね。
この偽装恋人宣言は、ドヒョンとハナが歩み寄るきっかけになってしまうのかも。
ユンチャン派の私としては、困ったなって感じです(笑)
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『大切に育てた娘ハナ』 あらすじ&感想 一覧はコチラからどうぞ。
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