ハート・トゥ・ハート|第14話 あらすじ&感想

hth1ハート・トゥ・ハート

tvN 全16話 2015年

演出:イ・ユンジョン

脚本:イ・ジョンア

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登場人物:コ・イソク(精神科医)・・・チョン・ジョンミョン

チャ・ホンド(対人恐怖症の女性)・・・チェ・ガンヒ

チャン・ドゥス(刑事)・・・イ・ジェユン

コ・セロ(イソクの妹・女優志望)・・・アン・ソヒ(元Wonder Girls)

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第14話

イソクに自分がヨンジだと言い、幼いころの写真を見せるホンド。
が、イソクはそれを認めようとしない。
部屋を出ていったイソクをイソク母が追いかける。

***

アン執事がイソクとヨンジが写っている写真をイソクに見せる。
ホンドが持っていた写真と同じときのもの。
それでもイソクは何かの間違いだと信じたかった。

***

イソクがホンドの家へ行く。
ホンドはかつてヨンジと呼ばれていたことや、あの家の庭で遊んだことを覚えていると告げる。
写真を見た瞬間、マッチで火をつけたことも、イソクの顔も思い出したのだと。
思い出したのにすぐ言わなかったことを責めるイソク。
知られるのが怖かったのだと答えるホンド。

おまえが俺の家族と人生をめちゃくちゃにしたんだ。
どうやって責任を取るつもりだ。

怒鳴るイソク。
泣き崩れるホンド。

***

23年前の事件について調べ始めたチャン刑事は、ライターが現場に落ちていたことに引っかかっていた。

***

イソクは母に罪悪感をホンドに押しつけて嬉しいかと食ってかかる。

あの日、両親が口論になったため、子どもたちは外で遊ぶようにと家を出されたようです。
だから、母はイルソクの死を自分のせいだと責め、心の病になってしまったんですね。

同様にイソクも兄の死は自分のせいだと責め続けていた。
みんなが兄ばかりをかわいがるから、兄が憎かったのだと告白したイソク。

ドラム缶に入った兄さんが出てこられないように俺がふたを叩いたんだ。

耳をふさぐイソク母。

俺が死ねば良かったんだろう?

そうじゃないと母は泣いた。

***

アン執事が教授にヨンジがホンドだったことを教える。
驚く教授。
イソク母の病気もイソクの飲酒もすべてあの事件に原因がある。
目を背けていても何も変わらず、心の傷は深まるばかり。
みんなでそこに向き合うべきだと2人は話し合う。

***

ホンドが会長に呼び出される。
会長は、イソクのこともあの事件のことも忘れて、新しい人生を歩むようにとお金を渡す。
受け取れないと断るホンドに会長は、私も心の荷を下ろしたいから受け取ってほしいと言う。

***

飲んだくれて寝ているイソクの家に教授がやってくる。
ホンドの対人恐怖症はあの事件が原因。
でも、兄を殺したのは自分だと言うイソク。
ふたをしめるとき、二度と会いたくないと思ったこと、俺より優れている兄が憎かったことを泣きながら告白したイソクに教授は、12歳のイソクをもう許してあげてと諭す。

***

アン執事がホンドに、イソクのそばにいてやってくださいと頼む。

兄の死後、イソクが1人で苦しんできたことを誰よりも理解しているアン執事です。

***

病院へ行くホンド。
イソクとのたくさんの思い出が脳裏をよぎる。

そこへイソクから電話。
イソクも病院にやってくる。

ホンドがイソクを診察する。
イソクは、この前ホンドに言った言葉は自分自身への言葉だったと謝る。

イソク、どう責任を取る?
おまえのせいでホンドの人生を台無しにした。

そう自らを責めるイソクにホンドは、もう逃げないと宣言。

苦しんでるから別れようと言われるまでそばにいる。
そして、愛し続けるよ。

うんうん。
イソクを救うためにはホンドの愛が絶対に必要。

***

改めて会長に許しを請うイソク。
子どもがやったことに罪はないと。
が、会長の意志は変わらない。
口論の中で会長がまた倒れてしまう。

意識不明の昏睡状態になった祖父を見て苦悩するイソク。
祖父も23年という長い間心に傷を負ってきたのだ。

そんな祖父を見捨てるわけにはいかないと感じたイソクは、ホンドにもう会えないと電話する。

電話を切ったあとでイソクは号泣した。

***

数日が過ぎ、会長は退院した。

イソクが花束を持ってホンドに会いに来る。
嬉しそうに駆け寄るホンドに、抱きしめてとイソクは両手を広げる。
幸せそうに抱き合う2人。

二度と引きこもるな。
これからは堂々と生きるんだと指切り。

お酒はほどほどにしてねとホンド。

最後のキス。

やがて、イソクがホンドの手を離す。
去って行くイソクの後ろ姿に、愛してると叫ぶホンド。

立ち止まるイソク。
目を閉じ、必死で感情を押し殺し、イソクは再び歩き出した……。

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今にも死んじゃいそうな祖父を目の前にしたら、見捨てることなんてできないよね。
会長だって長い間苦しんできたんだもの。

ただ、アン執事と会長の会話から、あの事件には何か隠された秘密があるようです。
上には書かなかったけれど、イソク父が酔っ払って、イルソクが死んだのは俺のせいだ、全部俺が悪いんだとわめくシーンがあったので、恐らく火事の真犯人はイソク父なんでしょう。
ライターが落ちてたことをチャン刑事も不審に思っていたものね。
イソク父を守るためヨンジに罪を被せたのは会長。
会長が心の重荷を下ろしたいとホンドに言ったのはこのことへの謝罪だったのかもしれません。

セロとチャン刑事のエピソードもがっつり割愛しましたが(笑)、予想通り、チャン刑事はすっかりセロのペースに乗せられちゃった感じです。

セロは幼くして海外に行かされ、随分苦労も多かったみたい。
兄の死でおかしくなった家族たちの犠牲になったセロ。
そんな背景を知った今となっては、彼女にも幸せになってほしいって心から思います。

とにもかくにもまずは、事件の真相を誰かに暴いてもらわなくては!

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「ハート・トゥ・ハート」あらすじ&感想 第15話

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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