Heart to Heart~ハート・トゥ・ハート~|第16話(最終話) あらすじ&感想

hth1Heart to Heart~ハート・トゥ・ハート~

tvN 全16話 2015年

演出:イ・ユンジョン

脚本:イ・ジョンア

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登場人物:コ・イソク(精神科医)・・・チョン・ジョンミョン

チャ・ホンド(対人恐怖症の女性)・・・チェ・ガンヒ

チャン・ドゥス(刑事)・・・イ・ジェユン

コ・セロ(イソクの妹・女優志望)・・・アン・ソヒ(元Wonder Girls)

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第16話(最終話)

祖父がイソクにすべてを話す。
ホンド祖母を追い出したあとで、イソク父が火をつけたのは自分だと白状したこと。
父が白状するまで、マッチ箱を握りしめていたヨンジがやったのだとみんなが思っていたこと。

分かった時点で正さなかった祖父を責めるイソク。
祖父は、あのときイソク父をかばうべきではなかったと認めながらも、
息子を死なせた罪悪感で泣くこともできず、20年以上も家に帰れずさまよい続けているイソク父を哀れみ、父のためにも水に流してくれとイソクに頼む。
そんなことはできないと同意しないイソク。

***

祖父がホンドに言った数々の暴言を思い出し、頭を抱えるイソク。
それでもホンドに真実を話さなければ。

イソクはホンドの家に行き、火をつけたのはおまえじゃなく俺の父親だと告げた。
祖父も両親も知っていた。
だから、交際を反対した。

頭の整理がつかないホンド。

本当に私じゃなくて、あなたのお父さん?
それを知ってたのに、会長はなぜ私に嘘を?

謝ることしかできないイソク。
ホンドは、とにかく1人にしてと言い、イソクを帰らせる。

取り乱すことなく、イソクの話を聞いていたホンドです。

***

イソク父がイソク母に謝る。

母は最初から夫が火をつけたことを知っていたが、子どもたちのために黙っていたそうです。
イルソクを死なせた原因が父だと知ったら、イソクはどうなるか。
そう思い、すべてをヨンジのせいにして、今日まで耐えてきたとのこと。
そっか。
会長に頼まれたわけじゃなかったんだ。
それにしちゃ、よくもまあ、ホンドにあんなひどいことが言えたもんです。

***

ホンドは、火事が自分のせいじゃなかったと知り、安堵する一方で、イソクの家族たちへの怒りと疑問がふつふつと沸き上がってきていた。
腹が立って眠れず、イソクに電話する。

会いたい。
でも、会えば怒りそう。

そんなホンドにイソクが出会ってから今までの思い出を語り始める。
あのときの気持ち、このときの気持ち……。
目を閉じてイソクの声を聞きながら、いつしか眠りにつくホンド。

***

ホンドがイソク母に呼び出される。
謝罪する母。
そして、私のせいでイソクを恨まないでと頼む。

よくそんなことが言えますねと言うホンドに、
母は何度もお願いしますと繰り返した。

***

もうすぐアメリカに戻るセロに母が声をかける。
自分を憎んでいるであろう娘に後悔してると言う母。
言い訳はよしてとセロ。
セロは、兄さんと私が望んでいることを考えてみたことある?と切り出し、

無事に産んでくれてありがとう。
もう過去のことは忘れて、母さんの人生を生きてほしい。

と、告げた。

火事のとき、セロは母のお腹の中にいたのだそうです。

***

頭の中がパンク状態のホンドがイソクを訪ねてくる。
イソクの両親と祖父がやったことがどうしても理解できないし、悔しくてたまらない。
ホンドは泣きながら気持ちを爆発させ、わめき散らす。
ホンドを抱きしめるイソクは、謝ることしかできなかった。

***

ホンドは、会うのをやめたイソクが再び戻ってきたときのことを思い出す。
あの時のイソクは火事の犯人がホンドだと思っていた。
それでもなお、もう二度と離さないと温かく抱きしめてくれたのだ。

イソクの気持ちを思い、ホンドの中で何かが吹っ切れたようです。

***

ホンドが会長を訪ねる。
すまなかったと言う会長に、心のこもってない謝罪はいりませんと答えるホンド。
そして、家族に裏切られたイソクを今後は私が守ると宣言。

会長は私に孫を奪われたんです。
イソクさんは私のものです。

それだけ言って帰っていった。

***

ホンドがイソクに、もうイソクさんを愛することを我慢はしないと言う。

愛してる、イソクさん。

本当に俺を愛してくれる?とイソク。
うなずくホンド。
イソクがホンドを抱きしめる。

ホンドは、外の世界に連れ出してくれたイソクに感謝しつつ、今度は私がお兄さんの呪縛を解いてあげると笑った。

***

セロの出国時間が近づき、いてもたってもられなくなったチャン刑事が空港へ向かう。
セロを必死で探し、ようやく見つけたチャン刑事。

自分の気持ちがよく分からないけど、気にかかると言うチャン刑事に、
セロは、空港に来たってことは私を好きってことよと断言した。

いきなり尻に敷かれるチャン刑事が笑えます(笑)
ちなみに、飛行機のセロの座席の隣に母が乗り込んでくるというサプライズもありました!
ビックリ!

***

イソクに会うホンド。
もうヘルメットやマフラーで顔を隠してはいない。

ほっぺは赤いけどね(笑)

お互いにお互いの存在に感謝する2人。

ホンドは俺のものだ。
誰にも渡さない。

そう大声で叫ぶイソクにホンドも嬉しそうです。
ああ、本当に幸せそう。

そして、ホンドは人混みの中を歩く練習をする。
イソクと手をつなぎ、雑踏の中に消えていく……。

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その他、割愛した情報を羅列しときます。

・ホンドはパン店でアルバイトを始めることに。

・また逃げようとしたイソク父はアン執事に止められ、現在はこの家の家族として頑張る努力をしているようです。

・イソク母は旅行三昧。
ある日、夫を旅行に誘ってました。

・セロがアメリカから戻り、チャン刑事は大喜びで抱きしめる。
2人がHAPPYになってくれて私もすっごく嬉しい(〃∇〃)

・教授とアン執事もおデートを楽しんでました。
くっくっく(笑)

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最終回まで見終えた感想

回を重ねるたびに面白さが増していったドラマだったように思います。
最初は、お互いが愛し合うことでやがてお互いのトラウマや病気を克服していくのだろうと単純に考えていたんですが、第4話でいきなり2人が一線を越えちゃうというビックリ展開!
もっとゆっくりゆっくり、じれったいほどゆっくりホンドが心を開いていくのかと思っていたら、全然そうじゃなくて、その辺りからぐぐぐ~っとはまっちゃいました。
何度もえ?と驚かされながら、やがてイソクとホンドのトラウマが23年も遡った同じ事件に端を発していたことが分かり、このドラマの奥深さにしみじみ酔いしれました。
大きな壁にぶち当たり、もう乗り越えることは不可能なのかと思ったけれど、真実が明かされ、見事2人はハッピーエンドに。
揺るぎない愛の力で、2人はこれからもお互いの弱点を補い合い、傷を癒やし合い続けていくのでしょう。

イソクの家族もきっと新しい絆が結ばれるはず。

チャン刑事とセロにも祝福の拍手です!
最初はただの意味不明わがまま女にしか見えなかった彼女ですが、家族を思う優しさだったり、兄とホンドのことなのに、まるで自分のことのように奔走するお人好しの部分だったり、そんな彼女の意外性が見えてくるたび、どんどん彼女のことが大好きになっていきました。
なので、チャン刑事がセロに惹かれていった気持ちに大きく共感!
鈍感代表チャン刑事(笑)がセロを逃さずに済んでホントに良かったです。

各話のあらすじですが、私の解釈間違い等もあるかもしれませんが、それはご愛敬ということでどうぞお許しを。

最後までおつきあい下さり、どうもありがとうございました!
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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