ウチに住むオトコ|第15話~第16話(最終話) あらすじ&感想

ウチに住むオトコ

【主な登場人物】

ホン・ナリ:キャビンアテンダント/スエ

コン・ナンギル:ナリの義父、ホン餃子社長/キム・ヨングァン

クォン・ドッボン:ロボット博物館代表、グリーンランドグループの三男/イ・スヒョク

ド・ヨジュ:キャビンアテンダント、ナリの後輩/チョ・ボア

チョ・ドンジン:ナリの9年来の恋人/キム・ジフン

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第15話~第16話(最終話)

楽しかった合宿から戻ると、ホン餃子の前にナリ父と再婚相手が待っていた。
家に入るように言うナンギルを見て、ドッボンが文句を言う。
ナリさんにひどいことをした父だぞと。
それでも父親だと答えるナンギル。
その会話をドクシムが聞き、何のことか父(自分の父ね)に聞こうとするが、母がそれを阻む。
母はナリ父がホン餃子に戻ってきたことだけ夫に伝える。

ナリとナンギルは父のために、母の部屋を片づける。
再婚相手のことはナンギルがソウルへ送る。
女は、ナンギルにナリ父は、土地と店を取り返して、あなたを追い返すと言ってると言ってました。

ナリが父になぜ母と自分を捨てたのかと聞く。
そして、自分の記憶にある初フライトの話をする。
ナリが覚えていたことを驚く父。

ナリは父を受け入れるべきか悩んでいた。
ナンギルにも本当はいてほしい。
悩んでいるナリを餃子作りに誘うナンギル。
楽しそうなひとときです。
粉を顔につけ合ったり、粉のついた手で襲いかかろうとしたり(笑)
ちなみに、ナリ父は餃子を作ったことがないんですって。
ナリは知らないけれど、ナリ父の餃子は市場で買ったものなのだとナンギルは母から聞いたそうですww

翌朝、ナリ父は社長面で店を見て回り、ナンギルを大声で罵る。
ナリが聞きつけ、父を止める。

ドッボン父が、これ以上開発を拒むなら、ナリ父を告訴するしかないと言い出した。
借金の件は時効が過ぎているが、虚偽の死亡診断書で身分を隠しているのは重犯罪だと。

ホン餃子にドッボン父がやってくる。
ナリ父に自首して名前を取り戻し、名義変更をするようにと指示をする。
ドッボン父は、自分の息子がナリを好いていることも伝えました。

同じころ、ドッボンがナリとナンギルを呼び出し、リゾートは造らないから、ナリの名義に変更するようにと説明していた。

そこへナリに警察から電話。
ナリ父が自首をしたのだ。
ドッボンが弁護士として警察に駆けつける。
かつてナリを誘拐したことを聞くと、ナリ父は「会長に飛行機代を渡されてやったことだ」と答えた。
土地欲しさにうちの家族を苦しめたのに、と。

ドッボンが父になぜ自首させたのかと聞く。
父は「借金をチャラにしてやる見返りだ」と答え、「ナリと一緒にさせてやる」と言った。
ドッボンは父が、ナリ父を土地のために借金まみれの誘拐犯に仕立てたこと、名前を取り戻して土地の訴訟をしようとしていることを指摘し、「恥も知らなければ、良心もない」と声を荒らげた。
子どもたちを死なせて知らぬフリをして、土地まで奪うなんて。
「あの土地は最初からうちの土地だった。取り返すべきだ」と悪びれた様子もなく主張する父。
ドッボンはそんな父に「法廷に立たせます」と宣言。

父のことでドッボンにお礼を言うナリ。
ドッボンはナリをパーティに誘う。
ヨジュを誘えばいいという話から、ヨジュがかつて自分の友達の前で大暴れしたことを知ったナリです。

ナンギルがナリに店の帳簿と通帳を渡す。
離れたくないのに、離れる覚悟を決めているナンギルに何も言えず、そのくせ不安がって、嫌みを言ったり。
とにかくもやもやしているナリです。
ナンギルもナリ父の存在に遠慮して妙に弱気で、ナリに対しても消極的というか、どこか我慢している感じ。

ナリがキャビンアテンダントの仕事に復帰しないかと会社から何度か提案されている。
ナリはまだ復帰の意志はなしです。
ヨジュに会い、ドッボンからパーティに誘われた話をする。
みるみる傷ついたような、不機嫌そうな顔になり、ナンギルとドッボンを天秤にかけて、条件のいい方を選んだのかとナリを非難する。
ナリはヨジュがドッボンをかばって暴れた話を出し、彼のことが好きなのねと指摘。
そして、今抱いているその気持ちを忘れないでと言った。
「あなたはその数倍人を傷つけてきた。反省して」と。

ナンギルが自分の制服をヨンギュに託した。
ヨンギュは制服を脱ぎ捨て、「気持ちは分かるけど、俺たちのことも考えろ。なぜ逃げるんだ?」とナンギルに怒鳴った。
ジュンとハンも今回ばかりはナンギルの味方になれずにいる。
ドクシムも以前自転車を奪われたときに言われた「奪われたらキリがない。人のものを奪うヤツらには心がない」という言葉をナンギルに返した。

ナンギルは自分でも新しい人生をどう歩み始めたらいいのかわからなくなっていた。

ドッボンがナリをパーティに連れて行く。
ナンギルはそれを見ながら、何も言えずにいる。

ナリはしばらく悩んでいたが、やっぱり行けないと車を降りた。

そのころナンギルはナリ父の面会に訪れていた。
父と一緒の初フライトがいい思い出だったから、ナリはキャビンアテンダントになった。
だから、今後も事の真相を話さないでほしいとナリ父に頼むナンギル。
思いがけない申し出に驚くナリ父。

ナリは車を降り、親友ランスクの店に行った。
そこへナンギルからナリに電話。
ドッボンと一緒にいてほしくないから迎えに来たのだと言う。
パーティではなくランスクの店にいると知り、嬉しそうな顔になるナンギル。
ナンギルは「パーティに行かないでくれてありがとう」と言ってました。
かわいすぎ(〃∇〃)
ちなみに、ナリに振られたドッボンはヨジュに会いに行ってました。
ヨジュはドッボンの前では家の貧しさも、普段着の自分もさらけ出し、毒舌連発です。

ナンギルは、ナリ父が見つかった今となっては人の家を自分の家だと言い張っている気がしたのだとナリに語る。
自分の拠点が欲しくなったのだと。
だから、出ていかなくてはと思っていたナンギルだったが、ようやく彼も答えを見つけた。

ナリの父は餃子が作れず、市場の餃子を売っていた。
ナリの母が作る餃子はまずかった。
でも、ナンギルが作る餃子はおいしくて、今やテレビにまで取り上げられるほどの人気店だ。

そう、今のホン餃子は俺が作ったんだ。
ホン餃子が俺の拠点だ。

ナンギルが晴れ晴れとした顔です。

「俺のホン餃子へようこそ」
「私の人生にようこそ」

2人はキスをした。

朝、起きれないナリ。
何が何でも一緒に朝ごはんを食べようとするナンギル。
強引だとか、整理整頓ができないとか悪口を言い合う2人です(笑)

2人でナリ父の面会に行く。
父はあからさまにドッボンを褒め、ナンギルには面会に来るなと暴言を吐く。
それでも嫌な顔をせず、父に気を配るナンギル。
父はめげずに自分に尽くしてくれるナンギルに心が動いている様子です。

ナンギルがロボット博物館を訪れ、帳簿の原本を渡す。
ドッボンがナンギルとナリが義父と娘の関係のままになっていることを指摘し、もう力は貸さないと宣言。
彼女を諦めたくないから。
俺も譲れないとナンギル。

ナンギルが切り貼りして作った「ホン・ナリの足跡」というタイトルの本。
ナリがフライトするたびに母へ送った写真やメールを集めたものだった。
本屋の本の中に置かせてもらい、ナリを本屋に誘う。
自分の名前がついた本を見つけ、笑い出すナリ。
ナンギルがキャビンアテンダントへの復帰を願って作ったものだと言う。
「一番得意なことをしろ」と。

ナリがドッボンに思いに応えられないことを正式に謝る。
彼は裁判のとき、伝説と呼ばれた過去をナリの前で暴かれても、顔色一つ変えずにいたナンギルを見て、正直敵わないと思ったと告白。
誰でも秘密を知られるのは嫌なのに、と。
近々自分の恥ずかしい部分も知られることになると言ってました。
ついに祖父や父の悪事を暴露するつもりなのかな。

グリーンランドが毎日のようにホン餃子に難癖をつけては嫌がらせをしてくる。
ヨンギュがドッボンに文句。

ドッボンがチーム長に、廃棄物の投棄資料をテレビ局に送るように指示する。
チーム長が、ついにこの日が来たのかというような感極まった表情になりました。

ドッボン父が記者会見を開き、正式に謝罪した。

ドッボンがシャンパンを持ってナリの家を訪ね、ナンギルにも「友達になりましょう」と言う。
3人で飲み、ナンギルとナリの関係を友達として整理すると申し出た。

ナリ父が釈放された。
ホン餃子にやってきて、自分にも制服を作ってくれと言う。
ナリにナンギルのことを嫌いじゃない、思ったよりいいヤツだと言ってました。
彼の誠実で温かい人柄が伝わったのね。

ついにナリ母とナンギルの婚姻無効の裁判の日がやってきた。
ダダ金融から土地を守るための選択だったこと、ナンギルが守り抜いた土地は犠牲者の霊を慰める公園になることをドッボンが訴え、無事無効が認められた。

喜びを爆発させるナンギルです。
「愛してる」とナリを抱きしめました。

一方、ドクシムがドッボンとヨジュを呼び出す。
兄も妹も直接相手に気持ちを聞けず、毎度ヨジュを介して探ろうとしています(笑)
ドッボンにもうこんなことはやめてと言うヨジュ。
ヨジュは、ドッボンのことが本当に好きだと告白した。
「今度電話したら、付き合ったものと思うから」と言うヨジュです。

そして、1年後。
ナリはキャビンアテンダントに復帰。
フライトから帰ると、毎回必ずナンギルが迎えに来てくれている。

何やら隠している風のナンギルを問い詰めると、ナリ父とおじジョンウムがホン餃子のフランチャイズ契約をしたのだと言う。
ホン餃子が全国で食べられるようになることを喜ぶナリ。

フランチャイズ店が増え、イケメン店長ナンギルの人気はうなぎ登り。
餃子教室も大人気だ。

一方、ドッボン父はドッボンに元フィアンセとの破局のことを謝る。
頭を下げて婚約を元に戻したので、ソウォングループと合併すると言い出した。
ドッボンは父に彼女がいると宣言した。
ヨジュに彼女役を頼み、家族に紹介しました。
その後、ヨジュが「私たち付き合いましょう」と言い、ドッボンも「友達から始めましょう」と答えてました。
まあね、こうなるとは思ってたけどさ(笑)

ヨジュがナリに抱きつき、初めて「感謝してます」とお礼の言葉を言った。

大繁盛のホン餃子にワンシクがやってきた。
罪を償って出てきたのね!
「ここで働くか?」とナンギルが聞くと、「おまえの下で働くかよ」と相変わらず憎まれ口を叩いていたが、その顔は笑顔だった。

フライトから帰ってきたナリにコーヒーを飲ませようとするナンギル。
が、飲みきれずに眠ってしまった。
実は、コーヒーカップの底には「俺と結婚してくれる?」と書いてありました(笑)

スマホの動画を使って「結婚してくれ」と言おうとしたり、さりげなくぬいぐるみを置いてみたりしたが、ことごとく失敗。
ぬいぐるみはスイッチを押すと「結婚してくれ」と音声が流れるはずでした。
部屋を出ようとしたナリは背後で「結婚してくれ」と鳴ってるのを聞いて、くすっと笑ってたよ(笑)

2人が通った小学校。
教室に入ってみると、たくさん貼られた子どもたちの掲示物の中にナンギルが描いた結婚式の絵が。
「俺と結婚してくれる?」という言葉が添えられていた。

最初の告白は後悔をした。
「愛してしまってごめん」と言ったあのときです。
2回目の告白は別れを覚悟した。
「何の制約も受けない男と女になろう」と言ったあのときです。

最後の告白は、生涯を共にする約束だ。

「俺と結婚してくれ」と言うナンギルに、「ええ、結婚しましょ」と微笑んだナリ。
父もおじも祝福してくれているようです。
良かった良かった。
ラストは手をつなぎ歩くナリとナンギルのシーン。
「誰かを愛することは家族のように人生を共に歩むことだ」というナリの言葉でフィニッシュでした。

第15話~第16話(最終話)の感想

ま、想像通りの終わり方って感じでしたね。
ドッボン祖父や父の隠蔽が明るみに出て、社会的に謝罪することでチーム長も報われ、土地は公園として残ることになり、土地を守るために結んだナンギルとナリ母の婚姻も解消された。
ダダ金融は潰れ、ビョンウは逮捕され、ナリ父は死んだことになっていた罪を償い、本来の名前を取り戻し、ドッボンとヨジュはとりあえず友達から始めることになった。
そうそう、ヨンギュとドクシムもいい感じに発展しそうでした(〃∇〃)
ホン餃子はますます繁盛し、ナリは大好きなCAの仕事に復帰し、ナンギルは子どものころから一途に思いを寄せていたナリと生涯を共にする約束をした。
いやー。
すべてが万々歳状態ってヤツですね(笑)
ドッボンファミリーも家族としての絆を構築中って感じでした。
ケンカばかりしている兄たちは出てこないままだったけど、少なくてもドッボンとドクシム、ドクシム母は距離を縮めようと努力中って感じ。
ヨジュは最後まで大嫌いな存在だったけれど、飾らない自分をドッボンに見せるようになってからは、まあ少しずつ受け入れられるようになってきました。
以前は彼女の境遇を踏まえた上でもやっぱり嫌い!が勝っていたし、全然共感できなかったのでね。
今となっては一番気の毒だったのはドンジンじゃね?って感じかな。
いや、若い女の魔力に負けたドンジンが悪いんだから自業自得ですけどね(笑)(^^ゞ

このドラマが面白かったか面白くなかったかで言うと、私のジャッジとしては「まあまあだった」「フツー」という答えになりますね。
面白くないとも言えないし、絶対オススメ!とも言うほどじゃない(笑)
でもね。
キム・ヨングァンさんがも~~~~~~~う大好きになりました(〃∇〃)
前から好きなタイプの俳優さんではありましたが、ナンギル役が本当にステキでした♡
男らしく逞しいナンギルも、愛しいナリを切ない目で見つめるナンギルも、父親らしく振る舞おうとするナンギルも、ナリに怒られて小さくなるナンギルも、甘えるようにかわいいナンギルも、あー、もう書き出したら止まらなくなるほど、いろんなナンギルにきゅんきゅんさせられました。
あの背の高さはもうそれだけで罪だよね(笑)
何やってもカッコイイもん。
ドッボン役のイ・スヒョクさんも背が高くて陶器のようなつるりんfaceのイケメンだけど、私は断然ヨングァン派です。
ラブコメのスエさんは初めてで、今までの暗いイメージは完全に払拭したけれど、全然美人だとは感じなかったような。
この人は雰囲気美人ですか?(笑)
ナンギルもドッボンも「キレイだキレイだ」と言ってましたけどね。

ドクシム役のシン・セフィちゃんはすごく演技が上手だったので、いろんなドラマに出てるのかと思いきや、女優としてはもしかしてこのドラマが初なのかしら。
元々オルチャンとして有名だったらしいですが、最近では「ソロモンの偽証(2016)」や映画にも出演しているそうです。
美貌より演技のうまさの方が際立っていたように感じたけれど、世間ではその美しさで有名みたいですね。
そうか、今後もセフィちゃんに注目していきたいと思います。

ヨンギュ役のチ・ユノくんは「チーズ・イン・ザ・トラップ(2016)」でちょっとヤバイストーカー役だったので、気味の悪い人のイメージでしたが、今回はなかなかの天然キャラで。
彼、存在感がある俳優さんですね。
なんかよく分かんないけど、とにかく「クセがスゴイ」(笑)
「ナイショの恋していいですか!?(2014)」でホッケー部の部長だったのも彼なんですね。
うんうん、やっぱり彼は「クセがスゴイ」。
今後もどこかで見かけたら、お!今度は何をやらかすんだろう?とゾワゾワしながら彼に注視しそうな気がします。

……こんな感じかな。
言いたいことは全部書きました。
あくまでも私個人の感想です。
ノークレームでよろしくということで(笑)
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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