『栄光のジェイン』14話あらすじ&感想

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第14話

ユン社長の骨壺の前でジェインが何者であるかの真実にたどり着いたヨングァン。

「父さん、何をしでかしたんだ。俺たちに何てことをしてくれたんだ!」

泣き叫び崩れ落ちるヨングァン。

 

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会社に姿を現さないヨングァン。

時間内に来なかったら不合格だと言うヨンド。

ジェインは、来るまで待って訳を聞いたあと、妥当な理由であれば不合格を撤回してくださいと申し出る。

今日の就業時間まで待つと約束してくれたヨンド。

ただし、もし理由が妥当でなければヨングァンだけでなく、ジェインも不合格にすると言う。

ジェインは自分のクビをかけてヨングァンを待つ。

 

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在庫品の整理を頼まれる3人(元取り立て屋、ジェイン、イヌ)。

毎年在庫を大量購入してくれる顧客が来るという。

 

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ホンジュからヨングァンとジェインが実の兄妹だと聞かされるヨンド。

意外な事実に驚きを隠せない。

2人は父が死んだあとから一緒に暮らしていると言う。

 

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何度も何度もヨングァンに電話をかけるジェイン。

納骨堂にいるヨングァンがようやく電話に出る。

でも、こみ上げてくる涙でまともに声を出すことができない。

ジェインに謝るヨングァン。

「今はおまえのところに行けそうにない」

ジェインが「泣いているんですか?」と心配そうに聞く。

 

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ヨンドがヨングァン母の店に現れる。

「ユン・ジェインはインベさんの実の娘ですか?真実を教えてください」と単刀直入に質問をぶつける。

「いきなりやってきて失礼な人ね」と怒り出す母。

なおも食い下がるヨンド。

ヨンドの切実な様子が伝われば伝わるほど警戒して、口を割らない母。

 

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今度はバッティングセンターにいるヨングァンの元へ現れるヨンド。

「また断念か」と言うヨンドに「はい、断念します」と答えるヨングァン。

「なぜだ。父さんの最後の課題が手に負えないか?」

「俺にとって英雄で、山であり、誇りでした。なのに、これ以上突き進むと、父を許せなくなりそうで怖いんです」

「だから、逃げるのか?信頼はその程度か?おまえを最も信頼してる2人を裏切るんだな」

2人?

ヨンドは続ける。

ジェインは自分のクビをかけてまでヨングァンの不合格を撤回するよう求めてきた。

父は死ぬ間際に課題を残した。

なぜだ。

それは、貴様を信じたからだ。

決して諦めずに真実を突き止めると2人は信じてる。

それが信頼だ、と。

 

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VIP顧客の元へ在庫品を運ぶジェインたち。

すると、そこに見覚えのある男性が。

それはなんと以前カラオケ屋さんでトラブルになったカツラのおじさんだった。

「あー!変態!」

「あのときの生意気な小娘!」

再びカツラが取れる大騒動になったところへ運悪く会長が入ってくる。

 

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カツラ男は激怒し、中国人バイヤーたちに謝罪しろとすごい剣幕。

ジェインは「先ほどの無礼はお詫びします」と頭を下げるが、カツラ男の怒りは治まらない。

会長もジェインに土下座を命じる。

ジェインは紙に何かを書き、それをバイヤーに渡す。

「大海は小石では波を立てず、大木は小さな風に揺れません。私の小さな過ちで大きな取引の成否を決めるのは狭量かと思います」と言うジェイン。

謝らないのかと怒り、取引を白紙にすると怒鳴るカツラ男。

すると、中国人バイヤーがそれを制し、ジェインに老子が好きかと聞く。

『道徳経』が好きだと答えるジェイン。

自分の父も老子のファンだと言うバイヤー。

ジェインを気に入り、次の契約のときはぜひあなたと仕事がしたいとまで言ってくれる。

 

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会長と話をするジェイン。

会長はジェインの『道徳経』を好きだという言葉でぴんと来ていた。

1次試験でレンガに「知足者富」と書いたのがジェインであると。

名前を聞く会長。

イヌはそれを阻止しようと急いで2人の元へ走るが、間に合わず、ジェインはついに名乗ってしまう。

会長の運転手だったキム・インベの娘だと言うジェインに驚愕する会長。

 

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会長はインチョルを殴りつける。

本気のビンタ2発。インチョルのほほが真っ赤に腫れ上がってました!顔色ひとつ変えないインチョル役のパク・ソンウンすごい!!!

なぜイヌに彼女をつけたのか。

何を企んでいるのかとものすごい剣幕で迫る。

そこへイヌが来て、秘密にしてくれと頼んだのは自分だと言う。

ジェインを守るため。

保身のために記憶のない彼女を傷つけたくない。

自分たちを倒すかもしれない存在を守りたいと言うイヌを罵倒し、ジェインに関する書類をすべて回収しろと怒鳴る会長。

思い通りに事が運び、ほくそ笑むインチョル。

誰にも気づかれないぐらいほんのほんのほんのちょっぴり表情を変えただけなのに、そう感じていることが分かる演技にしびれました。

 

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入口でヨングァンを待つジェインにイヌが「俺と遠くへ逃げないか。このまま隠れてしまおう」と言う。

これから起こるであろう恐ろしい嵐からジェインを守りたいイヌ。

何も知らない彼女はそんな切ないイヌの思いに気づくことなく、ヨングァンの心配ばかりしている。

ヤツが好きか?と聞くイヌ。

否定しろと懇願するようにジェインを見つめるが、ジェインはキム選手が自分のせいで壊れてしまったと言って泣く。

どれだけ辛いか気持ちが分かるから否定はできないと言うジェイン。

ジェインの携帯電話を投げつけるイヌ。

「壊れたら捨てればいい」

そこへヨングァンが現れる。

嬉しそうなジェイン。

来ないとおまえまで不合格になると言ってジェインの頭をなでるヨングァン。

そんな2人を切ない表情で見つめるイヌ。

 

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ヨングァンは父が残した紙を見せ「課題ではなく答えでした」とヨンドに告げる。

何が分かったんだと聞くヨンドに、「ユン・ジェインの実の父親です」と答えるヨングァン。

そして、ジェインを本来の居場所に戻すと宣言する。

「相手はソ・ジェミョンだぞ。大きな犠牲を伴うかもしれない」

「だとしても進みます。父の罪を償う唯一の道ですから」

そんなヨングァンにヨンドは合格を言い渡す。

 

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ジェイン母は辛いリハビリに必死で耐えている。

「あの男を殺すまでは絶対に死ねないの」と歯を食いしばって歩く練習をする。

 

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合格したことを伝えるヨングァン。

自分のせいだと思って心配していたと言うジェインを抱き寄せ「俺の心配はもうするな。心配は兄が妹にするものだ」と言う。

抱きしめながら「少しだけ待ってろ。すべてを元に戻してやるから」と心に誓うヨングァンだった。

 

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店で食事をしていると、突然男たちが入ってくる。

最後に入ってきたのはなんと会長。

阻止しようとして会長の前をふさぐヨングァンに「このくずどもめ」と言い、ヨングァンは男たちに取り押さえられる。

ジェインに何をするのか?と緊張が走ったその瞬間、会長が優しい顔で「ジェイン。おじさんだ」と微笑み、彼女を抱きしめた。

「近くにいたのに気づかなかった」と涙を流す会長。

予想外の展開に呆然とする家族。

 

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……こんな感じの第14話でした。

なるほどそう来たか、ソ・ジェミョン。

もちろんそれが本心であるはずがないとヨングァンは知っている。

でも、ジェインは?

会長はジェインに彼女が何者なのかを伝えるんでしょうね。

そして、ヨングァン父を単独犯に仕立て上げるつもりなんでしょう。

自分はユン社長亡き後会社を必死で守ってきたという体(てい)で。

あー。

どうなっちゃうんだろう。

続きが気になります。

 

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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