2度目の二十歳
全16話
脚本:ソ・ヒョンギョン
演出:キム・ヒョンシク
__________
主な登場人物:ハ・ノラ(主婦・ウチョン大学1年生)・・・チェ・ジウ
チャ・ヒョンソク(演出家・ウチョン大学演劇学科教授)・・・イ・サンユン
キム・ウチョル(ノラの夫・ウチョン大学心理学科教授)・・・チェ・ウォニョン
キム・ミンス(ノラ夫妻の息子・ウチョン大学1年生)・・・キム・ミンジェ
__________
第5話
ヒョンソクはウチョルがノラの夫だと今、初めて知った体で驚いたふりをする。
ノラとは高校の同級生で、一番の理解者だと言うヒョンソクの言葉にウチョルも驚く。
さらに、ヒョンソクはノラは優れた感性の持ち主だなどと褒め称え、仲の良さを見せつけた。
やたら親しげな様子のノラとヒョンソクが気になり、2人をちらちらと盗み見るウチョル。
ウチョルはイジンと話をしていても、2人のことが頭から離れず、上の空だった。
分類作業を終えると、ヒョンソクはノラを誘って映画を見に行った。
ポップコーンを食べながら、大笑いしたり泣いたりしているノラを微笑ましく見つめるヒョンソク。
「映画とポップコーン」。
これはノラのやりたいことリストに書いてあったことの1つです。
ヒョンソクの優しさに思わず涙。
映画のあとは屋台に行き、2人で串焼きを食べた。
「クセになる串焼き」。
これもリストにあったことの1つです。
帰宅の遅いノラのことが気になって仕方がないウチョル。
家の中をうろうろしたり、窓の外を眺めたりと忙しい。
2時を回ったころようやく帰宅したノラをウチョルが呼び出す。
離婚のことはもう話したのかとか、チャ先生とはいつ再会したのかとか、親しかったのかなどと質問が尽きない。
いつもはミンスのこと以外で聞いてくることなどない夫が、自分のことをあれこれ聞いてくることに、ノラを首をかしげていた。
ソン先生が退職することになった。
ノラとスンヒョンは大喜び。
また、先輩たちの手前、ノラを無視していた女子学生たちもノラに歩み寄ってきた。
ノラも迷惑をかけないよう、これからは気をつけると彼女たちに謝った。
スンナムの後輩が探していた女子を見つけたとスンナムに報告してきた。
急いで部室へ向かうと、そこにいたのはなんとノラ。
あのとき踊っていたのはノラだったのかと驚くスンナムだったが、入部を許可してくれる。
スンナムを「先輩」と呼び、先輩の指示に従うノラ。
ノラは教室変更のとき、かばってくれたことのお礼を言う。
スンナムは、ノラとペアを組むなら辞めると言っていた授業(イジンが担当してる授業です)も続ける気になったようで、2人で仲良く課題の写真を撮ったりしてました(笑)
ヘミもノラたちと同じようにペアになった男子と写真を撮っていた。
ペアで作業をしながら男女の違いを学ぶという課題。
が、知らない男と仲良さそうに写真を撮っているヘミを見かけたミンスが激怒する。
ここでミンスとヘミの関係についてまとめておきますね。
★2人が出会ったのは新入生オリエンテーションのとき。
さんざん飲まされギブアップ寸前のミンスの代わりにお酒を飲んでくれたのがヘミだった。
★ミンスは就職のため、大学に入ってからも塾に通い、年がら年中図書館で勉強している。
★入学式前から図書館で勉強している新入生がイケメンだと、女子達の間でミンスはすでに有名人だった。
★図書館でミンスに一目惚れしたヘミは、偶然を装ってオリエンテーションでミンスを助けたのだった。
★ミンスの勉強が忙しくデートもままならない2人だったが、父がウチョン大学にいると知り、校内を一緒に歩くことすらできなくなった。
なぜなら、ミンスは父に「彼女を作ったら即、入隊する」という念書を書かされていたから。
★勉強の妨げにならないようメールの回数も決められている。
ミンスに怒鳴られたヘミは、私も好きなことをやりたい!と反論。
今しかできない楽しいことがたくさんあるのに、ミンスはいつも勉強ばかりで一緒にできない。
ヘミは今までの不満を思いっきりミンスにぶつけた。
2人の口論を通りかかった学生たちが見ていたが、その中にノラの姿もあった。
「私が一方的に好きで、会いたいのを我慢してる。もう無理だわ」と背中を向けたヘミに、
ミンスは「僕とやればいい。全部僕が相手する」と叫び、ヘミを連れ戻した。
野次馬たちから沸き起こる拍手。
ノラは「ミンスもこれで一人前の男ね」と嬉しそうに笑った。
ヒョンソクの助手サンエは、ウチョルが浮気をしていることを知らず、
ノラの余命があとわずかなことを知らないウチョルを哀れんでいた。
そこでヒョンソクからもらった「マッサ・マレン」のチケットを、
「大切な人と楽しんでください」と言って譲ってしまう。
ノラがダンスサークルの部員たちと一緒にいるところを、ついにミンスが見てしまう。
母がウチョン大学に通っていた!
急いでウチョルにその事実を伝える。
ウチョルはノラに今すぐ大学を辞めるよう説得するが、ノラの大学へ通いたいという決意は固かった。
怒っているミンスに、「母さんの人生にとって大事なことなの」と思いを伝えるが、ミンスは一緒に通いたくないの一点張り。
ノラは2人の同意を得られなくても大学を辞めるつもりはなかった。
翌朝、ヒョンソクから手伝ってくれたお礼にと「マッサ・マレン」のチケットをもらったノラ。
ウチョルはやはりノラではなくイジンを連れて劇場へやってきた。
ヒョンソクはサンエがウチョルにチケットを譲ったことを知り、
慌てて劇場へと向かったが、時すでに遅し。
ノラはウチョルが女性と一緒にいるところを見てしまう。
第5話の感想
なかなか盛りだくさんな内容でした。
手帳に書いてあった事柄を実現させるお手伝いをするヒョンソクの優しさに、
思わず涙がぽろり。
ウチョルがあんなにも動揺するとは意外でした(笑)
関心のないノラがヒョンソクと仲良くしようが関係ないかと思いきや、
やっぱり気になるんですね。
大学に通ってることもばれてしまいました。
いつもは父の言いなりになっている母が意志を曲げないことに、
ミンスも母の「いつもとは違う強い思い」を感じているようです。
離婚についてサルトルたちのまねをすればいいと言ったことにもウチョルは驚いたようです。
ちなみに、これは授業でイジンから教わったこと(笑)
劇場でウチョルが女性と一緒にいるところを見てしまったノラは、
どうなってしまうのかな。
当然ショックだよね。
ウチョルが離婚を迫る理由にも気づくことでしょう。
ううう、かわいそう。
イジンはノラがウチョルの妻だとは知らないわけだし、
何やらあれこれややこしいことになってきました。
ウチョルの狼狽する姿が想像つくわ~。
__________
第4話へ
第6話へ
__________
お帰りの際は応援ポチポチよろしくお願いいたします↓↓↓