2度目の二十歳
全16話
脚本:ソ・ヒョンギョン
演出:キム・ヒョンシク
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主な登場人物:ハ・ノラ(主婦・ウチョン大学1年生)・・・チェ・ジウ
チャ・ヒョンソク(演出家・ウチョン大学演劇学科教授)・・・イ・サンユン
キム・ウチョル(ノラの夫・ウチョン大学心理学科教授)・・・チェ・ウォニョン
キム・ミンス(ノラ夫妻の息子・ウチョン大学1年生)・・・キム・ミンジェ
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第4話
ノラがすい臓がんで余命5ヶ月であることを知ったヒョンソク。
いや、本当は違うんですけどね(笑)
今までノラに放った暴言の数々を思い出し、頭を抱える。
一方、すい臓がんで余命5ヶ月だという診断が他人のものだと分かったノラは、晴れ晴れした気持ちで生きられる喜びを噛みしめていた。
ノラの手帳をじっくり読むヒョンソク。
大学のことや息子のことは書いてあるが、夫のことは何も書いていないことに気づく。
夫は余命のことも知らないのでは?と考える。
人文学部の先輩たちがノラに、ソン先生への謝罪を求める。
「私が謝る話ではないと思う」と答えたノラに先輩たちは怒り、
1年生のサイトの作り替えを要求。
ノラはそこから閉め出されてしまった。
あれだけ称賛していた女子学生たちも先輩の目を気にして、
ノラを無視するようになる。
ノラのことが気になって仕方がないヒョンソク。
変装までしてノラを尾行する。
ノラはダンスサークルの部室へ行き、
スンナム(ペアの男子学生)に課題を一緒にやろうと誘うが、
スンナムは気乗りしない様子でそっけない対応。
ヒョンソクはノラの手帳を茂みの陰に置き(落としたと思わせる作戦ww)、帰ろうとするが、そこにウチョルが通りかかる。
このままではウチョルとノラが鉢合わせしてしまう!
ヒョンソクはとっさにノラを抱き寄せ、自分のコートでかばい、ウチョルの視界から隠してやった。
すると、そんなラブラブ風な光景を学生たちに写真で撮られてしまう。
急いで逃げなくては。
ヒョンソクとノラはその場から走って逃げる。
いつの間にか手をつないでいた2人です( ̄▽ ̄) ニヤ
逃げてきた場所は、さっきヒョンソクが手帳を置いてきたところ。
ノラはなくした手帳を見つけ喜ぶ。
ヒョンソクはノラの余命が残りわずかであることをウチョルに伝えるべきか否か迷っていた。
とりあえずウチョルに電話をかけ、事務所に来てもらう。
すると、机の上にあった先日イジンが落としていったペンを、自分のもののように使い始めたウチョルを発見。
ウチョルは自分のペンが脇にあるのに、間違えてイジンのペンの方を使ってしまったのだ。
2つは同じもの。
「I♡W」と書いてある。
I Love ウチョル。
いや、イジン Love ウチョル!
あー、そうか!!!
ヒョンソクは2人の関係に気づき、ウチョルへの態度を一変させる。
夫の浮気も知らず死んでいくノラを思い、腹が立つやら胸が痛むやら……のヒョンソクです。
1年生のサイトから閉め出されたノラは、講義室が変更になっても連絡がもらえない。
1人で待っていると、ヘミ(ノラはもちろん知らないけれど、ミンスの彼女です)が変更になったことを知らせてくれた。
急いでその教室へ向かうノラ。
が、教室の中では学生たちがこの騒ぎを収めるため、ノラに退学してほしいと悪口を言っていた。
通りかかったスンナムはその様子を耳にし、
「正しいことをした人を責めるなんて卑怯だ」と1年生たちを怒鳴りつける。
そのやりとりを教室の外で聞いていたノラ。
ヒョンソクはウチョルとイジンを同時に呼び出す。
何事かといぶかる2人に、
「共同プロジェクトの支援をお願いします」と頭を下げた。
突然の変わりように唖然とするウチョルとイジン。
何か考えがあるんでしょうね。
ヒョンソクが高校時代を思い出す。
当時のヒョンソクは斬新なアイディアを提案しても、
変人呼ばわりされるばかりで誰にも認めてもらえずにいたようです。
そんな彼の才能を認め、「20年後、あなたは韓国最高の演出家よ」と断言してくれたのがノラだったんですね。
ヒョンソクはそんなノラのために一肌脱ごうと決意し、ソン先生のセクハラ現場を動画に撮っていたスンヒョンを説得する。
スンヒョンはノラにUSBを渡してくれた。
が、ノラはこの動画を使うべきか使わない方がいいのか判断がつかず、
悩みながら飲みつぶれてしまう。
スンヒョンからの連絡を受け、ノラを迎えに来たヒョンソクに、
酔っ払ったノラが自分の気持ちを語り始める。
判断を迷っている理由は大学を辞めたくないから。
20歳のときにできなかったことを死ぬ前にやりたい。
「どうしてあのとき出しゃばったんだろうと後悔の涙を流したノラに、
「おまえだからだ。ハ・ノラだから」と答えたヒョンソク。
そして、「ユニョンとケンカしたときを思い出せ」と励ました。
酔っ払っていたノラは迎えに来てくれたのがヒョンソクだったことも、
ヒョンソクと話をしたことも夢かうつつか分からないような状態でした。
ちなみに、ユニョンとのケンカというのは、ユニョンとノラが大親友になるきっかけとなったケンカのことです。
ノラのおばあちゃんのことを巡ってユニョンがノラを何度も殴ったのだけれど、ノラは最後まで負けずにユニョンに刃向かっていったんです。
このことをヒョンソクは知らないはずだと言ってました。
ヒョンソクは恐らくこっそり見てたのね。
で、そのときに勇ましいノラを好きになったのかな( ̄▽ ̄) ニヤ
翌朝、ノラは勇気を振り絞り、ソン先生にセクハラ動画を添付したメールを送りつけた。
「退職願を出さなければ、男女平等センターに映像を送ります」と。
慌てて弁護士に相談しようとしていたソン先生に、
ヒョンソクが「退職願で終わりましょう」と声をかける。
あのときあの店で全部見ていたことを伝えると、ソン先生は何も言えなくなった。
万事休すです。
ヒョンソクがノラを事務所に呼びつけ、ファイルの分類をやらせる。
すると、来客。
ヒョンソクに「挨拶しろ」と言われ、立ち上がるノラ。
目の前にいたのはなんとウチョルだった。
目を丸くして驚くノラとウチョル。
愉快そうに笑うヒョンソク。
第4話の感想
ノラがかわいそうで胸が痛むシーンがたくさんありました。
でも、その一方で彼女の大学生になりたいという熱意や、
困っている人を放っておけない正義感に敬意を表する学生が現れたのも事実。
スンナムがノラをかばって、1年生たちに怒鳴ってくれたのも嬉しかったなー。
余談ですが、スンナム役のノ・ヨンハク君は「火の女神ジョンイ」で光海君役だったイ・サンユンさんの少年時代を演じていたんですよね。
2人が見間違うほど似ていて驚いたことを思い出します。
そんな2人がノラを陰ながら見守っていることが私、すごく嬉しいんですよね(笑)
あと、ノラの息子ミンスとヘミ。
2人のラブストーリーも毎度割愛しちゃっているんですけど、
そのうちきちんとまとめますね。
ではでは。
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