適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~|第37話~第38話 あらすじ&感想

適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~

【主な登場人物】

ピョン・ハンス:「アッパ食堂」経営/キム・ヨンチョル

ナ・ヨンシル:ハンスの妻、ピョン家一男三女の母/キム・ヘス

チャ・ジョンファン:テレビ局PD/リュ・スヨン

ピョン・ヘヨン:ピョン家長女、弁護士/イ・ユリ

アン・ジュンヒ:アイドル出身の俳優/イ・ジュン

ピョン・ミヨン:ピョン家次女/チョン・ソミン

ピョン・ジュニョン:ピョン家長男/ミン・ジヌン

ピョン・ラヨン:ピョン家三女/リュ・ファヨン

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「お父さんが変」見始めました。
あらすじを丁寧に追うのはやめて、ざっくりのあらすじを紹介して行こうかなと思ってます。
備忘録的に(笑)
よろしければ、ご参考になさってくださいませ。
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第37話~第38話

手術を怖がるジョンファン母に対し、ジョンファン父は思いやりの言葉をかけることもない。
子宮を取ることにためらう妻への配慮もないまま、さっさと同意書にサインをした。
手術の直前にさえ優しさを見せない義父を見て、ヘヨンは義母がジョンファンに執着する理由が分かった気がした。

術後、ジョンファンもヘヨンは仕事が忙しく、ジョンファン母の付き添いができない。
ジョンファン父が付き添うことになる。

ジュンヒは2枚の写真を見比べながら、2人が別人にしか見えないことに戸惑っていた。
悩んだ挙げ句、幼いジュニョンと写る父の写真を母にメールで送り、この写真の人を知っているかと尋ねた。

ミヨンはジュンヒが売れっ子になり、ネットにたくさんの記事が出ていることが嬉しくてたまらない。
父のことや熱愛についての記事は静まり、演技についての良い書き込みが増えたと浮かれながら、スマホを眺める。
そんなミヨンを遠くから見つめるジュンヒ。
35年ぶりに見つけた父さんが父親じゃないかもしれない。
おまえと俺が他人同士なら好きになってもいいのか?

スマホに気を取られて、前をよく見ていないミヨンは、宅配業者が運んでいたダンボール箱が崩れかけていることにも気付かない。
ミヨンの頭上目がけてダンボール箱が降ってくる直前、ジュンヒが手を引き、胸に抱きかかえて守ってくれた。
ジュンヒに抱きしめられ、ミヨンの心臓が高鳴り始めた。
ジュンヒは「前を見て歩け」とだけ言い、にこりともせず去って行く。
後ろ姿にお礼を言うミヨンだったが、胸のドキドキはいつまでも止まらなかった。

精神科医を訪れるジュンヒ。
ジュンヒは完全に混乱していた。
あるはずの傷跡がなく、記憶も違い、写真で見ても違って見える。
ヒョンジにそんなこともあると言ってほしかったが、ヒョンジは、私なら同じ人だと思えないときっぱり。
ジュンヒは落胆しながら、病院を後にした。

ミナ祖母が出演したクイズ番組を家族みんなで鑑賞。
どんどん正解を重ね、ついにはトップになり、達人問題に挑戦するミナ祖母。
最後の最後で間違え、賞金を手にするには至らなかったが、それでも家族たちは祖母に拍手を送り、敬意を表した。

帰りの遅いジュンヒを店の前で待つユンソク。
連絡もない。
ジュンヒはそんな父の姿に気付いたものの、声をかけずに部屋へ入った。

違う、そんなはずはない。
どんなに否定しても、疑問が後から後から湧いてくる。
ジュンヒは一睡もできないまま朝を迎えた。

ジュンヒはある覚悟を決めて、ユンソク夫妻の部屋の奥にある洗面所に入る。
そして、こっそり父の歯ブラシを持ち帰り、遺伝子研究センターに持ち込んだ。

ジョンファン母がトイレに行きたいと言い、ソファで寝ている夫を起こす。
しぶしぶ妻を起き上がらせ、点滴を持ってトイレに連れて行くが、ジョンファン父には妻の介助が苦痛でたまらなかった。

ヘヨンが徹夜で仕事。
ジョンファンは疲れている妻に母の付き添いをさせたくなかったが、自分にも大事な仕事が入ってしまう。
父にもこれ以上付き添うのは無理だと言われ、おばにも断られるジョンファン。
結局ヘヨンが付き添うことになってしまう。

ラヨンが思いがけない人からランチに誘われた。
チョルスの父だった。
コース料理をご馳走し、高級なバッグをプレゼントしてくれる会長。
が、ラヨンは何もしていないからとバッグの受け取りを拒否。
「私はバッグのために人を裏切ったりしない」とラヨンは自分に言い聞かせた。

プレゼンをするユジュ。
ずっと腹痛に襲われていたが、緊張しているだけだとごまかし、最後まで気丈に続けた。
が、無事に終えたあとで意識を失い、倒れてしまう。

悲しいことに、ユジュは流産してしまった。
母は落胆するジュニョンを励まし、ユジュの方が辛いはずだから慰めてやるようにと言う。
ミヨンも兄の手を握った。

ミナ祖母が友達を連れてピザ屋へ。
賞金でご馳走しに来たのだ。
店内にあったジュンヒのポスターを見て、1人の友達がジュンヒの噂話を始めた。
実の父を見つけ、父の家で暮らしているらしい。
父の家族は芸能人にたかるつもりに違いない。
そんなふうに言う友達に「よく知りもしないで何をほざく?」と言い、髪を引っつかむミナ祖母。
2人は取っ組み合いの大げんかになった。

ジョンファン父はまだ食事ができない妻の病室でお弁当を食べる。
自分が好きなテレビばかり見て、妻にリモコンも渡さない。
ジョンファン母が文句を言うと、ほら見たことかと言わんばかりの勢いで、だから卒婚しようと迫る。
さらには、38年前おまえの両親にひざまずいたことを後悔してるとまで言い出した。
そこへヘヨンが到着。
これまでの結婚生活すべてを否定するような言葉を発した義父に激怒した。
手術したばかりの患者に卒婚を強要するなんてひどいし、一方的に強要するのは間違っていると言い、義母の病室で平気でお弁当を食べていることも非難した。
ジョンファン母は突然自分に味方してくれたヘヨンに大喜び。
義父は「生意気だ」と怒り、病室を出て行った。

とはいえ、ヘヨンは偽ギプスのことでいまだ謝ってくれない義母を許したわけではない。
病室でも黙々とパソコンに向かって仕事をし続けた。
そこへジョンファンが到着し、ヘヨンと付き添いを交代。
帰り道、ヘヨンはペン型録音機に向かって「何なのよ、頭に来るわ。やっぱり結婚は愚かなことだ」とつぶやいた。

ジュニョンに支えられながらユジュが帰宅した。
家族が気遣う。

ジュニョンと屋上で話をするヘヨン。
ジュニョンは休んでくれと何度も頼んだのに、ユジュが無理を続けたことが残念でたまらないとヘヨンにこぼす。
「義姉さんの前では言わないでよ」と釘を刺すヘヨン。
「分かってるけど」と言いながら、ジュニョンは深いため息をついた。
兄の手を握るヘヨン。

眠れずキッチンにやってきたユジュ。
母が「大丈夫。いくらでもありえること。胸が痛いだろうけど、自分を責めたりしたらダメよ」と励ました。

ジュンヒがバーで飲んでいると、母から電話。
ジュンヒから送られてきた写真を見て「誰なの?知らない人なんだけど」と言った。

アッパ食堂のドアを乱暴に叩き、「どうして俺を騙したんだ?ドアを開けろってば」と泣き叫ぶジュンヒ。
帰宅したミヨンが見つけ、近づいてきた。
ジュンヒはミヨンの腕をつかみ、「おまえも知ってたろ?さっさと答えろ」と涙を流しながら、怖い顔で詰め寄る。
痛がるミヨンに「答えろよ」と怒鳴るが、やがて「すまない。ごめん」と謝った。
様子がおかしいジュンヒをじっと見つめるミヨン。
ミヨンの頬にそっと手を触れるジュンヒ。
「悪かった」と言い、その場を去ったものの数歩歩いたところで倒れてしまう。

ユンソクがジュンヒを部屋まで運ぶ。
何かあったのかと心配する父。

ミヨンもまたジュンヒが心配で寝付けない。

朝になり、目を覚ましたジュンヒは枕元にあった父からの置き手紙を読む。
トマトパスタとバニラアイスを用意しておくと書いてあった。

が、ジュンヒは黙ってマンションに戻ってしまう。
そこへDNA鑑定の結果が届く。
意を決して中身を確認すると、そこには「不一致」という言葉が書かれていた。

__________

うなされるユンソク。
追いかけられる夢を見たと言うユンソクは、汗びっしょりだった。

ミヨンはジュンヒに送ったメールが既読にならないことを気にしている。
電話にも出ないし、メールも読んでいないなんて。
何があったのかと心配でたまらない。

朝食。
家族がユジュを気遣う中、ユジュは回復したので今日から出勤すると宣言した。
幾らなんでも早すぎると反対するジュニョン。
母も法的には30日間休めるはずだと言うが、ユジュは完全に回復したから大丈夫だと言い張る。

30日休めるということは、それぐらいの回復期間が必要だということだとジュニョンが言う。
が、ユジュの気持ちは変わらない。
心配し続けるジュニョンに、ユジュは「私が無理して子どもを失ったと言いたいの?」と怒り出した。

ハンスのおばの体調が良くないと施設から連絡があり、ユンソクは施設へ向かった。

ヨンシルがアルにエサをやりにジュンヒの屋根部屋へ行くと、ミヨンもエサをやっていた。
ミヨンはアンさんが心配だと母に言う。
そして、ジュンヒが泥酔した日のことを母に伝えた。
店のドアを蹴りながら開けろと怒鳴ったり、ミヨンに何か知ってるのかと詰め寄ったりして、翌日家を出て行ったきり連絡が取れないのだ、と。

ジュンヒは誰からの電話にも出ず、部屋にこもっていた。
部屋には酒の空き瓶が散乱している。
アメリカの知り合いに電話をかけ、ピョン・ハンスを探してほしいと依頼した。

おまえは誰だ。
なぜ父さんのフリをして俺の父親の名で生きてる。
俺の父親はどこにいる。

ジュンヒはこの答えを本人に聞いてみようと、バイク便を呼んだ。

ジョンファン母が退院した。
帰宅すると、なんと家には家政婦がいた。
妻の代わりに家事などしたくないジョンファン父が雇ったのだ。
お役ご免とばかりに出かけていくジョンファン父。
その後、ジョンファンは少しでも点数を稼ごうと、ヘヨンにサービスしまくってました(笑)

仕事復帰したユジュに驚く部下たち。
大丈夫だから心配しないでと強がるユジュ。

ミヨンが会社でジュンヒを探し回るが、見つからない。
テブがドラマ撮影がないことを教えてくれたが、連絡がないことをさほど気にしていない様子のテブに、ジュンヒの行動を把握していないのかと責めるミヨン。
テブはそんなミヨンを立派なマネージャーになったと褒めてました(笑)

チーム長に頼まれて、衣装を返しに来たミヨン。
そこではユジュの部下たちが、何ともない顔で復帰したユジュをきつい人だと噂していた。
ミヨンは黙っていられず「何ともない顔をしてるからと平気なわけではない。裏でこそこそ話すのはやめてください」と頭を下げた。
部屋の外でそのやりとりを聞いていたユジュが、ミヨンを恨めしそうな顔で見つめる。

ユジュの母がジュニョンを待ち伏せしていた。
死んだと聞かされていた母が生きていると知り驚きつつも、笑顔で歓迎する優しいジュニョン。
母はカネを借りに来たのだと告げた。

ピザ屋の店長が新メニュー募集のポスターを持って来た。
選ばれたら、開店支援金も出ると言う。
早速ヨンシクとボミは試作品を作り、ミナ祖母とミナに食べてもらった。
どちらも何かが足りないと不満そうな顔のミナ祖母だったが、ふと2つを一緒に食べてみたら、とてもおいしいことに気付く。

黒づくめの男がラヨンの背後から抱きついた。
偶然居合わせたジュニョンが変質者と間違え、殴りかかる。
チョルスだと気付いたラヨンが「私の彼氏よ」と怒鳴った。
その後、チョルスの品定めをし、お眼鏡にかなったのか、一杯おごると言ってくれたジュニョンです(〃∇〃)

ミヨンの言葉を聞き、ジュンヒが奥のトイレに来た日、夫の歯ブラシがなくなったことを思い出したヨンシル。
まさか何かを知ったのでは?と不安がよぎったそのとき、メール便が届いた。
中に入っていたものを見て、ヨンシルはその場に崩れ落ちた。
それはDNA鑑定書。
ユンソクとジュンヒの鑑定結果は「不一致」だと書かれていた。
震える手で夫に電話をかけるが、留守電だった。

義父から家族会議の招集がかかり、ジョンファンとヘヨンは下の部屋へ。
義父は何が何でも卒婚すると宣言し、家を用意したことも告げた。
同意できないと反論する義母。
ヘヨンが、双方の合意がないなら卒婚ではなく、ただの別居だと意見した。
逆に義母が慰謝料と離婚を請求できる、と。
そんなヘヨンに「生意気にもほどがある」と怒鳴る義父。

ジュンヒのマンションをヨンシルが訪ねてきた。
モニターに映るヨンシルを見て、父じゃないことに呆れるジュンヒ。

怖い顔のジュンヒ。
「ここへ来たってことは全部知ってたのか?」とヨンシルに冷たい言葉を放つ。
ヨンシルはジュンヒに「大罪を犯しました」と懺悔した。
謝るヨンシルにジュンヒは容赦なく責め立てる。
「家族全員で仕組んだんですか?」
「子どもたちは何も知らないの」
「俺の父親はどこにいる?殺したのか?」
「亡くなったの。事故で」
ヨンシルは泣きながら土下座し、「許して。全部説明します」と言い、すべてを話し始めた。
主人の本当の名前はイ・ユンソクであること、ハンスとは幼なじみだったこと、暴行されてる生徒を助けようとして殺人犯の罪を着せられたこと、出所してからの3年間は暗黒と絶望と苦痛だけの時間だったこと、そんなときアメリカのハンスが事業をしようと声をかけてくれたこと、渡米してすぐに飲みに行ったバーで爆発事故に巻き込まれたこと……。
ハンスが亡くなり、ユンソクが生き残ったが、旅券が入った服を交換していたせいで、2人の身元が入れ替わってしまったこと。
ジュンヒが「そんな話を信じろと?」と吐き捨てるように言う。
ヨンシルは大きな事故だったから当時の新聞にも載っているはずだと訴えた。
だとしても、なぜハンスではないと正さなかったのか?
ジュンヒが問うと、ヨンシルは「私が止めた」と答えた。
ジュニョンがお腹にいて、子どものために違う名で生きてと頼んだのだ、と。
すぐにすべてを明かすと言うユンソクを引き留め、生まれてくる子どもを殺人者の子にしたいのかと言い聞かせたのだとヨンシルは言った。
「黙れ」とジュンヒが叫ぶ。
ヨンシルは「申し訳ありません。大罪を犯しました。だけど、お願いだからこのまま一度だけ見逃してくれない?」と言い、手を合わせて頼んだ。
子どもたちのために黙っていてほしいと必死に頼むヨンシルに、ジュンヒは泣きながら「俺にそんなことが言える?」と叫ぶ。
悪いけど見逃すつもりはない。
あんたらを放っておかない。
ジュンヒはそう言ったあとで、「もう顔も見たくない。出ていけ」と怒鳴った。
よろよろと立ち上がり、ふらつきながら部屋を出るヨンシル。
ジュンヒはイスを投げつけ、鏡を割り、大声で叫び、号泣した。

ユンソクはハンスのおばを見舞い、帰りにハンスのお墓参りをした。
携帯電話は充電切れだった。

ジュンヒにハンスのことを依頼した知人から電話が来た。
大きな爆発事故があり、ユンソクが死に、ハンスが生き残ったことを告げた。

大きな買い物袋を下げて帰宅したヨンシルは、たくさんの料理を作り始めた。
そして、今日は早く帰ってきてと子どもたちにメールした。
ヨンシルはこれから嵐が来ることを予想し、その前に家族で楽しい食卓を囲みたかったのだ。

ジョンファン父がチコとともに家を出た。
意気揚々と契約した部屋に入ろうとしたが、何度暗証番号を押してもドアが開かない。

ヘヨンも実家に帰ってきた。
何があったのかと子どもたちが心配するが、母は「久しぶりにみんなで食事したかっただけよ」と明るく笑う。
でも、そっと涙を流す母に子どもたちは気付いていた。

ヘヨンが母の部屋へ行き、「何かあったんでしょ?」と聞くが、母は「あとで話してあげる」と笑って流した。
そこへヘヨンの友達から、義父がマンションの二重契約詐欺に遭ったと連絡が来た。

お土産を手にジュンヒの部屋を訪れたユンソク。
ようやくジュンヒの顔を見て安堵した父。
「連絡がないから心配した」と言いながら、部屋の中が荒れていることに気付く。
「俺を心配したと?イ・ユンソクさん」
思いがけないジュンヒの言葉にはっと息を飲む父だった。

第37話~第38話の感想

ついにジュンヒにすべてがバレてしまいました。
あーあ。
ユンソクがジュンヒに家族の愛を知ってほしいと願って、今日まで尽くしてきたのに、それもすべてただの偽善になってしまいました。
父が35年も前に亡くなっていたこと、ユンソクが偽の父親だったこと……。
幸せが大きかった分、裏切られた感も大きくて、ジュンヒは怒りと悲しみに押しつぶされる寸前という感じです。
ユンソクがハンスをかたって生きてきたことを隠すために、ジュンヒと同居したわけではないとジュンヒに分かってほしいな。

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「お父さんが変」のあらすじ&感想 一覧はコチラからチェック!
第35話~第36話
第39話~第40話
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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