第71話
プヨンが飲んだ薬は鎮痛剤だが、多用に服用すると子どものように分別を失い、最悪の場合、死に至るものだった。
女官たちがまた死罪の噂をしている。
ソルランはプヨンを見つからない場所に隠そうと夜中に連れ出したが、ヘ佐平に見つかってしまう。
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ソルランを待つ王様。
王様はソルランになぜプヨンを連れ出そうとしたのかを問う。
必死にプヨンの助けを請うソルラン。
プヨンは王様の娘だからと。
王様はなぜ黙っていたのかと言う。
はっと顔を上げ、王様を見つめるソルラン。
どんなに娘に会いたくて、夜も眠れないほどだったかを語り、こんなに近くにいたのに気づいてやれなかったと謝る。
泣きながらソルランを抱きしめる王様。
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ソルランとミョンノンがある場所に行く。
そこはソルランがミョンノンを慕っていると告白した場所。
ソルランは明日王様と加林へ行き、戻ってきたら、妹になると覚悟を決めていた。
この瞬間が女人として太子様に会える最後となるだろう。
ソルランは自ら太子様に唇を重ねる。
ソルランはこの夜のことを一生胸に秘めて生きていこうと思っていた。
号泣・・・(TωT)
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ソルランは昏々と眠り続けているプヨンに昔の思い出を語る。
ずっとソルヒを守ることが自分の役目だと思っていた。
私はあんたの姉よ。
ほかのことは忘れてもそれだけは覚えていて。
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王様と加林に向かうソルラン。
体調が思わしくない王様の遠出が心配なホン内官。
母と王様が出会った加林。
思い出の地をたどり、母の話を聞くソルラン。
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ミョンノンはチンム公が好んで出かけたという狩り場へ行き、姿が見えないチンム公に自分の思いを叫ぶ。
チンム公が王様を恨んだように、自分も東城王を恨みながら生きてきた。
東城王のせいで王様が悪く言われるのが悔しかったから。
でも、王様のおかげで自分たちは救われた。
王様にとってそれは心に深い傷を負う決断だったはずなのだと。
王様が待っているから、どうか戻ってきてください。
その言葉を聞いているチンム公。
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王様は戻ったら、ソルランに王女の称号を与え、盛大な宴を開くと言う。
が、浮かない顔のソルラン。
ソルランが、王女になれば太子様の妹として生きることになると辛そうに話すのを聞く王様。
王様はソルランとミョンノンのお互いへの深い思いを知り、頭を悩ませる。
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王宮に戻ったソルランはプヨンが目覚めたことを知る。
プヨンは様子がおかしかったが、ソルランのことは姉としてしっかり覚えていた。
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太子の戦勝祝いの宴を開こうと言う王様。
王宮では宴でタニョンの舞を誰が舞うのかともっぱらの噂。
王女がいないので、王宮で最も高貴な若い娘が舞うらしい。
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いよいよ宴が始まった。
舞を舞うのはそう、もちろんソルランだ。
彼女こそ本物のスベクヒャン。
彼女を本物だと知る者も知らない者も、彼女の美しい舞にうっとりと見とれる。
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ソルランは王女とならず王宮を去ることを決めた。
王宮に残れば、ソルランのためにミョンノンは王座を放棄するだろう。
妹として生きるのも辛すぎる。
ソルランの気持ちを理解した王様はそれを認め、ようやく出会えた大事な大事な娘を手放した。
ソルヒと王宮を出た直後、王様は倒れる。
急いでチンム公を探すミョンノン。
王様の危篤を知らせるが、チンム公は「関係ない」と言って立ち去ってしまう。
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王様はへ佐平を伴い東城王の肖像画の前に立つ。
へ佐平は、百済は王様が繁栄させた王様の国だと言う。
が、王様は違うと言う。
百済はへ佐平の国だと。
自分の称賛と栄光の陰で、狡猾な策士と侮辱されながらも百済のために身を捧げた。
恐らく東城王の暗殺をペク・カにそそのかしたのもへ佐平だろう。
百済のためなら王様でさえ利用する男。
でも、そのおかげで百済は救われた。
いつもへ佐平が余を守り、太子を守ってきたと感謝する王様。
そして、若く美しい王妃を残して逝くことをわびる。
スベクヒャンとミョンノンを頼むと言う言葉に、泣き崩れるへ佐平。
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王様に促されて、王様の椅子に座るミョンノン。
その座はおまえのものだと言う王様。
王様に残された時間はあとわずか・・・。
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さあ、次回がついに最終回です。
ソルランとミョンノンはどうなるのでしょうか?
あれこれ詮索せず、ただ素直に放送を待ちたいと思います。
ドキドキわくわく。
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