第41話 ユンチャンとウンソン
突然現れたユンチャンに、砂浜の砂を投げつけるウンソン。
帰れ。
さっさと消えてくれと絶叫する。
黙って砂をかけられるだけのユンチャン。
ハミョンが来て、そっとしておいてくださいと言う。
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ユンチャンの秘書は、2人の関係を修復するのは難しそうだから、
しばらく会わない方がいいと言う。
が、ユンチャンは毎日会いに行くと言う。
放っておけないと。
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漁村のおばさんに声をかけられるウンソン。
網の手入れを手伝ってほしいと言う。
おばさんたちは見慣れないウンソンのことでこの数か月間、
あれこれ噂をしていたらしい。
ここぞとばかりに質問攻めにするおばさんたち。
男なのか女なのかもみんなの大きな関心事だったらしい。
いろいろ聞かれ、いたたまれずに席を立つウンソン。
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チョンランがイタリアへ遊びに来る。
てっきりうまくやっていると思っていたラヒとドヒョンが、
いまだに夫婦関係もないと知り驚くチョンラン。
ウンソンのことを忘れたくて仕事に没頭しているのだと、
辛い胸の内を母に吐露するラヒ。
ウンソンが女だとドヒョンに知れたら、私は終わりだと言う。
早く肌を重ねなさいと母。
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イタリア支社の成績がとてもいいことを喜ぶソル会長が、
ドヒョンに帰国するよう指示する。
万が一ウンソンに会ったら大変なことになると慌てるラヒとチョンラン。
チョンランはラゴンに急いでウンソンの行方を調べるように頼む。
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また訪ねてきたユンチャン。
ウンソンはバットを家から持ち出し、ユンチャンに殴りかかろうとするが、
そのまま倒れてしまう。
家に連れ帰り、寝かせるユンチャン。
ユンチャン秘書が親戚の医者を呼び、診てもらう。
医者は心の病気だと言う。
そして、この患者が世間を騒がせたウンソンだと気づく。
治療の必要性があるので受診するように言うが、
戸籍は男のままなので病院には行けないと答える母。
医者は私がお手伝いしますと援助を申し出る。
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キム秘書からファンソ醤油がSS醤油と社名が変わったことを聞くチャン会長。
ソル会長はファンソを救った人物として、世間で脚光を浴びたようです。
自作自演ですな。
ラゴンが黙っていないはずだと言い、ラゴンを呼ぶ。
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ソル会長の秘書が、香港から来たダニエル・チャンという事業家について報告する。
ユンチャンではないかという噂があると言う。
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海辺を歩くウンソンは、ある場面を思い出していた。
ウンソンが女だと知れたあと課長と会話をしていたようです。
課長はウンソンに逃げてくださいと頼んでいた。
ファンソの定款で、女性は代表にはなれない。
となれば、経営権のカギを握るのは、ユンチャンだと。
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ユンチャンがまた来ていることを報告するハミョン。
ウンソンはユンチャンに殺してやると叫ぶ。
ユンチャンは、俺を殺して何かが変わるか?と聞く。
ソル会長とラゴンはのうのうと暮らしている。
俺を殺せば解決するのか?
男のウンソンは強い奴だった。
女だと負け犬に?
そう言うユンチャンに、あんたに何が分かる。殺してやると叫ぶウンソン。
今の勢いで奴らを倒せ。
腹が立つなら思い知らせてやれ。
悔しいなら悔しいと言えよ。
その言葉にウンソンは泣き叫ぶ。
そうだ、悔しいよ。
悔しくてたまらない!
待令熟手になるために頑張ったのに、何もできなかった。
あんまりだ!
力の限りに叫ぶウンソン。
そして、何が望みだ?とユンチャンに聞く。
あんたがファンソをソル会長に渡した。
あんたは汚い猟犬だ。
十分いい思いをしただろう。
もうどこかへ消えてくれ。
ウンソンの魂の叫びを涙を流しながら聞くユンチャンだった。
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あの日、ユンチャンはSSからAJインベストメントに資金が渡ったことを示す証拠資料を探すため、
こっそりソル会長の部屋に忍び込んでいた。
それでファンソを救えれば、ウンソンはもし女だとばれてしまっても、ファンソを追い出されることはないはずだと。
が、証拠の品を探している途中で、驚くべきものを見つけてしまったユンチャン。
それは亡き母がソル会長に託した例の手紙。
ソル会長が自分の実の父だと知り、衝撃を受ける。
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浜辺。
泣き崩れているウンソンにユンチャンは言う。
俺は会長の猟犬だ。
汚い猟犬がおまえの人生を台無しにした。
だが、今度は会長を倒すつもりだ。
飼い主に報復するんだ。
だから、利用しろ。
利用したあとは捨てればいい。
そしたら、おまえを陥れた奴らに復讐できるぞ。
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韓国に戻ってきたドヒョンとラヒ。
ラヒは自分たちの部屋へ案内され、
そこにシングルベッドが2つ並んでいるのを見てショックを受ける。
韓国ドラマを見ていると、かなりいい年齢のご夫婦でもダブルベッドで寝ています。
夫婦は同じ布団で、が韓国の常識なんですね、きっと。
ドヒョンがラヒには相談せず、勝手に頼んだらしい。
ドヒョンはラヒを傷つけてしまったことを謝る。
いつかは夫婦らしくなれるわよね?と聞くラヒに、
ドヒョンはそうだねと答えた。
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ウンソンの行方を捜すため、警察に失踪届を出したラゴンだったが、
行方を知りたいという理由だけでは警察が動いてくれないと言う。
顔を見たくないはずのウンソンの行方なんてなぜ急いで知る必要があるのかといぶかるラゴンとチョンラン母。
チョンランは母にだけ本当のことを打ち明ける。
ドヒョンがまだウンソンを忘れられず、ラヒには一度も触れたことがないのだということを。
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今日も海を見ているウンソン。
ハミョンはなぜ毎日海を見ているのかと聞く。
ウンソンは波が記憶を消してくれるのを待っているのだと答える。
忘れられないから何ヶ月もこうしているのだと知るハミョン。
ユンチャンは今日も来ている。
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母が来て、わかめスープとごちそうを作ってくれる。
今日はウンソンの誕生日。
ハミョンは浜辺で拾った貝殻でネックレスを作りプレゼントしてくれた。
が、ウンソンは暗い顔で、誕生日を祝ってもらう資格なんかないと言う。
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夜、ウンソンは母に聞く。
僕が生まれたとき、娘でがっかりしたよね?
そう思う?と母。
うなづくウンソン。
落ち込んだでしょう?
息子なら人生を変えられるかもって。
母は言う。
妊娠してなかったら現実に絶望して死んでいたかも。
あなたを産んで思った。
子どもの性別は関係ない。
希望があれば生きられる。
希望を持ち続ければ、いつか奇跡が起きる。
あなたに教えられた。
今もそう信じてると言う母に、こんな生活をしてても?と聞くウンソン。
母は、あなたを産んだから生きる希望を持てた。
女性だからこそ大きな奇跡を起こせるわ。
あなたなら。
そうウンソンに語った。
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ユンチャンが妙な動きをしているとソル会長に報告する秘書。
どうやら資金を集めているらしい。
目的は不明。
でも、会長を避けていることも裏がありそうで気がかりだと言う。
ユンチャンは「元金減免」という書類を見ていた。
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ユンチャンはソル会長が父だと知っちゃったんですね。
それでもソル会長に復讐しようとしている。
すべては愛するウンソンのため。
ウンソンが顔を上げて、また根性を見せてくれる日を待ち望みます。
頑張れウンソン!
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