第44話 JH食品誕生
ハナはウン室長にカメの数だけ柳の枝を用意してほしいと依頼。
カメに刺しておくと渋みが消えると秘伝書に書かれていると言う。
応募するために社名が必要だということになり、ハナがJH食品はどうかと提案する。
チャン・ハナとハン・ユンチャン、2人のイニシャル。
共に頑張るという意味で。
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ソル会長の提案でラヒが会社で仕事をすることになる。
チャン・ラヒ室長専用スタジオが用意されている。
満足そうなラヒ。
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ドヒョンの頭の中はウンソンのことでいっぱい。
とにかくウンソンの安否が気になって仕方がないので、ヨンホにウンソン母が以前務めていた食堂を探すように指示する。
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醤油を発酵場へ移したと言うユンチャン。
SSの発酵場の隣の山を買って作ったとのこと。
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ラヒがドヒョンの部屋を訪ねると外出中。
机の上にはシンソン食堂と書かれたメモが置かれていた。
ウンソンの母が務めていた食堂だと気づき、動揺するラヒ。
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食堂を訪ねたドヒョン。
店主に名乗るとSSグループの人間だと気づかれる。
世間ではSSが救世主扱いされているが、本当はそうじゃないことを知っているとドヒョンを罵る店主。
もうあの人たちのことはそっとしておいてあげてと言われ、返す言葉もないドヒョン。
ハミョンとヒョソンがそっとその様子を見ている。
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ヨンホにメモを見せるラヒ。
慌てて口ごもるヨンホの態度を見て、ドヒョンがウンソンを探しているのだと気づく。
ヨンホはドヒョンにもうウンソンを探すのはやめようと言う。
ウンソンはSSを恨んでいるはずだし、ラヒにも気づかれたからと。
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プライベートブランドに応募してきた醤油が審査される。
得票数の多い醤油を社長が味見して決定するとのこと。
満場一致で1位を獲得したのは、やはりハナの醤油だった。
審査員たちも、味に深みがあり会長の醤油に匹敵すると驚いている。
キム秘書も味見し、奇跡だと大喜び。
これぞプレミアム級だ。
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味見をしたラゴンもあまりのおいしさに即、決定。
すぐに契約を結びたいと自ら電話を入れる。
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ドヒョンが食堂に来たことをハナに伝える母と姉。
そのあとラヒからも電話があったことを報告する。
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ラヒが撮影のためサロンに行くので、そのあとデートしようとドヒョンを誘う。
忙しいと断るドヒョン。
ウンソンを早く忘れてほしいラヒは、自分たちの親密度を深めようと必死でアプローチしちゃってます。
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ハナも撮影のためサロンに行くことになる。
同じ時間にラヒの予約が入っていることを告げるウン室長。
が、変更はしないと言うハナ。
ユンチャンが、ラヒに知られるということはほかの家族にも知られるということだと心配するが、もうこれ以上逃げないと答えるハナだった。
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サロンのVIPルームから出てきたハナは、ラヒの前に立つ。
目の前の美しい女性がウンソンだと気づき、慌てふためくラヒ。
何を企んでいるのかと怯えるラヒに、ハナは堂々とした態度。
私が現れたら困るみたいね。
最も恐れることって何かしら。
お金も家もないはずのウンソンが、完璧な女性となって現れた。
しかも、VIPルームで上客として扱われているなんて。
目的は何なの?と声を荒らげて聞くラヒに、今に分かると冷ややかに答えるハナ。
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大慌てで母たちに報告するラヒ。
メークアップサロンにウンソンが現れたと。
男のウンソンしか知らない2人は、なぜウンソンがメークアップサロンにいたのか理解できない。
ウンソンがまるで別人のような女性となって現れたのだと説明するラヒ。
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チャン会長がついにソル会長と面会する。
ファンソの名を残すと約束したことを守るように迫るチャン会長。
赤字だらけのファンソはもはや死に体だと言うソル会長。
赤字は挽回できる。
だから、社名を戻してくれとチャン会長。
ソル会長は今まで見せたことのない冷徹な顔で、伝統も金の前では無力だと言う。
ファンソ醤油を丸ごと金儲けに使う気だと言うチャン会長に、
ええ、その通りです。
何が悪いんです?
儲けるためにファンソを買収した、それだけですとしゃあしゃあと言い放った。
まさか君が私にこんな仕打ちをとショックと怒りで震えるチャン会長。
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ドヒョンをウンソンに会わせるわけにはいかないと母たちに泣きつくラヒ。
何も知らずに留学し、自分と結婚したドヒョン。
ウンソンが女だと知られたらどうしようかと怖くてたまらない。
ウンソンがどんなつもりでいるのかもまだ分からないし、そう心配する必要はないと励ますチョンラン母子。
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チャン会長を阻止できなかったラゴンに激怒するソル会長。
すぐに呼びつける。
何よりもソル会長の呼び出しが最優先のラゴン。
ソル会長はラゴンにSSがファンソの新オーナーだと全国民に知らせるため、一刻も早く新商品を発表するようにと命じる。
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チャン会長は家に戻るが弱々しい足取り。
会長の出迎えもしないチョンラン母子。
お手伝いさんが会長の体調が悪いことを報告するが、主治医を呼ぶこともしない。
チャン会長はキム秘書に、会長でもない自分はお飾りだと言う。
でも、まだ終わっていない。
ファンソ醤油のためにこの命をかける。
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JH食品と最終契約を結びたいとSS醤油から電話が入る。
サインをしたあと、JH食品の2人を招いて祝賀パーティを開くとのこと。
そこでハナは正体を明かすつもりでいた。
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ウンソンが現れたことをラゴンに報告するチョンラン母子。
女の格好をしていたこと、VIPルームから出てきたこと。
ウンソンのことを調べるように言う母たち。
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ラヒがドウンに聞く。
ドヒョンからウンソンのことを何か聞かれたかと。
どうしてるか知ってるかと聞かれたことを伝えると、何て答えたのか、まさか女だと答えたのかとヒステリックに畳みかける。
ドウンは父とラヒに口止めされていたので、必死にごまかした。
それなのに、矢継ぎ早に責められて気分が悪い。
黙ってるのが大変だったのにと文句を言うと、爆発寸前だと逆ギレのラヒ。
こっちのセリフだとドウンも言い返す。
夫婦なら直接聞けば?
そこへドヒョンが帰宅する。
不穏な空気の2人に驚くが、ただの女同士のケンカだとごまかすラヒ。
ラヒは不安に押しつぶされそうになっています。
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チャン会長が祭祀場にこもる。
何やら大きな決断をしようとしている様子。
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ウン室長とラゴンが契約を交わす。
ラゴンはあのおいしい醤油を造ったJH食品の代表に早く会いたいと言う。
ウン室長は今日のパーティで会えると伝える。
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パーティ会場へ到着したハナ。
ユンチャンは外で待っていると言う。
ついにやってきた宿敵ラゴンとの対面の時。
JH食品代表として紹介された美しい女性とにこやかに挨拶をするラゴン。
最初は全く気づかなかったラゴンだが、声を聞いてはっとする。
おまえ・・・。
お久しぶりねとハナ。
ラゴンはあの醤油を造ったのがウンソンだと知り、真っ青になる。
契約を解除すると叫ぶ。
そこへドヒョンが到着。
ドヒョンもまたJH食品の代表の顔を見て衝撃を受ける。
おまえ・・・ウンソンか?
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とうとうこの日この時がやってきてしまいました。
男だと思ってもなお好きで好きでたまらなかったウンソンが実は女だった。
しかも、美しい女性として目の前に現れた。
ドヒョンはウンソンへの愛しさが爆発しちゃうんじゃないでしょうか。
もちろんハナはドヒョンへの思いを封印しちゃってるでしょうけれど。
ラゴンもラヒもウンソンの登場に心臓が凍り付くような思いでいることでしょう。
因果応報。
悪いことをすると、やはり悪い報いが返って来ちゃうんですよね。
神様はハナの味方です。
ところで、チャン会長は何を決断したのでしょうか。
その辺りも気になります。
わくわく。
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