キャスト
ソ・ジョンフ (28歳/ヒーラー&便利屋):チ・チャンウク
チェ・ヨンシン (27歳/ インターネットメディアの記者):パク・ミニョン
第3話
ミョンヒの病室を訪れた日の夢を見ているムンホ。
生まれたばかりの赤ちゃん。
ムンホがぬいぐるみを差し出すと、突然おくるみが宙を舞い、赤ちゃんとミョンヒの姿が消える。
走るムンホ。
やがて青年へと成長したムンホは、足をぬかるみに取られながらも必死で走り、ある扉を叩き開ける。
廃墟のような部屋。
ムンホが差し出したあのぬいぐるみがある。
目を覚ますムンホ。
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ムンホの夢は「夢を見ないこと」。
あの日以来、何度もこんな夢を見続けているらしい。
「俺は罪を犯した」
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料理を作る父の傍らで、女性の飛び降り自殺を止めたときの様子を再現をしてみせるヨンシン。
女性はヨンシンの家で保護されていた。
警察に届けた方がと提案するが、女性はここにいさせてくださいと頭を下げる。
ヒーラーはヨンシンの情報を得るため、家のあちこちに隠しカメラを仕掛ける。
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テレビ局の社長に会いに来たキム会長。
ムンホの尻ぬぐいをしつつ、近々ムンホを自分の会社に引き入れたいということを話に来たらしい。
兄はムンホに「ミョンヒと俺には子どもがいない。おまえが息子だ」と言うが、
「俺は息子じゃない。反抗させないでくれ」と不愉快そうな態度をとるムンホ。
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ヨンシンがいつものようにオ・ソンジョンのマンションに行くと、たくさんの報道陣が所狭しと集まっている。
オ・ソンジョンとイ・ジュンビンの熱愛が他社にスクープされてしまったのだ。
頭を抱えるヨンシン。
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ヨンシンの張り込みを続けているヒーラー。
なぜヨンシンが自分の写真を持っているのか不思議でたまらない。
ミンジャは、「コ・ソンチョル事件はあんたをハメるための罠なのよ」と言い、ポケットからはアドレスだけじゃなく、ヒーラーが破り捨てたはずのホテルの領収書も出てきたことを伝える。
「ここまでテキパキ働く刑事が誰だか分かる気が」と言うミンジャ。
5年もヒーラーを追っていると言っていたあの男のことなのかと……。
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コ・ソンチョルの死因が、毒物による呼吸困難と神経麻痺だったことが分かる。
ヒーラーは、ソンチョルとの会話の中に出てきた「チェイル新聞」の誰かの仕業ではないかと考える。
そして、自分自身で真犯人を捕まえるとミンジャに宣言。
そのときカフェの前に1台の車が停まる。
「あいつか?」とヒーラー。
彼は、大金をはたいてまで親子鑑定をするヤツが本当にただの顧客なのか、俺をハメたヤツなのか気になっていたのだとミンジャに言う。
運転席の男はムンホだった。
ミンジャは、彼が「チェイル新聞社」のオーナーの弟であることをヒーラーに伝える。
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店の後片づけをするヨンシンを見ているムンホ。
生まれたばかりのヨンシン(本当の名前はジアン)に初めて会った日のことを思い出す。
あの日、ジアンは小さな手でムンホの指をぎゅっと握った。
怪しい車に気がついたヨンシンが近寄ると、ムンホは慌てて走り去る。
ムンホの車を追うヒーラー。
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飛び降り自殺を図ろうとした女性は、売れない女優だった。
建設業者のファン社長から、権力のある者への性接待を強要されていたのだと言う。
彼女が何度も性接待を強要された人物。
それは、時期ソウル市長の最有力候補と噂されるキム・イチャン議員だった。
彼女は警察にも告訴したが、強要だったという証拠がないと取り合ってもらえなかったのだと言う。
ヨンシン父は、彼女の代理人として告訴状を提出するから、ヨンシンにこのことを記事にしてほしいと頼む。
訴えても警察が動かないのなら、世間を騒がせるしかないと父は考えたのだ。
相手が相手だけに尻込みするヨンシン。
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女性(ヨニという名前のようです)に、大変な戦いになるであろうことを話すヨンシン。
素性が暴かれ、女優としての夢を諦めることになるかもしれないと。
ヨニは、あの日、1人で死のうとしたのは間違いだったと言い、この世にいなくなるべき人たちを道連れにすると決心の固さを見せた。
「怖いなら、今、身を引いてください」と言うヨニに、
ヨンシンは「逃げたくてももう手遅れだわ。こうして出会ったから、もう縁が結ばれて、運命が始まったのよ」と笑う。
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ムンホがたどり着いたのは兄の家だった。
敷地内に入り、家の中に忍び込むヒーラー。
ミョンヒのベッドサイドに置かれた例の5人組の写真を見つける。
ヒーラーは「俺のイマイチな人生が面白くなってきた。心臓がくすぐったい。こんなの初めてだ」とミンジャにつぶやく。
そういえば、ドラマの冒頭部分でもこの5人組の写真が映し出されてました。
そうだ。
あれはヒーラーの部屋!
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ダブルエス ガードの代表ペ・サンスがムンシクの秘書に会う。
私の主人があなたの会社を買い取りたいと言っていると告げる秘書。
高額な対価を提示され、主人に魂を売ってもいいと判断したサンス。
車に乗り込むとそこにはムンシクがいた。
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スクープを逃したヨンシンが叱られるのを覚悟で出社すると、思いがけず新入社員の男性を紹介される。
なんと彼はヒーラー。
パク・ボンスと名乗り、おどおどした冴えない男を演じていた。
姉のように世話を焼くをヨンシン。
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ヨンシンの様子を陰ながら見ているムンホ。
「俺は罪を犯した。その罪名は、沈黙だ」
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生まれたばかりのヨンシン(ジアン)の病室を訪れた日のことが脳裏によぎる。
ジアンがムンホの指を握ったのを見たギルハンは、「おまえを気に入ったみたいだ」と優しくムンホに声をかける。
「チューしてあげて」と。
ミョンヒにも「生まれた日のキスは一生忘れないんだって」と言われ、ムンホはジアンの小さな手にキスをした。
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恐らく例の5人組の中にはヒーラーの父親がいるんでしょうね。
そういえば、ムンホは「ヒーラー」と書かれたノートのようなものを持ってたし。
おおお。
ますます面白くなってきました。
早く続きを見ようっと( ̄▽ ̄) ニヤ
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