キャスト
ソ・ジョンフ (28歳/ヒーラー&便利屋):チ・チャンウク
チェ・ヨンシン (27歳/ インターネットメディアの記者):パク・ミニョン
第2話
ヨンシンの父は「2番目に好きなことを職業に。一番好きなことは趣味に」と言い、
本職で弁護士をやり、副業でカフェを営んでいた。
カフェにはヨンシン父を慕って前科者が多く集まっている。
ヨンシンはそんな男たちに金庫の開け方やスリの仕方などを教わりながら育ったため、怪しい人間を察知する勘も抜群に優れていた。
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ヨンシンを追ってバスに乗り込んできたヒーラー。
バスが大きく揺れ、バランスを崩したヨンシンをヒーラーが抱き留める。
何事もなかったかのようにヨンシンの後ろの座席に座り、DNA鑑定のための髪の毛を調達しようとしたヒーラーだったが、勘のいいヨンシンは帽子を被ってしまう。
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ヒーラーが後をつけていることにも気づいていたヨンシン。
「あの女、勘が鋭すぎる」と嘆くヒーラーに、ミンジャがリュックの中に歯ブラシやクシが入っているのでは?とアドバイスする。
リュックを盗み、近くのビルのトイレで歯ブラシやクシを探すヒーラー。
が、それらのものは一切入っていない。
リュックが盗まれたことに気づき、ヒーラーを追ってきたヨンシンがヒーラーをトイレに閉じ込め、警察に電話をかける。
あっさり扉を開けられ、逆にトイレに引っ張り込まれたヨンシン。
ヒーラーは鏡に映った自分の姿を見られまいと、拳で鏡を殴り割る。
後ろから捕まえられ、身動きの取れなくなったヨンシンは殺されるかもしれないと恐怖に震えていたが、ヒーラーはヨンシンの爪を切ると、そのままその場を立ち去った。
思いがけない出来事に腰を抜かすヨンシン。
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ムンホは生放送中にたびたび勝手なニュースを流し、上層部たちから目をつけられていた。
広告契約をしてくれる企業に有利な記事を提供しようとする会社側に対し、ムンホはいつも弱者の味方だった。
上司のカン・ミンジェが、そんなムンホをたしなめる。
彼女はムンホの元カノだったようです。
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ミョンヒに呼ばれ、兄の家を訪れたムンホ。
トラックで海賊放送を行っていたころ、幼いムンホにとって、優しいミョンヒは姉というより母のような存在だったようです。
ミョンヒにとってもムンホは今でもかわいいかわいい弟のような存在みたいですね。
ミョンヒが車椅子に乗っている理由はまだ語られていませんが、薬を飲んでいるので、何かしらの病気も患っているのかもしれません。
いろいろなことを思い出してしまい、眠りにつくまでが辛いのだとムンホに言うミョンヒ。
ミョンヒが眠るまでそばにいると約束するムンホ。
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兄の部屋に忍び込み、本棚の本の中に仕込んだ小型カメラのデータを持ち帰るムンホ。
映像を見ると、秘書がキム会長に「処理しました」と告げている。
ヒーラーを処理するのは難しいという会話もしていたので、コ・ソンチョルを処理したという意味なのかもしれません。
そこへDNAが一致したという連絡が入る。
(ヨンシンの爪ですww)
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食事をしているヒーラーにミンジャから電話。
DNAが一致したことと、さらに追加の依頼が来たことが告げられる。
依頼内容は7項目。
どれも首をかしげるような内容だったが、とにかく報酬は高額だった。
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最初は、家族構成とその家族の素性を調べるというもの。
虐待された様子はないか。
変装して、ヨンシン父のカフェを訪れるヒーラー。
父はレコードをかけ、その曲を大きなダミ声で歌い始める。
そんな父と一緒に歌い、踊るヨンシン。
唖然とした顔で2人を見つめていたヒーラーは、虐待の可能性はゼロだと判断する。
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次は、職場。
業務のスキルとスタイルを調べるというものだった。
ヒーラーは、駐車場で車を探すヨンシンを見ながら、彼女のやっていることは記者というより車泥棒だとミンジャに報告する。
ヨンシンは前回同様、女優オ・ソンジョンの部屋をイ・ジュンビンが訪れるのをスクープしようと頑張っていました。
駐車場内に停めてある車の中で女性がヤクザのような男に頭を小突かれているのを偶然見てしまったヨンシン。
黙っていられず口を出そうとしたヨンシンに、見張りの男がやめろと目で合図する。
そこへ、念願のイ・ジュンビンが現れ、ヨンシンは彼を追いかける。
先ほどの女性と一緒にエレベーターに乗り込むヨンシン。
抜け殻のように立ち尽くし、涙を流す女性のことが気になりつつも、ようやく訪れたスクープのチャンスを投げ打つわけにはいかない。
警察の変装をし、オ・ソンジョンの部屋のチャイムを鳴らす。
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ヒーラーはヨンシンが仕事をさぼり、男のストーカーをしているのだと勘違い。
あきれながらも調査のため、ヨンシンの後を追う。
カメラを準備し、オ・ソンジョンが出てくるのを待っていたヨンシンは、エレベーターに乗って9階にやってきたヒーラーに、中にいた女性のことを尋ねる。
「知らない」と言うように首を振るヒーラー。
ヨンシンはとうとうスクープチャンスを諦め、エレベーターで最上階へと向かう。
屋上の扉を開けると、女性は今まさに飛び降り自殺を図ろうとしているところだった。
慌てて声をかけるヨンシン。
ヨンシンの言葉に耳を傾けることなく、少しずつ前へと歩みを進める女性。
とっさに「私も死のうとしたことが。7歳のときだったわ」とヨンシンが叫ぶ。
彼女は5歳のときにゴミ捨て場へ捨てられたこと、5回も施設を変わったこと、養子になっては捨てられ、何度も虐待をされたことなどを語り始める。
傷口が痛み、あばら骨も折れていたわずか7歳の子が、死ねば痛くなくなると思って死のうとしたのだ。
「今、少しだけ我慢すれば過去になる」と言うヨンシンに、涙を流し、首を横に振る女性。
ヨンシンは「私を信じて。過ぎていくから。私がそうやって生きてる」と微笑み、手を差し伸べる。
その手をつかむ女性。
ヒーラーはその光景を録画していた。
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ヒーラーが撮った映像を見るムンホが、苦しそうに涙を流す。
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1980年。
ムンホが持っていたミョンヒのハンカチを「お兄ちゃんが洗って返しとくよ」と言い、受け取るムンシク。
ムンシクは愛するミョンヒがギルハンと仲むつまじく戯れているのを、切ない思いで見つめていた。
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現場検証をしているところへ1人の男がやってくる。
列車から投げ落とされて死んだ被害者のポケットにはメモが残されていた。
メモに書かれていたのはヒーラーのアドレス。
男はヒーラーを5年以上追っていると言う。
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ヨンシンについての調査項目は、あと一つ。
「彼女が心から願う夢は何なのか」というものだった。
ブログもSNSもやっていないヨンシンなので、ヒーラーは仕方なく彼女の部屋へ忍び込むことにする。
日記帳を探すヒーラー。
そこへミンジャが、コ・ソンチョル殺人事件の容疑者としてヒーラーが指名手配されていることを告げる。
列車から投げ落とされて死んだのは、コ・ソンチョルだったようです。
「急いで隠れるべきだ」と言うミンジャに、「この女をもっと調べる」と答えたヒーラー。
彼はヨンシンの部屋に貼られていた自分の写真を見つけたのだった。
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秘書との会話から推測される通り、ソンチョル殺害を指示したのはキム会長なのでしょう。
ヒーラーを犯人のように仕立て上げたのもキム会長なんでしょうね。
理由はまだ分かりませんが。
明るいヨンシンに壮絶な過去があったことにも驚きでした。
優しい継父に出会えて本当に良かった。
探し続けていた「あの子」を見つけたムンホは、次にどういう行動に出るのでしょうか?
彼女の憧れの人が自分だと知ったら、どんなふうに感じるのかな。
自分の写真を見つけたヒーラーの行動にも興味津々です。
さ、早く続きを見ようっと( ̄▽ ̄) ニヤ
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