キャスト
ソ・ジョンフ (28歳/ヒーラー&便利屋):チ・チャンウク
チェ・ヨンシン (27歳/ インターネットメディアの記者):パク・ミニョン
第7話
寝ているヒーラーにミンジャから航空券が届く。
師匠がオーストラリアに行けと言っているとミンジャ。
師匠がムンシクに会うことも伝える。
自分には連絡をくれたこともないのに、急にあれこれ口出ししてきた師匠が気に入らないヒーラー。
「言いたいことは直接言えと伝えて」と言い、新聞社へ向かうヒーラーにため息をつくミンジャ。
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ムンシクにミンジェが呼び出される。
ムンシクはミンジェが弟の元カノであることを知っています。
てか、ミンジャとミンジェという似たような名前が出てくるのがややこしいですよね(笑)
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社内で発作を起こしたヨンシンに薬を2錠握らせるボンス(ヒーラー)。
ボンスの腕にしがみついているうちに、すぐ回復するヨンシン。
恐怖を感じたときに息苦しくなるはずなのに、どうして何もない今、こんなふうになったのかと尋ねるボンスに、ヨンシンも分からないと答える。
ボンスは「キム・ムンホ記者を本当に個人的に知らないのか?」とヨンシンに聞く。
「もしかして先輩のために来たのでは?」と。
「何を言ってるのよ」と一蹴するヨンシン。
「片思いの相手なのにそんな感覚も分からないの?」とボンス。
ヨンシンはため息をつきながら、「片思いしたことないでしょ?」と言う。
片思いがどういうものなのかをボンスに説明するヨンシン。
やがてヒーラーへの思いを語り出す。
彼は独りで闇の中にいる。
誰にも気づかれないように、ずっと独りで。
ヨンシンはそんな彼の気持ちが分かる気がすると言う。
子どものころ、自分もそんなふうに思っていたから。
ボンスにまた熱く語ってしまった自分に気づき、「私ったら」と席を立つヨンシン。
そのときになって初めて「何で何粒飲むのか分かったの?」と不思議がる。
「普通、薬は2粒飲むでしょ」とごまかすボンス。
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ムンシクにすべて語るミンジェ。
ムンホはヨンシンのために会社を辞めたのだということ。
それは「最初の人」に借りを返すためだということ。
ミンジェが「最初の人」をご存じですか?と聞くが、ムンシクは「心の内を話し合う兄弟ではなくてね」と答える。
もちろんミョンヒのことだと分かってるでしょうけどね。
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ミンジェの話を聞き、サンスにヨンシンについて調べさせるよう命令するムンシク。
養子かどうか調べろ。
だとしたら、いつからか。
本人も知っているのか。
ヨンシンがジアンなのではと感づいたんでしょう。
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「サムデー」を仕切るムンホ。
ボンスもファン社長が行きそうな高級クラブを調べるという仕事を1人で任される。
ヨンシンがボンスはまだ1人では無理だと訴えたが、ムンホはボンスを1人で行かせる。
ヨンシンにはやらせたいことがあるのだ。
ボンスは緊急時に連絡したいからと、ムンホの連絡先を教えてもらい、自分のモバイル名刺を送信する。
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ヒーラーはミンジャに「ムンホとその兄が何を企んでいるのか調べたい」と言い、「ムンホの携帯にプログラムを。携帯の中を調べて、俺のと連動して」と依頼する。
ミンジャが今ならまだ間に合うと空港へ行くよう諭すが、ヒーラーは聞く耳を持たない。
「師匠に伝えて。日没まで待つから、来なかったら一生師匠と呼んでやらない」
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ムンホに指示された役目を真面目にやるつもりなどないヒーラー。
デヨンに運転手をさせ、ヒーラーの装備に着替え、ファン社長の家へと向かった。
途中、ミンジャから、ヨンシンのDNA鑑定や、夢の調査を依頼してきた顧客がムンホだったことを告げられる。
しかも、昨日新たな依頼をしてきたとのこと。
それはヨンシンの安全を守ってくれというものだった。
「チェイル新聞のムンシクと手下のサンス一味に注視を」と。
どういうこと?
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ムンホはヨンシンに、キム議員が出馬宣言をするので、記者会見の取材を任せたいと言う。
「隙を狙って、性接待について質問するんだ。今からそのノウハウを教える。やってみるか?」
右手を挙げて「やります」と答えるヨンシン。
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ヒーラーはサンス組の男たちの目を盗み、ファン社長の家に忍び込む。
15億ウォンで買った絵画をカッターナイフで切り刻むヒーラー。
ファン社長は持っていたゴルフクラブを振り回すが、あっさりヒーラーに奪われる。
「暴力が好きだろ?でも、受けたことはあまりない?」と言い、ゴルフクラブでファン社長を殴りつけるヒーラー。
ぼこぼこにされ、「助けてください」とすがりつくファン社長。
ヒーラーは行きつけのクラブが「ルナムーン」であることを吐かせ、女優たちが接待する様子を撮った動画を奪って逃げた。
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ムンホの後輩イ・ジョンスがムンシクに呼ばれる。
「今のテレビ局を辞めて、弟のそばに行ってくれ」とスパイ役を命じられた。
躊躇するジョンスに、ムンシクは破格の待遇での契約を提示する。
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ムンホを相手にインタビューの練習をするヨンシン。
ダメ出しを繰り返すムンホ。
ヨンシンを見ながら、幼い日のジアンを思い出す。
ギルハンとミョンヒが新聞社の仕事に出ている間、ジアンの子守を担当していたのはムンホだった。
ムンホのことが大好きだったかわいいかわいいジアン。
ムンホはヨンシンを見ながら、思わず涙ぐむ。
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ヒーラーがHDDを持ち出したことをムンシクに知らせる秘書。
キム・イチャンは女優とマンションで会っていたので、今回持ち出された動画には、リビングで一緒に酒を飲む場面くらいしかないはずだと秘書は言うが、
「イチャンのことだから汚らわしいはず」とムンシク。
何やら秘書に命じたようです。
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回想シーン。
ミョンヒと話をするムンシク。
ミョンヒは「時が止まってほしい」と言うが、ムンシクは「俺はイヤだな」と答える。
「あなたの未来が一番安定してるわ。廃車場を継ぐんでしょ?」と言うミョンヒ。
「廃車場の社長なんてイヤだろ?」とムンシク。
「記者になるんだろ。ギルハンと同じ新聞社に応募を?」
「ジュンソクも一緒よ。ムンシクも記者に?」
師匠が「こいつは興味ない。ミョンヒにしか興味ない」と2人の間に入ってきて、「男なら告白しろ」とけしかける。
「振られるだろうけど、いいじゃないか」と。
気まずい空気の中、ミョンヒが明るく「夕焼けだわ。空が赤く染まり始めた」とつぶやいた。
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ヨンシンの元にヒーラーからメールが届く。
「1人で屋上へ」と。
矢印の指示通りに歩いて行くと、封筒が置いてある。
中に入っていたのは性接待の証拠を示す動画。
再びメールが届き、「プレゼント。ファンの金庫から出てきた」とあった。
そこにまだいるはずのヒーラーに「少し話したいんです」と声をかけるヨンシン。
マフラーで目隠しをし、「先日私を助けてくれましたよね?」と話し出す。
ヨンシンは、トイレで爪を切った人もヒーラーではないかと推測していた。
それはDNA鑑定をするためではないかとも考えていた。
「ひょっとして私の実の父ですか?それとも、実の兄ですか?」と尋ねるヨンシン。
だから、ずっと見守ってくれているのではないかと。
ふと手にヒーラーの身体が触れる。
ヨンシンは手を伸ばし、ヒーラーの胸に手を当て、「私は誰ですか?」と聞く。
ヒーラーはヨンシンの手を握り、「言っただろ。本当に殺されるぞ。理由もなく親切な人には気をつけろ」と言う。
ヨンシンが自分の胸に置いた手を外すヒーラー。
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師匠とミンジャがお酒を飲んでいる。
いつものミンジャとは別人なほどオシャレしてます(笑)
2人の会話から、師匠が捕まったのは1981年で、そのときの刑事がミンジャだったことが分かる。
どんなに尋問しても絶対に仲間の名前を吐かないしぶといヤツだと有名だった師匠。
彼は自分さえ黙っていれば、ほかの4人は幸せになると信じていたのだと言う。
が、11年後、外に出てみたら、4人中2人が死に、1人は半身不随になっていた。
ミンジャは「1人だけ出世して怪しいのに、なぜ調べなかった?」と聞くが、
師匠は「真実を知ったら、幸せになれる?」と答える。
笑う2人。
「運命ってあるみたいだな。運命は人を巻き込み、今、ジョンフも巻き込まれてる」と師匠。
「真実の果てが必ず幸せとは限らない。地獄かもしれない」とミンジャ。
「仕方ない。運命だから」と師匠。
2人は乾杯する。
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缶ジュースを開けようとして、指を切るヨンシン。
目を閉じ、ヒーラーに触れたときの感触を思い出す。
ヒーラーもヨンシンのことばかり考えていた。
信号が変わったことにも気づかないほどに。
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ムンシクの部屋に忍び込んだヒーラー。
「人を呼べば、騒ぎになって奥さんが起きるかも」と言うと、
ムンシクが「もしかしてヒーラーなのか?」とヒーラーに聞く。
「ビンゴ」とヒーラー。
ムンシクの部屋のモニター画面に動画が映し出されている。
これこそが「ソンチョルが持っていた物」だったようです。
「社長がこの動画をソンチョルから受け取れと指示を?そして、僕を殺人犯に仕立てあげたのもやはり社長の指示ですね」とヒーラー。
ヒーラーは、人を殺してまでも守りたいこの動画を生放送のテレビニュースに流し込もうと思っていると言う。
3日以内に真犯人を警察に渡せば、この動画はなかったことにすると。
部屋を出ようと扉を開けたヒーラー。
すると、思いがけずそこにはミョンヒがいた。
素顔を見られてしまったヒーラー。
慌てて顔を隠すが、ミョンヒはヒーラーの腕をつかんで叫んだ。
「ジュンソク。ジュンソクよね?そうでしょ?」
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父の名で呼ばれたヒーラーはとてつもなく驚いたでしょうね。
ここからヒーラーは父のことや、ほかのメンバーのことを一気に知ってしまうんだろうな。
自分とヨンシンの関係にも気づくのかな。
てか、ムンシクがヒーラーの素性を知ってしまうということでもあるわけですね。
あああ。
どうなっちゃうんだろう。
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