BSで放送中のドラマ『ジャイアント』BSジャパン

jyaian

本日ご紹介させていただくのは、現在BSジャパンで放送中の『ジャイアント』。

月~木/14:00~15:04

2010年/全60話/SBS

 

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最高視聴率40.1%を記録した大ヒットドラマです。

これね、

もうめちゃめちゃおもしろいですよ。

私、オススメドラマを聞かれたとき、必ず『ジャイアント』を挙げてるぐらい。

 

どういう物語なのかといいますと、

舞台は高度経済成長期のソウルなんですね。

現在でも、ソウルの中で一番ファッショナブルで高級なセレブの街といったら江南(カンナム)地区ですが、

このエリアはその当時、驚異的なスピードで開発され、

わずか40年の間に地価がなんとなんと数十万倍にも値上がりしたんですって。

数十「万」倍ですよ。

まさに黄金の地ですよね。

そんな夢と希望が詰まった土地を巡り、

野心家たちがえげつないせめぎ合いをするわけです。

食うか食われるかの生々しい戦い。

知恵があるだけでも、

お金があるだけでも、

人脈が幅広いだけでも、

政界に強いパイプがあるだけでもダメ。

複合的に、

絶妙なタイミングで。

 

そんな駆け引きがおもしろいのなんのって!

 

主人公のイ・ガンモがどん底から這い上がり、

大成功を収めるまでのストーリーが、

実にドラマチックに展開していくんですね。

 

次から次へと起こる問題。

そして、それを小気味よく爽快に解決していくガンモ。

 

水戸黄門で助さん格さんが印籠を出したときの、

あのすっきり感に似ています。

 

あ、余計分かりにくくしちゃいましたかね(笑)

 

そんな男たちの攻防とともに、

家族の絆や恋愛模様なども描かれ、

その辺りのはらはらドキドキもドラマを楽しむ大事な要素となっています。

 

全60話ですが、

次が早く見たくてたまらなくなる、うまい演出になっているので、

長すぎて飽きてしまうなんてことは皆無かと思いますよ。

 

多分あっという間。

 

私はこのドラマ、全然見るつもりがなかったんです。

一応録画はしていたのですが、

ドラマについての予備知識も全くなかったので、

こんなにおもしろいドラマだとはつゆ知らず。

大分ため込んだままにしていたんですね。

 

で、思いっきり暇だったある日、

気が向いたので第1話を再生してみたんです。

そのまま一気に10話ぐらいまで見ちゃったかな(笑)

とにかくそれぐらいぐいぐい引き込まれます。

 

それはなぜか。

このドラマが大ヒットした理由の1つに、

「子役たちの素晴らしい演技」が挙げられると思います。

 

だってさ。

本当に本当にすごかったんだから。

 

主人公イ・ガンモの少年時代を演じたのは、ヨ・ジングくん。

ぱっと思いつくだけでも、

『一枝梅(イルジメ)』(2008)

『ペク・ドンス』(2011)

『太陽を抱く月』(2012)

『会いたい』(2012-2013)など数々の大ヒット作に子役として強烈な足跡を残しています。

 

ガンモの兄 ソンモの少年時代を演じたのは、キム・スヒョン。

そう。

『太陽を抱く月』ではジングくんが彼の少年時代を演じたんですよね。

『ジャイアント』ファンは誰もがこの配役に感動したんじゃないかしら。

 

ちなみに、ヒロイン ジョンヨンの少女時代は、ナム・ジヒョンちゃん。

『善徳女王』(2009)でトンマンの少女時代を演じた子。

 

ガンモの妹ミジュの少女時代は、パク・ハヨンちゃん。

『愛情万々歳』(2011-2012)でチョン・ホジンとピョン・ジョンスの娘だった子。

 

ガンモのライバル ミヌの少年時代は、ノ・ヨンハクくん。

『チャクペ~相棒~』(2011)でチョン・ジョンミンの少年時代を演じた子。

 

もちろんみんなほかにもたくさんのドラマで活躍しています。

 

そんな天才子役たちが第1話から視聴者の心をがっちりつかみ、

大人の俳優陣へつないだというわけ。

 

ジングは、イ・ボムスへ。

1970年1月3日生まれ

171cm 63kg AB型

 

ずっと映画界で活躍してきた俳優さんのようです。

テレビドラマは『外科医ポン・ダルヒ』(2007)でイ・ヨウォンと2トップ、

『オンエアー』(2008)ではパク・ヨンハのマネージャー役、

『サラリーマン楚漢志(チョハンジ) 』(2012)では主役、

『Dr.JIN』(2012)では日本版でいうところの内野聖陽がやった役、

『総理と私』(2013-2014)でも主役、

『アイリス2』(2013)では元北朝鮮の秘密要員役、

『トライアングル』(2014)でも主役

・・・といった感じで出演されています。

 

この中なら『サラリーマン楚漢志(チョハンジ) 』(2012)が大好き!

 

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スヒョンは、パク・サンミンへ。

1970年10月19日生まれ

177cm 72kg

デビュー作は、映画『将軍の息子』(1990)

 

冷静沈着で肝の据わった強く賢い男ソンモ。

それでいて兄弟思いの優しい長男が本当に素敵だったので、

パク・ソンミンという俳優さんのお株も急上昇だったんですが、

この人、元妻に暴行したとか、元マネージャーに暴行したとか、

「黒い」一面も結構目立っている俳優さんみたいですね。

ま、そこがすべてではないのだとは思いますが、

どうも「短気でケンカっぱやい人」というイメージがぬぐいきれない私です。

ソンモのイメージのままでいてほしかった・・・(TωT)

 

『若者のひなた』(1995)ハ・ヒラの弟

『愛の群像』(1999)ヨンさまの親友(騙されて放火するアイツがサンミンさんだったとは!)

『太陽がいっぱい』(2000)主演

『女人天下』(2001-2002)カン・スヨンの初恋相手

『愛しのおバカちゃん』(2006)妻も愛人もいる御曹司

『そばにいて』(2007)整形外科医

『不良カップル』(2007)チェ・ジョンユンの夫

『大王世宗』(2008)世宗の兄

『天使の報酬』(2011)主演

『シティーハンター』(2011)イ・ミンホの亡き父

『武神』(2012)キム・ジュヒョクのライバル

『お金の化身』(2013)VSカン・ジファン

『スキャンダル』(2013)テハグループ会長

 

チンピラから医者、検事、財閥の会長まで幅広く演じていらっしゃいます。

最近だと『お金の化身』がおもしろかったですよ。

また悪いヤツなんだ、コイツが(笑)

 

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ジヒョンは、パク・ジニへ。

1978年1月8日生まれ

167cm 48kg B型

 

さばさばした姉御系キャラなイメージ。

日本でいうと、米倉涼子さんのような。

あ、あくまでも私のイメージです。

美人でスタイルもいいのに、そこには無頓着で、

ちょっと男勝りで向こう見ずなところがある、みたいな?(笑)

 

『情熱』(1999)リュ・ジンの妹

『怒った顔で振り返れ』(2000)チュ・ジンモの彼女

『ストック』(2001)主演 シングルマザー

『君に出会ってから』(2002)キム・ヘジャの娘

『カムバック!スネさん』(2006)スネとカラダが入れ替わる!

『銭の戦争』(2007)銀行員

『銭の戦争(ボーナスラウンド)』パク・ヨンジの元秘書

『恋愛マニュアル~まだ結婚したい女』(2010)主演 放送記者

『天地人(チョンジイン)』(2011-2012)「天地人」の娘

『亀巖(クアム)ホ・ジュン』(2013)医女

・・・などに出演されています。

 

『恋愛マニュアル』では若くてかわいいキム・ボムと恋に落ちるという、

非常にうらやましい役柄でした( ̄▽ ̄) ニヤ

 

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そして、ハヨンは、ファン・ジョンウムへ。

1985年1月25日生まれ

167cm

 

彼女は元々「Sugar(シュガー)」というガールズグループの出身です。

韓国の女優さんはホントに元アイドル歌手って人が多いですよね。

ちなみに、シュガーは、GACKTさんの元カノICONIQが所属していたグループ。

当時はアユミという名前でした。

あと、『僕の彼女は九尾狐』(2010)や『棚ぼたのあなた』(2012)に出ていた

パク・スジンもメンバーだったのよね。

 

『愛する人よ』(2007)キム・ドンワンと

『冬鳥』(2007-2008)イ・ダジンの友達

『明日に向かってハイキック』(2009-2010) ユン・シユンの家庭教師

『私の心が聞こえる?』(2011)キム・ジェウォンと

『フルハウスTAKE2』(2012)ノ・ミヌ、パク・キウンと

『ゴールデンタイム』(2012)イ・ソンギュンと2トップ

『秘密』(2013)チソンと

『お金の化身』(2013)カン・ジファンと

『キルミー・ヒールミー』(2015)こちらもチソンと

・・・などなどに出演されています。

 

『秘密』見始めました。

どうなるのか楽しみ楽しみ。

 

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ヨンハクは、チュ・サンウクへ。

1978年7月18日生まれ

180cm 70kg A型

 

御曹司役だった『カクテキ』(2007)

日本料理店社長役だった『チュンジャさんちはお祭り騒ぎ』(2008)

ユジンの上司役だった『パパ3人、ママ1人』(2008)

ズルイ男ガンモを演じた『アクシデントカップル』(2009)

イ・ボムスのライバル役だった『ジャイアント』(2010)

ハン・ヘジンと共演した『いばらの鳥』(2011)

イ・ヨニと共演した『パラダイス牧場』(2011)

チョ・アンと共演した『TEN』(2011-2012)、『TEN2』(2013)

チュウォンの上司役だった『グッド・ドクター』(2013)

イ・ミンジョンと共演した『ずる賢いバツイチの恋』(2014)

ハン・イェスルと共演した『美女の誕生』(2014-2015)

・・・などに出演しています。

 

『カクテキ』でいい役がついたのにあまり注目されず、

本格的に花開いたのは『ジャイアント』以降らしいですね。

上には書かなかったけれど『善徳女王』(2009)のウォルヤ役、好きでした♡

 

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ほかにもクセのある個性的な俳優陣がわんさか登場します。

ごく一部だけご紹介しておきましょうか。

 

ガンモのライバル チョ・ピリョン役は、チョン・ボソク。

ピリョンは血も涙もないような冷酷で残忍な男でしたが、

『私の心が聞こえる?』(2011)では知的障害を持つ父親の役でね。

(娘は『ジャイアント』では敵対していたファン・ジョンウム!)

あれを見たときには本当に本当に驚きでした。

さすが。

 

パク・ジニの父親ファン会長役は、イ・ドクファ。

『ラブミッション』(2011)

『サラリーマン楚漢志(チョハンジ) 』(2012)

『メイクイーン』(2012)などなど「会長」といったらこの人って感じですよね(笑)

 

パク・ジニの実の母役は、キム・ソヒョン。

やっぱり『妻の誘惑』(2008-2009)の人!って感じでしょうかね。

品のある美女という印象を持っていたころ、

偶然すっごいエロ映画に出ている彼女を見たことがあり、

大ショックを受けた記憶が。

『欲望Lovers』(2006)相手はキム・ソンス。

蒸し返しちゃいけない過去だったかしら・・・。

 

ガンモと幼なじみソテ役は、イ・ムンシク。

韓国版『101回目のプロポーズ』(2006)で武田鉄矢の役をやったのが彼なんですね。

いつも「取り巻き」とか、雑魚の親分とか、チンピラ的な役ばかりのイメージでした(笑)

今度見てみよう。

 

パク・ジニの継母役は、ムン・ヒギョン。

『太陽のあなた』(2012-2013)でイ・ソヨンのお母さんだった人です。

 

その息子ジョンシク役は、キム・ジョンヒョン。

『善徳女王』(2009)でもジョンシクと似たような役でした。

権力者のダメ息子。

 

ファン会長の運転手の息子(ガンモの友達)シドク役は、シン・スンファン。

『チョン・ウチ』(2012-2013)では武術の達人役でした。

 

チョン・ボソクの忠実な部下役は、ユン・ヨンヒョン。

『お金の化身』(2013)ではキム・スミの忠実な部下でした(笑)

 

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まだまだいっぱい登場しますが、

あとは見てのお楽しみということで。

 

以上『ジャイアント』のご紹介でした。

ではでは。

 

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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