お父さんが変
【主な登場人物】
ピョン・ハンス:「アッパ食堂」経営/キム・ヨンチョル
ナ・ヨンシル:ハンスの妻、ピョン家一男三女の母/キム・ヘスク
チャ・ジョンファン:テレビ局PD、ヘヨンの元カレ/リュ・スヨン
ピョン・ヘヨン:ピョン家長女、弁護士、ジョンファンの元カノ/イ・ユリ
アン・ジュンヒ:アイドル出身の俳優/イ・ジュン
ピョン・ミヨン:ピョン家次女、就活生/チョン・ソミン
ピョン・ジュニョン:ピョン家長男、公務員試験準備生/ミン・ジヌン
ピョン・ラヨン:ピョン家三女、ヨガ講師/リュ・ファヨン
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「お父さんが変」見始めました。
あらすじを丁寧に追うのはやめて、ざっくりのあらすじを紹介して行こうかなと思ってます。
備忘録的に(笑)
よろしければ、ご参考になさってくださいませ。
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第23話~第24話
ジョンファンに会いたくてたまらず放送局へと向かったヘヨン。
が、ジョンファンは結婚を望まないヘヨンとは別れるしかないことを改めて伝えた。
俺は愛する人と結婚して幸せに暮らすことを望む平凡な普通の男。
涙を堪えながら、ジョンファンは幸せだったとお礼を言い、ヘヨンが望むような男になれなかったことを謝る。
新婚旅行からジュニョンとユジュが帰ってきた。
家族に楽しかった旅行のことを報告し、お土産を渡す中、失恋の痛手から立ち上がれずにいるヘヨンは憔悴しきった様子で分かりやすく落ち込んでいた。
母がそんなヘヨンに、いつまでもそんな状態では家族が気を遣うからと叱るが、ヘヨンの涙は止まらない。
布団を被って泣き明かすヘヨン。
ユジュが増え、朝のトイレ争奪戦がさらに激しくなる。
ジュニョンがトイレの使用時間と順番を提案し、家族はそれに合意。
また、ジュンヒ専用の温水便座をユジュが知らずに使ったことがきっかけで、新たに温水便座をつけることになる。
洗う食器も増え、お母さんの仕事量がハンパないです。
父が同じ会社に行く3人は一緒に出社すればと提案するが、すかさずジュンヒがほかにも寄るところがあるからと拒否。
ミヨンが助け船を出してくれたジュンヒにお礼を言うと、俺の車に他人を乗せたくないだけだとジュンヒ。
素っ気ないそぶりだけど、自分のために言ってくれたことをちゃんと理解しているミヨンです。
ジョンファンは家にも帰らず、毎晩、放送局の宿直室で寝泊まりしていた。
ある日、ベトナム勤務の希望者を募集する貼り紙を見たジョンファンは志願することを決意。
そんな中、何日も帰ってこない息子を心配したジョンファン父が放送局を訪れた。
疲れ切った顔のジョンファンがヘヨンに結婚を断られ別れたこと、腹が立つから家には帰らないこと、ベトナム勤務の申請書をすでに提出したことを父に告げる。
帰宅後、ジョンファン母にそのことを伝えたが、母はあの娘とグルになって芝居をしているだけだと本気にしない。
本部長に呼ばれたユジュ。
ユジュが妊娠していることを知った本部長は、妊婦がこの仕事を続けるのは無理だとユジュに伝えた。
ユジュは今まで情熱を注いできた仕事だから辞めたくないし、今後も十分続けられる、頑張れると必死に訴えたが、本部長は、周りが気を遣うし、どんなに頑張っても今と同じようにやるのは無理だと優しく、でもきっぱりとユジュを説得した。
職場の写真館が廃業したことを家族に伝えられずにいたヨンシク。
仕事に行くような顔で家を出て、必死に仕事探しをしていた。
タンスの中に夫のカメラレンズを見つけたヨンシク妻のボミは、夫が店長に怒られているかもと慌てて届けに行くが、そこで店が廃業していたことを知る。
求人情報をチェックしていた夫を見つけ、連れて帰るボミ。
ボミはごちそうを作り、夫の退職祝いだと言って「今までご苦労さま」と夫を労い、励ました。
ヨンシルの弟ヨンシクとボミ夫婦の話はスルーすることが多くてごめんなさいなんですが、実は結構ほろりとさせられる名シーンが多いんですよね。
ボミは結構毒舌というか、悪意なきストレートな物言いをする人で、例えばユジュが同居したいと言ったときも「婚家と同居したいなんて信じられない」と義母や義姉ヨンシルの前で言っちゃったりね(笑)
でも、写真館の店長が夫をバカにしてこき使っているときも、夫に内緒で店長に抗議しに行ったり、落ち込む夫のためにお弁当を差し入れたりと、ダメダメのふがいない夫をいつも温かく包み込み、優しく励ましてくれる天使のような妻でもあるんです。
今回もホントだったら、これからどうするんだと責められ、またかと罵られてもおかしくない状況なのに、ごちそうを作って励ましてくれたボミにヨンシク母も心から感謝していたようです。
こんな度胸が据わった妻に私もなりたいわ。
演技のため柔道の練習を受けるジュンヒ。
下手過ぎて、何度指導を受けても上達しない。
元柔道選手のミヨンがコツを伝授し、自分がやってみせようかと言うと、ジュンヒは小さいミヨンが自分を投げられるはずがないと半笑い。
ミヨンはまずジュンヒの帯を締め直し(ミヨンの急接近に思わずドキドキするジュンヒです(笑))、あっという間にジュンヒを投げ飛ばした。
店の前でジュンヒとミヨンを出迎えるユンソク。
腰を痛めた様子のジュンヒを心配するが、ジュンヒは父に素っ気ない態度で行ってしまった。
ジュンヒの部屋に湿布を持ってきたミヨンが、父へのそんな態度についてなぜかと質問する。
ジュンヒは、結婚式の日、家族が幸せそうだったのを見て、ひねくれた気持ちになったことを正直に語り始めた。
父への恨みや、腹立たしい気持ちを語るジュンヒに、その気持ちをそのまま父にぶつけて腹いせした方がいいとジュンヒの背中を押したミヨン。
ジュンヒは翌朝、父に今晩飲みましょうと声をかけた。
柔道の練習に来たジュンヒだったが、主役のソンジュンの都合でしばらく待つことになってしまった。
待ち時間をもてあましていたジュンヒとミヨンは、ゲームで負けた方がおごるという約束で次々にゲームを開始。
ムキになったり、思いがけずに触れ合ってドキドキしたり(←ジュンヒがねww)、実に楽しそうでした(笑)
ジョンファンの芝居だと思っていた母だったが、ジョンファンは携帯電話の番号を変え、仕事もベトナム勤務を志望したあと休暇を取り、会社の人間とも連絡を絶っていることを知り、真っ青に。
さらには、住んでいたマンションを売ったことも知る。
テレビニュースでジョンファンと同じ車が交通事故に遭っているのを見て、病院に駆けつけたジョンファン両親です。
別人と分かり、ほっとしてましたが、母は泣いて泣いて大変。
一方のヘヨンもまた毎日ジョンファンを思い出しては泣き暮らす日々です。
ジュンヒと父が2人酒。
酒が進み、酔っ払ったジュンヒは、なぜ1度も会いに来なかったのかと父を責め始めた。
誕生日、入学式、クリスマスなど節目のたびに来てくれるはずだと期待したこと、外国人の養父と暮らすのは辛かったことなどを切々と語るジュンヒ。
涙を流しながら聞くユンソクに、ジュンヒは子どものころにできなかったやりたかったことを1から100万まで全部やってもらうと宣言した。
まず、明日の朝の酔い覚ましをリクエスト。
酔った翌日はトマトパスタとバニラアイスを食べるとか、毎朝起こしてくれとか、出勤するときは見送ってとか、帰るまで寝ないで待っててとか、1日1回は電話してとか、野球を見に行ったりキャンプに行ったりしたいとかいろんな要求をしたジュンヒです。
酔いつぶれたジュンヒを部屋まで運び、ベッドに寝かせたあと、ユンソクはジュンヒの傍らで号泣した。
翌朝、早朝からピョン家のチャイムが鳴った。
ヘヨンがドアを開けると、そこにはジョンファン母が立っていた。
連絡もなく訪ねてきたジョンファン母に文句を言うヘヨン母。
すると、ジョンファン母がしおらしく謝った。
その姿を見て、ヘヨンは話をすることに同意した。
ジョンファン母はヘヨンだけはジョンファンの居場所を知っているはずだと思っていたが、どうやらヘヨンも全く知らないようだ。
ジョンファンが電話番号を変えたことやベトナム勤務を志望したまま消息不明になったこと、マンションも売ったことなどを母から知らされたヘヨンが驚く。
ジョンファン母は泣きながら、8年前にしたひどい仕打ちについて謝り、息子を探してほしいとヘヨンに哀願した。
了承するヘヨン。
ユンソクが酔い覚ましのはちみつ水を作ってジュンヒを起こしに来た。
朝食の食卓にはトマトパスタとバニラアイスが並んでいる。
嬉しそうなジュンヒです。
少し距離が縮まった様子の父とジュンヒを見て、ミヨンも嬉しそう。
ジョンファンが8年前にヘヨンに振られたとき、合宿で泊まった民宿にこもって釣りばかりしていたと言っていたことを思い出したヘヨン。
心当たりの宿へ行ってみたが、そこにジョンファンの姿はなかった。
「オーマイボス」の撮影日。
前回はNGを連発したため、今回はうまくやらなくては。
焦るジュンヒの緊張はピークに達していた。
そんなとき父からメール。
たわいのないメールだったが、ジュンヒは何度もその言葉を噛みしめた。
撮影が始まると、ジュンヒの演技が前回とはまるで違う。
あまりにも自然で、役柄の人物そのもののような演技に監督はもちろん、その場にいた人たち全員がその演技に魅了された。
OKがかかり、拍手喝采の中、監督からも絶賛されたジュンヒ。
ミヨンが我が事のように喜び、ジュンヒも1人楽屋で喜びを爆発させた。
ユンソクが焼けた古いパスポートを出してきて眺めている。
それはジュンヒの父ハンスのものだった。
ジュンヒに見せ、すべてを明かしてやりたいと妻に言うユンソク。
昨夜のジュンヒの言葉を伝え、今もだましていることが申し訳ないし恥ずかしいとユンソクは胸の内を語った。
ヨンシルが過去を思い出します。
彼女はユンソク母が入院していた病院で看護師をしていたようです。
前科者として辛い思いをしているユンソクの誠実な人柄や親孝行な姿に惹かれたみたい。
前にも言ってたけれど、ユンソクは職場で盗難事件があったときに真っ先に疑われ、そのせいで母の死に目に立ち会えなかったんですね。
あの悔やんでも悔やみきれない悲しい出来事を思い出し、号泣するヨンシルです。
朝食準備を手伝いたくても、つわりがきつくてユジュは手伝えない。
代わりにジュニョンがやろうとするが、ジュニョンもつわりが伝染し、使い物にならず。
告白の返事がもらえず、やきもきし続けているチョルス。
ラヨンはチョルスの気持ちをもてあそび、散々焦らしたが、ついに自分も好きだと伝えた。
付き合うことになりラブラブの2人です。
ジュンヒの楽屋にお弁当を持って来たソンジュン。
一緒に食べようとミヨンのことも誘う。
ソンジュンはミヨンのことをどこかで見たことがあると言い、やがて柔道の国体で銅メダルを取った子だと気付く。
ソンジュンも元柔道選手で同じ大会に出ていたのだ。
柔道の話で大いに盛り上がるミヨンとソンジュン。
そんな2人を見て、ジュンヒは面白くない。
帰りの車の中で、撮影で緊張してる脇で不用意に笑ったとか、誰にでも笑いかけるマネージャーだと噂になるなどとすごい剣幕でミヨンを怒鳴り散らした。
突然ジュンヒに切れられて、訳が分からないミヨンは、帰宅後、キッチンでジュンヒに会うが無視。
ジュンヒは自分が言い過ぎたことに気付き、反省して、ミヨンを屋上へ呼び出した。
撮影のせいでナーバスになっていて、つい言い過ぎたと謝るジュンヒ。
素直に謝ってきたジュンヒに面食らいながらも、受け入れたミヨン。
ジュンヒはミヨンの柔道選手時代のことを聞く。
負傷して選手生命を断たれた後のミヨンの苦労話などを聞き、それでも明るく前向きなミヨンをしみじみ感心したように見つめるジュンヒです。
大学時代に合宿で使った民宿を調べ、朝早く出かけていったヘヨン。
思った通り、ジョンファンがそこで釣りをしていた。
釣果もなく手ぶらで引き上げてきたジョンファンは、そこにヘヨンが立っていることに気付く。
が、まだ傷が癒えてないジョンファンは「帰ってくれ。二度と探すな」と冷たくヘヨンを突き放した。
歩き出したジョンファンの後ろ姿に向かってヘヨンが叫ぶ。
私も先輩のいない未来を想像できないの。
先輩が結婚しない未来を想像できないように。
足を止め、振り返ったジョンファンに「結婚しましょう。ただし1年だけ」とヘヨンは笑った。
「は?」というような怪訝そうな顔のジョンファン。
第23話~第24話の感想
ジョンファンと別れ、毎日泣いてばかりのヘヨンが本当にかわいそうでした。
プライドが高く、去る者は追わずタイプのクールなヘヨンが、プライドも何もかなぐり捨てて、夜な夜な号泣する姿は見ていて、こっちまで泣けてくるほどでした。
何をしていてもジョンファンとの思い出と重なって、ついつい涙がぽろぽろ……。
ユリさん自身のお肌がだいぶ荒れちゃったんじゃ?と心配になるほどの見事な泣きっぷりでした(笑)
気位が高くて謝ることを知らない高慢ちきのジョンファン母が、息子を探してもらうためヘヨン母にもヘヨンにも頭を下げたのにはビックリだったな。
とりあえず無事ジョンファンを見つけてくれたことに感謝はするだろうけれど、結婚となったらそれはそれでやっぱり許してはくれないのかもね。
てか、ヘヨンの「ただし1年だけ」ってのは何なんでしょう?
ヘヨンもあんなに泣き暮らしてるくせに、往生際が悪い(笑)
個人的に一番注目してるのはジュンヒとミヨンなので、こちらが楽しそうに心の距離を縮めているのを見ると、めちゃめちゃ嬉しいです。
ジュンヒが父への憎しみや恨み辛みを乗り越えるためにもミヨンはそのパイプ役として必要だし、ジュンヒ自身の心の支え、癒やしとしても大事な存在なんだよね。
俳優としてのジュンヒにもミヨンの存在は必須だし。
あの温かくほんわかとした笑顔と元気の良さがほんとかわいいミヨンです。
ちなみに、韓国では8月27日に最終回を迎えたんですって。
その前の週が36.5%という自己最高視聴率を更新したものの、最終話では33.7%に終わったそうです。
残念ながら、40%超えはならなかったけれど、間違いなく2017年を代表するドラマになりましたよね。
50話がラストだから、まだ半分も見てないってことか(笑)
ふふふ。
今後の展開が楽しみ過ぎです!
ではでは。
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