適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~|第45話~第46話 あらすじ&感想

適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~

【主な登場人物】

ピョン・ハンス:「アッパ食堂」経営/キム・ヨンチョル

ナ・ヨンシル:ハンスの妻、ピョン家一男三女の母/キム・ヘス

チャ・ジョンファン:テレビ局PD/リュ・スヨン

ピョン・ヘヨン:ピョン家長女、弁護士/イ・ユリ

アン・ジュンヒ:アイドル出身の俳優/イ・ジュン

ピョン・ミヨン:ピョン家次女/チョン・ソミン

ピョン・ジュニョン:ピョン家長男/ミン・ジヌン

ピョン・ラヨン:ピョン家三女/リュ・ファヨン

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「お父さんが変」見始めました。
あらすじを丁寧に追うのはやめて、ざっくりのあらすじを紹介して行こうかなと思ってます。
備忘録的に(笑)
よろしければ、ご参考になさってくださいませ。
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第45話~第46話

刑事に名刺を渡すヘヨン。
が、父は弁護士は必要ないとヘヨンの申出を断る。
悪いことをしたんだから、ありのままを話して罪に合う罰を受ける。
その方が楽だ、と。

父さんは人を殺した前科者で、それを隠すため35年間他人の名で生活を?とジュニョンが聞いた。
それは濡れ衣で、父さんは人を殺してないと母が言う。
ミヨンは、父さんがアンさんの父親の友達で、その人の名をかたってたのか、それがバレないように父親のフリをしてたのか、アンさんも知ってるのかと絶望的な気持ちで聞いた。
全部知ってると母は答えた。
ラヨンが「ウソだと言ってよ、ありえない、父さんがそんなこと」と取り乱して大きな声を上げる。
母は父が自首しに行ったことも伝えた。
そんなやりとりの中、ヘヨンとユンソクが一緒に戻ってきた。
自首したら、即拘束されるものだと思っていたヨンシルは、夫が戻ってきて驚く。
子どもたちは今聞いたばかりの事実を到底受け入れることができず、思わず父から目を背けてしまう。

ジョンファンは電話に出ないヘヨンを心配する。
ようやくヘヨンが実家にいることを伝え、今日はこっちに泊まると連絡してきた。
何があったのかは明日帰ってから話すと言うヘヨン。

朝食。
ミヨンは朝早く家を出た。
ヘヨンがラヨンの手を引いて食卓に座らせる。
ジュニョンも父の顔をまともに見ることができない。
座ったものの、結局食事をする気になれず、ジュニョンとラヨンはすぐに席を立った。

受け入れるには時間が必要だと両親を励ますヘヨン。
そして、自首だし逃走の恐れがないから非拘束捜査になると、これから裁判までの流れについてヘヨンが説明。
裁判にはどうしても弁護士が必要だから、私が弁護すると申し出た。
父の希望通り、ただ隣に座ってるだけだから安心してと言うヘヨン。
ヘヨンはしばらくこの家で過ごすことにする。
母が胸に違和感を感じているようです。えー、何?お母さん病気になっちゃったの???(TωT)

ミヨンがジュンヒを迎えに来た。
父のことを聞いた今、ミヨンはジュンヒの顔をまともに見ることができない。
ジュンヒがいつもの後部座席ではなく、助手席に乗り込んでも喜べずにいた。
「怒ってるのか?」と聞くジュンヒ。
「いいえ」とミヨン。
「なら、なんで俺を見ない?」
「運転中なので」
ミヨンは涙を必死で堪えていた。

撮影をしているジュンヒを見つめるミヨン。
ジュンヒが過去に言った言葉の数々を思い出し、そのときには理解できなかった意味がすべて理解できた。
涙が溢れて止まらない。

HPを見た会長がチョルスを激しく叱責する。
が、チョルスはラヨンさんと結婚したいと堂々の宣言をした。

会長がラヨンを呼びつけた。
ラヨンは改めてまだ結婚する気はないし、チョルスと両親が会ったのも偶然だったことを伝える。
会長は猶予を与えたら、身の程をわきまえて諦めると思ったのにと言う。
学歴も職業も取るに足らない。
家柄も良くない。
両親はどんな仕事を?
いつもなら両親を侮辱されて黙っているラヨンではないが、今のラヨンにはとても言い返す言葉が見つけられなかった。
「息子と別れてくれ、バイトも辞めてほしい」と言う会長の言葉を受け入れるラヨン。

ラヨンはチョルスに別れましょうと伝えた。
結婚したくないのにチョルスがしたがっていること、会長のミッションがすごく嫌だったことを理由に挙げた。
今後は同じような学力や職業の人、あるいは同じような家柄の人とつきあってと言うラヨン。
チョルスは当然の申し出に納得できず、何度も本気なのか?と確認した。
頑ななラヨンの様子を見て、チョルスも最後にはそれを受け入れた。
涙を隠してチョルスの前を通り過ぎるラヨン。

父の事件の目撃者イム・ジョンファという名前に聞き覚えがあったヘヨン。
柔道着を着た父たち3人が写るあの写真にいたもう1人の人物だった。

ジョンファンが帰宅すると、すでにヘヨンがいた。
喜ぶジョンファン。
ヘヨンは何があったのか説明すると言い、父のことを語り始めた。
衝撃を受けるジョンファン。
ヘヨンは先輩が望むならインターン制を終了すると言う。
義両親も大きな衝撃を受けるだろうし、よく考えてから答えを出して、と。
そして、しばらくは実家で過ごすことを伝えた。

スーツケースを持って実家へやってきたヘヨン。
早速当時の事件の目撃者について母に尋ねた。
一緒に柔道をしていた人で、最初は証言すると言ってたのに急に何も見てないと言い出したことを教えてくれる母。
ユンソク母が毎日訪ねては懇願したが、ある日引越してそれきりだったらしい。

撮影の帰りの車。
ジュンヒは様子のおかしいミヨンをちらちら見ている。
ミヨンは何も話さない。
マンションに着くと、ジュンヒは「今日が最後だろ?」と声をかけた。
「ありがとうございました」とミヨン。
ジュンヒは「おまえもご苦労様。明日会社に行くから会社で会おう」と言うが、ミヨンは返事をしない。
1日中話しもせず笑いもしないミヨンに何があったのだろうかと心配するジュンヒ。

屋台で1人酒を飲み、酔っ払って帰宅したラヨン。
ジュニョンには「なぜ何も言わないの?」と絡み、ヘヨンには「いい子ぶって」と悪態をつく。
長い間騙されてたと思うと、父さんと母さんが怖い。
恋人とも別れたし会社も辞める。
うつむき謝ることしかできない父に「もう親とは思わない」とまで言うラヨン。
見かねてジュニョンがラヨンの手を引き、屋根部屋へ連れて行った。

怒って泣いて、ヘヨンにも食ってかかるラヨン。
ヘヨンが、父さんは罪を償うために自首して、私の弁護も拒んだのだとなだめたが、ラヨンは「私たちを騙した罪は?」と言う。
私がどんなに父さんを愛してたか。
どんなに信じてたか。
ラヨンは号泣した。

ラヨンを寝かせた後、ジュニョンとヘヨンが話をする。
ヘヨンは自分もラヨンよりひどく父さんとやり合ったことを明かし、兄さんも腹が立つなら父さんに怒った方がいいと助言した。
ジュニョンは父と母がどうしてそんな恐ろしいことをしたのかとヘヨンに聞く。
濡れ衣を着たからと言ってみんなが身分を詐称したりしない。
すると、ヘヨンはアメリカで爆発事故が起きたとき、母さんは妊娠していて、子どもにまで累が及ぶのが怖かったから決めたそうだと伝えた。
そのときの子が俺か?とジュニョン。
ええ、だから、兄さんに少しだけでも理解してほしいのとヘヨンは言った。

ジュニョンが眠れずキッチンへ行くと、父がいた。
「父さん、どうして僕を産んだんだ?」とジュニョンが切り出した。
僕を産まなければ、こんな生き方をしなくて良かったのに。
ジュニョンはすべての原因が自分にある気がして苦悩していた。
父はそんなジュニョンに語りかけた。
当時俺はおまえのおかげで生きた。
おまえが生まれたおかげで希望を持って生きる理由もできた。
おまえを守ることは俺を守ることだった。
おまえが罪悪感を持つ必要はない。
俺はおまえに救われたんだ。
父の言葉にジュニョンは泣いた。

朝になり、すべてを吹っ切った様子のジュニョンがいつもように明るく、朝食を作る父を手伝い始めた。
ヘヨンがそんな兄の様子を見て、小さく微笑む。
ミヨンは朝ごはんも食べずに出かけていった。

ジュニョンがラヨンを起こしに来た。
食卓に連れてくると、母が「酔い覚ましのスープだけでも飲みなさい。父さんがおまえのために作ったのよ」と声をかけた。
ラヨンがスープを飲み始めた。

ジョンファン母は夫の長所を7つ見つけるという宿題に向き合っていた。
ハンサムだ、髪の毛が多い、話が上手だ……と3つは書いたが、後が続かない。
ジョンファン母は夫の部屋へ行き、一緒に宿題をしようと提案するが即却下される。
夫は「おまえの長所を7つ書いてこい。俺のも渡す」と言い、趣味を共有するという宿題にもまるでやる気がない。

ジョンファン母がジョンファンにそれを告げ口すると、ジョンファンはすぐさま父へ電話。
「1億の行方を知りたがると思うけど」と父の弱みにつけこみ、母と一緒に出かけるよう仕向けた。

ジョンファン母と一緒にネイルサロンへ行く夫。
ジョンファン母はあなたの趣味も共有しましょうと言い、夫がこれから初参加する詩の同好会の集まりについていくことになる。
詩を深く分析する高尚な人たちが集まる夫のお気に入りサイト。
夫はどれだけレベルの高い人間の集まりなのかを熱く語りながらやってきた。
が、そこにいたのは中学生や高校生ばかり。
実は受験に出る詩を分析するサイトだったのだ。
当然おじさんはただ1人。
ばつが悪くすぐに退席した。
爆笑するボンニョさんです(笑)

夫の部屋を掃除していると、机の上に見慣れない封筒が。
中身を見たジョンファン母は、夫が1億の詐欺に遭ったことを知ってしまう。

ミヨンが本部長に辞表を出した。
今日付で辞めると言う。
「何かあったのか?」と本部長が聞いても、ミヨンは「受理してください」と言うばかり。
「お世話になりました」と頭を下げ、荷物をまとめた。

ジュンヒに本部長からミヨンが辞表を出したことを知らせる電話が。
ジュンヒは「絶対に受理しないでくれ」と頼む。

急いで出かけようとしていたジュンヒ。
そこへヨンシルが訪ねてきた。
ヨンシルは長い間ジュンヒを欺いてきたこと、先日ここでジュンヒを傷つけたことを改めて謝った。
そして、夫が自首したことを伝えた。
驚くジュンヒ。
子どもたちにも話したと知り、「なぜそんなことを。このまま暮らせと言ったのに」とジュンヒが嘆く。
ヨンシルは、あまりにも恥ずかしくて耐えられなかったのだと答えた。
人として間違ってた。
本当にごめんなさい。

ジュンヒがミヨンに電話するが、留守電になったまま。
アッパ食堂へ向かう。
そこには閉店の貼り紙があった。

ミヨンはバス停のベンチにただただ呆然と座り込んでいた。
何台ものバスが行き交ったが、それにも気付かない。

夜になりようやく職場の荷物を抱えてミヨンが帰ってきた。
下を向いてとぼとぼ歩くミヨンは、目の前まで来てやっとジュンヒに気が付いた。
少し話そうとジュンヒが言う。

ジュンヒは、すべてを知ったから辞表を出したのか?と聞いた。
「すみません、本当に申し訳ありません」と答えるミヨン。
ミヨンはジュンヒを好きになったり、好きだと告白までしたことに居たたまれない思いを感じていた。
ジュンヒはそんなミヨンに語る。
この事実だけはおまえが知らないことを祈った。
本当に知ってほしくなかった。
おじさんを憎む気持ちよりもおまえのことが心配だった。
おじさんを完全に許したわけじゃない。
だけど、耐えられたのはおまえのおかげだ。
父親は失ったけど、おまえを得ただろ。
俺が先に好きになったんだ。
俺も妹を好きだなんて正気を失ったのかと思って死にたかった。
毎日苦しくて混乱して、精神科にも通った。
大声で叫びたかった。
俺も好きだ。
おじさんへの恨みを忘れてからおまえのところへ行きたくてためらっていた。
おまえがピョン・ミヨンでもイ・ミヨンでも俺には関係ない。
おまえはただのミヨンだ。
愛してる、ミヨン。
ミヨンは泣きながらジュンヒの言葉を聞いた。
私も号泣です(TωT)
__________

ミヨンを送ってきたジュンヒ。
「それじゃ、電話するよ」とジュンヒが言うが、ミヨンは黙って頭を下げるだけ。
「ミヨン、おやすみ。また明日」
ジュンヒの言葉に振り向かずにミヨンは歩く。
建物の中に入ると、堰を切ったように泣き出した。

朝、家の中で父と顔を合わせたミヨン。
父が呼びかけたが、ミヨンは父と目を合わせることすらできずに立ち去った。

本部長からミヨンが辞表を出したと連絡を受けたユジュ。
驚いてミヨンの部屋へ行く。
本部長がアンさんに頼まれて受理していないことを伝えた。
2人の会話を聞きつけたヘヨンが、もうマネージャーじゃないから辞めなくてもいいのでは?と助言。
ユジュも部署を替えてもらったら?と言うが、ミヨンはもう会社に行く気はないときっぱり宣言した。
アンさんと同じ会社に通えるはずないでしょ。
そこまで恥知らずじゃないわ。
……と、ミヨンが声を荒らげる。
父さんはこんな大それたことをよくしたもんだわ。
私はアンさんが心配だわ。
私たちの親でしょ?とヘヨンが口を挟む。
非難ばかりしてたら他人と同じ。
理解してあげられない?
が、ミヨンは幾ら理解しようと努力してもできないと苦しい胸の内を吐き出した。
私はもうアンさんにも父さんにも会えない。
父さんを見たら、アンさんのことが思い浮かんで、この事実を知ったとき、どんなに苦しんだことかと思うとあまりに申し訳なくて、アンさんの顔を見られない。
だから、アンさんにも父さんにも会わない。

部屋の外でミヨンの言葉を聞いていた両親。
部屋を出てきたミヨンに母が声をかけたが、ミヨンは無視して出かけていった。

ジュンヒが家の前でミヨンを待っていた。
家から出てきたミヨン、そして忘れ物を持って追いかけて来たユンソクを見る。
「なんでアンさんを騙してきたの?謝って済む問題じゃないでしょ」
父に食ってかかるミヨン。
父は反論することもなく、寂しげに肩を落とし、家に戻っていった。
ジュンヒにとっても望まない光景だった。

ヘヨンが父に当時の事件について質問する。
なぜ父は通報者から容疑者になったのか。
当時の事件記録を見たら、おかしな点が多いとヘヨンが言うが、父は無駄なことをするなとヘヨンをたしなめた。
誤りが見つかれば再審を請求できると言っても、父は嫌だと答えた。
もちろん無念だ。
でも、ハンスの名を借りた罪を事前に償ったんだと思い聞かせて生きてきた。
だから、何もするな、と。

ヘヨンはジュニョンに再審請求するつもりだと伝える。
ただ、それはとても稀なことで、当時を覆すような証拠や証人が必要なのだと説明した。

ヘヨンは当時の事件を担当したチョン・へイルという刑事を訪ねてみた。
当時新人刑事だった彼は、この事件のおかしな点をよく覚えていた。
通報者だった高校生が容疑者となり逮捕され、彼が錦城高校の制服を着た3人が犯人だ、顔を見れば分かると主張したのに、先輩刑事はそれを黙殺。
しかも、ユンソクに見せるため学校へ集合写真を借りに行ったチョン元刑事は、先輩刑事にひどく怒られ、そのまま事件から外されたのだと言う。
程なくユンソクの供述通り、錦城高校の制服を着た生徒3人が1人の生徒を暴行してるのを見たという目撃者が現れたが、急に何も見てないと言い出し、結局法廷にも現れなかったのだとチョン元刑事は教えてくれた。
その後、犯人は別にいるという噂が錦城高校に広まったのに、誰も捜査しなかったことまで教えてくれた。

ジョンファンがジュニョンを呼び出した。
彼は父や家族のことを心配し、気丈に頑張っているヘヨンのため、あることをしようと企んでいて、そのための協力を義兄に求めたかったのだ。

ラヨンがキッチンで煮干しの処理をする父にコチュジャンをねだる。
「ごめんなさい」
しおらしく一言だけ謝り、その後は何食わぬ顔でマヨネーズだ、水だと父に持って来させた。
一緒にビビンバを作ろうと笑うラヨンは、いつもの末っ子ラヨンの顔に戻っていた。

ミナ祖母が閉店の貼り紙を見て驚き、家にやってきた。
このときヨンシルはまた胸に違和感を感じていたみたいです。ああ、嫌な予感しかしない……(TωT)

ヨンシルがすべてを母に告白した。
母は「私にだけでも早く話せば良かったのに。なぜこんなにとんでもない秘密を1人で抱え込んできたの?」と娘の手を握った。
号泣するヨンシル。
「苦労したわね」と母は娘を抱きしめた。

母はヨンシクにこの事実を伝えた。
ヨンシクは義兄への怒りをあらわにしたが、母がなだめる。
ヨンシル夫妻がものすごくかわいそうだ、と。

ミナが母のお腹の子たちに胎名をつけてやろうと言う。
母がミナに最近は何が好きかと聞くと、ミナは「微分積分」だと即答した。
微分と積分と名付けることになる。

チョルスからはあれきり連絡がない。
父を受け入れたラヨンは再びいつもの強気なラヨンに戻り、会長に言われた言葉に黙っていられなくなる。
ラヨンは戦闘モードで会長を訪ね、辞表を提出した。
「よく決心してくれた」と喜ぶ会長。
ラヨンは会長を「おじさん」と呼び、両親を悪く言ったことを謝ってくださいと迫る。
正式な謝罪文を書いたら連絡してくださいと言い、会長室を出ていった。
カネではなく謝罪文を要求したラヨンに面食らう会長。

帰り際、ラヨンはチョルスと鉢合わせ。
が、チョルスはラヨンを無視して通り過ぎて行った。

バス停でバスを待っていると、バイト先の上司から辞表を出したのなら、荷物を持ち帰るようにとメール。
ラヨンは再び会社に戻る羽目になる。
しかも、またチョルスに会ってしまった。
今度も無視したチョルスにたまらず「挨拶は?」と声をかけるラヨン。
チョルスは「そんな仲じゃない。別れたら他人以下だ」と答え、ラヨンは堪えきれずに大声で泣き出した。
メイクが流れ、ひどい顔。
そんな顔を他人に見られないよう、チョルスが上着を頭からかけてくれた。
元カレにひどい仕返しをされて大泣きするラヨンにチョルスが同じことをしてくれたことがありました。それがチョルスを好きになるきっかけだったような。懐かしい(笑)

チョン元刑事が、当時錦城高校の写真を貸してくれた人を紹介してくれた。
ヘヨンは早速その人物を訪ね、当時のことを聞いた。
彼によると、当時あの事件で亡くなった生徒はいじめに遭っていて、いじめていた生徒が3人いたのだと言う。
ある日3人が3人とも転校したので、彼らが殺したんじゃないかと噂が立ったとのこと。
しかも、3人のうちの1人は金持ちでアメリカに留学をしたと言う。
ヘヨンは名前を聞く。

ヘヨンが帰宅すると、実家にジョンファンがいた。
ジュニョンが連れてきたのだ。
ジョンファンの企みはこれでした。
おまえだって辛いだろ。
家族の前ではともかく、俺の前では強がる必要はない。
おまえの支えになりたくてここへ来た。
ジョンファンはそう言い、ヘヨンを優しく抱きしめた。
ヘヨンが「ありがとう。愛してる」と言い、ジョンファンも「俺も愛してる」と答えた。

ミヨンは古びた小さな安アパートを借りることにした。

家に帰ると、ジュンヒが待っていた。
一緒に食事をする。
この店はかつてお肉が食べたいと言ったミヨンをジュンヒが連れてきた店だった。
おいしいものの前でも笑顔を見せてくれないミヨン。
ジュンヒはいつかミヨンが自分にしてくれたように、オヤジギャグを連発して笑わせようとする。
ミヨンが少しだけ笑う。

食事を終え、公園のベンチに座る2人。
ミヨンが「アンさん」と話しかけると、ジュンヒは話をそらす。
再び「アンさん」と声をかけると、今度はセミの話を始めた。
地上に出て7日しか生きられなくても、毎日が一生分ぐらい光り輝く7日間ならそれも悪くない。
ジュンヒの言葉を受け、ミヨンが「私にはセミの7日間みたいでした、昨日が」と答えた。
アンさんが告白してくれたでしょう?
心臓が破裂しそうでした。
私なんかを大事にしてくれるなんて。
アンさんに会うのが辛いです。
私は罪悪感を克服できるほど賢くないし、罪悪感を抱きながら会えるほど厚かましくもない。
アンさんを見たらますます父が憎くなる。
アンさんの前ではいつも笑っていたいし、笑わせてあげたい。
だけど、自信がない。
気持ちに応えられなくてごめんなさい。
ミヨンが泣きながら胸の内をジュンヒに伝えた。

ジュンヒはミヨンの気持ちを十分理解した上で、「だけど、分かってくれないか?」と切り出した。
俺は本当に平気だ。
おじさんの見せてくれた真心が本物だったことも知ってるし、子どもたちを思っての選択だったことも分かってる。
自首までしたんだろ。
だから、もうほとんど許してる。

ジュンヒの言葉を聞いても、ミヨンの決意が揺らぐことはなかった。
「ありがとうございました」と微笑み、頭を下げて立ち去ろうとした。

ジュンヒがミヨンを追いかけ、後ろから抱きしめた。
手放すんじゃない。
少し離れるだけだ。
俺たちには時間が必要だと知ってるから。
待ってるよ、おまえが平気になるまで。
明日戻ってくると言っても、全く構わない。

ミヨンが泣きながらジュンヒの手を外し、歩き出した。
もう号泣シーンです。ジュンヒを愛しているからこその選択だと分かるけど……辛すぎる。

朝食を作るユンソクを手伝うジョンファン。
ジョンファンは義父を理解し、元気を出してと励ました。

ジョンファン父が詐欺事件の書類を探している。
そこへジョンファン母が「これを探してたのでは?」と声をかけた。
一番バレたくない妻にバレ、ジョンファン父は取り乱している。
「どんな内容か理解できたのか?」と聞くと、「分かるに決まってる」と妻は答えた。
そして、取り戻すのは難しいだろうから、融資はあなたの退職金で返してと提案した。
「偉そうなことばかり言って、詐欺に遭うなんていいザマだわ」と妻。
「すまない」と消え入りそうな声で謝る夫。
そんな夫に妻は「詐欺に遭った人に罪はない。だから気落ちしないで」と言う。
これでもかというほど罵られるとばかり思っていたのに、思いがけず優しくされ、ジョンファン父は妻の態度に驚く。
実はこれジョンファンの差し金です。ジョンファン母は夫が1億もの大金を騙し取られたと知ったとき、それはそれはすごい剣幕で激怒してたのですが、カネがないから父はもう出て行けないし、立場的にも母が上になったと説明。優しくしてやれとアドバイスしていたのです。

ジョンファン父はよほど嬉しかったのか、「本当にすまない」と再度しおらしく謝ってきた。
そして、「ありがとう、そこまでおまえが俺を思ってくれていたとは」と感謝の言葉を伝えた。
さらにはスープが絶品だ、おまえの腕は神が与えたものだ、素晴らしいと褒めちぎってくれた。

警察で調べを受けるユンソク。
そこにいつぞやユンソクの写真を勝手にネットに上げたあの芸能記者が居合わせ、ジュンヒの父だと気付いてしまった。
こっそり写真を撮る。

ヘヨンとジョンファンは目撃者を見つけようと、イム・ジョンファが住んでいるはずの住所へやってきた。
が、そこにイム・ジョンファンの姿はなく、今の住人は1か月前に越して来たと語った。
連絡先も分からないと言うので、ミヨンは名刺を渡し、もし何か分かったら連絡してほしいと頼んできた。

本部長からミヨンに電話。
チーム長からも。
が、ミヨンは会社からの電話に出るつもりがない。
ユジュからの電話が鳴り、ミヨンはようやく電話に出た。
ミヨンが「何て?」と叫ぶ。

ジュンヒも同じ知らせを受けたようで、パソコンを開けていた。
「実父の名をかたり、35年間生きてきた前科者」
そんなタイトルが目に飛び込んできた。

ジュンヒのマンション前にはたくさんの記者が集まっている。

ミヨンが大急ぎで家に帰ってきた。
アッパ食堂の前にはジュンヒのファンたちが。
何も知らずに歩いていたユンソクを見つけ、彼らは一斉に生卵や粉を投げつけた。
よけることも逃げることもせず、それらを体中に浴びるユンソク。
ミヨンが「父さん」と叫んだ。
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「お父さんが変」のあらすじ&感想 一覧はコチラからチェック!
第43話~第44話
第47話~第48話
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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