2度目の二十歳|第12話 あらすじ&感想

nmhc12度目の二十歳

全16話

脚本:ソ・ヒョンギョン

演出:キム・ヒョンシク

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主な登場人物:ハ・ノラ(主婦・ウチョン大学1年生)・・・チェ・ジウ

チャ・ヒョンソク(演出家・ウチョン大学演劇学科教授)・・・イ・サンユン

キム・ウチョル(ノラの夫・ウチョン大学心理学科教授)・・・チェ・ウォニョン

キム・ミンス(ノラ夫妻の息子・ウチョン大学1年生)・・・キム・ミンジェ

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第12話

心臓が高鳴るノラ。
ヒョンソクの腕が伸びてノラを抱くような格好になる。
ノラは慌てて起き上がり、思わずサウナを飛び出した。
ヒョンソクが目を覚ますと、2人ともいない。
スンヒョンは別の場所で寝ていた。

いなくなったノラを心配してヒョンソクが電話をかけると、
ノラはすでに帰宅していた。
夫が気になって早く帰ったのだと推測するヒョンソク。
ノラはヒョンソクとの会話にドキドキ。

鉄柵の修理が終わる。
スンヒョンがヒョンソクに「ノラさんのこと好きでしょ?」とからかう。
ヒョンソクは「友達だ」と言い張った。

スンヒョンはトイレから戻ったときに、ノラを抱くヒョンソクを見てました。
気を利かせて別の場所で寝たんですね(笑)

ノラはスンナムに退部を申し出る。
バイトとの両立が大変だったのだ。
残念がるスンナム。

ヒョンソクを見つけ、急に動きが不自然になるノラ。
ドギマギして、しまいには隠れてしまう。
そんな自分に驚き、どうしちゃったのかしら?と当惑する。

ウチョルの諮問辞退の申し出を発展委員会が受け入れたことをヒョンソクに話すイジン。
自分に気がある男性の目つきではないことに気づき、ヒョンソクの今までの行動を分析してみる。
そして、例の「I♡W」のペンを見られたときから、自分とウチョルの関係を気づかれていたのでは?と考える。

イジンはすぐヒョンソクに確認。
ヒョンソクはやはりイジンとウチョルの関係に気づいていた。
そこでイジンは、キム教授と私は不倫の関係なんかじゃないと訴える。
家庭はとうに壊れていて、事実上の離婚状態だったのだ。
離婚合意の公正証書も作成済み。
ノラが進学したのは夫への未練のため……。
それを聞いてヒョンソクは愕然とする。

事務所でサンエとノラがお昼を食べることになり、トッポッキの話になる。
その流れでおばあちゃんの味と同じトッポッキのお店は、ドンチョルがやっているのだとサンエが教えてくれる。
驚くノラ。
教わった住所に行ってみると、「オキナグサ1号店」と書かれた看板が出ていた。
それはおばあちゃんのお店にあったものだった。

ノラはドンチョルから事の顛末を聞く。
ドンチョルとヒョンソクはおばあちゃんの死後、トッポッキ店の片づけに来ていた。
そこでタレの入った壷を見つけ、この味、この店を失いたくないとヒョンソクが店の権利を買った。
役者の仕事がうまくいかなかったドンチョルがヒョンソクが守ってきた店を受け継いで現在に至っている。

そこまでおばあちゃんを大切に思ってくれていたことを知り、感謝の気持ちでいっぱいになる。
泣きながらトッポッキを食べるノラ。

ヒョンソクはドンチョルに、「今日の売上は俺が持つから、店を閉めて、ノラを泣かせてやれ」と頼む。

ノラ夫婦がすでに破綻していたことを知り、それでも1人で踏ん張っていたノラに意地悪なことばかりしたことを反省するヒョンソク。
ただ兄のように優しくすれば良かったとサンエにこぼす。

ドンチョルの店から事務所に戻ってきたノラ。
事情を知っているヒョンソクはお礼を言おうとするノラの言葉を、仕事の話でわざと遮り、野外で会議をしようと提案する。

キャンプ場で料理を振る舞うヒョンソク。
おいしいごちそうに大喜びのノラを見て、ヒョンソクも嬉しそう。
片づけを賭けた花札は、ノラの大勝利。
ノラは終始ご機嫌だった。

もちろんノラを元気づけるためにヒョンソクが演出した企画です。
花札もノラが勝つようにいい札をそっとノラに配ってました(笑)

負けたヒョンソクが後片づけまで担当するが、ノラが手伝いに来る。
おばあちゃんのお店のことで改めてお礼を言う。
どう恩返しすればいいか分からないと言うノラに、ヒョンソクは「兄貴と思っていいぞ」と答える。
ノラが「オッパ」と呼び「満足?」と聞くと、ヒョンソクは「悪くない」と笑った。

ヘミとのデート中、ミンスがコンビニで働いている母を見つける。
父に「学費は父さんが出してくれ。結婚で学業を諦めたんだぞ」と訴えるミンス。
ウチョルはヒョンソクの事務所でバイトしているだけだと思っていたので、コンビニと聞き驚く。

コンビニにウチョルがやってきて、店長がノラを「奥さん」と呼んだことに文句を言う。
店長と口論になり、陳列棚を倒したりの大騒ぎとなる。
「なぜ邪魔をするの」とノラがウチョルに反発。
「カネなら僕が出す」とウチョル。
ノラがもう教授夫人でもないし、あなたの妻でもないと訴えるが、ウチョルは法的にはまだ夫婦だから、僕が君の責任者だと主張する。
子どもじゃないから責任取ってくれなくて結構だとノラが言うと、ウチョルはヒョンソクの名前を出してくる。
「ヤツを頼って離婚するなら計算違いだ」と。
ノラはほとほとあきれたように「ここまで話が通じないとは」と言い、夫を置いて帰って行く。

帰り道。
待ち合わせ場所で待っている彼女の目を、背後から彼氏が手で覆い「だ~れだ?」とやっている恋人同士の光景を目にしたノラ。
ふと誰かに後ろから目を覆われた記憶が甦る。
あれはウチョルの浮気現場を目撃したときだ。
あのときは気が動転していて気づかなかったけれど、ノラを心配して追いかけて来てくれた人がいた。
ヒョンソクだと思い出したノラ。

ノラはそのままヒョンソクの事務所を訪ねて、あの日ウチョルが人と一緒にいるのを見たかと確認する。
「ああ、見たよ」と答えたヒョンソク。
ノラはヒョンソクが急に友達に戻ってくれたのは、自分をかわいそうに思ってのことだったのだと知りショックを受けた。
事務所を飛び出したノラを追いかけるヒョンソク。
ノラは隠れる。

ヒョンソクが今までしてくれたことの意味を知り、情けなさと恥ずかしさでいっぱいになる。

翌日ノラはサンエにバイトを辞めると告げる。
ヒョンソクの電話にも出ない。
ノラを探し回っていたヒョンソクに見つかり、「友達だから黙ってたんだ」と言われるが、一度閉じてしまったノラの心は開かなかった。
そこへイジンからノラに電話。

イジンはノラに短期のバイトを紹介してくれた。
「なぜ私に?」とノラが聞くと、イジンは逆に「なぜバイトをしてるの?自立のため?」と聞いてきた。
すると、ノラの口から驚きの言葉が飛び出す。
「ウチョルさんをあげるわ」
ノラはイジンがウチョルの浮気相手だと知っていたのだ。
驚くイジン。

実は従兄からの電話がかかってきたときに、そこに表記された電話番号がウチョルの番号だとノラは気づいていたようです。
イジンが持っているバッグが、あの日ウチョルが持ってあげていたバッグと同じものであることにも気づいていました。

ミンス&ヘミがウチョルに見つからないように、慌ててヘミを連れ出したときも、イジンがその場にいたことなども含め、ノラは浮気相手をイジンだと確定していたみたいです。
素晴らしい!

イジンはごまかしたが、ノラは構わず続ける。
離婚の手続きに入りたいのに、7月末の人事委員会に家族関係証明書を提出しなくてはならないからしぶしぶ延期しているのだと。

そこで人事委員会の件がウチョルの嘘だと知るノラです。
イジンはイジンでノラにウチョルへの未練が全く感じられないことに驚いてました。

ノラはウチョルにイジンと会ってきたことを伝える。
「誰に会っただと?」と聞き返すウチョルに、「あなたの恋人」と答えるノラ。
呆然とした表情でノラの顔を見つめるウチョルにノラは、人事委員会の件は嘘だと分かったから、離婚の手続きをしましょうと訴えた。
この期に及んでも「先延ばししたのは君に時間を与えるためだ」とへりくつをこねるウチョルに、ノラが「お願いだからいいかげんにして」と大声を出す。
そして、ウチョルを何でも自分中心に考えて正当化する自己愛性パーソナリティ障害だと指摘した。

浮気相手がイジンだと知ったのは、ヒョンソクがばらしたからに違いないと考えたウチョルはヒョンソクの事務所に乗り込んでいく。
が、むしろヒョンソクは「ノラが離婚を決心したんですか?」と真剣な眼差しで聞いてきた。

どうやらヒョンソクの仕業ではないと感じたウチョル。
同時に、彼の今までの行為は自分たち夫婦を本気で和解させようとしてのことだったのだと気づく。
ということは、ヤツは本気でノラを好きだったのか。

今夜は最終オーディション。
人手が足りないので手伝ってほしいとノラに頼むヒョンソク。
顔を出したノラにサンエも喜び、オーディションは無事終了する。

帰り道、ヒョンソクはまだ機嫌の悪いノラにすごく大事な人だから助けたのだと話す。
気を遣ったのも、腹を立てたのも、昔と同じ気持ちでしたことだ。

ヒョンソクの言葉の意味が分からないノラ。

ヒョンソクはあの小箱をノラに渡す。
同情じゃない証拠。
おまえがいい女だという証拠。
おまえが俺にとってどんな存在か聞きに来い。

1人ベンチに座って小箱を開けたノラ。
カセットテープにはノラが好きだった曲が入っていた。
そして、手紙。

手紙を読んだノラは、初めてヒョンソクの思いを知った。

第12話の感想

おおお。
一気にノラとヒョンソクの距離が縮まりそうな予感ですね~。

その一方でウチョルは公正証書を破ってました。
離婚はしないってこと?
ドイツ時代の先生に論文を提出したりしているウチョル。
ジャチョン大学の教授の椅子を巡って何やら企んでいるようなので、そうなったらウチョン大学にしがみつく必要がないってことなのかしら?
つまり、イジンを必要とする理由がない?
あー。
ほんと自己中な男です。

ミンスとヘミのケンカのシーンがあったんですが、上には盛り込めなかったのでここに書いておきます。

ミンスは最近両親の離婚のことで悩んでいますが、それを1人で抱え込んでいるんですね。
ヘミにしてみれば、悩みは一緒に分かち合いたい。
そんなこんなで口論になっているとき、傍らで2人のやりとりを聞いていたヒョンソクがたまらず割って入ります。

ヘミには、「悩みができると男は洞窟にこもる。1人で考えたいんだ。放っておけば出てくるから待っててやれ」と言い、

ミンスには、「彼女は今、寂しいと言ってるんだ。男が黙ってると、女は最悪を想像する。自分の都合で彼女を放っておくな」と助言。

男と女はこう違うんだ。
だから、難しい。

むむむ。
なんて名言なんでしょう。
思わず拍手!でした(笑)

とはいえ、分かってはいてもノラに思いがうまく伝わらずもどかしいヒョンソク。
でも、小箱を渡したことで嬉しい進展がありそうな予感です。

ふふふ。
楽しみ楽しみ♪
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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