プロデューサー|第6話 あらすじ&感想

pdc1プロデューサー

KBS 全12話 2015年

脚本:パク・ジウン

演出:ピョ・ミンス、ソ・スミン
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【主な登場人物】

ラ・ジュンモ(「1泊2日」のプロデューサー)/チャ・テヒョン

タク・イェジン(「ミュージックバンク」のプロデューサー)/コン・ヒョジン

ペク・スンチャン(KBSの新人プロデューサー)/キム・スヒョン

シンディ(デビュー10年目の人気アーティスト)/IU

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第6話

「覚えてますよね?」と真剣な顔で聞くスンチャン。
ジュンモも心の中でつぶやいていた。
もちろん覚えている、あの日の事故を。
“よりによって”が3回続くと事故が起こる。
あの日イェジンは”よりによって”腹が立っていて、”よりによって”空腹だった。
すでに酔っていて帰るべきなのに、”よりによって”俺も飲みたかった。
こうして起こった事故の後遺症は大きかった。
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あの夜。
泥酔したイェジンとスンチャンを家まで連れて帰ったのはジュンモだった。

千鳥足だったのはジュンモではなく、スンチャンだったんですね~ヾ(*>∀<)ノ゙キャハハッ

ベッドでイェジンを寝かし、頭を氷のうで冷やしてやるジュンモ。
彼は夜通し悩んだ末、忘れることにした。
自分さえ忘れればなかったことになると思ったのだ。

でも、スンチャンが覚えていた。

スンチャンはジュンモに卑怯だと言う。
「幾ら編集してカットしても原本は残ってるはずです」と。

「確かに原本は残る。でも、その原本を破棄するか残しておくかは持ち主の勝手だ」とジュンモ。

スンチャンはジュンモに「先輩には片思いした経験がないようですね」と続ける。
誰かをすごく好きなのに好きだと言えず、諦められないけれど、告白したら関係が壊れそうで怖い。
その辛さが分かる人なら、気持ちを知っていて覚えてないとは言わないはず。

ジュンモはここ数日スンチャンが犬のように後を追いかけては、覚えているかを探っていたことの意味を知る。

スンチャンにPDじゃなくて検事の方が向いてると嫌みを言うジュンモ。
スンチャンは「検事ではなく証人としてイェジン先輩に真実を伝えます」と答えた。

「あいつに話すのは考え直してくれ」と真面目な表情のジュンモ。
が、次の瞬間、ジュンモはスンチャンの耳をつかみ、「なぜなら、編集が急務だから」とスンチャンを引っ張って帰った。
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編集作業をするジュンモにコーヒーを渡すスンチャン。
何やらスンチャンの反応をじっと観察している。
「甘すぎる」と顔をしかめたのを確認し、そっとにやにや(笑)

「甘いのが苦手だから、シロップを入れるなと言ったのを、シロップを多めにと聞き間違えたと言い張るスンチャンです。

うまくできた編集をスンチャンに見せるジュンモ。
だが、スンチャンは「平凡で古くさいですね」と冷たく言い放つ。

スンチャンの嘘がジュンモにはバレバレです。
イェジンを傷つけたジュンモへの反抗なんでしょうね。

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スンチャンがイェジンを近くの公園に呼び出す。
ブランコに座り、話をする2人。

スンチャンは屋台のおばさんからジュンモが泥酔していたと聞いたから、もう安心してくださいとイェジンに嘘をつく。
「余計な心配だったわ」とほっとしたように笑うイェジン。
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イェジンとの会話の中で、スンチャンは生まれたときからここに住んでいることを告げる。
そして、今、ジュンモが住んでいる家は元々イェジンの家だったこと、ジュンモの家になった経緯などをイェジンから聞く。

イェジンはブランコを漕ぎながら、ある日の出来事を思い出す。
それはイェジンの家がジュンモの家になると決まり、イェジンがブランコに座って泣いているシーン。

2人は高校生ぐらいかな。

泣いているイェジンを小学生たちが冷やかしに来る。
ジュンモは子どもたちを追い払うと、そっとイェジンの前に立ち、頭を優しく抱き寄せてくれた。
驚くイェジンに「嫌なら泣き止め」と言うジュンモ。
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そんなエピソードを懐かしく思い出し、スンチャンに話したイェジン。
スンチャンは「誰かに話したいのに話し相手がいないときは、僕に話してください」と再びイェジンに言う。
「頼りになるわ」と頭をなでてくれるイェジン。
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電話が鳴り、スンチャンは慌てて社に戻っていった。

一度引き返してきて、イェジンに一礼してました。
イェジンと一緒にいるだけで嬉しくてたまらないのが丸わかりのスンチャンです。
あのにやけ顔、見てる私が笑っちゃう(笑)

ちなみに、イェジンも携帯電話の「コツン」を「ペク・スンチャン」と修正してました。
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マネージャーがシンディとスケジュール確認をしている。
ランチを取る暇もないほどのハードスケジュール。
特番のPDがイェジンであること、特番にはいろいろな番組のPDが入ることを知ったシンディは、「1泊2日のPDも来るの?」とちょっぴりはにかみながら質問する。
ところが、マネージャーは「傘のPD」がまた余計なことをするかと気にしているのかと勘違いし、「彼は来させないように言っておく」と言い出した。
真意が伝わらず、イライラするシンディ。

いつもピントがずれている残念なマネージャーです。
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1万ウォンをかけて「1泊2日」の初回放送の視聴率を予想するスタッフたち。
そうであればという願いを込めて、高視聴率を予想する人が多い中、スンチャンは6.8%とかなり低い数字を予想。
統計的に分析した結果、生み出した数字だった。
が、ジュンモは自信ありげな表情で「いい予感がする」と言う。
そのセリフを聞き、頭を抱えるスタッフたちだった。

ジュンモの予想は見事なほど真逆な結果を生むことで有名なのだそうです。
イ・スンギのことは演技やバラエティーは無理だから歌手に専念すべきだと言い、
missAの写真を見て、スジだけ外した方がいいと言い、NORAZOのことは韓流スターになれると断言してました(笑)

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家族で「1泊2日」を見るスンチャン。
家族の反応はイマイチで、面白がって見ている様子はない。
そうこうしているうちにスンチャンが画面に映る。
転びそうになったシンディを抱き留めたり、靴紐を結んでやったりするシーンだった。
見れば、下着同然の格好で踊っていた子ではないか!
母が「大事な息子に何てことを!」と激怒する。
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シンディは1人でスマホからテレビを見ていた。

楽しそうに笑っています。

ジュンモとイェジンも笑いながら見ていた。
が、慶尚北道であるはずの高霊が、誤って慶尚南道と大きくクレジットされてしまうという放送事故が!
大慌てで確認の電話をかけるジュンモ。

そこへジュンモの母からイェジンに電話が入る。
検事とのお見合いはしなかったのだと知るイェジン。
母は、再度セッティングをするので、行くようにジュンモを説得してほしいとイェジンに頼んできた。
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少なくても3回はチェックしたはずなのに、なぜ気づかなかったのかと落ち込むジュンモを必死で慰め、励ますイェジン。
2人は春風に当たりながら、お酒を飲むことにした。

イェジンが「例の検事の女性とは……」と切り出すと、ジュンモは「会ったよ」と答えた。
「また会うの?」と聞くと、「もちろん」とジュンモ。
イェジンはジュンモの顔を両手でつかみ、しっかりと見つめながら「お見合いしたのかもう一度言ってみて」と聞く。
「したよ」
「また会うの?」
「もちろん」

ジュンモの目が自分を見ないことに気づくイェジン。
ジュンモは嘘を言っているのだ。

手を離し、お酒を1口飲んだあと、イェジンは静かにつぶやいた。
「あなたも聞いたのね」と。

「私につきまとわれそうだから、お見合い相手と順調だと嘘をつくの?」
「違うんだって」
「じゃあ、何?」

ジュンモはあれは事故だった。
気まずくなると思ったから黙っていたのだと答えた。
今の関係がいいだろう?

「あなたに後始末させちゃって悪かったわ。私が後始末するから」
イェジンはそう言って席を立ったあと、再び戻ってくる。

「確かにあれは事故だったわ。本音なわけないでしょう。でも、不思議なことに、誰かに振られたときよりも深く傷ついたわ」

部屋に入ってしまったイェジンを追いかけ、ノックしようとするができないジュンモ。
大きくため息をついた。
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視聴率が貼り出される。
「1泊2日」の数字は6.8%。
スンチャンの予想がずばり的中した。
当たったからと言って喜べるような状況ではない。

ジュンモとキムPDが局長に呼び出され、テロップの間違えと低視聴率について大目玉を食らう。
しかも、間違えた高霊は社長の故郷。
ジュンモはなぜこんなミスが起きたのか経緯書を書かされた。

担当PDが”よりによって”その場面で居眠りをし、担当作家が”よりによって”その場面でコーヒーを受け取り、交換されないままの電灯が、”よりによって”その場面で点滅したのだと書いていました。
そう、”よりによって”が3回続くと、事故が起きるんです(笑)

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事故は後始末が大事。
帰宅するイェジンの後ろ姿を見ながら、「俺はどうすればいいんだ」とジュンモはつぶやいていた。
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前を歩くイェジンを見つけ、嬉しそうに駆け寄るスンチャン。

嬉しさ全開です(笑)

スンチャンはイェジンに焼肉をごちそうする。
ジュンモがあの日のことを覚えていたことを伝えるイェジン。
「知ってた?」と聞かれ、「すみません」と謝るスンチャン。

スンチャンは「ジュンモ先輩のどこが好きなんですか?」と聞く。
「よく分からないわ。好きな理由なんて説明できない」と答えるイェジン。
逆に、「ヘジュのどこが好き?」と聞かれ、スンチャンは「かわいい」という言葉を連発した。
イェジンは「あなたも男なのね」と笑いつつ、「でも、ジュンモにとって私は気楽な友達。かわいいとは思わないみたい」と寂しそうにつぶやいた。
すかさず「先輩もかわいいです」とスンチャン。
「口が上手くなったわね」と言い、ご褒美に野菜でくるんだお肉を食べさせてくれた。

にやにやが止まらないスンチャンです(笑)
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帰宅が遅いイェジンを心配するジュンモ。
ようやく帰宅したと思ったら、イェジンではなくイェジュンだった。

イェジュンが、姉から賃貸の部屋を探せというメッセージが来たことをジュンモに伝える。
イェジュンは「女はずる賢い。男にトスをする」と言い、姉が自分を通して「怒って家を出る気だけど、引き留めないの?」とジュンモにアピールしているのだと説明した。

女心がよく分かる弟ですね。
拍手(笑)!

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余計にイェジンが気になり、家の中をうろうろするジュンモ。
ふと外を見ると、イェジンはスンチャンと楽しそうにおしゃべりしながら歩いている。

帰宅したイェジンにジュンモは「賃貸とはどういうことだ?」と切り出し、「気まずい」という言葉を巡って口論になってしまう。

「ここにいても気まずいのは同じよ」
そう言ったイェジンに「確かにそうだな。それなら好きにしろ」と言ってしまったジュンモ。

すぐに謝ろうとイェジンの部屋に行くが、そこにイェジンの姿はなかった。
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会社に泊まったイェジン。
出社したダジョンがソファで眠るイェジンを見つけ、「何かかけた方が」と言う。

優しいところもあるんだ!と感動したのも束の間、ダジョンはタオルをイェジンの頭にかぶせたんですね。
寒いから何かかけた方が、ではなく、見苦しいから隠した方が、という意味だったようです。
ヾ(*>∀<)ノ゙キャハハッ

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今日は特番の日。
スンチャンはスタンバイ担当になる。
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駐車場にシンディが到着。
シンディを見つけたイ・スンギが声をかけてくる。

スンギくんは好青年のイメージを死守するため、出演者ばかりかスタッフ、一般人にももれなく気を配り、明るく声をかけたり、仕事を手伝ったりと大忙しです。
シンディがそんなキャラを演じ続けるスンギくんをあきれ顔で見てました。

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メイクを終えたシンディは、気が強そうなメイクが気に入らない。
今日はもっとラブリーで優しそうなメイクにしてほしいとメイクさんに注文する。

スンチャンの前ではかわいく見せたいんですね。

普通ならリハーサルの前にPDが来て説明するはずなのに誰も来ない。
聞けば、マネージャーが「ゆっくり休めるよう誰も来なくていいと言っておいた」とどや顔。
シンディの乙女心がまるで分からないマネージャーをにらみつけるシンディだった。
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イェジンが説明に来たが、シンディは「動線をチェックしたいだけだから、新人のPDでも構いませんよ」と言う。
思惑通り、スンチャンが説明することになる。
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シンディの楽屋を出ると、誰かがイェジンに抱きついてきた。
イ・スンギだった。
2人はとても親しそうで、そのまま肩を寄せ合いながらコーヒーを飲みに行く。
寂しそうに2人の後ろ姿を見送るスンチャン。

そんなスンチャンにシンディが後ろから声をかけると、スンチャンは驚き、それを見てシンディがおかしそうに笑う。

マネージャーは明るく笑うシンディを見て心底驚いていました。
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マイクの送信機をシンディの腰につけるスンチャン。
体が密着し、ドキドキしているシンディ。

さらに「ちょっとだけ失礼します」と言い、スンチャンがシンディの髪の毛に触れ、外れたマイクフックを耳にかけてやる。

見ているだけでシンディのドキドキが伝わってくるようなシーンです。
シンディはスカートをぎゅっとつかんでました。
普段はギスギスしてるけど、自分を守るための鎧なんだね、きっと。
本当はピュアな女の子なのかも。

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リフトのリハーサル。
スンチャンが手を差し伸べ、シンディがその手をつかむ。
「ここで待機を」と言うスンチャン。
手は握ったまま。

リフトが動き、がたがたと揺れる。
思わず両手でシンディの両腕にしがみつくスンチャン。

ドキドキのシンディです。

怖がっていることをシンディに指摘されると、スンチャンは怖がっていないと強がってみせ、慌ててシンディから手を離した。
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ステージ上ではスライディングステージが動き出した。
イェジンがリハーサルを始めると声をかけるが、イヤホンで音楽を聴いているシンディの耳には届かない。

見ると、ステージはシンディのすぐ近くまで迫っていた。
イェジンが走り寄り、シンディを突き飛ばす。
そのままイェジンはステージに跳ね上げられ、ケガをしてしまった。
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イェジンが事故で病院に運ばれたことを知り、走って走って汗だくになりながら病院に駆けつけたスンチャン。
案内されたベッドのカーテンを開けると、そこにいたのはイェジンではなく、シンディだった。

イェジンに突き飛ばされたシンディは、タイミング悪くリフトの穴に落ち、足を負傷してしまったのだ。
一方のイェジンは軽傷で済んだ。

イェジンが無事だったので、嬉しくてたまらないスンチャンです。
順番が回ってこないと悪態をつく姿を見ながら、にやにや顔でした。

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ジュンモもイェジンの事故を知り、出張先から慌ててソウルへと戻る。

一報を受けて、すっ飛んでいったジュンモです。
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イェジンとスンチャンがシンディの病室へ。
イェジンは助けたい一心で押しただけだと謝る。
シンディはイェジンを責めることなく「おかげで休めました」と言ってくれた。

実際、殺人的なスケジュールが続いていたので、こんなことでもなければ休むこともできなかったんでしょうね。
神様がくれたプレゼント。

が、そこへピョン社長が登場。
まずは、マネージャーをビンタし罵る。
私の不注意だとかばうシンディ。

ピョン社長は今日明日のスケジュールはどうにかキャンセルできたが、あさっての日本行きはキャンセルができないとシンディに説明する。
病院側は少なくともあと4日は入院が必要だと言っているのに。
イェジンとスンチャンがそれは違法行為だと訴える。
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病室を出ると、数人のファンが事情を聞こうと待っていた。
イェジンはスンチャンの手を握りしめ、ファンたちの間を足早に通り過ぎる。
イェジンに手を引かれ、嬉しさ丸出しのスンチャン(笑)
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病院を出ると、渋滞にイライラしながらようやくたどり着いたジュンモに遭遇。
ジュンモはあれほどイェジンを心配していたくせに、イェジンを気遣う言葉をかけることなく、シンディを心配し、シンディにけがをさせたイェジンを責めた。

「あなたの番組の出演者にけがさせたのも、あなたに気まずい思いをさせたのも、すべて私が悪いのよ」

寂しそうにジュンモの前から立ち去ったイェジンは、堪えきれずベンチに座って泣き出した。
声を上げて泣くイェジンを見つけたスンチャンが、ハンカチを差し出す。

「私が事故を起こすたびにそばにいるのね」
イェジンはハンカチで涙を抑えるが、涙は後から後から溢れてくる。

「もう行って。今日は1人にさせて。ごめんね」とイェジン。

スンチャンが「先輩、謝らせてください」と切り出した。
スンチャンを見上げて「どうして」と聞くイェジンに、スンチャンは「僕も事故を起こしそうだから」と答えた。

イェジンにそっと近づくスンチャン。
スンチャンが泣いているイェジンの頭を抱き寄せた。
そう、その昔ブランコでジュンモがやってくれたのと同じように……。

何度見ても泣いちゃうステキなシーンです。

で、本日のおまけ~↓↓↓

イ・スンギがイェジンに抱きついて再会を喜び合ったシーン。
抱き合ったり、手を握ったり、やたら親しそうな2人を面白くなさそうに見ていたスンチャンが、スンギの楽屋前で何やらごそごそ。
「イ・スンギ様」の「様」の字をマジックで消していた。

「してやったり」の悪い顔をするスンチャンに爆笑でした~。

第6話の感想

スンチャンのイェジンへの気持ちがめちゃめちゃ分かりやすくなってきました。
自分でも気づいてるのかな。

シンディのスンチャンへの思いも本物みたいですね。
最初は「その方が世間にいい子だと思われる」的な計算かと思ってましたが、どうやらそうではないみたい。
乙女な部分が見え隠れして、憎たらしさマックスだったシンディがちょっぴりかわいく見えてきました。

それにしても、イ・スンギくんに爆笑。
「最高の愛」のときも本人役で出演し、好青年キャラを「演じて」ましたよね。
いやいや。
本当のスンギくんはそんな人じゃないと信じてますが(笑)

そうそう。
ブランコで泣く高校生のイェジンがハ・スンリちゃんでした。
この前も書いたけど、彼女も「2度目の二十歳(2015)」に出てたんですよね。
チェ・ジウさんの高校時代役で。
ちなみに、彼女、「ガラスの靴(2002)」でキム・ヒョンジュさんの子ども時代を演じてた子役ちゃんなんですよね。
いやー。
大人になったもんだわ。

さて。
スンチャンに抱き寄せられたイェジンはどんな気持ちになったのでしょう。
ま、とりあえず怒るよね、きっと(笑)
でも、トキメキも感じるよね、恐らく。

推測してないで、続きを見ます!
ではでは。
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「プロデューサー」あらすじ&感想 一覧
第5話
第7話
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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